【2021年9月乗車記/小浜線敦賀→小浜/125系3ドア車だが中央ドアが使えない?地域交通として機能】北陸乗り鉄大作戦①

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2021年9月乗車記。北陸乗り鉄大作戦。小浜線に乗る。今回は125系934М東舞鶴行き・敦賀→小浜間。主に車窓を中心に展開。125系はJR西日本の中でも珍しいタイプの車両で3ドア車なのに中央ドアは使用せず。昼間の列車なのに敦賀駅を満席で発車する。段々と車内は空いて来るが地域交通としてはしっかりと機能していた

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【2021年9月乗車記/デッドセクション後面展望で見る】北陸本線普通列車は521系2両ワンマン列車なのに全駅全ドア開く (railway-topic-kh8000show.net)

【秘境駅なのに設備が近代的!ICカード利用可!どこにでもあるタイプの待合室?】北陸本線南今庄駅現地調査 (railway-topic-kh8000show.net)

【乗車日】2021年9月4日(土)

【列車番号】934М(小浜線・ワンマン普通・東舞鶴行き)

【時刻】敦賀12:20→小浜13:22~13:25→東舞鶴14:22

【車両】125系の2両(クモハ125-16+クモハ125-8)

【備考】話が長いため、今回は敦賀→小浜間について書く

もくじ

★2021年9月乗車記。北陸乗り鉄大作戦😆福井県嶺南地方を走る小浜線に乗る😆今回は敦賀→小浜間

↑2021年9月乗車記。今回からは「北陸乗り鉄大作戦」としてJR・私鉄を問わず北陸3県(富山、石川、福井)の鉄道を乗りまくる😆どの路線も個性が強く魅力的😆何度でも乗りたくなる鉄道路線だらけだった🥳

工程は大きく分けて2つ。2021年9月4日に小浜線(敦賀~東舞鶴)を往復乗車😆9月20日からの4日間で福井→石川→富山の順番で多種多様な路線に乗った😆

【小浜線とは?🤔】

第1弾が小浜線である😆福井県敦賀市の敦賀駅から京都府舞鶴市の東舞鶴駅までの84,3キロの路線で、福井県の嶺南地方の大部分を走る重要路線である。概ね1時間に1本程度の運行で、2両ワンマンが基本。ICOCA(交通系ICカード)は使う事が出来ない(2021年10月現在)😩

運行上は全区間JR西日本金沢支社の管轄である。そのうち福井県内の区間は敦賀~青郷まで(73,5キロ)。残りの青郷~東舞鶴(10,8キロ)は京都府となる。線路設備を含めて東舞鶴駅構内を除き全線金沢支社の管轄である。北陸3県が金沢支社の基本的な管轄区域であるが、京都府や新潟県にも管轄区間があるのでJR西日本の中では路線距離(規模)だけで見ればかなり大きな支社(組織)だ😲現業機関(駅、乗務員職場、線路設備点検職場等)は一部を除き「〇〇地域鉄道部」と称した細分化された組織になっている😲

北陸のJR線は七尾線と小浜線は直流電化、北陸本線(今のIRいしかわ鉄道、あいの風とやま鉄道、えちごトキめき鉄道も含む)は交流電化となっている。直流電化~交流電化の間を直通する運行体系のため、使用する車両は必ず交直流電車が用意される😲普通列車ならば521系、特急列車ならば681・683系となる😆

小浜線では定期的な特急運転こそないが、使用される車両は直流専用電車の125系に限定される😲臨時的な運用を除き521系が小浜線を走る事はない😲125系はJR西日本全体で見ても珍しい車両😲小浜線と加古川線でしか走っていない車両だ😲

↑これが125系だ😆2両運転が小浜線では基本だが、車両の構成を見ると1両+1両になっている😲気動車ではこれは当たり前だが、電車では非常に珍しい😲最低でも2両で1編成が多く、521系のような交直流電車だと搭載する機器が直流専用電車(または交流専用電車)と比べて多くなるため、機器を置くスペースが用意出来ず1両の交直流電車は作る事が出来ない😫連結面にライトが光っているが、これはJR西日本特有の安全対策で「危ない場所」である事をアピールするため😌車内も個性的😲これは後術する😅

【昼過ぎの小浜線東舞鶴行きは満席で敦賀駅を発車😆】

↑敦賀駅の跨線橋にある発車案内装置😆なぜか昔からテレビ画面にLED式の表示器が映し出されている😆近鉄の主要駅にある「クイズダービー」的なテレビ画面ではないし、普通の発車案内装置が直接設置されているわけでもない😩当初は「暫定設置か🤔」と思ったが何年経過しても変わらないので、「正式設置」らしい🙄

↑ホームはちゃんとした発車案内装置😅これを撮影する同業者(鉄道ファン)も少なからずいる😅

↑125系は3ドア車であるが、実質的には前と後ろのドアだけしか乗り降りできない。中央のドアは使用停止だった。元々は「ゆとりスペース」と称して座席無しの立ちスペースとなっていたらしいが、座席数が少なく着席機会が減少したためお客から苦情が殺到😩結局この付近にも座席を設置した経緯がある。中央ドアは準備工事扱いらしく、小浜線でお客が増えるような事があれば、多少の工事でスグに乗り降り可能なドアに化ける事が出来るらしい🤔だがそうなれば座席数は減るので、また苦情が殺到する事は目に見えているが😩無理矢理ロングシートに魔改造する事もアリに見えるが、それもそれでどうかと思う😩

↑中央ドア付近を車内から見ると何とも中途半端な格好😂窓割が合わないため無理矢理ボックス席にしていた😂それでも座席間のスペースが多少あるため、立とうと思えば立つ事が十分可能。実際にこの「ゆとりスペース」の中に入ってまでも立つお客は、余程のモノ好きか、大混雑に詰め込まれるかのいずれかだろう😅

さて12時20分発の934М東舞鶴行きは満席だった😲立ち客も多少出ている😲1本前が10時46分発932М東舞鶴行きなので、約1時間30分も間隔が開いている。その分お客が集まるという道理なのか?🙄客層は実に様々で、同業者や旅行車はもちろん、通学の高校生や地元客の大人も交じっていた😌特定の客層に偏らず安心した所で敦賀駅を発車する😆

↑敦賀~西敦賀

敦賀駅を発車すると、金ツル(敦賀地域鉄道部)の横を走る😆小浜線の車窓からも521系、ラッセル車のキヤ143形などを見る事が出来る😆少しすると北陸本線とも分岐して、E27舞鶴若狭自動車道の高い橋も見える🙄小浜線と舞鶴若狭道・国道27号は完全並走する関係だ😲私も2年前(2019年11月)にこの両方の道路をクルマで走った。

小浜線と北陸本線の明らかな違いがあった。線路からは「ガタンゴトン」と連続して響き渡る😆鉄道旅行、乗り鉄、乗車記としてはこの音に出逢えること自体が醍醐味と言える😆しかし、これは「線路規格が低い」という事も意味する😞北陸本線と比べると小浜線の乗り心地は悪く、頻繁に車両が揺れる😵

なぜ「ガタンゴトン」と言う音が鳴るのか?と言うと、レールとレールの繋ぎ目を通過する時に生じるものである。北陸本線のような幹線路線では乗り心地の向上、線路保守を容易にする目的等から、繋ぎ目を無くした「ロングレール」が一般化しているため、「ガタンゴトン」と言う音自体は分岐器(ポイント)通過時を除き、最近は聴けなくなっているのが残念だ😞

【小浜線の乗車記と敦賀~小浜間の車窓😆】

↑粟野駅(ホームは反対側、給水塔が目印)

次の東美浜駅との間は山深い所を進む😲小浜線は比較的険しくないような場所を通るイメージなので、この車窓は意外😲見通しが悪いため「警笛鳴らせ」が多く、頻繁に聞こえてくる😖おまけにスマホの電波状態も3G程度に落ちる😩小浜線に乗ったのは2009年3月以来で約12年ぶり😱当時米国ではバラク・オバマ氏が大統領に就任。名前が同じなので当時「小浜」が全国的に有名になり、いろんな宣伝行事が行われた事を思い出す😅

↑車内の駅名連呼では「ひがし・みはま」とハッキリ過ぎる言い方🤣日本海側なのにヤシの木🌴が印象的😆

↑東美浜~美浜

この付近車窓が良いのは東舞鶴行きの場合は右側だ😆こちらが海側で同業者(鉄道ファン)の多くが座っている😅この事を知っていたが私が車内に入った時には既に右側の窓側席は満席😫仕方なく空きがタップリあった左側の窓側に座った次第😅これは帰り(敦賀行き)に楽しむ事にしたが、この時すでに遅しでサスペンデッドゲームだった😫

美浜駅には12時41分。ほぼ満席の933М敦賀行きと交換。まとまった下車があった😲有人駅で全てのドアが開く。

↑車窓は引き続き良くて稲穂🌾実る区間(美浜~気山)を走る小浜線😆

↑藤井駅は住宅地にある。駅舎は虹🌈が描かれている😆

↑藤井~十村

↑十村~大鳥羽

↑若狭有田~上中

↑上中駅。13時09分の到着で、935М敦賀行き(2両)と交換する。この列車は空席が目立つ😞JRバスとの接続があって、これに乗ると湖西線の近江今津駅に行く事が出来る😆この路線は「若江線」(じゃっこうせん)と言って国鉄時代より運行を続けている😲

国鉄バス(JRバス)は「鉄道路線の短絡」を使命にしている所があり、小浜線から湖西線に行きたいならば、敦賀経由で行くよりも、上中駅でJRバスに乗り換えた方が速い。一時期青春18きっぷ利用期間中に、バス車内で当日有効なそれを提示するとバス運賃を割引するサービスをやっていた😆しかし長続きはしなかったようで、私が調べた所2021年夏のそれの期間中は実施していないようだった😞

敦賀からの人の流れはせいぜい上中付近までで934М東舞鶴行きの車内も空席が目立つようになる😞結果から言ってこの後は車内が空いたままで東舞鶴までこれと言った混雑もなかった😞小浜線の輸送密度(1日平均利用者数)は約1,000人で本数・両数の割には少ない印象だ😞舞鶴若狭道・国道27号が整備されており、走りやすい道なので、クルマがあれば小浜線は使わない・・・と言う全国どこにでもある典型的なローカル線の輸送実態だった😞

↑新平野駅。元々は列車交換が出来たような気がする🙄1973年まで出来たようで当時は貨物の取り扱いもあった。今は棒線駅(列車交換不可)となっているが、バリアフリー対応はバッチリ出来ているように見えた😆

↑新平野~東小浜

↑東小浜駅。小浜市総合福祉センターとの供用😲辺りは学校が多いため小浜線の駅の中では比較的利用が多い😲学校帰りと思われる高校生が3~4人乗ってきた😆ホーム自体は列車交換不可で、駅舎だけが立派だ😆

↑東小浜駅~小浜。段々と建物が増えて来て街らしい雰囲気になってきた😆

↑広い構内を進んで改札口前の1番のりばに到着。交換列車が無い場合は基本的にこののりばに入るという。典型的な国鉄配線(単式1線+島式1面2線)の駅だ😆小浜駅ではやはりまとまった下車があった。同時に10~15人程度が乗ってきた😆

小浜線は昼間は1時間に1本であるが、地元にとってはこれくらいの本数が多くもなく、少なくもない本数なのだと思う。小浜線も貴重な地域の足として機能しており、何が何でもクルマオンリーでない点は良かった😌

2回目に続く(下記リンクをクリック、11月20日公開)

【2021年9月乗車記/小浜線加斗~若狭本郷間の若狭湾が見える絶景車窓!実はマジな徐行だった!】北陸乗り鉄大作戦② (railway-topic-kh8000show.net)

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KH8000

ご覧くださいまして、ありがとうございます。 当ブログは鉄道・バス・ヒコーキ・船について、読者の皆様が”乗りたくなる”公共交通機関の魅力をお伝えします。 実際に私が乗った時・撮った時の感想などについて「乗車記」「撮影記」として、各地の秘境駅や注目の鉄道駅に直接訪問し現地で知り得た事を「現地調査」として、”他所よりも詳しく”、鉄道系YouTuberに負けぬほどの勢い・情報量・知識・感動体験を当ブログでお伝えします。 私はJR全路線全区間乗車(JR完乗)済みで、鉄道友の会の正会員(一応某支部の幹部・撮影会などの行事についても詳しくお伝えします)です。当ブログのフォロー(ブックマーク)は誰からも大歓迎です。

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