【W75徳満駅(宗谷本線)/予想外の廃止駅!国道40号沿い・超景色の良い展望台が近くにある】北海道の駅を現地調査㊷
2020年9月にW75徳満駅(宗谷本線)を現地調査する。2021年3月13日付けで廃止になった駅だが予想外だった。国道40号沿いでプレハブ小屋の駅舎。昔は木造駅舎だったらしく運賃表の「稚内」が隠れる位置にその当時の写真があった。徳満駅からクルマで3分・徒歩12分の宮の台展望台に行くとサロベツ原野・利尻富士が見える超景色の良い場所

【備考】徳満駅は2021年3月13日付けで廃止😱
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↑YouTubeの現地調査系INTER URBAN6304氏の徳満駅の動画も参考にした。以下は私が実際に現地調査した内容を書く
もくじ
★W75徳満駅(宗谷本線)を現地調査😆国道40号沿い!高規格道路のインターも近くに😆しかし2021年3月に予想外の廃止😱近くには超景色の良い展望台がある😆


↑2020年9月にW75徳満駅(宗谷本線)を現地調査(駅訪問)する😆上記動画と同じようにW76兜沼駅(詳しくは上記リンク41回目をクリック)から北海道道1118号→国道40号の順番でクルマを進める。
兜沼~徳満間には2001年7月1日まで「芦川駅」があったが利用不振のため廃止となった😞今や宗谷本線の車窓から見る事が出来ない😞宗谷本線の最盛期だった時代は多くの駅があったものの、ただでさえ過疎地域を走るので、駅の利用者は限られる😞2000年代初頭に駅の廃止が相次いだが、2020年代になっても駅の廃止は続いている😞後術するが、今回現地調査した徳満駅は2021年3月13日付けで廃止された😱
それにしても道路は快適だ😆ドライブには最高の道😆が道北には多く、幹線道路であっても例外ではない😆建物と言えば集落の中心部に多少ある程度で、集落間は「原野」が広がる😆時々1つ2つ建物が見えて来るが、その多くは今や誰も居ない廃屋である😞春~夏~秋にかけては1年の中でも最高の季節を迎えるのであるが、これが冬🥶になると吹き溜まり・吹雪が起こりやすく一転して悪路となる⛄
宗谷本線は南稚内付近まで国道40号と並走したが、そこからかつてあった芦川駅付近までは並走しない。遠かれ近かれ国道40号沿いに駅があるのだが、徳満駅については”ど前”であった🤣国道沿いに「徳満駅」と言う標識があり、それに従って進むとスグに徳満駅に着く😆
【狭いプレハブ小屋の駅舎でも地元から愛されている事を感じる徳満駅😆】

↑徳満駅はクルマを置く事が出来るスペースがある😆これは上記動画の通り。先客?列車利用者?🙄と思われる白いワゴンR(スズキの軽自動車)が1台止まっていた🙄何かこれが不思議なように見えたが、「まぁーいいや」と思って駅舎から現地調査を始める😆


↑プレハブ小屋が駅舎だった😆一応トイレもあるが工事現場にあるような簡易型のタイプ😅パッと見た限り「徳満駅」と言う表札が無くて、JRのロゴマークがあるのでこれでやっと「駅」という事がわかる次第😅それでも救いなのが国道にちゃんと「徳満駅」と言う標識があるので、明らかに「駅」がある事はわかる😌


↑プレハブ小屋なので決して広いとは言えない😫でも駅舎としては十分過ぎるとも言える😆狭い割には壁にJRからの案内、周辺地図や観光案内、装飾品などが置いてあったり飾ってある😆

↑駅舎内部から見た出入口付近。「ようこそとくみつへ」と言う輪っかの飾りがある😆利用は決して少ないが地元に人に愛された駅なんだと思う🥺写真の左側には🙄
宮の台
展望台
徒歩12分
徳満駅の掲示物より
↑とあったので、後ほど一緒に現地調査する😆

↑運賃表。「稚内」の表示が見えず、昔の徳満駅の駅舎の写真で隠れている😅昔は北海道の駅では多いタイプの形をした木造駅舎だったようで、左側には雑誌?新聞?の切り抜きと思われる記事でもその事を紹介している😆今のプレハブ小屋になったのは2000年からとの事😞徳満駅の歴史を知りたくなってきた😆

↑徳満駅の時刻表はご覧の通り😅兜沼駅や勇知駅等と同じような本数😞2016年3月25日までは普通列車は1日5往復の運転が稚内~幌延間であったが、その当時夜間の一部列車が通過していた😲周辺に集落は多少しかなく、そんなに人数も多くなさそうなので、利用が明らかに少ない夜間ならばやむを得ないか😞
【徳満駅はシンプルな棒線駅😆ホームの端から見ると「どこまでも続く線路」😆】


↑続いて徳満駅のホームを現地調査する😆シンプルな1面1線の棒線駅😆2両分に対応といった所か🙄これと言った段差が皆無で誰でも優しく使う事が出来る駅だ😆ホームは特に舗装されず砂利道と化していたが、これが冬になれば雪捨て場⛄になるのだろう🥶


↑どこまでも続く線路😳周囲に見えるのは草木と森だけ🤣宗谷本線の駅では「あるある」なのだが、全国的に探せばこのような「自然のまま」と言う感じの駅は少ない😂線路際では夏草がこれでもか!と言うくらい生えているが、列車の運行には支障がないので、そのままにしてあるのだろう。逆に言えば草刈りをするだけの経費も多くは使えないのが現実か😱
元々は列車交換が出来そうだった駅のようにも見える。1977年までは貨物取扱があったようで、広い構内だったのも当然と言えよう。私としてはその当時の写真等の記録があれば、やはり見てみたいし、その事を勉強したい😆
【徳満駅は2021年3月13日付けで予想外の廃止😱】

↑ところで徳満駅は2021年3月13日付けで廃止😱私としては予想外😱宗谷本線の幌延~稚内間で「1駅廃止する」目標をJR北海道は掲げていた。流石に特急停車駅である幌延、豊富、南稚内、稚内は廃止しないので、それ以外の駅が対象であった😰
どの駅も利用者数は似たり寄ったりで、1日平均5人もあれば良い方だ😰この区間で「0,0人」(全くの利用皆無)と言う駅は存在しないものの「危険水域」とも言える3人以下の駅は何駅かある😰「集落に遠い」とか「実態に合っていない」などの条件も加味されるので、有力とされたのはW78抜海駅であった😱
しかし、稚内市が抜海駅の廃止に反対した😫さらに全国の鉄道ファン諸氏も「木造駅舎・ホーム」は価値がある😳として挙って反対した。私もその1人である。その結果当分の間は抜海駅の廃止は免れた😌「鉄道ジャーナル2021年4月号」の誌面でもあったが、2023年春には通学で使う学生が卒業するのでその時点で定期的な利用者は皆無になると😫それ以降は存続するのか?が抜海駅にとっては当面の目標と言うか課題だ。従って抜海駅は2021年3月で廃止する駅からは除外された格好😌
詳しい経緯は不明であるが、JR北海道は徳満駅の廃止を決めた😱この事が明らかになったのは2020年12月の事で、現地調査した時点ではその事を知る由もなく、予想すら出来ない事であった😱まさに寝耳に水だ😱1日平均の利用者数は1人弱でこの数字ならば廃止になっても仕方ない😞そうなると列車(公共交通機関)で駅舎内でも紹介された「宮の台展望台」に行く事が出来なくなる😫つまりクルマのみでしか行けなくなった😫
【サロベツ原野・利尻富士が見える超景色の良い「宮の台展望台」が徳満駅近くにある🥳】

↑徳満駅から少し登った場所にある「宮の台展望台」😆クルマで行く。駐車場も広い。丘の上にあるので徳満駅からは断続的な登り坂となる道だ😫クルマでは2~3分で、徒歩だと案内にもあった通り12分程度で行ける距離である😆

↑豊富町の観光案内図


↑展望台に登る前から景色が超良い😆サロベツ原野がハッキリと見える😆



↑宮の台展望台に登る😆展望台の説明、さらに牛の銅像も🐄豊富町の酪農発祥地らしい😲





↑宮の台展望台からサロベツ原野・利尻富士が一望できる😆ここが日本とは思えぬほどの超景色の良い場所だ😆


↑宮の台展望台は何気に室内だったりする😆ベンチ・双眼鏡・見えるものの説明がある😆サロベツ原野を見る事が出来る超景色の良い場所は他にもあるのだろうが、宗谷本線の駅近くと言えば徳満駅近くの宮の台展望台がオススメだ😆だが2021年3月13日付けで徳満駅は廃止されたので、この日以降は宗谷本線の駅からは遠い存在になってしまったのが残念だ😞国道40号からも遠くないので、クルマならば行きやすいか😅
43回目に続く(下記リンクをクリック、11月30日公開)
【W73下沼駅(宗谷本線)/愛嬌タップリのキャラクター「ぬまひきょん」が居た!夢いっぱいの駅舎】北海道の駅を現地調査㊸ (railway-topic-kh8000show.net)
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