【2021年9月乗車記/681系特急しらさぎ1号米原→福井/名列車の証「列車番号1」】北陸乗り鉄大作戦⑤

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2021年9月乗車記。北陸乗り鉄大作戦。東海道新幹線米原駅から681系特急しらさぎ1号に福井駅まで乗る。名古屋からやって来た列車で米原駅で方向転換する。車内は落ち着いた雰囲気でホッとする。名列車の証「列車番号1」北陸特急の代表格なのにノンビリと走る?北陸トンネルを抜けると建設中の北陸新幹線も見えてきた

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【乗車日】2021年9月20日(月・敬老の日)

【列車番号】1М(特急しらさぎ1号・金沢行き)

【時刻】米原8:57→福井10:00

【停車駅】敦賀、武生、鯖江、福井(乗車区間のみ記載)

【車両】681系6両・サハ680-6(W08編成、2号車指定席の進行方向右側12番D席)

もくじ

★2021年9月乗車記。名列車の証「列車番号1」681系特急しらさぎ1号に乗る😆北陸新幹線開業後敦賀駅で強制乗り換えになるとノンビリと乗れなくなる?😭

↑2021年9月乗車記。北陸乗り鉄大作戦をする上で、東海道新幹線とセットで特急しらさぎor特急サンダーバードのいずれかに乗る可能性が高くなる😆JR東海の爆弾きっぷ💣「北陸観光フリーきっぷ」では京都駅から特急サンダーバードに乗る事は出来ない😫従って米原駅から強制的に特急しらさぎ乗り換えへ誘導される😥

【米原駅から特急しらさぎ1号に乗る😆】

↑東海道新幹線の米原駅にある在来線との乗り換え改札口を通る。ここまでがJR東海の管轄で、以後の在来線側はJR西日本の管轄となる。道路標識のカントリーサインのような「ここからJR西日本」みたいな表示は一切ない😫細かい事を言うと施設のどこまでがJR東海の資産で、どこからがJR西日本の資産になるのか?よくわからない。「JR会社境界」を意識して利用するのはせいぜい鉄道ファンくらいで、大多数の一般客は「同じJRでしょ?🤔」程度の認識が世間一般的な感覚なのである😅新幹線側と在来線側では掲示物のデザインや内容、案内サインのデザインが異なるので、「別物」という事程度は一般客でもおわかりになろう🙄

北陸特急の「しらさぎ」は5・6番のりばから発車する事が多い。米原駅のホーム天井はなぜか高く、下から見上げる格好で発車案内装置で時刻と行き先を確認する😅

↑8時46分発の長浜行き137Мが先に発車。時刻表によれば米原~長浜間の区間運転のようだが車両は521系の2両😅223系・225系8両で運用する事が多いというのが個人的なイメージ🙄長浜で折り返して新快速として大阪方面に向かうパターンでは無いらしい🙄

↑米原駅の5番のりばには特急しらさぎの乗車位置表示が天井からぶら下がっている😆なんだか懐かしい感じもしたが、米原は雪国⛄なのでホームの足元にペイントしたら冬場は雪で隠れてしまう⛄名古屋・金沢方面に向かって1号車、2号車で大阪方面が6号車(または9号車)となる😲特急しらさぎで”ややこしい”のが乗車位置表示。名古屋→米原に向かう列車は先頭が6号車になる。米原駅で方向転換して米原→福井→金沢に向かう列車は逆に先頭が1号車になる。そのため米原駅を通り過ぎて特急しらさぎに乗車を続ける場合、進行方向が逆転しまうため座席を反対側に回転させる事が必須となる

↑名古屋からの特急しらさぎ1号が到着😆写真は6号車だがこれは米原までが先頭。車内の通り抜けが出来る構造で、利用が多い日は米原駅で3両増結を行い、米原~金沢間は9両運転となる事もある😆増結車両は1両(7号車)が自由席、2両(8・9号車)が指定席となる。

↑1号車は米原→金沢間が先頭に立つ😆681系と言ったらこの姿😆どう見ても車内通り抜けは出来ないため、増結車両は必ず6号車の後ろ方(つまり大阪方面側)に付く😲その1号車はグリーン車指定席😆「北陸観光フリーきっぷ」でグリーン車に乗りたい場合は、乗車券として有効で、特急券とグリーン券は追加料金を支払う事になる🤑

↑種別幕と行き先幕。223系でもお馴染みの形で、「しらさぎ」と言う列車名は幕式、「金沢」と言う行き先名はオレンジのLED表示😆これが「サンダーバード」だと色付きだが「しらさぎ」は黒い背景に白い字😥これは他社(JR東海)に乗り入れるため無難の色合いにしているかと思われる😥かつてあった特急はくたかも同様であった😫

681系特急しらさぎは元を辿れば特急はくたかとして2015年まで使われてきた。北陸新幹線金沢開業で特急はくたかは廃止。余った車両は特急しらさぎに転用。2015年まで使ってきた683系2000番台は車両を改造した上で289系に改名し和歌山・北近畿方面の特急に転用された😅つまり2021年時点で乗る特急しらさぎは、元特急はくたかの車両なのだ🤩

【名列車の証「列車番号1」😆北陸特急の代表格なのに意外とノンビリ走る?🙄】

↑久しぶりに乗った681系😆JR西日本の特急車両は暖色系の温かみある雰囲気になっており、車内に入った瞬間気持ちが落ち着く😌ホッとした感じもする車内だ😌

特急車内と言えば①シンプル②派手③落ち着いた雰囲気に分かれる。②だとどうも落ち着かず心理的にゆっくりと休んでいられないという点がある。一方で①は「いつもの特急」と言った感じで使い勝手も良く親近感もあるが、慣れてくると大きな変化が無いので”つまらないもの”と思ってしまう😫③は①と②の中間を取ったようなもので悪く言えば「可もなく不可もなし」😅基本的には遊びの手段ではなく移動の手段なので、心身ともに休まる事が出来る空間だと思う😆

↑車内の座席はほとんど向きが変わっていた😌米原駅での停車時間は8時49分~8時57分までの8分間(この日は約3分遅れで到着)あるので、それを行うのは十分可能だ😆だが一部は座席の向きが変わっていない😅向かい合わせになる場所の座席を記録(撮影)する😆

↑向かい合わせになっていない座席。つまり米原駅停車中に向きを変えた事を意味する😅

681系は1995年製で既に26年が経過する😲この当時は車内で携帯電話・パソコンを操作して暇をつぶすなんて言う事は想定していなかったので、当然ながら電源コンセントは未搭載😫改造で設置しようと思えば構造的には可能と思われるが、2024年春に北陸新幹線が敦賀駅まで開業すると特急しらさぎは大幅な規模縮小が予想される😰どんなに長くても名古屋~敦賀間で運行全区間が直流電化となるため、必ずしも交直流電車を必要としない😱そうなればJR東海も車両を出すと言った話にもなるだろう。その時には車齢が30年近くになるので、北陸の厳しい風雪⛄に耐えた車両はそろそろ引退させた方が幸せなのかもしれない😭

米原駅を発車する😆いわゆる「サンダーバードチャイム」は健在で「北陸ロマン」にはなっていなかった😫これも他社への乗り入れのためで、あまりにもJR西日本の独自色を出し過ぎるとJR東海(他社)が嫌がるので配慮したに違いない。個人的にはガッカリである😞

少ししてJR西日本の車掌が車内に現れる。もはやお客1人1人に「もしもし」と声をかけてきっぷの確認は指定席ではやらない。正しい座席に座っていれば通り過ぎて終わりだ。これはIT技術が進歩した事、車掌業務の省力化、COVID-19の対策等「今の時代に合った対応」と言える。車内で「もしもし」と声をかけられるのは、自由席に乗った時か発売されていない指定席に着席した場合に限る😅北陸特急でも検札をしない事は当たり前になったし、チケットレス特急券さえも発売されているご時世だ😲

↑高月~木ノ本

特急しらさぎ1号はノンビリと走る😌「特急なのにこんなに遅いのかい😥」と思ってスマホアプリで速度計測をすると110km/hは軽く出ていた😲どうやら最近は普通列車ばかりにしか乗っていないため、同じ区間の車窓であっても特急車両とは見え方が異なる事に気付く😲

特急しらさぎ1号は「列車番号1」を名乗る😏正式には「1М」である😆その路線・地域を代表する列車だけに与えられる番号で、2021年12月現在で存在する「列車番号1」は他に、「北斗1号」(1D、函館→札幌)、「ひたち1号」(1М、品川→いわき)、「あずさ1号」(1М、新宿→松本)、「のぞみ1号」(1A、東京→博多)、「はまかぜ1号」(1D、大阪→浜坂)、「しおかぜ1号」(1М、岡山→松山)である😲こう言った”名列車”に特急しらさぎ1号は肩を並べる😆本音は金沢までの乗りたい所であるが、以後の予定の関係で福井までとなった😥それでも多少の区間でも良いので乗れる事は嬉しい😆

↑「サハ680-6」の番号プレートも独特の書体😆特急しらさぎをはじめとした北陸特急の利用を促すため、北陸地区から名古屋・東京への往復割引きっぷを発売する宣伝も😆

↑滋賀県から福井県に入る。駅間で言うと余呉~近江塩津~新疋田間であるがトンネルが連続する😅トンネル走行中の681系の車内はさらに温かみのある区間になる😆

【特急しらさぎでも通り抜けるのに約7分かかる北陸トンネル😅】

↑敦賀駅に9時25分の到着😌この先は下車するお客が多くなるのも北陸特急の特徴😅乗車が皆無と言うわけではないが、新幹線と接続する名古屋や米原と比べれば絶対数が減る。それでも2号車の指定席には2人のお客が乗ってきた😌敦賀~金沢間だと特急サンダーバードも加わるため乗車機会も増える😆特急しらさぎの停車駅は基本的に固定されており、敦賀から先は武生、鯖江、福井と10~20分おきに新たな停車駅を迎える。

敦賀駅を発車すると北陸トンネルに入る。車掌からの放送で🤔

この先は北陸トンネルに入ります。スマートフォン等の一部携帯電話は電波が通じないため使えなくなる場合があります。ご了承ください

敦賀駅発車直後の放送

9時28分に北陸トンネルに突入😆「車窓が無い区間」である😒この状態が9時35分まで約7分展開される😒この間ロングレール特有の音が聴こえてくる以外延々とトンネルの中を進む。スマホの電波も圏外になり使えなくなる😰特急しらさぎは130km/h近くで走ると思うがそれでも約13,8キロあるトンネルを抜けるのに7分もかかる事が長さを物語る😰

↑北陸トンネルを抜けて南今庄駅は気付かず次の今庄駅は広い構内😆除雪用の車両が止まっていた😆

【特急しらさぎの車窓から北陸新幹線の線路が見える😆将来的には敦賀駅での強制乗り換えでノンビリ乗れなくなる😭】

↑南条~王子保

北陸新幹線の高架橋が所々に見える😆ここに新幹線が通るようになれば、特急しらさぎはお役御免😭681系や683系と言った特急車両は敦賀~金沢間の今の北陸本線を通らない計画だ😰特急しらさぎが日常的に同区間を走るのも残り2年弱となったのが信じられないのが個人的な感想だ😞

↑鯖江駅。何ともの静かな雰囲気の駅だ。鯖江と言えば眼鏡の産地で車窓から見える看板も眼鏡に関連したものが多い😆

↑鯖江~北鯖江

↑大土呂~越前花堂

北陸本線の車窓を見ていると北陸新幹線の線路を見かける機会が増えてきた😆特急しらさぎも十分速い列車だが、それよりもさらに速い新幹線に取って代わられるのもカウントダウン状態となったのは、乗り鉄的には寂しい感じもする😭2015年以前は北陸本線の金沢~直江津間でよく乗ったものであるが、それが2021年の今は米原~福井~金沢間に舞台を変えている事に我ながら気づいた😅

↑まもなく福井に到着する😆681系のドアの位置は特殊で、1号車は後ろ側、2号車と6号車は前側と変則的😩具体的なドアの位置の案内は車掌から行われるが、特急しらさぎの681系は必ずしも各車両前後にドアがあるとは限らないのだ。

↑福井駅に到着😆北陸特急は福井駅、敦賀駅で運転士交代を行う事が多い😌一方で車掌は全区間乗務が基本だ😅

福井駅のホームの段差が低い事もあってか?🤔681系特急しらさぎが大きく見えた😆

米原駅で東海道新幹線を降りて特急しらさぎに乗る乗車記を書いて思ったのが、米原から福井・金沢間へ乗り換えなしで行けるのは残り2年弱という事😰北陸新幹線の敦賀開業で同駅で強制乗り換えと言う現実が来るのは目の前に迫る😰米原~福井・金沢への所要時間は短縮となるが、敦賀駅での乗り換えのバリアは負担以外何者でもない😩しかも米原~敦賀、敦賀~福井だと列車1本辺りの乗車時間も短いため「車内でノンビリと一眠り😪」という事も出来なくなる😭

米原~福井は約99キロ、特急しらさぎで約1時間とかなり速い😆敦賀乗り換えの新幹線になればさらに10分程度(乗り換え時間も含み)速くなるのだろうが、北陸の入口的な列車である特急しらさぎに快適にノンビリと乗っていられなくなると残念と乗車記を書きながら思った😭

6回目に続く(下記リンクをクリック、12月27日公開)

【2021年9月現地調査/新幹線駅大絶賛工事中で大きく姿が変わる北陸本線福井駅】北陸乗り鉄大作戦⑥ (railway-topic-kh8000show.net)

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KH8000

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