【W33南比布駅(宗谷本線)/立地が良いのに利用者が少ない不思議な駅】北海道の駅を現地調査⑪

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W33南比布駅(宗谷本線)を現地調査する。旭川市から和寒町に向けて国道40号線を道なりに進む。比布町に入りちょっとした高架橋の真下に南比布駅がある。しかし看板等なくてわかりにくい。南比布駅近くに行っても駅として存在感がない。周囲は住宅等もあるので立地が良い。なのに利用が少ない。駅舎とは言えぬ待合室があるが足元は砂利だ。ホームは板切れ駅だが頑丈な作りをしている。そこに旭川行き朝一番列車320D(キハ40)がやって来た

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【日付】2020年9月24日(木)

【場所】W33南比布駅

【備考】2021年3月13日(土)に廃止になる駅

↑現地調査系動画配信者INTER URBAN6304氏の南比布駅現地調査の動画も参考にした。以下は私が南比布駅を現地調査した内容を書く😆 

もくじ

★W33南比布駅を現地調査😆国道沿い・住宅が多い・・・立地が良いのに利用者が少ない不思議な駅!頑丈な作りの板切れ駅😆

↑2020年9月24日(木)からはレンタカーを使い宗谷本線の駅を現地調査する😆2020年9月現在、宗谷本線には51の駅があるが列車本数が少ないため、多くの駅を列車を活用し乗り継ぎながら実施する事は不可能と言って良い😫時間や費用にも限りがあるので、宗谷本線級のローカル線になれば、レンタカー(クルマ)で現地調査(駅訪問)する事が現実的なやり方となる😅

旭川市を早朝6時に出発。JR北海道旭川支社の建物が見える駐車場からだ。道北の国鉄・JR線を管理していた組織であるが、今や路線の廃止が相次ぎかなり規模が小さくなってしまった😞2021年3月13日のダイヤ改正では、管理する駅の数も減らす事が決定した😭石北本線(北日ノ出、将軍山、東雲、生野)や函館本線(伊納)も含む旭川支社の多くの駅が含まれている😞

宗谷本線では、南比布、北比布、東六線、北剣淵、下士別、北星、南美深、紋穂内、豊清水、安牛、上幌延、徳満である😞いずれも1日当たりの乗車人数が1人以下で、国鉄時代に「仮乗降場」として開業し、JR発足後に「駅」に格上げとなった出自を持つものが多くを占める😲北海道で多い「板切れ駅」がこの中には多く含まれる😏

当ブログの宗谷本線現地調査記事では1駅毎に掲載する。廃止日を超えても掲載を続けるかもしれないが、この点はご容赦いただきたい。

【国道40号線を旭川市から和寒町方面へ😆】

詳しくは上記の動画を観ていただきたい。国道40号線を旭川市から和寒町に向かって道なりに進む。長いトンネルと比布川を越えて高架橋になる所が宗谷本線だ😆「南比布駅」という道路看板がない😫目印は道北バスと言う路線バスのバス停(ログハウス風の待合所)が唯一の目印だ😅ここを右に曲がり狭い道を通ると住宅が2軒。その先にあるのが南比布駅だ😆

【「駅舎」と言うよりは「待合室」の南比布駅😆】

↑南比布駅に到着😆しかし「南比布駅」という道路看板がない😫上記動画を観た上で行ったのでどのような場所にあるのかという事は把握していたが、これを観ずに行っていたら確実に南比布駅の存在に気づかず通過していたはずだ😫非常に存在感が薄い駅だ😫なんとなく線路があるのがわかる程度だ😰

↑一応駅舎とは言えぬ「待合室」があった🤩作りからして最近作られたようだ😆調べてみると2014年に旧待合室(駅舎)が老朽化により新しく更新されたとの事。この後ろにある高台は国道40号線だ😲

↑待合室の戸を開けてみる。木製の簡素な腰掛けがあるだけ😆足元は砂利🤩4~5人が入ってしまえばかなり”密”な状況になってしまう😫それにしても足元が砂利というのは何とも衝撃的😨この先の北比布駅も同様の作りで、風雨・風雪を避けるための建物として用意されたものと察する🤔当然北海道の駅の中には、そのような建物が駅も多くて、建物があるだけありがたいし、心強い🤩

↑待合室の中には時刻表、運賃表、JR北海道からの案内に加えて、駅ノートや新聞記事の切り抜きもある🤩少し時間があったので駅ノートに簡単に記しておく😆

【板切れホームでも頑丈な作り?の南比布駅😆】

↑宗谷本線の線路が直接見えてしまう南比布駅😆旭川方面を見ると田んぼの中を突っ切るような場所だ😆

↑南比布駅の出入口は直接線路のバラスト(敷石)を踏みながら木造のホームに入る。「板切れ駅」の典型的な作りをしている😆

↑南比布駅のホームは1両半分の長さ😆「板切れ駅」にしては長めだ😆稚内方面を見ると宗谷本線の線路の上に橋がある🙄これが国道40号線だ😲ここをクルマ通っていると、宗谷本線どころか南比布駅の存在すら気付かない😨にも関わらず周辺には住宅がそれなりにあるし、国道の交通量も多い😅それなのに利用者が少ない🙄この矛盾と不思議がたまらない😏

決して駅の立地場所が悪いわけではないと思う。住宅があれば地元の人が宗谷本線に乗ってもらうチャンスはいくらでもあるはずだ。「本数が少ないので使いにくい」等の理由は別としても、なぜ廃止に追い込まれるほど南比布駅の利用が低迷してしまったのか?🙄

私の感じ方であるが、南比布駅の存在感がない事が大きいと😫道路看板もないし、道路側から「南比布駅」と言う事を強調する看板もない。とにかく南比布駅の存在がわかりにくい😨下手すれば地元の人でさえも南比布駅と言う鉄道の乗り場がある事を知らぬ人が居るかもしれない勢いもした😱

↑それにしても南比布駅は「板切れ駅」の割には頑丈な作りだ😆かつて私が現地調査した北海道の駅には「今にも音を立てて崩れ落ちるのではないか😖」と言う所もあった。南比布駅はまるで対照的で頼もしい作りのホームだ😆「板切れホーム」を支えるかのように道路側には鉄の柱がある😆ホームの外にはなってしまうが、「みなみぴっぷ」と言う駅名標が設置されている😆これを見ただけでも頑丈な作りに見えてしまう😆

【旭川行き朝一番列車を南比布駅から見送る😆】

南比布駅7時08分発の旭川行きの朝一番列車320Dの時刻が近づいてきた😆それを見送る事にした😆

↑ゆっくりと近づいてきたキハ40-733以下3両も連結した旭川行き朝一番列車320D😆これは北海道の他の板切れ駅でも言えるが、ホームの直前でブレーキをかけてしまうと行き過ぎてしまう事があるため、かなり手前から減速して決まった場所にピタリと止めている😆

↑ドアが開いた😆先頭車両の前のドアだけだ😆ホームの長さは1両半分程度あるが、実際に車両が止まるのはホームの端よりも手前なので、実質的に車両がホームにかかるのは0,8両分といった所。残りの約2両は完全にホームからはみ出している。1分も止まる😲この間は車内から熱い視線を受ける😆どうやら南比布駅に人が居ること自体極めて珍しいようだ😇それでも1日約2人の利用があるようだ。

↑堂々の3両で南比布駅を発車する320D😆運行上はワンマンであるが、3両もあるため後方監視要員として車掌も乗っていた😆

南比布駅は立地の割には利用者が少ないという何とも不思議な駅であった😆2021年3月13日付けで廃止となってしまうのは非常に残念である😞

12回目に続く(1月15日公開、下記リンクをクリック)

【W34比布駅(宗谷本線)/ピップエレキバンと本当に提携!日高晤郎と樹木希林が夢の共演?!】北海道の駅を現地調査⑫

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