【2022年1月現地調査/阿波海南駅でバス~鉄道に変わるシーンを記録(撮影・見学)する】阿佐海岸鉄道DMVに乗る③
2022年1月現地調査。阿佐海岸鉄道DMVの阿波海南駅で鉄道~バスに変わるシーン、バス~鉄道に変わるシーンをそれぞれ記録(撮影・見学)する。鉄道~バスに変わる場合は甲浦駅方面からDMVが到着すると車輪収納しゴムタイヤを出す。バスの状態でモードインターチェンジを走り阿波海南駅で乗降の扱いをする。これを細かく見る

牟岐線・阿佐海岸鉄道の過去の乗車記は下記リンクをクリック
【2019年12月乗車記/JR四国で完乗が難しい?牟岐線徳島→中田/国鉄最短路線小松島線の廃線跡を】JR完乗を目指せ!⑦ (railway-topic-kh8000show.net)
【2019年12月乗車記/海は見えず四国の奥地へ向かう?牟岐線4551D南小松島→海部】JR完乗を目指せ!⑧ (railway-topic-kh8000show.net)
【2019年12月乗車記/DMVが牟岐線を走る?海部駅で接続する阿佐海岸鉄道に乗る】JR完乗を目指せ!⑨ (railway-topic-kh8000show.net)
阿佐海岸鉄道DMVの乗車記・撮影記の前回までの内容は下記リンクをクリック
【2022年1月乗車記/徳島~阿波海南間のJR牟岐線もセットで付いて来る】阿佐海岸鉄道DMVに乗る① (railway-topic-kh8000show.net)
【2022年1月現地調査/鉄道~バスに変わる阿波海南駅のモードインターチェンジとは?】阿佐海岸鉄道DMVに乗る② (railway-topic-kh8000show.net)
阿佐海岸鉄道のDMVの説明については下記リンクをクリック
【日付】2022年1月7日(金)
【場所】阿波海南駅(徳島県海陽町)
【内容】阿佐海岸鉄道DMVの鉄道~バスへの切り替え地点「モードインターチェンジ」車両が鉄道~バスに変わるシーンを記録(撮影・見学)する
もくじ
★2022年1月現地調査。阿波海南駅のモードインターチェンジでバス~鉄道に変わるシーンを記録(撮影・見学)する😆

↑阿佐海岸鉄道の阿波海南駅でDMVモードインターチェンジ(バス~鉄道に変わる場所)を前回じっくりと現地調査した(詳しくは上記リンクをクリック)。前回はあくまでも設備を見ただけなので、DMV車両はまだ見ていない😥
時計を見るとそろそろ甲浦駅方面から阿波海南文化村行きのDMVが到着する頃だ😆DMVの鉄道区間(阿佐海岸鉄道阿佐東線)は途中の駅や信号場では反対側から来るDMVとすれ違い(列車交換)出来ない仕組み😥実際の運行は10~20分程度の間隔を開けて「続行運転」となる😆最初は鉄道~バスになるシーン、次にバス~鉄道にシーンを記録(撮影・見学)する😆
【鉄道~バスに変わるDMV931号車(青)を阿波海南駅で記録(撮影・見学)する😆】

↑甲浦駅方面から青いDMV931号車が鉄道として阿波海南駅に到着😆12時23分発の阿波海南文化村行きの便である。

↑所定の停車場所へ鉄道として進むDMV931号車😆




↑DMV931号車から車輪が収納される😲写真を見ると一目瞭然で運転席部分がやや高くなっていたのが、わずか15秒ほどで車体が水平になる😲この時点でDMVのゴムタイヤは前輪・後輪ともしっかりと地面に設置😲ここから先は「バスとして」走る事になる😲



↑完全なマイクロバスとしてモードインターチェンジを走るDMV931号車😲阿波海南駅の乗車・下車出来る場所は「阿波海南駅前交流館」の近く。よくあるバス停だ😆細かい話だが、モードインターチェンジは正確には「阿波海南信号場」と称する名前で、のりばは「阿波海南乗降場」である。なぜDMVの阿波海南のりばが「駅」ではないのか?と言うと、のりばが道路上にあるためだ。乗り物がバスならば停留所(バス停)、路面電車(レールの上を走る乗り物で道路と並行して運行(併用軌道)する場合)ならば電停と言う。当ブログでは便宜上、阿佐海岸鉄道DMVのりばは基本的に「駅」として述べる。


↑阿波海南駅の阿波海南文化村行きのりばに到着し乗降の扱いを行う😆地元の人(ボランティア?)が乗務の手助けや案内業務を行う😆DMV931号車のドアが閉まると今度は「路線バス」として本格的に走行開始する😆


↑阿波海南駅には遮断機があると前回(上記リンクをクリック)の現地調査ブログで述べた。DMV931号車は遮断機に近づくと開いた😲実際には運転士が運転席で何らかの操作を行ったのかもしれない🙄この辺の事はよくわからない。運転士が一旦下車して周囲の様子を確認。問題なかったので発車する流れであった😌種車がマイクロバスなので普通のクルマやトラックと同じく運転席から直接運転士が乗り降り出来るのが、一般的な観光(高速)バス、路線バスとの違いと言えようか。
【鉄道~バスに変わるDMV933号車(赤)を阿波海南駅で記録(撮影・見学)する😆】



↑続いて阿波海南駅には12時34分発の阿波海南文化村行きのDMVがやって来た😆車両は赤いDMV933号車だ😆まずは「鉄道モード」で車輪を出してレールの上を進んできた😆今回は車輪がどのように収納されるのか?🤔じっくり撮影・見学する事にした😆

↑前の車輪を大きく出した状態でやって来たDMV933号車😆前のゴムタイヤは宙に浮いている😲前については車輪だけでDMV全体を支えて前進もしている😲

↑目の前から見たDMV933号車の前の車輪と前のゴムタイヤ😲これだけ車輪を露出させて車輪の周囲を特に隠すことなく、レールの上を走る鉄道車両は珍しい😲以下の7枚がDMVの車輪収納の様子である😆







↑DMVの車輪収納はわずか15秒で終了😲車輪収納が始まった早いタイミングでゴムタイヤが地面に設置し車体前側を支える役割になる😌車輪収納後は側面から車輪は完全に見えない😲

↑この後は先ほどの青いDMV931号車と同じくゴムタイヤを使い「バスモード」として発車し阿波海南駅で乗降扱いを行う流れだ😆
【バス~鉄道に変わるDMV931号車(青)を阿波海南駅で記録(撮影・見学)する😆】

↑今度はDMVがバス~鉄道に変わるシーンを記録(撮影・見学)する😆阿波海南駅から阿波海南文化村までは約1キロ離れており、DMVならば4分で到着出来る😆やって来たのは12時40分発の道の駅宍喰行きの便だ😆まずは阿波海南駅でお客が数名乗る😆同業者(乗り鉄、鉄道ファン)らしい🙄



↑DMV931号車がモードインターチェンジに入る😆いとも簡単にDMVを進める運転士😲バスモードでモードインターチェンジに入る時に狭い場所にDMVを入れさせる必要があるので、高い運転技術が必要だと思う😲DMVは「停」の標識に合わせて停車させる。運転士の目線から「停」の標識が真横に来た位置が停車場所なので、DMVの前の部分(ライト・エンジン・ナンバープレート等がある場所)が「停」を過ぎた場所で止まる格好だ😲

↑DMV931号機がバス~鉄道に変わるため運転士が準備を行う。準備と言っても手の込んだものではなく、運転席にあるボタンや機械を操作する程度である😅





↑バス~鉄道に変わるのもわずか15秒で完了😆車輪がしっかりとレールに接合する😆前のゴムタイヤはレールとレールの入ったらしく浮いている😲それでもゴムタイヤの側面の一部はレールの内側に”くっつく”感じになっている🤔どうやらこれがDMVの大きな特徴らしい?🤔

↑運転士がDMVから降りて一周点検😌ちゃんと車輪が出ているか、車輪がレールと接合しているか等を確認している😌DMVは鉄道モードとして走る場合、車体の前側を高く浮かして、逆に後ろ側は地面に近づけている😲正面から見るとDMVが鉄道として走っている時には「後ろに傾いて」走る格好だ😲これはJR北海道が実験段階で行っている時から同じ事で、なぜこのようになるのか?技術的な事は私にはよくわからない。

↑これで一周点検が終わり運転士が乗り込む😆この後は鉄道としてDMVが甲浦駅方面に向けて発車する😆






↑DMV931号車が鉄道として阿波海南駅を発車した😆マイクロバスはディーゼルエンジンで動くので鉄道の区分上は「気動車」であるが、エンジンはあまり響かず😲むしろDMV特有と言ったら良いだろうかレールを走行する時の車輪の乾いた音がよく響き特徴的だった😆
もちろん後ろの車輪もしっかりとレールに接合している😆だが後ろのゴムタイヤは前以上にレールの近くにある😲これは後日鉄道友の会の例会の際に複数の会員諸氏が指摘していたが、DMVの後ろタイヤは「駆動輪」。つまり後ろタイヤがレール近くで接合してタイヤが回転しないと前後の車輪に力が伝わずレールの上を走る事が出来ないという😲
なるほど後ろのタイヤは「駆動輪」なのか😲直接ディーゼルエンジンや諸々の伝達装置から車輪に力を伝えてレールの上を走る一般的な鉄道車両とは仕組みが異なる事がわかった😲
阿波海南駅のモードインターチェンジで鉄道~バスに変わる(バス~鉄道に変わる)になるシーンを記録(撮影・見学)し、「DMVとはこういう乗り物なのか🤔」となんとなくわかった😅阿波海南駅から約1キロ離れた阿波海南文化村まで徒歩で移動し、今度は阿佐海岸鉄道DMVに乗る事にした😆
4回目に続く(下記リンクをクリック4月10日公開予定)
【2022年1月乗車記/世界初の乗り物!バスと鉄道が1台で両方乗れる!】阿佐海岸鉄道DMVに乗る④ (railway-topic-kh8000show.net)
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