【2017年7月乗車記と乗り鉄/レール温度上昇で運休!飲料水を販売する自販機もない!】三江線廃止までの”参考”になる記録⑭

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【リライト記事】2017年7月乗車記と乗り鉄。今回は予告編として2017年7月に三江線に乗車して現地でわかった事を書く。初めて聴いたが夏の高温でレール温度が上昇すると列車が運休!なぜか?夏は熱中症予防の観点から水分補給が欠かせないがコンビニどころか飲料水を販売する自動販売機すらない!三江線の駅を現地調査する場合路線バスは使えず徒歩移動が基本だった

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前回までの続きは下記をクリック

【輸送密度50人!利用者が極端に少なかった】JR西日本が三江線を廃止した理由

【2016年3月乗車記/存在感が薄い?まずは尾関山駅へ】三江線廃止までの”参考”になる記録①

【2016年3月の乗車記と車窓422D三次→浜原/1両でお客はたったの5人!】三江線廃止までの”参考”になる記録②

【2016年3月乗車記と乗り鉄/422D浜原→江津/江の川が豪快に見える車窓!】三江線廃止までの”参考”になる記録③

【2016年3月と2017年3月を比較すると微妙に変化!尾関山駅を現地調査】三江線廃止までの”参考”になる記録④

【2017年3月乗車記と乗り鉄/夕方に三次~式敷を往復!廃虚と化した式敷駅】三江線廃止までの”参考”になる記録⑤

【2017年3月乗車記と乗り鉄/混雑した三次から朝一番422D/口羽駅は地域ぐるみで三江線を応援】三江線廃止までの”参考”になる記録⑥

【地上からホームまで116段の階段がある「天空の駅」宇都井駅を現地調査】三江線廃止までの”参考”になる記録⑦

【普通列車さえも通過する峡谷沿いの無人地帯の秘境駅!長谷駅を現地調査】三江線廃止までの”参考”になる記録⑧

【2017年3月乗車記と乗り鉄/廃止1年前に最混雑列車424Dに乗る】三江線廃止までの”参考”になる記録⑨

【2017年3月の石見川本駅のゴールデンタイム!石見川本駅の周辺を現地調査】三江線廃止までの”参考”になる記録⑩

【石見川本で昼休憩後の426Dに乗る/川戸駅を現地調査すると交換設備が残っていた!】三江線廃止までの”参考”になる記録⑪

【地元客が多かった429D三次行き/今にも列車交換出来そうな石見簗瀬駅を現地調査】三江線廃止までの”参考”になる記録⑫

【2017年3月乗車記/キハ120-310石見神楽トレインに乗る】三江線廃止までの”参考”になる記録⑬

もくじ

★2017年7月乗車記と乗り鉄。レール温度上昇で夏の三江線は運休してしまう🥵

【日付】2017年7月15日(土)

【備考】時刻、描写等は全て当時のもの。

2017年7月15日(土)、7月16日(日)の2日間、2回目の三江線の乗車と乗り歩きを実施した時の乗車記である😆
今回もクルマは使わず、三江線単独での沿線移動で、7月16日(日)は炎天下で体力の限界を超えた状況でありながらも、初発の422D(三次5:38発)から最終の433D(三次20:40着)まで乗りまくった乗車記と乗り鉄だ🤩
今回三江線を乗車してわかった事が何点かあったので、「最後の夏」であるみなさんの三江線乗車の”参考”にされたい😅

①レール温度上昇で運休する可能性あり🥵

7月15日(土)の429D(江津15時15分→三次18時59分)に乗った時、浜原駅に着いたとき急に列車無線がうるさくなった😫

↑浜原を発車する事が出来なくなってしまった😫429Dのキハ120-321+キハ120-314

↑浜原駅の三次方面信号機は出発不可を示す赤😫

ダイヤ上は17時04分着、17時06分発なのであるが、17時10分になっても発車しない😫車内の放送やネット調査すると、この先の口羽までにおいてレール温度が上昇し線路点検中との事🥵
運転再開は17:30頃でそれまでは発車できないとの事😒

レール温度上昇による運転見合わせ、運休は久しぶりに聞いた😫
昔は保線係員が直接レールに水を撒いたり、タンクに水を満タンに入れた散水車を走らせて、意図的にレール温度を下げていたが、三江線では手間のかかる事は出来ない😫
この辺は推測になるが、レールに温度計を設置して、基準値を超過すると運休して、基準値を下回り、保線係員が目視等で直接線路変形等がない事を認めたら徐行で運転再開と言う流れのようだ😫

三江線ではレール温度上昇による運休は”恒例行事”で、その旨の知らせが各駅に掲示されていた😩
気温が高い日ほどレール温度上昇による運休になりやすく、目安としては32度らしい🥵
レール温度上昇による運休実績の「数字」や「傾向」は以下のようになる🤔

(運休開始時刻)
12時=9回
13時=4回
14時=3回
15時=0回
16時=1回(今回のみ)
17時=1回

早いと12時00分から、平均が13時14分から、遅いと17時00分から😫

(運休終了時刻=運転再開時刻)
15時=2回
16時=8回
17時=5回(今回を含む)
18時=2回
19時=1回

早いと15時05分、平均16時51分、遅いと19時03分😫

(運転見合わせ時間)
短くて=65分(1時間05分)
平均=217分(3時間37分)
長くて=393分(6時間33分)

(平均的な傾向)
12時00分頃から運転見合わせを開始😰

17時00分頃には運転再開😌
三次~浜原に集中している?らしい😫

三江線は山間部を走行するため、朝や晩は涼しくても、日中は結構暑い🥵
それでレール温度が上昇する事は身を持って体感した。これで運転見合わせになってしまうのは、仕方のない事だ🥵
運転再開をしても徐行運転となるため、遅れが増す事もあって私が乗った日の429Dの場合、28分遅れで浜原を発車したが口羽では40分遅れに拡大した😫実質的には口羽での長時間停車を省略したため、三次着は27分遅れ😫

列車本数も少ないので、前後の予定は余裕を持った方が良いだろう。可能であれば、三次、潮、川本、江津で宿泊を伴う計画が良い。
最後の夏三江線に乗車する場合、レール温度上昇により列車の運休や運転見合わせがある事を知っておきたい。

②水分はしっかり用意するように

三江線には33の駅があるが、駅周辺に商店やジュースの自動販売機がある駅はかなり少ない😱
特に後者は地方の小さな駅でもありがちと思うが、三江線ではそうではない😫
例えば川平。駅から少し奥に行った簡易郵便局の横に1台だけあるだけで、駅の中には存在しない。江の川を渡り対岸の国道261号線沿いにも存在しない😱
まだ川平はあるだけ良い方だが、あったとしても必ずしも駅前や駅の中にあるとは限らず地元の人でないとわからない所に存在する事も😵

駅前や駅の中や駅周辺にも1台も存在しないケースが多くて、私がわかる範囲では長谷、船佐、式敷、口羽、伊賀和志、宇都井、石見都賀(約1キロ離れた道の駅にはあり)、潮、明塚、石見簗瀬、鹿賀等である😵
逆に存在するのは、浜原(駅から多少離れた通り沿い)、粕淵(同左、コンビニもある)、石見川本(駅構内に設置)、因原(駅近くの道の駅やコンビニもある)、江津本町等である。
意外にジュースの自動販売機設置駅は少ないのだ😱
なお、コンビニがあるのは前述の粕淵と因原だけ。広島県側(三次や尾関山を除く)では「ない」に等しい😱
夏の暑い時に、三江線途中駅で下車する場合は、水分の用意を忘れないように。

③ドア付近では撮影しない

↑キハ120のドアは折り戸。ドアが移動する面積が他のタイプの車両よりも広いため、ドア付近では撮影しない事だ😰
「何を当たり前の事を」と思うかもしれないが、今回2日間三江線乗車していて、ドア付近で撮影する人が本当に多かった😩
ドアに挟まれる人はいなかったが、閉まりかけたドアにぶつかる(またはこの逆)人が多数😩
キハ120自体大きな車両ではなく、撮影出来る場所も限定されてしまうが、くれぐれもドア付近では危険が伴うこと、運転席の隣で撮影する場合は運転士の仕事の邪魔にならないように撮影されたい😰

④路線バスはほとんど”あて”にならない

一応は三江線沿線にも路線バスは存在する😆
有力なのが、広島~大田を結ぶ「石見銀山号」で高速バスの扱いだが、予約不要の全席自由席扱いで車内で運賃を直接支払う🤑一般路線バスでも粕淵~大田、川本~大田が有力な所。
なお、ICOCA等の交通系ICカードは使えないので、現金支払いとなる🤑

邑南町や美郷町にも自主運行路線バスが存在するが、決して本数が多くない。1日に数本で三江線との接続も考慮されていない😩しかも、土日祝日は全便運休かほとんど運休なので、”あて”にならない😩
三江線沿線の細かな地理がわかれば、バスの行き先を聞いただけで目的地がわかるだろうが、そうでないと積極的な乗車は出来ないと思った次第😵
途中駅で下車して、別の駅を目指す場合、徒歩移動が基本となる😵

三江線を使った現地調査は徒歩移動は必ずあると思って良い😵


前述の水分の件ではないが、熱中症には十分注意されたい。陽が当たる状況ではかなりの汗をかくため、体力消耗も大きい😵

なお、三江線は「青春18きっぷ」が始まっていない日であっても混雑する傾向。「青春18きっぷ」期間中は乗り切れないほどの混雑が発生する可能性がある事を覚悟しておきたい😱

私のお勧めは、浜原行き、浜原発の”中途半端な列車”で例えば425Dや430Dは比較的空いているので、これが良いだろう😅
上記の事を”参考”にされたい。

ほぼ全員が鉄道ファンで、地元の純粋なお客が皆無に等しかったのが、私としては残念に思えた。これが三江線の現状なんだと😞

2019年以降は北海道でも廃止路線が続々と出て来るが、ここでも同じような現象が起きている😩

15回目に続く。(下記リンクをクリック、5月2日公開)

【2017年7月乗車記/高速バス「石見銀山号」で広島から因原・石見川本へ簡単アクセス!】三江線廃止までの”参考”になる記録⑮

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ご覧くださいまして、ありがとうございます。 当ブログは鉄道・バス・ヒコーキ・船について、読者の皆様が”乗りたくなる”公共交通機関の魅力をお伝えします。 実際に私が乗った時・撮った時の感想などについて「乗車記」「撮影記」として、各地の秘境駅や注目の鉄道駅に直接訪問し現地で知り得た事を「現地調査」として、”他所よりも詳しく”、鉄道系YouTuberに負けぬほどの勢い・情報量・知識・感動体験を当ブログでお伝えします。 私はJR全路線全区間乗車(JR完乗)済みで、鉄道友の会の正会員(一応某支部の幹部・撮影会などの行事についても詳しくお伝えします)です。当ブログのフォロー(ブックマーク)は誰からも大歓迎です。

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