【乗車記/どちらが良い?】相鉄・東急新横浜線開業!相鉄~東急直通列車とJR~相鉄直通列車を乗り比べる

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2023年5月乗車記。相模鉄道と東急電鉄の新横浜線が開業!相鉄21000系による直通運転が始まり祝賀ロゴマークの付いた車両に乗る事が出来た。相鉄~東急直通列車とJR~相鉄直通列車の両方を乗り比べる。本数や運賃、利便性等を総合的に考えてみるとどちらが良いのか?迷ってしまうほど

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【乗車日】2023年5月5日(金・こどもの日)

【乗車区間】相鉄線海老名~相鉄・東急新横浜線~東急目黒線武蔵小杉~JR武蔵小杉~相鉄JR直通線~相鉄海老名にかけて

もくじ

★2023年5月乗車記。相鉄・東急新横浜線開業🥳相鉄~東急直通列車とJR~相鉄直通列車を乗り比べる

2023年3月18日(土)から相模鉄道(相鉄)と東急電鉄の間で相互直通運転が始まった🥳最近開業した新線なので全区間地下路線だ。「新横浜線」と言い相鉄線側が西谷~羽沢横浜国大~新横浜にかけて、東急線側が新横浜~日吉にかけての路線だ。この区間は10キロ足らずの路線だが、イメージとしては相鉄の路線+東急の路線が合体したものなので、元々の東急線の直通運転先が相鉄線内でも登場した形だ😲例えば「西高島平行き」とか「和光市行き」と言った相鉄沿線から離れた行き先も多数ある。その分複雑な路線網になったわけだ。数字で表すと関係する鉄道会社は6社局(相鉄、東急、JR東日本、東京都交通局、東京メトロ、東武)、路線は12路線と実に壮大なものが出来た😲何かと話題の相鉄・東急新横浜線に乗ってみていろいろ確かめてみる事にした😆

【いきなり相鉄21000系の祝賀編成に乗れた😆】

相鉄の海老名駅に行くとホームに止まっていたのは相鉄21000系21102Fだった😆この編成は「祝開業・相鉄・東急新横浜線」の祝賀ロゴマークが付いている🥳相鉄と東急が乗り入れる事になったため両社のキャラクター(相鉄の「そうにゃん」と東急の「のるるん」)も登場している🥳21000系はローレル賞を受賞した20000系の発展型車両で、現在(2023年5月時点)8両×7編成ある。そのうち祝賀ロゴマークを付けた編成数は少ないらしく、21101Fと21102Fに付いている事だけはわかった。21103F以降で付いているかどうかはわからない。

運用番号は「31G」で「G」と言うのが相鉄の車両で運用と言う意味だ。これが「K」だと東急、「S」だと東京メトロの車両で運用と言う意味になる。この日は祝日だったので、土曜祝日ダイヤの海老名12時34分発西高島平行きは相鉄車両に乗れるという意味だ😆東急目黒線直通の相鉄車両は21000系に限定されるので、この時刻の列車はダイヤ乱れが無い限りほぼ間違えなくこの車両に乗れるのだ😆これは余談だが20000系は10両で主に東急東横線直通列車に、12000系はJR直通線列車に運用される。もちろん自社線(相鉄本線・相鉄いずみ野線)の運用もあるので、似たような車両が来ていると錯覚する😵

↑海老名駅は後ろ側の8号車・7号車付近が出口(改札口)に近いので発車してから車内を移動する😅このような駅構造の場合遠く離れた1号車はお客が少ないはずと思っていたら、案の定そうだった😅相鉄の「高級通勤電車」を楽しむことが出来た😆座席もフカフカで座り心地も良い🥳

ところで、海老名から乗った西高島平行きは「各停」と言う種別だった。これは関東地方でよく使われる言葉で、要は「各駅停車」略して各停である🤣相鉄線内から乗った立場としては都営地下鉄三田線の終点西高島平まで一貫して各停と思ってしまう。しかし、車内の液晶画面には「新横浜から急行となります」とのこと😵つまり東急線内は急行運転。目黒から先の地下鉄線内は再び各停に戻るというややこしい形になっている😵これも路線網の複雑さと相まって余計混乱させる原因を作っていると思う😵

【車窓が全くない相鉄・東急新横浜線😑】

西高島平行きは相鉄線内は各駅停車だ。いつの間にかホームドアが全駅で整備されていた。これで安全性も高まったわけだ😌相鉄と言えば「横浜直通」を今まで重視してきたが、こんなにも都内方面に向かう列車ばかりだとそれが忘れられていないか?と心配になってきた。実際のダイヤは西谷で接続するダイヤとなっていたので一安心。

西谷では少々の停車時間があり、この間にオッサンの同業者(撮り鉄)が熱心に相鉄21000系を撮影している。この間に私も同情して撮っておきたかったが乗り遅れそうだったので止めた😩西谷からの線形は直進すると横浜、左に曲がると羽沢横浜国大~新横浜方面でスグにトンネルに入る。羽沢横浜国大駅付近に極わずかな明かり区間がある以外、新横浜線は相鉄側も東急側も車窓が全くない😑西谷を出てスグに羽沢横浜国大駅到着の自動放送が流れる。ここまでは2019年11月30日に開業済みの区間で、何度か乗車した事がある。新横浜線が開業してもホームの構造は変わらず2面2線の相対式ホームだ。

羽沢横浜国大駅からはJR線にも東急線にも乗れるので「乗り間違え要注意駅」となった😥武蔵小杉や渋谷だったらどちらの線でも行けるが、運賃が若干違ってくる。相鉄側の案内では「新横浜には行かない」のがJR線、「新横浜に行く」のが東急線なので、その方が確かに分かり易い😆同駅の線形としては直進すれば東急線、左に曲がればJR線である。多少の乗り降りがありそのまま長いトンネルに吸い込まれる。駅間距離が約3キロも出れば長く感じてしまうのが今回の乗車記としての感想。相鉄本線の各停だと動いては止まっての繰り返しのようなもので1駅毎の長さが短く感じてしまう。自動放送は「相鉄線をご利用・・・」と案内していたので、相鉄としての路線は新横浜までとなる。

13時09分、新横浜に到着。ここで乗務員が相鉄から東急へと交代となる。新横浜線の新横浜駅は変則的なホーム構造で3線2面となる。相鉄から東急に直通する列車は4番線に入り、隣の3番線には始発の赤羽岩淵行き(東京メトロ9000系)が待っている。2番線は新横浜止まり列車の降車専用ホームで、1番線が東急から相鉄に直通する列車が入る。配線上はどのホームからもどちらの方面への発着が可能になっている。

発車時刻は13時12分発であったので一旦ホームに出る。ホームドア完備の地下深い所にある。相鉄線内では車掌も乗務していたが、東急線内はワンマン運転😲ホームドアの完備で車掌が不要になり運転士が運転席にあるテレビ画面からホームの様子を見ながらドアの開閉を行う。理屈としてはJR東日本のE131系と同じであるが、まさか”天下の東急電鉄”が8両や10両運転の列車でワンマン列車をやるとは思っていなかった。東急のワンマン運転は目黒線では元々やっていたほか、東横線やみなとみらい線でも行われるようになった😲

慎重にホームの安全確認をしてドアを閉める。確認作業が多いためドアが閉まってから動き出すまで少々の時間がかかる。新横浜を出ると次は新綱島。東横線綱島駅に隣接しているとの事だが、この区間の駅間距離は3キロを越えるのでやはり長いものと思ってしまう。開業した新駅でそんなに客が居ないだろうと思ったら、十数人程度が乗ってきた。思ったよりも定着が早く利用者も少なくなかった。

やっと少しの明かり区間になると複雑に入れ込む線路をくぐり抜けて日吉駅に到着する。見た目は複々線で外側が東横線、内側が目黒線が使う。新横浜線からだとどちらの路線にも乗り入れる事が可能だ。実際の列車運行は目黒線直通が主体のため内側へと進路を取る。日吉から先は本格的な急行運転で通過駅も出てくる。どこで降りようかと迷っていたがJR線と乗り換えが出来る武蔵小杉駅で下車する。

【相鉄海老名~東急武蔵小杉間691円、JR武蔵小杉~相鉄海老名641円の運賃🤑】

↑武蔵小杉駅で下車すると、もの珍しいのか?相鉄21000系を撮影する同業者(撮り鉄)が多い🤩渋谷方のホームの先を見るとなかなか良い撮影地。望遠レンズは必須になるが良い列車写真が撮れそうだ😆だがそんなに面積が広いわけではないので、2~3人が横になればこれで定員。人も多かったのでここから撮影する事は諦めて改札口に向かう。

相鉄海老名~東急武蔵小杉までの運賃は691円(ICカード使用)だった🤑高いというのが第一印象😫個人的なイメージでは距離的には400円台と思っていたが実際には安くない。新横浜線は地下新線で建設には多額の費用がかかっている。建設費回収のため加算運賃が設けている事、単純に相鉄の運賃+東急の運賃を合算しているので、またぐ会社が多ければ多いほどその分運賃が高く乗るのである😫

帰りはJR武蔵小杉~相鉄海老名まで乗る事にした。同じ駅間であるが使う鉄道会社が違う。この区間の場合運賃が641円と50円も安くなる😆そうなるとこの区間の場合、JR経由か東急経由が利用が迷う所🤔通勤定期券の場合は会社から通勤費が支給されており、一般的には安い方の経路の額となる事が多い。目的地が東急や地下鉄線内沿線ならばまだしも、JRと重複する場合にはどちらを選ぶのか?悩みどころである。定期外利用でもどちらに乗ろうか?考えた時、運賃は高いが本数は多い東急経由なのか、運賃は安いが本数は少ないJR経由なのか?利用が分かれると思う。

乗り換えアプリに表示された列車に乗るとなれば、アプリがどのように表示するのかによっても利用状況が左右されることになり、関西私鉄で「大阪〇〇駅」が乱立するようになったのは、「大阪」で検索するとJRの大阪駅がまずヒットするので必然的にJRの利用が増えるため、私鉄線への利用を促すための施策とも聞いている。首都圏でも直通運転が乱立するようになれば、お客の奪い合いが起こるのかもしれない。

【武蔵小杉から相鉄JR直通線に乗る😆わずか1区間で相鉄の駅へ🤩】

東急武蔵小杉駅で下車し長い商業施設の中を通り、やっとJR武蔵小杉駅の改札口。ここでICカードをタッチして入場するとLED式の発車案内装置には横須賀線横浜方面行きの表示がよくあるサイズで表示され、その下に小さく「相鉄線直通」と1マスだけあって分かりにくいものであった😫発車までまだ20分以上ある相鉄線直通。その間に横須賀線(湘南新宿ライン)は2本も先に発車している。誘導されたのは南武線ホーム。約435メートル歩かないと横須賀線ホームには着かないという😫1駅分あるのではないの?😩と言うくらい歩かされてようやく横須賀線ホームに着く。相鉄や東急とは異なりホームドアは設置していない。

横須賀線ホームにある時刻表を見ていると、右側の狭い場所に少ない本数が記載され昼間は30分に1本程度しか無い😱同じ線路を使う横須賀線(湘南新宿ライン)の方法が本数が多いのだ。相鉄線直通列車は全区間同じ種別とは限らないようで、夕方から夜間にかけては相鉄線内特急と言う赤丸が付いていた。JR線内は各駅停車として案内しているが、駅間距離が長いので私鉄線で言う急行に相当する感じだ。

↑13時53分発の海老名行きに乗る😆相鉄線内も各停になる列車だ。横須賀線(湘南新宿ライン)よりも明らかに空いており空席も多数あった。武蔵小杉を発車すると次は羽沢横浜国大まで約18分止まらない。この間に新川崎駅や鶴見駅の横を通り過ぎる。東海道線や横須賀線列車と並走する時間が意外と長い。やがてトンネルに入ると貨物列車も使用する線路に入ったようだ。少し明かり区間で鬱蒼とした木が生い茂る中を通り過ぎるとJR貨物の横浜羽沢駅が見えてきた。横浜羽沢駅を過ぎて再びトンネルで少しすると羽沢横浜国大駅に滑り込む。

相鉄線内は各停になるため特に車内に大きな変化があるわけではない。これが東急経由ならば利用者が多い区間を通り抜けるので落ち着かない所もある。JR経由だと武蔵小杉~羽沢横浜国大間が約18分止まらないので、この間がリラックスタイムとして落ち着かせる所もある。一時的に都会の喧騒から抜けさせてくれる列車だ。

新横浜線に入り長いトンネルで西谷へと向かう。西谷では横浜から来た特急海老名行きが先行する。乗り換え可能なダイヤとなっているが、特急はそんなに長くは止まらず乗降終了するとすぐに発車した。特急を追いかけるように発車する各停はどんどんお客が減ってい行くと言うとそうではない。途中駅からも数人程度の乗り降りがある。先頭車両に乗っていたが、海老名駅の出口がここに近い事もあって段々と立ち客も出るようになる。前述の通り後ろ(横浜方)に行けば行くほど車内は空いて来る。相鉄JR直通線の方がスッキリとしており、何路線も直通する東急線へと向かう列車よりも行き先がシンプルでわかりやすかった。

【まとめ】

↑最後は、かしわ台駅で下車して列車撮影を行う。車庫がホームに隣接しており東急5080系や相鉄12000系などが止まっている。しかしホームから車庫全体を見る事ができる構図ではなかったので、入線する列車を撮影しただけで終わりにする。

相鉄・東急新横浜線が開業し「スゴイものが出来たな😲」と思った。わずか10キロ足らずの路線が合体しただけで一気に直通運転先が増えてしまった。相鉄の駅にある路線図を見ると自社線よりも他社線の駅や路線の方が増えた。既存のJR直通線とセットで使えるようになったが、相鉄沿線から目的地が重複する武蔵小杉や渋谷ならば、どちらを使ったら良いか?迷うと思ったのも本音🤔乗り換えの有無や列車本数、運賃等総合的に判断した上で選べば良いと思う。どちらの方が有利とか都合の良さと言うのは見当たらず、強いて言えばJR直通の本数の少なさが気になったが、東急直通線でも便利になったものだと思った。

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KH8000

ご覧くださいまして、ありがとうございます。 当ブログは鉄道・バス・ヒコーキ・船について、読者の皆様が”乗りたくなる”公共交通機関の魅力をお伝えします。 実際に私が乗った時・撮った時の感想などについて「乗車記」「撮影記」として、各地の秘境駅や注目の鉄道駅に直接訪問し現地で知り得た事を「現地調査」として、”他所よりも詳しく”、鉄道系YouTuberに負けぬほどの勢い・情報量・知識・感動体験を当ブログでお伝えします。 私はJR全路線全区間乗車(JR完乗)済みで、鉄道友の会の正会員(一応某支部の幹部・撮影会などの行事についても詳しくお伝えします)です。当ブログのフォロー(ブックマーク)は誰からも大歓迎です。

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