【2022年8月乗車記/需要と供給は合致しているが「座れない列車」になった】内房線・外房線のE131系に乗る

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2022年8月乗車記。内房線・外房線(木更津~館山~安房鴨川~上総一ノ宮)で2021年3月に登場したE131系2両に乗る😆ワンマン列車で全駅で全ドアが開き運賃精算は駅で行う都市型ワンマンになっている。209系4両・6両から2両に減車したが立ち客を含めれば需要と供給は合致。だが「座れない列車」になってしまった

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【日付】2022年8月27日(土)

【列車番号】3135М(内房線・上総一ノ宮行き)

【時刻】君津12:37→安房鴨川14:23

【列車番号】3234М(外房線・上総一ノ宮行き)

【時刻】安房鴨川14:30→上総一ノ宮15:37

【車両】E131系0番台(R01編成・2両・クモハE131-1+クハE130-1)

【備考】3135М~3234Мは実質的には同一列車

もくじ

★2022年8月乗車記。内房線・外房線の木更津~安房鴨川~上総一ノ宮間はE131系の2両に😫需要と供給は合致しているが「座れない列車」になってしまった😫

↑2022年8月乗車記。千葉から内房線・外房線を一周する😆千葉からの房総各線の主力車両は209系2100・2200番台の4両・6両であるが、2021年3月ダイヤ改正から2両ワンマン運転可能なE131系0番台が登場😆末端区間である内房線・外房線の木更津~安房鴨川~上総一ノ宮間と鹿島線で運用している。今回はE131系0番台の初乗りと2両ワンマンになった内房線・外房線の末端区間の様子を見る事にした😆

【運転系統が整理されて内房線木更津発→外房線直通上総一ノ宮行きとなった😲】

↑内房線の209系2100番台は千葉から木更津(写真)・君津行きが多い。2021年3月以前のダイヤでは、館山・安房鴨川へと直通していたが、同月以降のそれでは木更津・君津の両駅で分断する形となった😔以降は209系の君津以南の内房線乗り入れは一部に限られ、館山~安房鴨川間に限って言えば乗り入れが消滅したという😱

↑そこで登場したのがE131系0番台だ😆2両×12本が幕張車両センター(千マリ)に配属され、内房線・外房線の木更津~安房鴨川~上総一ノ宮間と鹿島線の大半の普通列車を担当するようになった😆

そこで疑問なのが、2021年3月以前のダイヤでは内房線・外房線の同区間は209系の4両や6両で、これを2両に減らしたら輸送力不足になるのでは?と言うもの🤔2020年12月に同区間で昼間の209系4両・6両の列車に乗ったらガラガラ😅4両ないし6両で合計60人前後しか乗っていない有様😱これが常態化するならば2両もアリと言うのが私の見方だ🤔

↑3135М安房鴨川経由上総一ノ宮行きは12時17分に木更津駅を発車。次の君津駅で総武線快速から来た同駅止まりの快速と接続するダイヤのため約13分も止まる😅同駅での長時間停車する事が多い😅実質的には「君津乗り換え」としているので、運行区間として木更津~君津は無駄なような気もする🙄元々君津以南でダイヤ構成が変わるので、E131系のワンマン列車も君津~安房鴨川~上総一ノ宮間で運転すれば良いように思うのは私だけか🙄

↑木更津12時24分発の2941F快速君津行き(内房線内は巌根駅だけ通過😅)はスカレンジ(E235系1000番台)だった🤣1駅乗れば終点なので先頭11号車ともなればご覧の通りガラガラ😅君津駅で3135М上総一ノ宮行きに接続するが15両→2両に一気に減るのは先が思いやられる😩

95km/H

 区 間

君津~安房鴨川

君津駅ホームの標識

↑これを見ると房総に来たようにいつも思ってしまう🤣内房線の末端区間は100km/h出す事が出来ないのだ😩

↑E235系の11号車(左)から見ると隣のホームに止まるE131系(右)までかなり離れている😩

↑先ほど木更津駅で撮影した同じ車両😅顔がどことなく新潟のE129系に似ている🙄行き先表示器を見ると「ワンマン」となっている🙄車掌すら乗っていないのだ😩都市型ワンマンなので全駅でドアが開く。無人駅も多いのだが運賃の精算は駅で行う🤑ほとんどがSuica等のICカードであろうから駅で駅員が利用状況をいちいち確認する必要もない。紙のきっぷの利用者は一握りだろうし不正乗車による”取りこぼし”があるのもJR東日本にとっては織り込み済みの事だろう。すなわちE131系のワンマン列車が運行する区間は信用乗車方式方式である😅

↑それどころか運転士がマイク放送する事さえない😩数分止まる駅では自動放送で発車する旨を放送し、ドア上にLCD(液晶)画面にも表示😩ここまで来れば”行き過ぎた省力化”で運転士は運転するだけしか仕事をしていない事になる😩ワンマン列車とは思えず、実は車掌が乗っているようにも見えて来る🙄

【E131系0番台の車内🙄】

↑基本的には相模線のE131系500番台と同じ作りだ。

【2022年7月乗車記/相模線E131系500番台に乗る/車掌レスの列車】鉄道友の会静岡支部主催青春18きっぷ乗り歩き例会② (railway-topic-kh8000show.net)

↑相模線のE131系については上記リンクをクリック

ドア上にあるLCD画面は千鳥式に1枚ずつ、車外にはホームの状況を確認するカメラ、運転室(写真)は半室構造で広めに面積を取る。ワンハンドルマスコンである事やホーム・車内を確認するためのテレビ画面が運転室にある。

座席はロングシート主体で1両に2区画のみボックス席がある事が特徴だ😲カーテンレスはもはや当たり前で夏の陽射しを完全にカットする事は出来ない🥵天井を見るとつり革の数が多く、着席利用よりも立席利用を前提にした車両にも見える😫2両の編成定員は277人で1両辺り約140人前後が定員だが座席数は圧倒的に少なく、具体的な座席数やつり革数まではわからなかったが、座席定員はざっと50~60人と言った所で残りの80~90人は立つ事になる😫立ち客が80~90人も居ればかなり混雑した印象だが、これでも「定員通り」で「輸送力としては適正」と判断されてしまうのだ😫

私は君津駅で乗車した段階から立たされる😫ざっと30人前後は各車両乗っている😫全体の乗車人数は160人前後と言った所であろう。2両であれば十分運ぶことが出来る人数で、4両もあれば全員着席出来るはずだ。「座ってもらうよりも、立ってでも良いのでお客を1人でも運ぶ」と言う”詰め込み主義”が際立つのがE131系の印象だ😩それでも1駅進むごとに下車が始まる。その分お客が乗って来る事も無いので車内は空いて来るが、私はなぜか着席出来ない😫

【交換する反対列車はE131系しかない😩】

↑浜金谷で13時07分~13時11分まで止まる。3134М木更津行きとの列車交換だ😆

↑やって来たのはE131系の2両😅編成番号違いのR06編成😅車両が事実上統一された以上E131系以外の車両を見なくなった😫外房線に入って運が良ければE257系等の特急車両を見る事が出来るが、特急が壊滅的な内房線ではその期待は出来ない😫

【内房線の末端区間(館山~安房鴨川)だと2両だと需要と供給が見事に合致する🙄】

↑内房線を南に進み途中駅でパラパラと乗り降りがある。これが連続してそろそろ立ち客が消えて良い状況になると館山に到着。しかし、降りた客数と乗った客数が同じであったため座席を取られてしまい結果的に座れず😫館山まで来れば内房線の利用者も減る駅だが、2両だと流石にガラガラとはならず座席はほぼ満席で立ち客が若干程度😩人数に直せば1両に70人(2両で140人)も乗っていた。これが209系4両ともなれば座れるはずだ。内房線・外房線のE131系は「座れない列車」になってしまった😫

客数からすれば2両でも十分程度の客数で、4両もあれば供給過剰という事がわかった😫場所によっては立ち客で多くを埋める事もあるが、この日は積み残しが起こる事も無く需要と供給が見事に合致した客数であった😫日常的にはE131系2両でも十分だろう。突発的な混雑が起これば超満員になって、積み残しが起こる事もあり得るだろう😫

行き先表示はフルカラー式
クハE130-1の車両番号表
館山~九重
千倉駅。特急の発着が無くなり寂しい姿になっている
千歳駅(内房線では珍しい棒線駅)
江見駅
江見駅で3138М木更津行きと交換。車両はE131系の2両
↑上記3枚は江見~太海
太海駅(駅舎工事中)
次は安房鴨川の表示

内房線の末端区間(館山~安房鴨川)だと2両で需要と供給が完全に合致する🙄立ち客は居るもののそれでも数える程度になる。どの駅でも数人程度の乗り降りがあり細かい動きだ。内房線の末端区間と言えば海が見える車窓であるがハッキリと海岸線が見えるわけではない😫それを見たいならば江見や太海で途中下車して、近くの海岸まで歩いて行くと良いだろう。

【安房鴨川駅で乗り換えなし😆内房線から外房線に直通する😆】

↑安房鴨川駅で14時23分~14時30分まで止まる。今まで普通列車は「安房鴨川駅行き」が原則で、路線も内房線から外房線に変わるので乗り換え駅として機能していた。E131系0番台導入と同時に普通列車の運転区間が整理され、普通列車は安房鴨川駅を直通するようになった😆そのため安房鴨川駅での乗り換えも不要になった😆

路線が変わるため列車番号も変わる。3135М→3234Мになる。プラス99した番号である。列車番号を気にしているのはJR関係者や一部の鉄道ファン(乗り鉄)くらいだろうから、大半の利用者は関係ない事だ😫目に見えてわかるのが行き先幕の「ワンマン」の表示が水色→ピンク色になった点であろう😆

安房鴨川で半数程度が乗り降りする。意外と内房線から外房線に直通するお客が多い😲そのような客層(利用実態)があるので、安房鴨川で運転系統を分断せず直通に変えて、分断する駅を木更津(または君津)なり上総一ノ宮に変更したのであろう。客数や客層が完全に合致したダイヤで、JR東日本のマーケティングもしっかりと出来ている証拠だ。しかし、車内は満席😫座って車窓の写真撮影はとても現実的ではない😫1両に2区画しかないボックス席に座らないと撮影出来ない😫そのため上総一ノ宮までさらに1時間立つ事になる😣

上記の2枚、安房天津駅で木更津行き3241М(これもE131系)と交換
上記の2枚、安房小湊駅でE257系の特急わかしお9号と交換
行川アイランド駅
勝浦駅
勝浦駅に到着した時のE131系の案内表示器

勝浦駅には15時02分~15時04分。明らかに利用が多い駅という事は最初から分かっており、20人前後が乗り替わる。既に満席なのでほとんどのお客は座る事が出来ない😫車内が再び立ち客で混み始める😫やはり「座れない列車」だ😫流石に勝浦まで来ると木更津・君津からの”通し”客は少なく、館山や安房鴨川から乗車したお客が大半を占めるようになる😅

外房線は単線と複線が複雑に入り交じる。複線区間は勝浦~御宿、長者町~東浪見、上総一ノ宮以北となる。この複線区間をうまく使って列車のすれ違いをするダイヤだ😲

いすみ鉄道と接続の大原駅には15時19分~15時20分。20人前後が乗って来る。やはりこの駅からの乗車では着席が出来ず立ち客が30~40人前後(1両辺り)出てくる😫この姿を見れば「混雑した車内」に見える😫それでもまだまだ乗れる状況で、乗車記として選んだ8月27日(土)の内房線3135М・外房線3234М列車は「混雑したものの輸送力としては適正だった」と言うのが結論である😫立つお客は居たものの積み残しが起こる事がなかっただけ結果オーライか😫

【E131系は上総一ノ宮駅でスグに木更津行きとして折り返す😰】

↑上総一ノ宮駅には15時37分に到着した。接続列車は15時39分発の京葉線直通の4506A快速東京行き(E233系5000番台)であった😆輸送力が一気に5倍(2両→10両)に広がる😆4506Aへの乗り換え客が多く、乗り換えが終了するとスグに発車した😅

E131系は?🙄と言うと「ワンマン・木更津」と言う表示に変わっていた😲

↑15時44分発の3245М木更津行きとしてスグに折り返す😰わずか7分で戻ってしまうので、少しでも遅れれば折り返し列車にも影響が出てしまう😰ある意味”綱渡り的な車両運用”だ😰

内房線・外房線は209系4両・6両→E131系2両にしただけでも十分な合理化と言えるが、車両運用も折り返し時間を短くして、少ない車両数で多く走らせる事で、JR東日本の生産性向上を図っている🙄「そこまでやるのか😱」と思ってしまったが、JR東日本全社的に進む行き過ぎた合理化が車両・ダイヤと言ったハッキリとわかるものにも表れていた😫

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KH8000

ご覧くださいまして、ありがとうございます。 当ブログは鉄道・バス・ヒコーキ・船について、読者の皆様が”乗りたくなる”公共交通機関の魅力をお伝えします。 実際に私が乗った時・撮った時の感想などについて「乗車記」「撮影記」として、各地の秘境駅や注目の鉄道駅に直接訪問し現地で知り得た事を「現地調査」として、”他所よりも詳しく”、鉄道系YouTuberに負けぬほどの勢い・情報量・知識・感動体験を当ブログでお伝えします。 私はJR全路線全区間乗車(JR完乗)済みで、鉄道友の会の正会員(一応某支部の幹部・撮影会などの行事についても詳しくお伝えします)です。当ブログのフォロー(ブックマーク)は誰からも大歓迎です。

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