【石油貨物列車がやって来た!電気機関車EH200の動きを見る/駅から時計が消えた】竜王駅(中央東線)を現地調査②

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2022年4月に竜王駅(中央東線)の石油貨物列車を見学(現地調査)する。2番線ホームに到着したが旅客列車が多く約40分動かず。EH200-7電気機関車の位置を移動。その後タンク車を東京方に移動し本線上で止めて推進(バック)運転で石油ホームに入る。改札口に目をやるとみどりの窓口は消えて券売機対応になり時計も消えた

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前回までの続きは下記リンクをクリック

【2022年4月現地調査と撮影記/登り坂のホーム】中央東線韮崎駅は1面2線しかないのに折り返し運転が出来る理由とは? (railway-topic-kh8000show.net)

【貨物列車の基礎知識/タンク車(タキ)の入替に名無しのディーゼル機関車が活躍!】山梨県唯一の貨物駅・竜王駅を現地調査① (railway-topic-kh8000show.net)

【日付】2022年4月7日(木)

【場所】竜王駅(JR中央東線・山梨県甲斐市)

【内容】竜王駅の旅客ホームに併設された石油貨物列車が発着するホームと午前中に到着する石油貨物列車81列車(横浜の根岸発)の運転を見る

もくじ

★2022年4月に山梨県唯一の貨物駅・竜王駅を現地調査😆EH200の石油貨物列車がやって来た😆どのような動きをするのか?🤔

↑2022年4月に竜王駅(中央東線)を現地調査😆旅客列車はそれなりにやって来る😆8時55分発の428М甲府行きは211系2000番台の6両😆

↑8時56分発の431М松本行き(211系3000番台N304編成の3両)も発車😆旅客列車がまとめて発車するといよいよ貨物列車が運行出来る順番になる😆

【竜王駅に9時03分着石油貨物列車(81列車)が燃料満タンでやって来た😆】

↑JR貨物の作業員が数名登場😆そのうち1人が線路に降りる😲前からやって来る貨物列車に対して旗を振っている😲恐らく線路に立っている作業員の位置が貨物列車の運転士から見た停車位置目標であろう🙄1番線側の下り本線(上記の松本行き列車が通った線路)の信号は赤(列車はが入れない)になっているはずだ🤔

↑定刻通り9時03分に竜王駅の2番線ホーム(以下「中線」と表現する場合もある)に81列車石油貨物列車がやって来た😆横浜の根岸にあるENEOSの製油所からガソリンなどの燃料満タンにして運んできたのだ😆

これは余談だが、海がある都道府県は製油所からタンカーでガソリン等の燃料を運び、各地の港にある油槽所に燃料を届ける😲一方で山梨県や長野県のように「海なし県」の場合は石油貨物列車で油槽所に届けるか、近隣県の油槽所や製油所からタンクローリーで直接輸送する。とは言え後者の場合輸送出来る量は”たかが知れている”😥直接ガソリンスタンドに入荷する事が多いだろう。油槽所に運ぶとなるとタンクローリーでは輸送力不足で、石油貨物列車だと1本の列車でもタップリ運ぶことが出来る😆今でも10両程度の両数を組んで運行しているのだ😆

↑81列車の石油貨物列車はタンク車(以下、タキ)がホームがはみ出ていた😆最後部が信号機付近まで来ると旅客列車の運行に影響があるので、その日の連結両数に応じて停車位置を変更しているようにも見えた🙄

↑竜王駅の東京方面行きの信号機を見ると「本線」=青、「中線」=赤であった😲「本線」とは3番線ホームの事でこの後何らかの列車が通る証拠だ😅竜王駅で貨物列車が作業する場合、両方の信号機が赤になるまで待つ事になる😩

【竜王駅に石油貨物列車が到着しても作業開始までは約40分待ち😅】

↑竜王駅に石油貨物列車が到着した後、なかなか動かない😩この間にも複数の旅客列車が通過する😆本線(上り線・下り線)とも燃料満タンにしたタキとEH200を動かすためには、ここを通らないといけない😥上下の旅客列車が通らない短いタイミングを待って、少しずつ作業するのだ😅そのため結果的には9時40分頃まで何も動きが無かった😫

【EH200-7電気機関車だけを切り離して別の場所に移動😆】

↑9時38分発の523М小淵沢行きが発車した後からようやく作業できる😆上下線とも本線の信号が赤になった😆これで竜王駅構内に旅客列車が入って来ることは無い😌EH200-7には作業員が乗り込む😲今も昔も見られる貨物列車の移動方法で、機関車や貨車の外に乗って無線を使い運転士に動かす・止まるの指示を出す😆どうやらこの時点で機関車運転士は東京方の運転室にいるようで、松本方の様子を見る事は出来ない。機関車の外に立っている作業員はどうやら推進運転士(バック運転する際に無線を使い、機関車を動かす運転士に動かす・止まるの指示を出す役割)のようだ😆

↑推進運転(バック運転)でEH200-7電気機関車だけが松本方へ進む😆

↑竜王駅のホームから離れた場所に転線出来る線路があり、ここでEH200-7の向きを東京方へと変更する😆

↑EH200-7は上り線本線(3番線ホーム)を堂々と通る😲この時点では推進運転ではなく進行方向に向かった運転だ😲それでも前には推進運転士が立っている😲このあとEH200-7は行方知らずとなってしまった😫その理由は私がしっかりと追いかけないためであった😅

【EH200-7電気機関車を東京方のタキに連結しタキが石油貨物列車ホームに入る😆】

↑竜王駅の1番線ホームから2番線ホームに向かうと圧巻される😲駅の通路から石油貨物列車のタキが大迫力で見える😆タキの上にバルブのような穴があるがこれはガソリンを製油所で注入する際に使うもの。竜王駅にある石油貨物列車のホームから油槽所にガソリンを注入する際は、車両下にあるバルブから行われる。これはタンクローリーと同じ仕組みである事がわかった😆

↑竜王駅の2・3番線ホームの東京方に進むと先ほどのEH200-7電気機関車が連結されていた😲つまり機関車の向きを変更していたのだ😲しかし、信号機は「本線」は青、「中線」は赤である。何か「本線」(3番線)にも列車が来るらしい🤔

↑竜王9時55分発の328М甲府行きが発車😆

↑東京方の信号機が「本線」「中線」とも赤になった😆これで旅客列車が来ないことを示す。これを待っていたかのように石油貨物列車の作業開始😆

【石油貨物列車が竜王駅で作業する😆東京方の本線→推進(バック)運転で石油ホーム→再び機関車切り離し😆】

↑石油貨物列車が竜王駅の2番線ホームを離れる😆車両そのものは東京方に移動する😆

↑東京方に移動し上り本線に止まる😲こうなれば上り列車の走行が出来なくなる😫

↑推進運転士の無線指示でタキが推進(バック)運転する😆

↑機関車の姿も見えてきた😆

↑燃料満タンのタキ😆

↑推進運転で見えない所に行ってしまった😲この先には石油ホームがあるのでここまで移動し、燃料満タンのタキから油槽所に対して積み降ろし作業を行うのであろう🤔

↑少しするとタキから切り離したEH200-7電気機関車単独で出て来た😲どのような動きをするのか?と思い様子を見る(現地調査する)と🤔

↑推進運転士が線路上に降りて機関車の運転士に無線で指示🤔名無しのディーゼル機関車(詳しくは前回ブログで)が頑張って連れてきた燃料(荷物)が何も入っていないタキに近づいていた😲

↑段々近づいて行って

↑連結する😆つまり返却するタキの石油貨物列車(80列車根岸行き・竜王10時49分発)となるのだ😆

↑これが前から見た80列車根岸行き石油貨物列車😆直接この線路から発車する事は出来ない。今度は逆の作業で東京方の本線に進み→推進運転で2番線ホームへ→2番線ホームから80列車根岸行きとして発車…と言う流れになる😆

貨物列車の作業を最初から最後までしっかりと見学(現地調査)したのはこれが初めてで、貨物列車の良い勉強になった😆貨物列車の貨物駅における細々とした作業について詳しく知っている鉄道ファン諸君諸氏はそんなに多くなかろう😏貨物列車と言う鉄道の中でも「謎」となっている分野が1つ解けた😆

【竜王駅の石油ホーム(燃料満タンのタキから油槽所に荷降ろし)😆】

↑改札口を通り、竜王駅のコンコースから石油貨物列車の石油ホームを見る😆意外と線路の数が少ない😲タキは10両程度で竜王駅に到着したが、石油を荷降ろしする事が出来るホームは4~5両分の長さが2線しか無い😲そこで”名無しのディーゼル機関車”を活用し4~5両分程度の長さに切り離されて、それぞれ石油ホームに取り込む格好だ😏

↑カメラを”ドアップ”にするとこんなように見える😆石油ホームは決して広いとは言い難い。ここからパイプを通って敷地外にある油槽所にガソリンが送り込まれる仕組みであろう。油槽所に入ったガソリンはタンクローリーに小分けにして各地のガソリンスタンド等へ輸送される😆

↑旅客線のホームから石油ホームを見るとこんな感じ😆

↑これも”ドアップ”で荷降ろししている所を見ると、当然だがレギュラーガソリンは専用のパイプから注入する😆よく分からないのがタキに「灯油」の札があった事🤔車両的にはガソリン専用であるが、なぜ灯油が出てくるのか?全くの不明。この辺は読者諸氏に教えてもらいたい。

【竜王駅から時計が消えた😱】

↑竜王駅は気分が開放的になるコンコースがある😆ここから石油貨物列車や石油ホームを見る事も可能だ😆

↑竜王駅の改札口・きっぷ売り場付近はシンプル😆以外にもJR東日本のロゴマークがない。ある意味珍しい。

↑竜王駅から「みどりの窓口」は消えた😞その跡地は「話せる指定席券売機」に変わっていた😞テレビ電話システムを使い遠隔操作できっぷを買う事が出来るのだが、実際には他駅からの呼び出しも多いので、数十分も待たされる事例が増えておりお客からは不評だ😤

結局は乗車券はSuicaで、特急券は「えきねっとチケットレス」(まはた事前に「えきねっと」で予約)を言いたいのがJR東日本の本音😏とは言っても指定席券売機自体は万能では無く、一部は買えないきっぷも存在する😫その場合は最寄りの「みどりの窓口」がある駅まで行く事になるので、そこまでの往復運賃を0円にしたきっぷが発行される形だ😥形としては出来ているものの「面倒くさい」事になっているのは十分なサービスダウンだ😒

竜王駅は直営駅(有人駅)との事だが、駅員が居る気配がない😫韮崎駅のように列車が来るたびに放送案内があるわけでも無い。「青春18きっぷ」を使えばフリーパス状態か?と言うとそうでも無くて、有人改札口は仕切りで閉ざしてある(強制突破は容易に出来そうだが)。旅客駅としては無人駅に等しい😩

↑竜王駅の発車案内装置。10時を過ぎれば1時間に1~2本程度と減る😫発車時刻は掲示するが(それは法定義務なので)肝心の時計が消えた😱中央部分は真っ黒になっているが元々は時計があった😥これはCOVID-19による収入低下で徹底的にコストダウンを図っている😩JR東日本管内には約1,600駅あるが、そのうちの500駅については駅にある時計を撤去するという😱理由はコストがかかるから🤑鉄道駅の時計は正確でないとならず高精度の機種を使っている(意外と)。そのためこのコストがバカにならず、極端に利用が多い駅を除き「時計が消える」😱特に八王子支社管内(山梨県内)は顕著で26駅中20駅から時計が消えた😱特急停車駅の大月駅でさえもこの有様だという😱

腕時計やスマホがあれば時刻の確認は容易であるが、実際にその体験をやってみると「なんだかなー😩」と思う。この両方を持っていないお客も居るはずなので、鉄道駅と言う公共の場、ましては時間が命の鉄道駅で時計が消えるとは酷い😤どんなに少ない駅でも時計の1つや2つ設置するべきで、ホームセンターで売っている壁時計(しかも今の機種は電波時計の事が多い)に置き換えてみたらどうだ?😩それだけでも十分のコストカットが出来るはずだ😩

【最後に】

これで竜王駅の現地調査は終了😆石油貨物列車の動きを見たかったので大幅に予定を超過した🤣次回からの2回は中央東線の勝沼ぶどう郷駅に行き「桜を見る会」を行う🤣

次回に続く(下記リンクをクリック、5月25日公開)

【2022年4月撮影記/通過するE353系特急あずさ17号から桜吹雪が撮れた】勝沼ぶどう郷駅で桜を見る会① | (railway-topic-kh8000show.net)

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KH8000

ご覧くださいまして、ありがとうございます。 当ブログは鉄道・バス・ヒコーキ・船について、読者の皆様が”乗りたくなる”公共交通機関の魅力をお伝えします。 実際に私が乗った時・撮った時の感想などについて「乗車記」「撮影記」として、各地の秘境駅や注目の鉄道駅に直接訪問し現地で知り得た事を「現地調査」として、”他所よりも詳しく”、鉄道系YouTuberに負けぬほどの勢い・情報量・知識・感動体験を当ブログでお伝えします。 私はJR全路線全区間乗車(JR完乗)済みで、鉄道友の会の正会員(一応某支部の幹部・撮影会などの行事についても詳しくお伝えします)です。当ブログのフォロー(ブックマーク)は誰からも大歓迎です。

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