【2020年9月乗車記/キハ183系特急大雪は旭川駅で札幌行き特急ライラックにスグ接続!】HOKKAIDO LOVE!6日間周遊パスでJR北海道を乗り倒せ⑳
2020年9月乗車記と乗り鉄。特急「大雪2号」は遠軽駅で方向転換する。キハ183系はいつまで残るのだろうか?白滝~上川間の中越信号場付近で野生動物と触車(衝突)?したため急停車!上川駅を発車すると石北本線でも「黄金色の車窓」が楽しめた!旭川駅では札幌行き特急「ライラック22号」とスグに接続!乗り換えがあっても実質的には網走~札幌間「1本の列車」だった

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【日付】2020年9月21日(月、敬老の日)
【列車番号】82D(特急大雪2号、旭川行き)
【時刻】網走(A69)8:06→北見(A60)8:56→遠軽(A50)9:51~9:55→旭川(A28)11:50
【車両】キハ183系4両で運転。1号車指定席キハ183-8566、2号車グリーン車サロ182-504(2階建て)、3号車半室ずつ指定席と自由席のキハ182-509、4号車自由席キハ183-1501、1号車が網走→遠軽間先頭、4号車が遠軽→旭川間先頭
【備考①】定期列車として運行。2021年3月13日以降は一部の日運休の臨時列車に格下げ
【備考②】今回は遠軽→旭川間の乗車記として書く
もくじ
★2020年9月乗車記と乗り鉄。キハ183系で運転する石北本線の特急「大雪」⛄に乗る😆旭川駅で札幌行き特急ライラックにスグ接続😆実質的には「1本の列車」😆

↑2020年9月乗車記と乗り鉄。網走駅から乗った旭川行きの特急「大雪2号」⛄網走駅が8時06分発で、旭川駅が11時50分着と約4時間かかる😫それもそのはずでこの間の距離が237キロもある😲
「ちょうど半分」なのが9時51分に到着した遠軽駅(A50)だ😆時刻表を見ると9時51分~9時55分まで約4分停車する😌北海道の特急で途中駅の停車時間が4分あるのは珍しい😌なお、車内の自動放送では「約3分停車します」と案内された😅列車によって微妙に異なるが、遠軽駅の標準的な停車時間は3分なのだ😆しかし、1分や2分停車は存在しない🙄その理由は?🤔
【遠軽駅で方向転換する特急大雪2号😆かつてあった名寄本線の名残が残っていた😆】

↑外に出て1号車のキハ183-8566を撮影(記録)する😆網走→遠軽間は先頭であったが、遠軽→旭川間は逆に最後尾となる😅
遠軽駅は線路配線の都合で石北本線の列車は方向転換(スイッチバックとも言う)が必須になる😲その理由は、石北本線から見ると網走・旭川方面から見ても、そのまま紋別方面に直通する事が出来たためだ。以前は石北本線の旭川方面から紋別方面に向かって優等列車が直通していたと聞いた事がある😲
1989年5月1日までは名寄から紋別・興部を経由し宗谷本線の名寄までの路線「名寄本線」があった😆しかし、利用不振により廃止になってしまった😞今は名寄本線との分岐部分までが遠軽駅構内として扱われている😆そのためかなり広いのであるが、実際に停車している列車は非常に少なく、キハ40やキハ54が数両時々姿を見せる程度だ😞

↑「大雪」は山の名前である😆同じ文字で「大雪」と書いて雪がタップリ降る⛄と言う読み方も出来るが、この列車名は「たいせつ」が正しい😅

↑北海道の空に映える特急大雪の行き先表示😆

↑キロ182-504のグリーン車😆キハ183系のそれは今やハイデッカータイプしかない😆目の前から見ると「デカい😲」の一言である。

↑何ともアナログな発車案内装置😅時刻や具体的な列車名の表示はなく、方面とのりばの数字が灯るタイプ😅3マス分用意されているが、最下段は名寄本線の「紋別・名寄方面」となっているため30年以上使っていない😫この表示器は1980年代から現役なのか😲
4分の停車時間はあっという間😅この間に運転士の交代が行われる。車掌は終着旭川までの通し乗務である。先頭が1号車だったので遠軽から乗務の運転士はここに最初立っている🤔「大雪2号」到着後に網走からの運転士から引き継ぎを行い、完了後に4号車の運転席に向かう😅しかし、発車時刻が迫っていたので慌てて4号車へ向かった😱

↑車内では座席の転換が行われる😅網走→遠軽間は進行方向右側であったが、遠軽→旭川間はこの関係が逆転し左側に変わる🤣同じ座席でも急に右から左に変わったので変な違和感がある🙄主が居ない座席は未転換のままでその事が簡単にわかってしまう🤣
【キハ183はいつまで活躍するのか?🤔】
遠軽駅で方向転換を行い車内の雰囲気が大きく変わる😲簡単に車内の様子を見ると1号車の指定席に7割程度の座席が埋まる😆2号車のグリーン車は2列-1列の座席配置だが、2列側に座っているお客は皆無で、逆に1列側はほとんど埋まっていた😲これは似たような座席配列をしている近鉄特急アーバンライナーのDXカーや京阪特急3000系(2代目)とも同じ事😅全国的に言える事か😅
丸瀬布駅(A48)には10時13分の発車。反対側から網走行き特急「オホーツク1号」(キハ183系の4両)と交換する😆似たような利用状況😆やはりHOKKAIDO LOVE!6日間周遊パス(爆弾きっぷ💣)で利用者が増加していた😆

↑1号車キハ183-8566の経歴を示すプレート😆平成2年(1990年)に富士重工で新造され、平成28年(2016年)にJR北海道苗穂工場で改造を受けている事がわかる😆今乗っている車両はJR世代だったのか😲形式こそは国鉄型と分類されるが、JR発足後も作られた車両が多いのがキハ183系だ😲キハ183系の経歴は非常に複雑で全てを理解していない😵これを”みなまで”書いたら1冊の本が出来てしまうほどのボリュームだ😲



↑デッキにも国鉄の雰囲気がそのまま残るキハ183系😆
キハ183系は道内各地の特急で活躍していたが、新型車両が入ると徐々に勢力を縮小。今や新型車両が入る計画がない(2021年5月現在)石北本線と臨時用の列車が主な活躍場だ😆エンジンは新型のキハ261系に準じたタイプに載せ替えているため、国鉄型の気動車とは思えぬほどの軽快な走り😆JR北海道は2023年度までに石北本線にも新型車両を入れる方針があるようだが、詳しい事は決まっていないのでこれ以上述べる事は出来ない😫
いずれにせよ、キハ183系の活躍期間は「残り僅か」となっているのは確実だ😞デッキに立つと昔ながらのアナログの操作盤があった😆一般客は嫌うのだが、軽油のニオイも漂う😆昔はこのような車両が多かったが、今やかなり少なくなった😞時代の要請や顧客満足を考えれば、車内に軽油のニオイが漂うのは良くない事なのだ😞徐々に新型車両に置き換わる事によりまたひとつ「国鉄」が過去の物になる😞「国鉄」を知らない世代も最近本当に多くなった😞「国鉄」の実力や歴史を知ってほしいと思うし、私もそれをタップリと勉強しないならない😆
【中越信号場付近で野生動物と触車?😱急ブレーキが入り急停車😖】

↑白滝~奥白滝信号場
白滝(A45)は10時32分に通過😅この駅は特急が全て停車するイメージであったが、実際には「オホーツク」の全便と「大雪4号」(15時01分発の旭川行き)が止まるだけであった🙄
いわゆる「白滝シリーズ」の区間で、かつては下白滝、旧白滝、白滝、上白滝、奥白滝と「白滝」と称する駅が5駅連続した🤣しかし日本屈指の秘境地帯で並走する国道333号のクルマ通りも少ない😞そもそも人が居ないから鉄道の利用が多いわけもなく、白滝駅の1日平均乗車人数は約7人である😞
次の駅は上川駅(A43)であるが、駅間距離は37,3キロにもなる😲1駅間の長さでは在来線最長である😲これが新幹線も含めれば北海道新幹線の奥津軽いまべつ~木古内間の74,8キロである😲しかし、実際には白滝~上川間に信号場がいくつか設置されており、運転上はそこを基準に反対列車との交換、信号制御の管理、時刻構成を行っている😲こんな事を知っているのは鉄道が詳しい人か、遠軽町や上川町の地理に詳しい人くらいである😅遠くからの旅行者に言わせれば「駅がない退屈な区間」と思うに違いない😫スマホが通じない場所もそれなりにある😫
デッキに立って国鉄型のキハ183系の配電盤などの機器類を記録(撮影)している時に、前方から長い警笛が聞こえて、急ブレーキがかかった😫「これは止まるな😩」と思ったら、案の定止まってしまった😫

↑草藪に覆われた所で止まってしまった😫😩直後に車掌から放送が入り😰
中越駅付近で野生動物と衝突しました。車両点検を行いますので発車までお待ちください。急ブレーキをかけた際に怪我をされた方がいらっしゃったら車掌にお知らせください
車掌は一貫して「中越信号場」ではなく「中越駅」と放送していたが、お客の対応や状況の確認のため車内を忙しく歩き回る😵

↑4号車自由席のキハ183-1501の車内。指定席以上に空席が目立つ😅この車両は2019年に札幌→函館間の特急「ニセコ」で乗った時と同じ車両だ😆

↑先頭の運転席から前の様子を見ると、野生動物と触車事故を起こしたような様子がない🤔ギリギリで線路の外から逃げたのであろうか?🤔


↑3号車のキハ182-509の車内。微妙に国鉄の雰囲気が残る😆この車両は半分指定席、半分自由席である😅意外と席は埋まっていない😅指定席利用は1号車に集中した格好だ。

↑1号車指定席のキハ183-8566から様子を眺めるが、やはり野生動物と触車したようには見えない🤔時々お客が何人か様子を見に来るが、ほとんどはじっと座席に座っている😌これと言ったパニックが起こっているわけでもない😌むしろ野生動物と触車は北海道では日常的な事なので「いつもの事か😩」と思っているのかもしれない。
結局のところ、車両点検の結果異常なし😌どうやら線路上に野生動物が現れた際に運転士が急ブレーキを使用して完全停車したが、間一髪の所で野生動物との触車は回避出来たようだ。そのため急停車していた時間は9分で済んだ😌これがもし野生動物と触車していた場合は、運転再開までに数十分単位で時間がかかる😫

↑やっとの事で中越信号場を通過する😌
【石北本線でも見る事が出来る「黄金色の車窓」😆】

↑中愛別(A39)~愛別(A38)

↑愛別~伊香牛(A37)
上川には9分遅れて到着する😩多少のお客が乗ってきた😆次は終着の旭川(A28)であるが、到着が11:59前後になる見込みとの事😅接続の札幌行き特急ライラック22号には乗り換え可能との事😌
石北本線は山越えの区間が終了し平野部に入る😌キハ183のスピードアップ😆デッキに立つと「ガタンゴトン」と揺れる😆これが鉄道の魅力と言える😆車窓では「黄金色」だった😆コメの収穫期を迎えていたのだ😆
上川から旭川の間は普通列車の本数も多少増えるが、この区間は特急しか乗った事が無い😱現地調査を行いたい駅もそれなりにあって、機会があれば行いたい😆
宗谷本線と合流した新旭川(A30)に入ると旭川到着の自動放送が流れてきた😆内容は「定番」であったが、特急大雪ではこの段階で「自動放送の担当は大橋俊夫でした」と担当者の氏名もアナウンスされた😲これが「ライラック」や「カムイ」だと終着駅(旭川や札幌)でドアが開かないと聴けない内容だ😆
続いて車掌からは12時00分発の札幌行き特急「ライラック22号」に接続する旨が案内される😌この事は「大雪」にとっては非常に重要なのだ😲そうこうしているうちにお客が一斉に立ち上がり下車する支度をする😅私は旭川から別列車に乗り換えるため、特に急いではいない🤣むしろそれは少数派で大多数は「ライラック」への乗継であった😲
【旭川駅で特急大雪→特急ライラックにスグ乗り換えが出来る😆】

↑特急大雪は3番のりばの到着😆その反対側の4番のりばには特急ライラック22号が待っている😆石北本線・宗谷本線とも旭川までのお客が多い一方で、札幌直通を望む声も多い😆
しかし、昨今のJR北海道の事情により需要はあっても札幌直通の「オホーツク」や「宗谷」は運行本数を減らした😩旭川までの「大雪」「サロベツ」が登場したのであるが、札幌直通も忘れてはいない😳旭川駅では乗り換えになるが、着いたホームの反対側に乗り換える車両が既に待っているのだ😌しかも特急料金も”通し”で計算出来るため、値上げになっていない😆
旭川駅での標準的な接続時間は10分としているが、これは石北本線や宗谷本線が単線で遅れが発生しやすい事、冬季は降雪⛄の影響で数分程度遅れる事も少なくないため、接続には余裕を持たせているのだ😌この日は野生動物と触車?による急停車があったため、旭川駅に9分遅れで到着😰ギリギリの接続にはなったものの「ライラック22号」は2~3分程度遅れての発車だった😌
これはJRのきっぷのルールになるが、野生動物と触車し長時間停車した事により「大雪2号」が大きく遅れて「ライラック22号」に乗れない場合、この列車の指定席を持っていたお客は後続列車の自由席に乗るか😤「事故列変」と言う扱いで後続列車の指定席に振り替えてもらう事になる😫前者の場合は特急料金の半額が返金され、後者の場合は追加料金なしで対応可能だ😌JRとしてはこのような事はやりたくないので、多少の遅れがカバー出来るようにダイヤ上は余裕を持たせているのだ😆
【キハ183系は折り返し網走行き特急「大雪1号」になる😵】


↑特急「大雪2号」の車両として運行したキハ183系は折り返し12時41分発の網走行き特急「大雪1号」になる😵網走到着後は17時25分発の札幌行き特急「オホーツク4号」になるため、休んでいる暇はあまりない😵
今度は12時25分着の札幌からの「ライラック13号」と同じホームで接続する😆その1時間後の13時25分着の「ライラック15号」は13時35分発の稚内行き特急「サロベツ1号」に接続する😆
実質的には「1本の列車」として運行しているため、このような姿が見られるのだ😆
21回目に続く(下記リンクをクリック、5月23日公開)
【2020年9月乗車記/富良野線「西〇〇」と称する駅が4連発!】HOKKAIDO LOVE!6日間周遊パスでJR北海道を乗り倒せ㉑
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