【2021年2月乗車記/ウワサの超速い列車?!】北越急行ほくほく線「”超快速”スノーラビット」に乗る
2021年2月乗車記。北越急行ほくほく線のウワサの超速い列車「超快速スノーラビット」3841М直江津→越後湯沢間で乗る!「鉄道の町」直江津を簡単に現地調査。車両はHK100形の2両でボックス席に座る。ほくほく線の”看板列車”でもあるがとにかく速い!乗るお客も多い!在来線特急「はくたか」を思い出させてくれた!
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【2021年2月乗車記/土合駅の地下ホームからE129系を撮る/土樽~石打間の「雪の車窓」がヤバすぎる】雪と冬の上越線⑥
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【2021年2月乗車記/ヤバすぎる雪でもE129系のワンマン運転だった!】雪と冬の上越線⑧
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【日付】2021年2月14日(日)
【列車番号】3841М(北越急行ほくほく線、”超快速”越後湯沢行き)
【時刻】直江津13:53→越後湯沢14:54
【車両】HK100-9+HK100-10
【停車駅】虫川大杉、まつだい、十日町、六日町
【備考】越後湯沢~六日町は上越線、六日町~犀潟は北越急行ほくほく線、犀潟~直江津は信越本線を走行。全区間「週末パス」を使う事が出来る
もくじ
★2021年2月乗車記と乗り鉄。ウワサの超速い列車?!😳北越急行ほくほく線”超快速”スノーラビットに乗る😆
↑2021年2月乗車記と乗り鉄。北越急行ほくほく線の「ゆめぞら号」で直江津駅に到着😆JR東日本とJR西日本の会社境界駅だったと言うのは、もはや”過去の栄光”😞2015年3月14日に北陸新幹線金沢開業と同時にJRが管理する駅ではなくなった😞「えちごトキめき鉄道」と言う私鉄の駅になり、北越急行ほくほく線とJR東日本信越本線が乗り入れる立場になった。
※名目上はえちごトキめき鉄道とJR東日本の共同使用駅
直江津駅はあくまでもえちごトキめき鉄道の駅なので、自社の展開で新しいサービスをやる事が出来る😆利用主体が高校生などの学生が中心で、ホームの待合室を「自習室」にしていた😲今流の言葉で言えば「シェアオフィス」の一種なのだろうが、専用の「自習室」を駅に設けるのは初めて見た😆良いサービスだ😆
↑止まっている車両は全て私鉄の車両だ😲左からえちごトキめき鉄道ET122形、同社127系、北越急行HK100形と続く😲直江津駅のホームは10両程度の列車にも対応する長いホームだが、今ややって来るのは長くてもE129系・E653系の4両が良い所だ😞
【直江津駅を簡単に現地調査😆】
↑直江津駅を簡単に現地調査😆
↑「ゆめぞら号」として乗ってきた車両は「回送」であった😅直江津駅構内には車庫があり、えちごトキめき鉄道が中心的に使うが、乗り入れ会社のJR東日本が使う事もある😅
↑「週末パス」を自動改札機に投入し出場する😆
↑自由連絡通路を通る😆直江津は今も昔も「鉄道の町」なのである😆
↑自由連絡通路から直接車庫を見る事が出来る😆この時はET122形、ET127系、E129系が入庫していた😆写真の構図的にはあまり良くないが、誰でも通る事が出来る場所から車庫を直接眺める事が出来るのも「鉄道が身近にある」事を思わせてくれる😆
↑車庫の反対側の出口、つまり海側が直江津駅のメインである😆こちらが直江津の中心市街地となっており、バス乗り場、ホテル、商店街が連なっている😆えちごトキめき鉄道の本社もこの近くにある😆直江津駅前には薄っすらと雪が残る⛄
↑元北陸本線だった日本海ひすいラインの列車は気動車による1両が基本😞泊行きとして出発準備中のET122-7😆
JR時代と様変わりしてしまった直江津駅を簡単に現地調査を終えて、再び改札口を通る😅
【「超快速」略して「超快」🤣「超」(Cho)を強調した行き先表示🤣】
↑直江津駅の改札口の前にある発車表示器😆左上での超快速の存在が超目立つ🤣
↑超快速3841М越後湯沢行きは3836М「ゆめぞら号」と同じ車両であった😅前がHK100-10、後ろがHK100-9(プラネタリウムが楽しめる車両)であった😆往復同じ車両だと面白くないので、超快速は前のHK100-10とした😆
助手席側の上にある行き先表示には「超快速スノーラビット」と2色LEDで出ているのは極めて普通の事であるが🤔
↑行き先表示は交互表示で、「ワンマンほくほく線 ChoRap超快」としっかり略されていた🤣
↑HK100-9の側面の行き先表示はスピード感あふれる表示🤣やはり”Cho”(超)を強調している🤣
↑HK100-10の車内😅一般的なボックス席+ロングシートを搭載したセミクロスシートであった😅北越急行の”看板列車”でもあるので、直江津駅からの乗車も多いのだが、多くは転換クロスシート搭載の後ろ側に連結したHK100-9の乗車が目立つ😆
【「超快速スノーラビット」が登場した理由とは🤔】
北越急行ほくほく線は2015年3月13日までは在来線特急「はくたか」が走っていた。車両はJR西日本の681系が中心で、臨時的に683系や489系が走っていたもののそれは「代走」と言う役割だった😅北越急行も681系、683系を用意したものの普段の整備はJR西日本に依頼していたため、実質的にはJR西日本の車両と言えた😅専ら在来線特急「はくたか」の運用で、北越急行ほくほく線だけの列車で走る事はなかった😫在来線特急「はくたか」の運転終了後は北越急行ほくほく線の一般列車・観光列車に転用される事はなく、JR西日本に全て移籍してしまった😱
一方で北越急行ほくほく線のローカル列車は元々からHK100形と言われる1両単位で運転可能な電車があり、性能的には破格な物を有する🥳それもそのはずで、在来線特急「はくたか」があった時代160km/hでやって来る「はくたか」から逃げるためには、それなりの性能を有していないと逃げる事が出来ないからだ😅
在来線特急「はくたか」以外の列車は今も昔もこの車両だ😆在来線特急「はくたか」が消えてからは、HK100形だけで北越急行ほくほく線を支えないとならない😰「ゆめぞら号」と言う車内でプラネタリウムが楽しめる車両もあるが、車両面以外にも”看板”が欲しい😳そこで停車駅を最小限に絞った「超快速」が北陸新幹線金沢開業と同時に運転を始めた🥳
ネーミングが印象的で「快速」でも「特別快速」でも「新快速」でもない😏強調した意味で使われる「超」を付けた「快速」=すなわち「超快速」だ🥳当初は十日町駅のみ停車だったが、後になって虫川大杉、まつだい、六日町も停車駅に加わった😅
当初は越後湯沢~直江津間は57分であったが、今回の「超快速スノーラビット」乗車記と乗り鉄で乗った3841Мは61分と約4分長いだけ😅在来線特急「はくたか」があった時代は概ね50分前後で走破していたが、「超快速スノーラビット」との速度差(はくたかが160km/h、超快速スノーラビットが110km/hが最高速度)があるため10分前後遅くなるが、それでも十分早い列車だ😆十日町駅のみ停車の時代は表定速度が88,6km/hにも達していた😲これはJR東日本の在来線特急と近い数字だったりする😲
北越急行ほくほく線の”看板”として「超快速スノーラビット」が登場したという営業的な要素が強いが、それにはちゃんとした裏付けもあった😲東京・大宮などから直江津駅に向かう場合、北陸新幹線(長野経由)よりも多少有利になる事がわかっていた😏時間は確かに北陸新幹線が速いが、乗る列車によっては乗り換えとなる上越妙高駅でえちごトキめき鉄道妙高はねうまラインとの接続がジャストインタイムでない場合がある😫運賃・料金でも1,500円ほど高くなる🤑
北越急行は上越新幹線+ほくほく線経由で直江津へ行くお客が一定数残ると見ていた😏越後湯沢駅での接続は新幹線とスグ乗り継げるダイヤなのは、在来線特急「はくたか」と変わらぬ事で、値段と言う面でも有利😳しかし、「単なる快速」ではインパクトが薄いので確実に北陸新幹線にお客を奪われる😩そこで列車名に「インパクトが強い名前を付けて宣伝」する事にした😏そうする事で、北陸新幹線経由のお客を少しでも奪う狙いがあった😲だが、こういう疑問もある🤔
直江津・上越市を目的とするお客は少ないのではないか?🤔
確かに在来線特急「はくたか」があった時には、越後湯沢から富山・金沢までの利用が圧倒的であったが、私の過去の乗車記と乗り鉄を紐解けば、直江津駅から(まで)の利用も少なくなかった😲直江津駅の自由席の乗車列は結構多くの人が並んでいる事が多かった😲在来線特急「はくたか」があった当時、約25%のお客は越後湯沢~直江津間の利用だったのだ😲
在来線特急「はくたか」があった時代と単純な比較は出来ないが、2021年2月乗車記と乗り鉄した「超快速スノーラビット」は実に良くお客が乗る列車だった😏
※参考文献「鉄道ジャーナル2015年8月号」
【ウワサの超速い列車?!😳「超快速スノーラビット」に乗る😆】
↑犀潟~くびき
これがウワサの超速い列車?!😳「超快速スノーラビット」😆直江津駅を発車しスピードをみるみるうちに上げて行く🤩信越本線と北越急行ほくほく線が合流する犀潟駅を通過。特にスピードを落とす事はなかった😆まさに在来線特急「はくたか」の走りだ😆北越急行ほくほく線に入ってもハイスピードで突き抜ける😆単線区間とは思えないほどだ😆
虫川大杉駅には14時08分。スーツケースを持ったお客が5人ほど乗ってきた😆越後湯沢で新幹線に乗り換えるのであろう😆「超快速スノーラビット」登場当時は在来線特急「はくたか」の代替と言うような意味もあって、十日町駅のみ停車だった😅それでは北越急行ほくほく線の沿線からのお客は乗車出来るチャンスを失う😫そこで利用が多い駅にも停車するようにして、六日町に停車する事で上越線の沿線にも拡大した格好だ😆
↑まつだい駅。駅構内は雪の壁⛄北越急行ほくほく線はトンネル・高架を多用しているため、大雪で止まる事は少ない😌だがそれでも豪雪地帯である事には変わりなく、車窓を見ると一面の銀世界😆雪対策をバッチリとやっているのは言うまでもない🥶「超快速スノーラビット」の車内にはまつだい駅からのお客も乗せてスグ発車する😆
↑まつだい~十日町
↑十日町駅。新幹線のような線路に見える😲だがこれは北越急行ほくほく線😅在来線である😅
十日町駅ではまとまった乗り降りがあった😲地元客と長距離客(つまり越後湯沢で新幹線乗り換え)が混じっている格好で、看板列車らしい客層であった😆車内を見ているとほとんどの座席が埋まっていた😆立ち客はいなかったが、COVID-19(新型コロナウイルス感染症)がなければもっと混雑していたに違いない。
後ろ側のプラネタリウムが楽しめる車両では、トンネル内でプラネタリウムを上映😳トンネル内は照明を消しているのは行きに乗った3836М「ゆめぞら号」と同じだった😳一方で前側のボックス席がある車両は至って普段の様子で、乗っている車両が前か後ろだけでかなり世界が違う🤣
↑魚沼丘陵~六日町。北越急行ほくほく線の最後の区間は幻想的な雪原の車窓だった🥺
【「超快速スノーラビット」は上越線でも容赦なく”飛ばす”🤩】
↑六日町~塩沢
六日町駅に14時39分。地元客が15人程度乗る😆上越線だけの利用があるのは意外だった😲本数が少ないという事もあるが、越後湯沢までノンストップと言う効果も利用者数アップに貢献している事だろう🤩
上越線でも容赦なく”飛ばす”(速い速度で走る事)🤩これも意外だった😲やはり往年の名特急「はくたか」の走りを思い出した😳車内では立ち客も出ており、北越急行ほくほく線の”看板列車”という事がわかった😆
↑越後湯沢駅には14時54分定刻通りだった😆ワンマン列車なので接続案内は特になかったが、東京行きの新幹線は15時08分発とき326号となる😆在来線特急「はくたか」時代よりもやや長くなったが、それでも概ね15分で接続していると言う点は変わりない😆
「超快速スノーラビット」は何もかもが在来線特急「はくたか」を思い出させてくれた😆
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