【W56紋穂内駅(宗谷本線)/初野駅に行けず/駅舎がボロボロ/何気に広いホームに歴史を感じる】北海道の駅を現地調査㉛

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2020年9月にW56紋穂内駅(宗谷本線)を現地調査(駅訪問)する。本来はW55初野駅に行く予定だったが諸事情で行けず。初野駅~紋穂内駅間はちょっとした峠越えの道。紋穂内駅周辺は建物がなく、人家もない「秘境地帯」!車掌車改造の駅舎がボロボロ!直線的な線路に広いホームと言う姿は歴史を感じる

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【日付】2020年9月24日(木)

【場所】W55初野駅→W56紋穂内駅(宗谷本線)

【備考】紋穂内駅は2021年3月13日に廃止😞

前回までの続きは下記リンクをクリック

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【W54美深駅(宗谷本線)/公共施設の雰囲気がする駅舎/美幸線があった歴史/15時台が最終列車!】北海道の駅を現地調査㉚ (railway-topic-kh8000show.net)

↑YouTubeの現地調査系INTER URBAN6304氏の初野駅・紋穂内駅動画も参考にした。以下は私が実際に現地調査した内容を書く。

もくじ

★W55初野駅(宗谷本線)を現地調査・・・出来ず😫

2020年9月宗谷本線の駅を現地調査(駅訪問)。前回(上記30回目をクリック)はW54美深駅を現地調査した😆上記動画と同じく現地調査時刻が日没近くになった。この日までに音威子府駅付近まで行ければ良いとなんとなく思っていたが、実際には美深~音威子府間でも注目の駅はタップリある😆短時間で現地調査を終了させるのは嫌なので、ペースを速める事はやらない😏

上記動画(初野駅の1回目)と似たような経路で初野駅に向かう。美深駅から国道40号を音威子府方面に進み、途中の角を右折して田んぼの中を通る😆しかし、ダンプカーが多い😰近くで何らかの土木工事でもやっているのだろうが、すれ違うクルマはほぼ全てダンプカー😰

そうこうしているうちに初野駅に到着😆上記動画にある通り某政党のポスターの前にクルマを置こうとするが、ダンプカーの邪魔になるのは明らかだった😒決して交通量が多い道ではないので、差支えはないのだろうが「邪魔だ😤」と文句が来る事と、満足に駐車場もないので、いろいろと気を使う😰現地調査を簡単に済ませても良かったが、状況が悪かったのでその気にもなれず、初野駅は”通過扱い”となった😫

【初野駅から紋穂内駅までちょっとした峠を越える】

↑初野駅から紋穂内駅にかけての道中

正攻法に行けば上記動画のように国道40号に戻って初野駅から紋穂内駅を目指すのであるが、レンタカーのカーナビを紋穂内駅に設定し直すと国道40号とは逆方向へ誘導された🙄正攻法のルートを走るとカーナビが怒る😤ため指示に従う😅

経路上には人家がほとんどない秘境地帯😆道路は片側1車線で登り勾配・曲線もある典型的な山道でちょっとした峠を越える。だが険しい道とは言えず、比較的走りやすい😆北海道ではこのような道がそれなりに多い😌北海道でないと見る事が出来ない自然豊かな風景が初野駅から紋穂内駅まで続く😆

ちょっとした峠を越える一気に降る。宗谷本線の線路も少しは俯瞰が出来る。降り切った所に踏切。それを渡って左折すると、上記動画の紋穂内駅1回目(道を間違えた場所😅)の場所を通る😆

【紋穂内駅の近くは人気(ひとけ)がない😱】

やはり人家が何もない😱旭川駅から順番に主な駅を現地調査してきたが、北比布駅、東六線駅、北剣淵駅と秘境駅もこの日訪問したが、いずれも駅周辺は僅かながらの建物や人家も一応はあった😲中には近くで農作業中の駅もあったので人気(ひとけ)は一応あった😰しかし、紋穂内駅は建物がない、人家がない、人気(ひとけ)もない😱宗谷本線の現地調査ではこの手の駅は紋穂内駅が初めて😲心の中では「さぁー盛り上がってまいりました🥳」とテンションもアップする⤴

★W56紋穂内駅(宗谷本線)を現地調査😆駅舎がボロボロ😢何気に広いホームに歴史を感じる🤩

↑紋穂内駅に到着😆初野駅とは対照的にクルマを置く事が出来る場所がある😆紋穂内駅は先ほどの踏切を曲がった所から道なりに進み、”どんつき”(突き当り)に紋穂内駅のホームと駅舎がある😆紋穂内駅の施設自体が行き止まりを形成している😆

↑紋穂内駅の駅前はご覧の通り😅周囲には建物、人家が一切ない🥳道路をカーブした”どんつき”にホームがあるものの、その手前で茂みに隠れているため、カーブ仕切らない限り紋穂内駅の存在がわからない😫もちろん「紋穂内駅」と言う道路標識さえもない😫正真正銘の秘境駅だ😆

【紋穂内駅の駅舎がボロボロ😢】

↑紋穂内駅の駅舎はボロボロ😢とても見苦しい😭

車掌車を改造した駅舎であるが、紋穂内駅の駅舎として使われるようになってから定期的にメンテナンスが行われていないのだろう🙄それは所有者であるJR北海道が行うべきなのであるが、宗谷本線の名寄以北は存廃議論も起こるほどの不採算路線😫2020年度の輸送密度(1日平均利用者数)はCOVID-19(新型コロナウイルス感染症)の影響もあって165人、営業係数1,306円と留萌本線と互角の勝負となってしまった😱そうなれば満足に設備投資が出来るわけもなく、究極的には安全基準さえ満たしていれば、駅・ホームとして使う分には問題ため、駅の顔である駅舎がボロボロ😢でも放置されている駅が宗谷本線に限らず、北海道の利用者の少ない駅にはそれなりにある😞

※輸送密度、営業係数は名寄~稚内間の実績

↑紋穂内駅の駅舎の中に入る🥳「ひこうタイプ」が飛んでいる😖「対空砲」なる物は持っていないので、駅舎のドアを開けて「制空権確保」を図る😏

意外にも紋穂内駅の駅舎はスッキリしていた😌天井の周りを見ると歴史を物語る😆駅舎内もボロボロ😢になっていなかったのは安心した😌

列車を待つために最低限の待合室となっていた😆時刻表によれば1日に旭川・音威子府方面とも4本だった。秘境地帯でもあるので、紋穂内駅に来ると、上下4本ずつ止まるのが需要と言う面からも供給過剰に見えてしまう😳紋穂内駅からの乗車はやはり少なく、1日平均1,6人であった😞

【元々はホームや線路がたくさんあった?🤔紋穂内駅の構内は何気に広い😆紋穂内駅の歴史とは?🤔】

↑紋穂内駅のホーム😆ここを現地調査する😆

線路は直線的😆駅を守るかのように木で覆われている😌冬になれば木は雪⛄で消えてしまうのだろう。ホームは立派なコンクリートで土台が築かれているが基本的には足元が舗装されず砂利になっている😆機械室?🤔と思われるような建物もホーム上にはある😲特に表札がないので、何を目的にした建物なのかわからない🤔

木製の電柱に縦書きホーロー板の「もんぽない」の駅名標😆今はホームがないものの、かつてはホームの長さも長かったように思う🤔雰囲気として昔はホームや線路がたくさんあったような気がする🤩

道北をいっぱい巡った。 ― 紋穂内駅 ― – kamonji224の日記 ― 北海道見聞録 ― (hatenablog.com)

↑このブログを参考にすると、1913年頃には旅館や雑貨店等があり賑わっていたという。この当時は木材、デンプン等を鉄道で発送しており、近くの山で石炭も採掘されていた。近くにある天塩川は渡し船で対岸との輸送を行っていたが、1963年に橋が完成し交通状況は劇的に進化する。しかし人口は減少し、紋穂内駅周辺は集落も形成していた。鉄道利用は止まらず1977年には貨物取扱を終了し、1984年には木造駅舎も撤去されて、今の車掌車改造の駅舎になった。1999年には近くの小学校も閉校。紋穂内駅周辺の人口は激減し、今のように建物がない、人家がないと言う「秘境地帯」に変貌したとある😫

すなわち、昔は「駅」としてちゃんとした形になっていたものの、紋穂内駅周辺は農業・石炭の採掘等で栄えていた。石炭はエネルギー革命で採掘自体が終了してしまい、それで仕事していた人が離れてしまうのは致し方無いとしても、農業をやっている人はなぜ離れてしまったのか?🤔それが気になる。魅力的な場所ではなかったのもかもしれない😫農業と言っても北海道では5月~11月頃の短い期間しか出来ず、年の半分は雪で閉ざされる⛄しかも寒い🥶氷点下20前後になる事も珍しくない🥶それは宗谷本線沿線ならばどこでも言える話だ。

こんなにも立派な作りをした駅、周囲に建物が形成されて、農産物も鉄道で発送していたという歴史を知ると、何でもっと発展出来なかったのだろうと思う😫北海道の鉄道の歴史を見ると、どこも似たような状況で、札幌都市圏を除けば概ね衰退と言うのは残念だ😞

しかし、駅の現地調査(駅訪問)と言うのは、札幌駅や桑園駅と言った都会のど真ん中にある駅を観察するよりは、紋穂内駅のように誰も人が居ない、建物がない駅ほど、現地調査(駅訪問)をする価値はある🤩

32回目に続く(下記リンクをクリック、9月4日公開)

【W57恩根内駅(宗谷本線)/夕陽を浴びる駅舎/駅前から路線バスが発車/裏手に国道40号】北海道の駅を現地調査㉜ (railway-topic-kh8000show.net)

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KH8000

ご覧くださいまして、ありがとうございます。 当ブログは鉄道・バス・ヒコーキ・船について、読者の皆様が”乗りたくなる”公共交通機関の魅力をお伝えします。 実際に私が乗った時・撮った時の感想などについて「乗車記」「撮影記」として、各地の秘境駅や注目の鉄道駅に直接訪問し現地で知り得た事を「現地調査」として、”他所よりも詳しく”、鉄道系YouTuberに負けぬほどの勢い・情報量・知識・感動体験を当ブログでお伝えします。 私はJR全路線全区間乗車(JR完乗)済みで、鉄道友の会の正会員(一応某支部の幹部・撮影会などの行事についても詳しくお伝えします)です。当ブログのフォロー(ブックマーク)は誰からも大歓迎です。

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