【乗車記／倶知安→長万部は山線の中でも最も本数が少ない／６時間ぶりのH１００形の単行でも混雑】北海道乗り鉄大作戦１３０

by KH8000 · 公開済み 2023年7月10日 · 更新済み 2023年7月22日

２０２２年９月乗車記。函館本線の「山線」はまだまだ続く。倶知安駅で乗り換えとなるが新幹線の駅建設工事と関係してなのか？簡素なホームになっていた。倶知安発長万部行きの列車もH１００形😆今度は単行（１両）の列車で満席＋１０人前後が立っていた。６時間ぶりの列車であったが混雑している。立席で全区間立っている人もいる。熱郛駅付近は非常に山が深い場所で駅間距離も長いし木に覆われた場所で車窓すら見えない😩黒松内駅で倶知安行きと交換するがこちらもH１００形の単行。長万部駅構内は非常に広く函館本線と室蘭本線の両方のキロポストを見る事が出来た😆

【日付】２０２２年９月２４日（土）

【列車番号】２９４０D（函館本線・長万部行き）

【時刻】俱知安１２：３５→長万部１４：１１

【車両】H１００形の１両（単行・H１００-１１）

★２０２２年９月乗車記。函館本線「山線」で最も本数が少ない区間俱知安～長万部間に乗る😆６時間ぶりのH１００形の単行（１両）でも車内は混雑😩

↑２０２２年９月乗車記。小樽から乗った函館本線の「山線」は俱知安駅でほとんどの列車は乗り換えになる😩昔は俱知安駅を通り越して小樽～長万部間で直通する普通列車も多くあったが、長万部発小樽行きの３本、小樽発長万部行きの１本だけが残っていない。

倶知安駅は広い構内をした駅だ😆いろんな車両を止めておくことが出来るような車庫がたくさんある😆雪⛄で線路の分岐器に不転換が生じないためにも一部は屋根付きになっている。俱知安駅のホームは昔はもっと広い気がしたが小樽から乗った列車が着いてみると🤔

【簡素になった俱知安駅のホーム😔】

↑小樽から乗ってきたH１００形の２両は倶知安駅の行き止まり部分があるホームに到着😅下車すると明らかに簡素な作りをしたホームと言う事がわかった😔

↑ホームは１面２線で見るからに簡素。「仮駅」みたいな作り😅一見すると列車交換が出来そうな感じであるが、倶知安止まりのH１００形が止まっている１番線は行き止まりのため、この先長万部方面へは進めない😩俱知安駅を通りに抜ける列車は上下列車関係なく２番線のみに発着するので、ある意味では列車交換が出来ない駅だ😩

↑駅名標。天井からぶら下がっているタイプ。

↑俱知安駅ホームには車止めがある😆左奥に続くのは駅舎に続く仮設通路。駅舎自体は昔から建物を使っている😲北海道新幹線の駅の建設が始まり函館本線のホームや線路は移設を行ったが、期待して来てみると本格的なものではなく仮設のようなものにはガッカリ😞函館本線の「山線」は新幹線が開業すると廃止になる運命だから本格的なものを作る必要もないと判断されたのかもしれない😞記録（撮影）をする上では新幹線開業までしか残す事が出来ないので、俱知安駅の歴史を知ってもらうためにも貴重な写真になるのだと思う😆

↑俱知安駅の駅名標とH１００形DECMOのロゴ―マークが輝く車体😆

↑俱知安駅の時刻表。小樽行き列車については小樽駅での接続時間表も記載😆本数としては小樽方面が多く概ね１時間～１時間半に１本程度ある😆それに対して長万部方面は午前２本（７時５２分発と９時５０分発）は蘭越行きとなるので長万部に行ける列車はかなり少ない😞６時２２分発、１２時３５分発、１６時５５分発、１８時３０分発、２０時５８分発と１日５本だけない😞

↑車庫の奥から出て来たのはH１００-１１の単行（１両）だった😆これだけ本数が少ないと２両や３両も連結するほどの需要はないと考えるのが自然だ😥

しかし、実際の車内は空いているわけもなく満席＋１０人前後が立っていた😩この事をTwitterでツイートするとこの人数は少ない方で、別の日の昼の長万部行きは立ち客だけで５０～６０人は乗っていたとあった😲日によって差があるものの札幌～長万部に向かって”通り抜け”が出来てしまうので、利用者（特に旅行客や同業者乗り鉄）も一定数いると見た😆

【乗車記。６時間ぶりの列車😆H１００形の単行でも立ち客が出るので混雑しているように見える😩】

↑倶知安～比羅夫

倶知安駅を発車しても山深い地域が続く。峠道のサミットは小沢～俱知安間でパスしているので残りは降るだけである😆

車内を見るとスーツケース等の大きな荷物を持ったお客が目立つ。H１００形の棚は比較的大きいのでそこに置く人も。函館本線の「山線」は「ニセコライナー」を除き全てH１００形になっているので、利用が少なくなる俱知安～長万部間でも電車同然の走りである電気式気動車の静かな乗り心地を楽しむことが出来る😆

この車両の弱点と言えば座席数が少ない事だが、”詰め込み”は効くので立席でも良いのであれば多くの人を乗せる事が出来るようになった😆カタログスペック上はキハ４０やキハ５４等と１両辺りの乗車定員は大きく変わらないが、座席数を減らしている分、立ち客を増やしているため見た目は多くの人が乗る事が出来る😆

↑比羅夫駅

列車交換は出来ない駅だが構内は広い😆駅に泊まる事が出来ることで有名だ。この先は峡谷沿いを進み川が見えて来る車窓だ😆

↑比羅夫～ニセコ

ニセコ駅には１２時５１分～５２分。ワンマン扱いのため後ろのドアは開かない。１０人前後が乗り降りする車内。車内の混雑状況も大して変わらない。函館本線の「山線」の中では比較的動きの見られる駅で観光地でもあるが、今や何両の列車を連結して観光客を運ぶほどになっていないのが残念だ😞

カタカナだけの駅の代表格がニセコ駅。他に思い浮かぶのはロイズタウン駅（学園都市線）、マキノ駅（湖西線）、オレンジタウン駅（高徳線）が出てくる🙄

↑ニセコ～昆布

木に覆われる区間が長く車窓がハッキリと眺める所は少ない。進行方向右側の座席２人掛けボックス席に座る😆

↑蘭越駅（ホームは反対側）。「らんこし米」の看板が目立つ😋駅構内はとても広くSL用の停止位置表示もあるほどだ😆

↑昆布～蘭越

↑蘭越には１３時１０分～１１分で、３人乗り２人降りる。それなりの街の姿で鉄道利用が少しながらもあることには安心する😌車内は相変わらずの大きな荷物を持ったお客が多い。人数にすれば１０人が立っている程度だが混雑しているように見える。これが函館本線が廃止になってしまえば地元客は路線バスに移行するのだろうが、観光客や同業者乗り鉄はどうなる？と思った🤔ストレートな回答が「来なくなる」か「クルマ」なのだろうが、鉄道が廃止になれば遠くから来る人は確実に少なくなるのが現実だ😞

↑蘭越～目名

↑目名駅には１３時２０分の到着。ログハウス風の木造駅舎をしている😆偉そうなおじさんが数人列車を見送る😆函館本線の利用状況を確認するためのものだったのだろうか？🤔何かの偵察ような感じがした。目名で乗り降りしたお客はゼロ。車内の動きがピタリと止まる。

目名を出ると次の熱郛（ねっぷ）までの間は１５キロ１７分もかかる区間。完全な峠越えの区間で小沢～俱知安間でサミットは終わったのかと思っていた😅H１００形の動きも重たくなりスムーズには走れなくなる。スマホも通じない区間で６～７人が立っている。函館起点１４８キロポスト付近はスノーシェルターのような恰好をしたトンネル。冬は雪⛄がタップリ降る所なんだろう。トンネルが連続する区間で山の木に覆われた場所が増えるため車窓がない😞熱郛には１３時３７分～３８分。前から見ると立派な配線の相対式ホームだ😆

↑黒松内には１３時４７分の到着。２９４３D俱知安行きと交換するため４分止まる😆高校生が６～７人下車する。行きは朝の２９２９D小樽行き（６時２４分発）であったのだろう😲それしか列車が残されていないのだ😞

↑黒松内駅のホームには「北限のブナの木」がある😲駅名標とセットで写したのであるが今思えば木単体を撮っておけば良かったと後悔する😔

広いホームに１両だけしか止まらないH１００形😅北海道ではよくある光景だ😆

↑２９４３D俱知安行きが到着。この車両もH１００形の１両😆このような写真を撮っている同業者（乗り鉄）が５人くらいいた😂この列車もほぼ満席で１０人前後が立っていた。やはり決して空いている車内ではない😩

↑黒松内～二股。黒松内からも先も山を降る。まだ山が終わるような雰囲気はせず😫

↑二股駅は広い敷地😲駅前にこれと言った建物はないがクルマが何台も止める事が出来る場所がある😆二股駅の駅舎は一見すると車掌車改造の駅舎？のように見えるが、なんとなく違うような気がする🤔二股駅も廃止までに現地調査しておきたい駅だと思った😆

↑やっと山が終わって平地になると大きく右にカーブする。無数に線路が現れると長万部駅構内だ😆函館起点１１３キロポストと室蘭本線の起点を示す０キロポストの２種類がH１００形の車内から見る事が出来た😆

↑長万部駅に着いたH１００形。この駅にはかつてキハ４０がたむろしていることが多かったが、今や函館本線の車両も室蘭本線の車両もH１００形ばかり。時々函館方面からキハ４０が来るだけなので随分姿が変わってしまった。北海道新幹線の駅が長万部駅にも出来る事になっているが、その時には函館方面の函館本線が果たしてどうなるのか？🤔旅客営業するとなればH１００形が主役となる路線になるのか？🤔未来の事は誰にも分らないが北海道の幹線ローカル線も新時代が来ようとしている。

函館本線の「山線」は北海道新幹線開業までと残り１０年を切った存続期間となったが、そろそろ廃線を惜しむ同業者（乗り鉄）が集まりだすのかもしれない。まだ気が早いかもしれないが、電車同然の走りをしたキツイ山道をした「山線」も乗っていてなかなか面白い路線だった😆但し座席数は少ないので立席になる可能性が高いものの😩

１３１回目に続く（下記リンクをクリック、７月２８日公開）

【乗車記／長万部駅でコンテナ満載貨物列車／特急北斗１２号から見る長万部→森の絶景車窓】北海道乗り鉄大作戦１３１ | (railway-topic-kh8000show.net)

前回までの続きは下記をクリック

【２０１８年９月乗車記／オートマのエアロエース「ドリーム静岡・浜松号」と京急線で静岡から羽田空港へ】北海道乗り鉄大作戦① (railway-topic-kh8000show.net)

【２０１８年９月乗車記／JR北海道の新快速？？７２１系エアポート９７号新千歳空港→新札幌】北海道乗り鉄大作戦② (railway-topic-kh8000show.net)

【２０１８年９月乗車記と現地調査／各駅停車７３３系区間快速いしかりライナー／見栄えが良い岩見沢駅】北海道乗り鉄大作戦③ (railway-topic-kh8000show.net)

【２０１８年９月乗車記／旭川駅で特急サロベツ・特急大雪と接続する特急ライラック１５号・３５号は自由席が混雑】北海道乗り鉄大作戦④ (railway-topic-kh8000show.net)

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【２０１８年９月現地調査／廃止から２年経過した留萌本線留萌駅・瀬越駅・増毛駅へ行く／沿岸バス乗車】北海道乗り鉄大作戦⑥ (railway-topic-kh8000show.net)

【２０１８年９月乗車記／キハ１８３系特急オホーツク１号旭川→上川／平坦な区間で意外と速く走る】北海道乗り鉄大作戦⑦ (railway-topic-kh8000show.net)

【２０１８年９月乗車記／キハ１８３系特急オホーツク１号上川→遠軽／時刻表に駅名が無い！”白滝シリーズ”とは？】北海道乗り鉄大作戦⑧ (railway-topic-kh8000show.net)

【２０１８年９月乗車記／キハ１８３系特急オホーツク１号遠軽→北見／スイッチバック（逆転運転）する！石北本線の”黒歴史”】北海道乗り鉄大作戦⑨ (railway-topic-kh8000show.net)