【2020年1月乗車記/運用は?磐越西線236Ⅾ新津→馬下】引退直前!新潟のキハ47に乗る

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2020年1月乗車記。JR東日本新潟支社管内にあるキハ40系・キハ47系は新型車両GV-E400系導入に伴い引退直前!どの列車がキハ40・キハ47なのか?運用を調べた所、磐越西線の236Dならば乗れることが判明!新津→馬下間で乗ってみた

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【乗車日】2020年1月2日(木)

【列車番号】236D(磐越西線会津若松行き)

【時刻】新津16:08→馬下(まおろし)16:40

【車両】キハ47-1516+キハ47-512(新ニツ=新津運輸区)

GV-E400系に乗った時の乗車記は下記をクリック

【2020年1月乗車記と乗り歩き/磐越西線2239D馬下→新津】新型車両!電気式気動車GV-E400系に乗る

もくじ

★2020年1月乗車記。どの列車がキハ47なのか?わからない🤔

2020年1月乗車記。JR東日本新潟支社は2019年8月19日から新型電気式気動車「GV-E400系」の運行を開始😆同支社管内に残る国鉄型のキハ40・キハ47系を置き換える目的のもので、2019年夏ごろからキハ40・キハ47の廃車が始まっている。一部は海外に輸出されている😆

JR東日本全体で見た時にも、国鉄の一般形気動車キハ40・キハ47(リゾートしらかみ等観光列車は除く)は新潟・秋田・青森地区に残るだけとなった😞2020年度にかけてこれら地区では新型のGV-E400系になる事が決まっており、最終的にはこの車両でJR世代のキハ110系も置き換える図式だろうから、250~300両程度が登場するとしている。JR東日本では「絶滅危惧種」で、対照的にJR西日本では今でもキハ40・キハ47は主力車両で、新車が登場する話は聞こえてこない🤩

新潟支社は2020年3月14日のダイヤ改正からも、新型のGV-E400系で運行する列車を増やす方針。当記事執筆時点(2020年8月)では、只見線からキハ40系列は全て引退した。福島県側はキハE130系、新潟県側はキハ110系に変わっている😆

それ以外の新潟支社管轄の路線は、磐越西線(新津~会津若松)、羽越本線(新津~新発田~酒田)、米坂線(米沢~坂町)となる。磐越西線は一定数のキハ40・キハ47の運用が元々あって、乗車前にTwitterで状況を確認すると、2019年12月時点でも236Ⅾ等の一部列車で運転している事を確認した。

羽越本線からは撤退している列車が多く、元々キハ40・キハ47だった運用がGV-E400系に変更されている。米坂線は元々からキハ40・キハ47の運用が存在しない。そのためキハ40・キハ47乗車が目的ならば、米坂線に乗車する理由がない。なお、2020年3月14日までにこれら路線からキハ40・キハ47系は全て引退した😭

一方で新型のGV-E400系も乗っておきたい。明らかにわかっていたのは、2236D(新津16:52~馬下17:20)、2239D(馬下17:28~新津17:56)では確実にこれで運用する事😆なぜならばGV-E400系の営業初列車がこれで、この列車は今後も新車で運行すると新潟支社が公表したからである。プラスして夜間から翌朝にかけては羽越本線での運用となる。そのため236Dはキハ40・キハ47に乗って、馬下で折り返して2239DはGV-E400系に乗ることにした😆

★新津運輸区で出発準備をするキハ47😆

↑新津駅にやってくる電車は、極一部を除き全てE129系だ😆長岡から乗った信越本線449М(長岡14:37→新津15:33)も例外なくこれだ😅

↑449Мを降りたホームの反対側は無数の線路😲新潟地区の気動車の車庫は新津にあって「新ニツ」の車両表記でおなじみ。「新津車両センター」と称するものかと思ったが、新ニツは車両センターではなく、「新津運輸区」が正式名称😅車庫と乗務員の職場も兼ねている😲

奥には屋根付きの車庫。手前にはキハ47、GV-E400、キハ110と様々な気動車がある。しかしどの車両が236Ⅾや2236Ⅾの運用に就くのか?わからない🤔天気は曇り、気温プラス2度の厳しい条件の中でも、じっとどのような動きをするのか?観察する🤔

↑10分ほどは特に動きがなく、いろんな写真を撮りながら時間をつぶす。カメラをズームして撮影した事によりわかったが、GV-E400系のサボは「馬下」と表示😆この時点で2236Ⅾの運用に入る事は決定した😆位置関係からして、前にキハ47が止まっているのでこれが前に進んで転線しない限り、GV-E400系も動かすことが出来ない。キハ47は昔ながらのサボであったが、特に出されていない😯

↑10分ほど待ってようやくキハ47が動き出した😆この先(会津若松方)で転線して磐越西線236Ⅾが発車する5番のりばに入る🥳

15時55分(1分遅れ)に磐越西線津川からの2235Ⅾが到着😆キハ110系(キハ111-203等)の2両。キハ110系も意外と車齢がまもなく30年になるから、そろそろ乗る・撮る等の行動を多くやった方が良い時期なのかもしれない🥳

この間にもキハ47は転線しており、そろそろ5番のりばに入って来る頃だ。正月期間中という事もあってか、同業者(撮り鉄、鉄道ファン)もそれなりに居る。キハ47の姿を撮影して記録に残すことに夢中なのは、私だけではなく皆そうである🤩

↑転線して5番のりばに入ってきたキハ47-512

↑本州ではこれまた絶滅危惧種になっている「正真正銘のサボ」😆

なぜか新潟のキハ40・キハ47では幕式・LED式の行き先表示版は採用せず、人手を必要とする側面にはめ込む行き先表示版のまま引退を迎えそうだ。ドアが開いて乗車開始になるが、サボは何も表示されていない。少しして係員が来てサボを入れ込む。

キハ47-512は入線直後に撮影したので、まだサボが入っていない状況。サボが入った状況で写真を見てみると、小さく「236Ⅾ」とある。どうやら運用毎・列車番号毎にサボが用意されているらしい😆

★2020年1月乗車記。原形を保つ新潟のキハ47😆

↑2020年1月乗車記。キハ47-512は原形を保つ。細かく見ると時代に合わせた設備に改造・搭載されている😆

さすがにドアは半自動式でも客がボタン操作で開閉するもので、115系のような客が手で開けてドアを開閉するものにはなっていない。その部分だけ見れば、JR世代のキハ110系やGV-E400系と変わらない。

基本的なインテリアは国鉄時代と何ら変わらない。JR東日本は211系(0番台や3000番台)、115系、485系(特急いなほ等で使用していたT編成)等一般用途の国鉄型車両は、意外と車内を大きく改造して車両の延命を図る事はやっていないことに気付く😲

車内はキハ47目的の同業者(鉄道ファン、乗り鉄)が多少いる程度で、基本的には地元の人の貴重な交通手段。明らかに古い車両という事は、鉄道に詳しくなくても見た目でわかると思うが、「いつもの列車」として普通に乗っている😆

正月期間中のローカル普通列車は意外と混雑していない。「青春18きっぷ」を使った乗り鉄・乗り歩きでも1年でもっとノンビリ出来るような気がする。1年で最も空いている時期なのかもしれない。各車20~30人程度のお客が乗り、16時08分に新津を発車する。236Ⅾは車掌乗務だ。

【新潟のキハ47の乗り心地を楽しむ】

2020年1月乗車記と乗り歩き。エンジンを吹かして発車。エンジン音が大きい。まさに「質実剛健」とも言える国鉄型車両のパワフルな動き出し😆

車掌の放送が入る。ツーマン列車だとテープによる放送は採用されていない。全て車掌がマイク放送で駅名連呼等を行う。馬下には「4時40分」に到着するという。JR東日本の東北地方ではよくある言い回しで、午後は「16時40分」等24時間時刻では言わず、午前・午後の時刻で言う。その方がわかりやすいと個人的には思う🤩

新関では新津行きの2237Ⅾと交換。GV-E400-2等の2両ワンマン列車。磐越西線ではいろんな車両が営業しているため、どの列車がお目当ての車両なのか?わかりにくい。キロポストは会津若松基準になっているらしい🙄

2020年正月は記録的暖冬で、例年ならば雪が80センチ程度積もっているはずだが、この日は一切雪がない。新潟県でも地域によって雪の量にバラツキがあって、越後湯沢付近では10センチ、長岡だと2~3センチ、新潟だと0センチと意外と北へ行くほど雪が少ない😫

「雪列車」⛄を味わうならば、個人的にJR世代の車両よりも国鉄型車両の方が「旅行している」「遠くに来た」と言う感覚がして、乗っている時間こそが最高に良い気分だったりするが、肝心の雪がないようであれば夏にキハ47に乗っている事と何ら変わらない。雪が皆無と言う正月の磐越西線は今後記録にも記憶にも残るだろう🥳

五泉(ごせん)には16時27分~16時30分まで止まる。特に交換する列車はない。Suica等交通系ICカードの利用可能区間はこの駅まで。お客も多く降りた。自動改札機も完備した駅だ。本当に安定した乗り心地のキハ47。音が大きい・小さい、揺れやすい・揺れにくいという点以外にも、トップスピードになるとスーッとレールの上を流れるように進む😆

↑馬下で降りたのは私を含めて3人だけ。特に車掌からきっぷの提示を求められることもなかった。馬下駅自体は無人駅だ。

★まとめ

キハ40・47はJR東日本以外にJR北海道、JR西日本、JR四国、JR九州にも存在するが、JR東日本とJR北海道について全廃が近づいているが、それ以外の社はまだまだ主力車両で新車登場の話が聞こえてこない。

良くも悪くも「同じ車両」なのであるが、今や会社が異なるため車両外側の塗装等が違ったり、車内も各社の経営状況や考え方を反映した作りに改造されていることが多いため、「同じ車両」でありながらも実質的には「別の車両」「まるで別の世界」と言うのが正直な感想だ。

キハ47は会津若松に向かって発車した。馬下駅は発車すると静寂に包まれる。天気が雨になってきて、気温はプラス1度と新津以上に条件が悪くなってきた。GV-E400系が来るまでの間「何もない一歩間違えれば秘境駅」で待たされるのであった。

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ご覧くださいまして、ありがとうございます。 当ブログは鉄道・バス・ヒコーキ・船について、読者の皆様が”乗りたくなる”公共交通機関の魅力をお伝えします。 実際に私が乗った時・撮った時の感想などについて「乗車記」「撮影記」として、各地の秘境駅や注目の鉄道駅に直接訪問し現地で知り得た事を「現地調査」として、”他所よりも詳しく”、鉄道系YouTuberに負けぬほどの勢い・情報量・知識・感動体験を当ブログでお伝えします。 私はJR全路線全区間乗車(JR完乗)済みで、鉄道友の会の正会員(一応某支部の幹部・撮影会などの行事についても詳しくお伝えします)です。当ブログのフォロー(ブックマーク)は誰からも大歓迎です。

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