【2019年7月乗車記と乗り歩き/初めて乗ったE6系/秋田新幹線こまち9号大曲→秋田】行ったぜ、東北。⑮

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2019年7月乗車記と乗り歩き。秋田新幹線のE6系に初めて乗る!大曲→秋田間のみ。その前にきっぷをとんでもない変更をした!「無垢」な印象がするE6系は、車内では「秋田」を強調する車内。東北新幹線の系統では非常に座り心地・乗り心地の良い車両!大曲→秋田の奥羽本線は線路の関係が複雑だが、どうなっているのだろうか?

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【日付】2019年7月14日(日)

【列車番号】3009D(こまち9号)

【時刻】大曲12:31→秋田13:02

【車両】E6系のZ23編成、15号車のE627-23

もくじ

★2019年7月乗車記と乗り歩き。リゾートしらかみの指定席券→秋田新幹線こまちの指定席券に変更🙄

2019年7月乗車記と乗り歩き。秋田新幹線はもちろん全区間乗った事がある。でもそれはE3系だった時代。E6系が入ってから5年経ったが1度も乗った事がない😫

横手→秋田を奥羽本線の普通列車に乗っても良かったけど、E6系は未乗車だったので、”課金”してまででも大曲→秋田の1駅間だけ乗ってみた😆

↑リゾートしらかみの指定席券。全く同じ列車😅どちらか1枚を行使(使用)して、もう1枚は放流(払い戻しか変更)する🤔

これを釜石線の「快速はまゆり」の車内であ~でもない、こ~でもないと散々迷った挙句、ようやく決まった!😆

しかし、普通に払い戻してしまうと、指定席券の料金が520円に対して、払い戻し料金は320円。200円しか戻ってこない。これを有効に使える方法がないか?と考えた時に出てくるのは「変更」である😆「乗変」と言うマークが付いていない限り変更は可能。指定席券の性質上、自由席や立席特急券への変更は出来ない😩

指定席券は別列車の指定席券への変更が原則だ。そこで考えたのは大曲→秋田の「こまち」指定席特急券。1駅だけならば、立席特急券の方が安上がりで、普通はそれで乗るが、それに変更する事は出来ない。そこで割高な指定席券へ変更するしかなかった😒その値段1,700円。これが特定特急券でも1,180円となぜか高い値段だ🤑

↑大曲駅前。駅舎は新しくデザイン重視?に🤔駅前には

「秋田新幹線の防災対策トンネルの整備を!」

とある。これは赤渕(新幹線は止まらない)~田沢湖にかけては、周辺道路から大幅に離れた人の気配も全くない超秘境地帯を走る😖単線区間である事、線形が悪い事、勾配もある事、事故や災害が起こると救出や復旧が困難になるため、課題となっている区間だ🤔速度向上と安全性強化のために、約15キロの直線的なトンネルを掘ろうと言う計画がある🤔

JR東日本と秋田県側は積極的だが、岩手県側は費用対効果の面から難色を示す。仮にこのトンネルが出来た所で、時間短縮は7分程度で、極端に速くなるわけではない。2018年に協議会が発足したばかりで、今後財源的な裏付けや工事があるため、まだ10年以上先の話である😫

★2019年7月乗車記と乗り歩き。大曲駅は秋田新幹線専用ホームから発車

2019年7月乗車記と乗り歩き。↑在来線との乗り換え改札口。大曲駅は移動距離が長い駅だ。正規の改札口は1つのみ。改札内に入って左に曲がる。順路に従って長い通路を進むと、ようやく見えてくるのが乗り換え改札口。ここでは乗車券+新幹線特急券を改札機に投入しないといけない😵

↑これが新幹線ホーム。左側の線路も標準軌(新幹線と同じレール幅)になっているが、こちらは在来線の田沢湖線が使う線路。明らかにレールの幅が奥羽本線の狭軌よりも大きい事がわかる😆

新幹線ホームは1面2線の島型で、11(東京方面)・12番(秋田方面)のりばを使う。大曲駅は行き止まり式の構造。線路の配線の都合でそうなったと言う。そのため、大曲~秋田の1区間に限り進行方向とは逆向きに進む。全国の新幹線で唯一あるスイッチバックである🤩

「Z」の停止位置目標が光る。運転士はこれを目標に列車を停止させないといけない。これから少しでもズレるとオーバーラン等の事故の原因になる。「Z」とはE6系の編成記号。E6系は7両編成であるが、先代のE3系は6両編成であったため、単に両数を示す「6」であった。

E6系では先頭部分の形状が細長いため、仮に同じ両数だったとしても、そうではないE3系とは運転士から見た停止位置が変わってきてしまうのだ。これは東北新幹線のE5系でも言えることで、こちらの停止位置目標は「U」(これも編成記号)である。

★「無垢」なE6系😆

↑E6系は「無垢」な印象が強烈。新幹線では珍しく女性らしさを感じる車両だ🥰そうなってしまうのも、車体側面がとにかく白いからだ😆

★東北新幹線の系統では非常に座り心地が良い!しっかりし過ぎた座席のE6系😆

↑ガラガラの指定席😅わざわざ指定席を買ったのがバカバカしくなってきた😫

まずデッキからド肝を抜かれる!客室との仕切りドアには「稲」の絵。言うまでもなく、秋田県はコメの産地で、「秋田に行く列車なので、とことん秋田をテーマにした車内」にしている事が特徴だ。座席は黄金色。これも言うまでもなく、収穫期の稲(コメ)で、車内一面に広がる田んぼと面白い発想だ🤩

在来線である田沢湖線や奥羽本線を走行する関係で、車体の寸法は在来線に合わせてある。秋田・山形新幹線が「ミニ新幹線」と称するのはこの事で、軌間は同じでも車体そのものが大きいE5系等のフル規格の車両は、構造物(トンネル、鉄橋、ホーム等)に接触する可能性があって危険なため、入線する事が出来ない。そのため、E6系は車体の寸法が「在来線規格」のため、普通車であっても2列×2列の座席が原則だ。

着席すると、非常にしっかりとした座席!ホールド感も高すぎる!東北新幹線の系統では、E2系は話にならないほど悪くて、E5系は微妙、E6系は非常に良い座席。今度からE5系とE6系を連結した列車に乗る際には、E6系の方を積極的に選びたいと思った😫

★複雑な線路関係をした大曲~秋田

これはブログで書かなくても、調べれば簡単にわかる有名な事をあえて書こう。大曲~秋田の正式名称「奥羽本線」は複線である。しかし、新庄・横手方面からの列車は狭軌(線路の幅が狭い事。1067mmでJR在来線標準)に対して、田沢湖線方面からの列車は標準軌(線路の幅が広い事。1435mmで新幹線標準。世界的にはこれが標準で、京急、近鉄等の一部私鉄でも採用されている大きさ)の両方を用意しないといけない。

そのため、元々複線だった線路の片側を狭軌専用、もう片側を標準軌専用に改めたのだ。秋田行きの場合、進行方向左側が狭軌、右側が標準軌となる。実質的には単線運転である。この事を「単線並列」と言う😲

もちろん途中で列車交換出来る駅なども必要で、新幹線は営業上大曲~秋田は無停車のため、神宮寺~峰吉川間のみ狭軌側にも外側にもう1本線路を設けている。これを「三線軌条」と言う。新幹線同士の列車交換は片側の列車が三線軌条側に入線して、本来の新幹線線路に反対側の新幹線がやって来る事で、新幹線同士の列車交換が実現。この時はそういう事はなかったが、秋田新幹線の中で「?」が多い区間だったりする。線路の規格的には面白い区間でもあるので、別の機会に乗車記と乗り歩きでじっくりと線路の作りや配線等を見てみたいものである。

↑秋田駅も新幹線専用ホーム。基本的なダイヤでは、なるべく大曲までの間で列車交換させないようにしている?らしく、13:06発東京行き「こまち24号」が到着を待って、足早に発車して行った😅

16回目に続く(下記リンクをクリック。10月11日から公開)

【2019年7月乗車記と乗り歩き/キハ48形くまげら編成リゾートしらかみ/指定席券と駅弁の事前購入を!秋田駅編】行ったぜ、東北。⑯

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ご覧くださいまして、ありがとうございます。 当ブログは鉄道・バス・ヒコーキ・船について、読者の皆様が”乗りたくなる”公共交通機関の魅力をお伝えします。 実際に私が乗った時・撮った時の感想などについて「乗車記」「撮影記」として、各地の秘境駅や注目の鉄道駅に直接訪問し現地で知り得た事を「現地調査」として、”他所よりも詳しく”、鉄道系YouTuberに負けぬほどの勢い・情報量・知識・感動体験を当ブログでお伝えします。 私はJR全路線全区間乗車(JR完乗)済みで、鉄道友の会の正会員(一応某支部の幹部・撮影会などの行事についても詳しくお伝えします)です。当ブログのフォロー(ブックマーク)は誰からも大歓迎です。

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