【2022年8月乗車記/E127系の2両・松本→信濃大町/昼間でも超満員!】大糸線の現状①

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2022年8月乗車記。大糸線は松本~信濃大町~南小谷~糸魚川間の路線だ。非電化区間の南小谷~糸魚川間は利用者数が少なく存廃問題になっている😔大糸線の現状を見るために松本駅から乗るとE127系の2両で車内は昼間でも超満員!😱松本~信濃大町間は35キロに19駅もあり平均駅間距離は1,85キロと動いては止まる大糸線😅

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【日付】2022年8月11日(木・山の日)

【列車番号】4339М(大糸線・南小谷行き)

【時刻】松本14:13→信濃大町15:10

【車両】E127系の2両(A8編成、クモハE127-108)

【備考】信濃大町駅で列車番号が変わる。実際には松本発南小谷行き

もくじ

★2022年8月乗車記。大糸線の現状。松本~信濃大町間は昼間の列車でも超満員!😱

↑2022年8月乗車記。大糸線の現状。一体どうなっているのか?🤔と思い乗る事にした😅大糸線は電化区間の松本~南小谷間と非電化区間の南小谷~糸魚川間に分ける事が出来る。前者はJR東日本のエリアで、後者はJR西日本のエリアである。俗に前者を「大糸南線」、後者を「大糸北線」とも言う。実際の列車の運行も前者・後者の区間で完結する形で、南小谷駅では必ず乗り換えとなる😫特急運転があるのは前者のみで特急あずさが1日1往復定期列車としてある他、臨時で特急しなのが名古屋~白馬間で運転する事もある。

【大糸線の利用状況🤔】

大糸線は松本~糸魚川間の105キロの路線であるが、JR東日本エリアの電化区間とJR西日本エリアの非電化区間では性格が大きく異なる。特に後者は全国的に見ても利用が少ない路線になっており、この辺は1日1キロ平均何人が利用しているかと言う「輸送密度」と言う数字を見ればわかる😲直近(2019年度)の数字は下記の表の通りだ。

区間平均利用者数
松本~信濃大町5,547人
信濃大町~南小谷599人
南小谷~糸魚川102人
大糸線の2019年度の区間別の輸送密度

電化区間の中でも大きな差が生じているが、非電化区間の102人と言う数字はかなり少ない😔JR北海道が「維持困難線区」として積極的に廃止を進めている路線が「200人を下回れば大量輸送が目的の鉄道の特性を発揮できない」としている😔国鉄時代は4,000人を下回れば積極的に廃止に踏み切っていたが、今やそれ程度またはそれを下回る線区はかなり多く出ている😲

私の感覚からして、輸送密度200人と言うのは「普段全く乗らない路線」だ😔列車1本辺りの客数は数える程度で20人も乗っていれば良い方だ😔これが100人という事は列車1本貸切る事が出来る程度の人数しかいないのが普段(特に平日)の姿だ😔ダイヤを見れば数時間に1本程度で決して使いやすい路線とは言い難い。

大糸線については非電化区間は存廃問題になっており、JR西日本のスタンスとしては「今の所は地元の人と話し合いをして利用を増やす方法を考える。選択肢としては路線の廃止や輸送モードの転換(バスや路面電車にする事)も除外しない」と言うものだ。大糸線の非電化区間で路面電車が走る可能性はあり得ないこととしても、「大町と糸魚川を結ぶ」と言う名の「大糸線」と言う路線名も体(たい)が崩れる事は将来否定出来ないのだ😱執筆次点(2022年10月)で廃止が決まったわけではないが、存続にはかなり高いハードルを越えないと無理だと言える😥

そこで今回は大糸線の電化区間から非電化区間に向かって全区間乗る事にした😆実態の利用状況を見てみたのであるが、結果から言って”概ね数字通り”だったこと、「山の日」と言う祝日で旅行客や山登り客が多くあまりアテにならない所もあった😅あくまでも乗車記における利用状況の確認と言うのは特定の日・特定の区間・特定の列車だけに限定したサンプリング調査的なものなので、必ずしも”数字通り”ではない点もあった😅

【昼間の松本→信濃大町間の”電車”は2両でも超満員!😱】

↑松本駅の大糸線ホームは篠ノ井線ホームから離れている😫これは「歴史的な経緯」らしいが、ホームの上を越える連絡橋を長く歩く😫松本駅の配線上は篠ノ井線ホームからも発車する事が可能であるが、大糸線内折り返し運転の列車は6番線のみを使っている😲隣の7番線は柵や中間改札口等なくてダイレクトでアルピコ交通(松本電鉄)上高地線のりばだ😲

↑JRの「青春18きっぷ」しか持っていないのに、大糸線ホーム6番線の隣にある7番線のアルピコ交通の車両を見る事が出来る😆これは最近デビューした車両で20100系と言うようだ。元々は東武鉄道の車両を中古車として購入し大きく改造した車両のようだ😲

↑大糸線は7番線ホームの奥にある6番線からの発車が多い。案内表示器は何気にフルカラーLED式で大糸線・上高地線ではSuica等の交通系ICカードが使えない😫JRの制度で松本駅までが東京の大都市近郊区間で100キロを越える乗車券でも松本から甲府・東京方面を発着する場合は途中下車が出来ず、有効期間も1日だけである😫これが大糸線に入ると大都市近郊区間から外れるため、松本駅からわずか0,7キロしか離れていない北松本駅発着にして甲府・東京方面までの乗車券を買えば途中下車も可能になる😆

↑駅名標を見ると「42」と言う番号。これは駅番号であるが単に数字だけなのは珍しい🙄南小谷が「9」でそこから順番通りに松本まで番号を設定。ワンマン列車における整理券発行機と駅名(駅番号)が合致するようになっている。制定はされていないが1~8は非電化区間の駅を示す。

↑6番線に5339М南小谷行きとなる車両が入ってきた😆E127系の2両だ😆それにしてもホームには多くのお客が待っている😆山の日と言う祝日である事や世間様はお盆休みに入った事もあり、大きな荷物(スーツケース等)を持った人も少なくない。私が乗った頃には空席は一切なく立ち客だけで20~30人は乗っていた😥真昼間の列車である😥車内には駅員が4~5人乗っている🙄どうやらSuicaで大糸線に乗り越すお客が多いらしく、事前に精算する目的で対応していた💸

臨時特急あずさ85号(E257系5000番台の9両)が多少遅れての到着との事で、南小谷行きもその分遅れての発車だった😫発車直前には1両に50人近くが立っていた😱これでE127系の定員通り(立席も含めれば)と言えばその通りなのだが、それだけ立てばかなりの混雑だ😱超満員!とも表現したくなる😱

【動いては止まる大糸線😅平均駅間距離は1,85キロ😅】

梓橋駅(是より北←安曇野)

動いては止まる大糸線😅調べてみると平均駅間距離は1,85キロだという😲特に松本~信濃大町間は駅が集中しており35キロで19駅もある😲特急あずさ・リゾートビューふるさと・早朝の信濃大町発の1本だけある快速以外の列車は全て各駅停車なので動いては止まるを繰り返す事になる😅50人も立っているので早く動いて(降りて)くれないかと思っていたが、そんなに甘くない😫

4339Мはワンマン運転ではなく車掌が乗務している。この列車では普段からお客が多いのか?🤔松本~信濃大町間は車掌が乗務する事になっている。ここでは後方監視要員と言う意味合いが強くなる😲JR東日本の電車の場合は、車掌が発車指示のブザーを鳴らさなくてもドアが閉まれば発車とみなされ動き始める😥どの駅でも全てのドアが開き乗り降りが終わると、車掌は車内に入り乗務員室のドアを閉めてからドアを閉める合図である電子音を鳴らし、ドアが閉まればスグに動き始める😲

梓橋~一日市場
一日市場~中萱

やっとまとまって下車したのは穂高駅😌20~30人は下車する😲次の有明駅で15人前後下車する😲車掌は有明駅まで2人乗っていたが1人降りた。有明駅で列車番号が変わる事もあると時刻表には記されているが、これは松本~有明間が車掌乗務でそれ以外はワンマン運転と言う意味だ。中途半端に列車番号が変わるなー🙄と思っていたが、利用状況を見れば有明駅まで車掌乗務させることも納得出来る。有明駅には松本運輸区の休憩所もあった😲だがそれでも20~30人は立ち客が残る😥

細野駅は田んぼの中にある駅で、次の北細野からは2人が乗る。途中駅からでもわずかながらの人の動きがある😆こうやって見ればこの先に存廃問題と化している区間が本当にあるのか?🙄と思ってしまう。信濃松川駅で15人前後が下車するとようやく車内は余裕が生まれる😌それでも棚の上には大きな荷物が多く載っておりこれだけで「長く乗るお客」の目星が付けられれば乗り鉄としては十分な上級者だ😏

信濃常盤~南大町

南大町駅の手前で国道147号と並走する。この道路はそのまま大町市内で国道148号と接続しており、両国道が大糸線と並走する形だ😲換気のために空いていた窓からは風の性質が変わる事にも気づく。8月の暑さ真っ盛りの時期なので決して心地良い風ではないが、松本市内と比べれば多少冷たい風が入り込む😌

信濃大町駅にはやや遅れた15時10分に到着。まとまった下車があったのは予想通りであったが、逆に山登り客がまとまって乗ってきた😫4339Мとしての運転はこの駅までで、車掌が降りて今度はワンマン運転として5339Мに列車番号が変わる😲

2回目に続く(下記リンクをクリック、10月27日公開)

【2022年8月乗車記/信濃大町駅からE127系2両のワンマン運転に/連続して優等列車と交換】大糸線の現状② (railway-topic-kh8000show.net)

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