【2019年3月30日乗車記と乗り鉄/有名人も登場?!大増発された9267D夕張行きに乗る】石勝線夕張支線最終日物語③

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2019年3月30日乗車記と乗り鉄。石勝線夕張支線の廃止直前は大増発された!新夕張駅10時07分発の9267D夕張行きに乗る。キハ40-1780「道央の恵み」とした。札幌からの特急スーパーおおぞら3号が到着すると大量に同業者(乗り鉄)が乗り換えた!車内には鉄道の世界で有名なあのレジェンドが乗っていた!新夕張駅を発車すると「雪の壁」が連続!清水沢駅等の途中駅は無人のため先頭車両のドアしか開かない。お客も多いため少しずつ遅れ始める。夕張駅では折り返し乗車であっても全員一度下車する事が求められた

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前回までの続きは下記をクリック

【攻めの廃線/バス輸送に転換が現実的だった】JR北海道と夕張市が石勝線夕張支線の廃止を決めた理由

【2019年3月乗車記と乗り鉄/千歳線733系普通列車+特急スーパーとかちで札幌→新夕張へ!】石勝線夕張支線最終日物語①

【2019年3月30日朝の新夕張駅/キハ40に特製ヘッドマークが付いていた!】石勝線夕張支線最終日物語②

【乗車日】2019年3月30日(土)

【列車番号】9267D(夕張行き)

【時刻】新夕張(K20)10時07分→夕張(Y25)10時36分

【車両】(先頭から)キハ40-354+キハ40-1780+キハ40-1763

もくじ

★2019年3月30日乗車記と乗り鉄。石勝線夕張支線で最終運行直前に増発された9267D夕張行きに乗る😆

↑2019年3月30日乗車記と乗り鉄。石勝線夕張支線の最終運転日は2019年3月31日😭書類上の廃止日は翌日の2019年4月1日であった。廃止日は運転できないので、実質的には前日(3月31日)が最終日となる😭

同業者(乗り鉄、撮り鉄)が増えるのは言うまでもなく、最後の乗車利用に応えるべくJR北海道は石勝線夕張支線だけで運転する列車を大増発😆

途中列車交換可能な駅はない😩新夕張駅を発車した車両が夕張駅に到着し、折り返して新夕張駅に戻るまで他の車両が入る事が出来ない😫そのため最短でも1時間30分に1本と言う運転間隔だった😆それでも普段は3時間程度本数がない事があったので、大増発という事には間違えない😆

再び新夕張駅の改札の中に戻る。改札口は常時開放されており、同業者(鉄道ファン)が次々に通り過ぎる。改札に居た担当者に「北海道&東日本パス」を見せると、「いってらっしゃい」と返ってきた😆

【大増発された9267D発車前の新夕張駅のホーム😆】

↑新夕張駅の4番線には、雪が大量に残っていた⛄ホームはほとんどが除雪されていたが、一部雪が残っている状況だ⛄

↑近い所から夕張行きでは後ろになる、キハ40-1763とヘッドマークを撮影🤩車両の運用を考えると至って単純な事がわかる。この車両が終日夕張支線を往復する事になる😆

具体的には、早朝に苫小牧発~室蘭本線~追分~石勝線~新夕張と回送。新夕張6時30分発9263Dから夕張支線を終日同じ車両が往復😲最後は夕張19時28分発の9278Dは追分(K15)まで営業運転。追分から先は室蘭本線経由で苫小牧まで回送・・・と言う運用であった😲そのため、どの列車に乗っても全く同じ車両がやってきたのであった😅

9時39分、札幌行き特急の「スーパーおおぞら2号」が来て、多少の同業者(乗り鉄、撮り鉄)を降ろす😅主に夕張への入り込みは札幌方面からが圧倒的に多い😵

昨年夕張支線に乗った時にも乗ったキハ40-1780の「北海道の恵み(道央編)」に乗りたかったため、この列に並ぶ。先客はせいぜい7~8人程度。三江線の時と比べると全然少ない😌9時45分頃予定より多少早くドアが開いて乗車😌

【レジェンド横見浩彦がやっぱり乗っていた🤩】

↑着席は意外と容易であった😆進行方向右側のボックス席に着席する事を定めて、希望通り着席出来た😆

その間に簡単に車内の写真を撮影しておく🤩見た限りは同業者ばかりで、3月30日の9267Dに関しては地元のお客は少ない😲

すると、よく見ると”どこかで見たことがある有名人”が居る事に気付いた!”レジェンド横見浩彦”が乗っていた😲

横見氏は昨年三江線が廃止になった時にも、私と同じように廃止になる数日前から現地に入って、廃止となる駅を多数訪問し、廃止となる区間の列車に繰り返し乗っていたのだ😲今回も三江線と同じように何回も夕張支線を往復し、廃止となる駅(沼ノ沢、南清水沢、清水沢、鹿ノ谷、夕張)にも訪問したようだ😲

鉄道系有名人が集まりやすいのは、車両・路線の最終日の大きな特徴。2018年4月1日には三江線の某所で鉄道系YouTuberスーツをちょっと見たし、後日の記事で書くが夕張支線最終日には同じく鉄道系YouTuberがみ、タレントの小倉沙耶も来ていた😲

後で夕張駅近くにあるホテルで休憩しているときに見かけたが、横見氏は同業者何人かと話をしていた。当然「顔」が知られているのでこのような現場に行くと、同業者から声を掛けられやすい。私は現場で読者やフォロワーから声を掛けられる事が好きではないので(「黙っといてくれ」となる)ビジュアルは公表していない。逆に有名な人を現場で見かけても私から声を掛ける事は顔見知りでもない限り絶対になく、遠くから見ているだけである😅相手がスーツであろうが、がみであろうが、蜂谷あす美であろうが😅

【石勝線夕張支線全駅を必ず訪問する🤩】

それはさておき、今回の石勝線夕張支線は廃止区間が短い。16km程度である😲三江線が108kmだったのでこれに比べれば、列車本数も多いし、全区間乗っても30分足らずだし、廃止駅も5駅だけで、しかも並行する路線バスを使えば訪問自体も容易だ🤩

廃線となる日、その前の日の「廃線直前の楽しみ方」を自宅出発前に「情勢分析会」と称して細々と考えてしまうが、今回はノープラン(無計画)とした😲

細々と計画を立てなくても、容易に訪問出来る駅が多く、列車本数も多いためだ。そのため、9267Dに乗ったは良いが夕張到着後どうするのか?この時点では全くの未定🤔「予定は未定である」🤣とりあえず最終日前日は「廃止5駅は必ず訪問する」と言う事だけ決めていた😆

【札幌からの特急スーパーおおぞら3号が新夕張駅に到着すると大量の同業者(乗り鉄)が夕張支線に乗り換えた😵】

↑10時01分に札幌からの釧路行き特急「スーパーおおぞら3号」が到着😅

自由席の6・7号車から大量にお客が下車😵恐らく80~100人近くが9267Dに乗り換えた😱だがこの点は事前に予想出来ていた事だった😅

「スーパーおおぞら3号」が着くまでは、「空席がめだつ(9時57分、三江のときはありえない)」とメモしていた😆各ボックスで2人程度しかお客がいなかった。

それが「スーパーおおぞら3号」が着いてからは空席分を一気に埋めて座席は全て満席😱それでも立ちとなったお客は10人程度に留まる。😲三江線のように「積み残し」は発生する事もなかった😌

【キハ40の3両で車掌が乗務😌沼ノ沢駅、南清水沢駅、清水沢駅、鹿ノ谷駅は先頭車両の前のドアしか開かない😱】

9267Dをはじめ、石勝線夕張支線の残り3日間(3月29日~3月31日)は全列車車掌が乗務😌ドア扱い+放送扱いの車掌と、きっぷ販売の車掌が乗務😌運転士も2人乗務しそのうち1人は運転席の横に立って安全を確保する特別扱い😌

しかし、車掌が乗務するからと言って全てのドアが開くわけではない😩沼ノ沢、南清水沢、清水沢、鹿ノ谷の4駅については通常時(ワンマン運転)と同じく、「先頭車両の一番前のドアのみ開く」運用であった😱

これは留萌本線(留萌~増毛)が廃止になる直前も列車は2~3両程度あったが、途中駅でドアが開いたのはそこだけと言うのと同じ扱いであった🙄

石勝線夕張支線は留萌本線廃止区間とは異なり、ホームの長さが1両に満たない「板切れ駅」は存在しないが、「車掌が乗務しているのであれば、全てのドアを開けてしまって良いのでは?」と思った🙄この取り扱いで後で急きょ変更されることになる😲

【石勝線夕張支線で大増発された9267D新夕張駅を発車😆大量の雪⛄の車窓に🥶】

↑新夕張を発車😆石勝線の新得方面への本線と左分岐。一気に雪の量も増えてきた⛄

↑いつの間にか車窓は雪しか見えなくなった⛄🥶

↑沼ノ沢(Y21)に到着。前述のとおり「先頭車両の一番前のドア」からでないと乗り降りできないため、それを知らないお客が多くて、慌てて下車する人が多い😩仕組みとしては下車客が全員下車しないと、乗車客は乗車出来ないので10時12分~10時14分まで止まる😅

↑沼ノ沢~清水沢。

引き続き”厚い雪の壁”が続く⛄所々に同業者がカメラを構えて夕張支線の列車を撮影する🤩雪の中に入ってカメラをかまえる同業者も居るため、雪とは全く無縁の所から来た者に言わせると、とてもでないが怖くて雪の中に入った所から撮影すると言う事はありえない😖それは雪の知識や雪道を歩く技術があるからこそ出来る撮影構図で、恐らく道内各地から来たのであろう🥶

↑南清水沢駅の前で、突如として広いスペースが現れた😲重機を投入し工事中。これがウワサの「夕張市複合交流施設」なのだ。詳細は別の回に譲るが、夕張支線廃止後にここに市民が集える夕張市主体となって設置する公共施設を設置。ここに夕張支線廃止代替バスも乗り入れて、他線との乗り換えも出来るようにする。まさに「夕張再生の目玉施設」なのだ🤩

↑南清水沢(Y22)に到着。ここもホームは反対側。やはり慌てて前の車両に移動して下車する同業者が多かったため、10時20分発。所定時刻が10時17分発なので、3分遅れで発車😰

車掌が車内に現れて乗車券の販売を行う。逆に言えばそれが出来るほど「余裕」がある証拠だ。三江線の時は満足に車掌が車内巡回できなかったので、それと比べれば空いている事がわかる😅単純比較は出来ないが。

車内のお客の様子を観察すると、お客のマナーが悪い!😤具体的には大きな荷物を座席の上に置く行為が散見。むしろ荷棚に荷物を置くお客は少数派。😩私は着席時に荷棚に全ての荷物を置くので、荷物で座席占有はありえないのであるが、一部のクソジジイが「荷棚に荷物を置け」と注意した車掌に逆に文句を言う有様😩それは「お門違いの文句」と言わざるを得ないが、空席だらけであっても座席の上に荷物を置かないのが「常識」である😤「そんな”常識”も知らんのか?」と呆れたが、逆に言えば普段は列車を使っていない証拠が”マルバレ”である😒

↑南清水沢~清水沢

この駅間は距離が短いため、あまり撮影出来ない😅歩いても20分程度で着いてしまうのだ😲

↑清水沢駅(Y23)に到着。ここはとにかく雪が多い!⛄🥶これも別の回に書くがこの日清水沢駅の積雪は90センチもあった。10時23分発(2分遅れ)で5人程度が下車。

↑清水沢~鹿ノ谷

次の鹿ノ谷までは約6キロと夕張支線の中では最も長い駅間。途中トンネルも含む区間で、このトンネルは2本あって今は1本のみ使用なので、夕張が石炭で栄えていた当時(昭和40年代ごろまで)は複線だった事がわかる😲

しかし、このトンネルは老朽化が激しく、トンネル前後は徐行(25km/h)する😱それでも徐行区間はこの1ヶ所のみで、三江線のようにあちらこちらで徐行にはなっていない😅

すると車掌から放送が入る。夕張支線の車掌は札幌車掌所の担当で、札幌~新夕張の送り込み・送り返しは特急「スーパーとかち」「スーパーおおぞら」を使って便乗と言う形になる😲車掌の放送内容は以下のようなものだ🥺

「沼ノ沢駅付近からは炭鉱住宅が広がり活気で満ちていていました。最盛期の夕張の人口は11万6千人あって、夕張の石炭の歴史を展示する夕張石炭博物館に行ってみてはいかがでしょうか?さらには映画”幸せの黄色いハンカチ”の舞台にもなった街で、映画の舞台のセットも”幸せの黄色いハンカチ広場”にも行ってみてはいかがでしょうか?本日はこの映画にちなんで、車両の運転室には黄色い飾りを施し、乗務する車掌も黄色いネクタイを着用しています。廃止まで残り少しになってしまったが、心行くまで夕張支線の旅をお楽しみください」

車掌の放送より

↑と言うような趣旨の放送を行う🥺

車内の装飾や夕張支線を紹介するパネルもあって、これは「札幌車掌所リゾートチーム」の特製との事🙄「札幌車掌所リゾートチーム」と言う部署が私は気になって仕方がないが、普段は札幌発着の列車(普通・快速・特急)に乗務するが、各種臨時列車や夕張支線のように廃線直前の増発時の応援で対応する専門部署なのであろうか?🤔

↑鹿ノ谷駅(Y24)に到着。ホームは反対側。反対側は”雪の谷”となっている⛄🥶

大きなカメラを持った同業者が何人も下車。折り返しとなる9268D(鹿ノ谷11時04分発)を撮影するためであろうか?🤔

↑鹿ノ谷~夕張

鹿ノ谷駅から夕張駅(Y25)も十分歩ける距離。歩いても20分程度と言った所だ。とにかくここも雪が深い!断続的に続く”雪の壁”。構図が良い場所も多いため、同業者が多くカメラを構える🤩

【折り返し列車の乗車でも必ず下車しないといけない夕張駅😅】

夕張駅では全員下車する必要がある😅

折り返し列車に乗車する場合も、一度全ての荷物を持ったうえで外に出る必要がある。お客が全員下車したらドアを閉めて車内の掃除と車内の点検。荷物を残して”席取り”をした場合は「忘れ物扱い」になるとの事😱折り返し列車に乗る場合は、改札外まで進んでもらって所定の位置に並ぶ事になる😫

このルールは札沼線の非電化区間の新十津川駅や浦臼駅でも行われた手法だ😅

↑夕張に到着し、全員下車したキハ40-1780の車内。

↑ホーム自体は狭いので下車したら、とにかく改札外へ速く進む事が求められた😅

最終日は事故や混雑防止のためホーム上での撮影は禁止となっていたが、それが伝わったのは改札を出る直前くらいであった😅

駅頭ではJR北海道の係員が何人も出て、精算業務や記念スタンプをきっぷに押している。私も記念スタンプなるものを押してもらうべく、係員に聴いてみるとそれは「無効印」😱まだ有効な「北海道&東日本パス」に押されると、無効になってしまう所だった😖

地元の人からは「黄色いハンカチ」を振られながら「おかえりなさい」と出迎えられた😌アットホームな雰囲気にさせてくれたのが、我が家に帰ったような感じがして、夕張の人の温かさが伝わって、非常に良い気分にさせてもらった😆

4回目に続く(下記リンクをクリック、3月 日公開)

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KH8000

ご覧くださいまして、ありがとうございます。 当ブログは鉄道・バス・ヒコーキ・船について、読者の皆様が”乗りたくなる”公共交通機関の魅力をお伝えします。 実際に私が乗った時・撮った時の感想などについて「乗車記」「撮影記」として、各地の秘境駅や注目の鉄道駅に直接訪問し現地で知り得た事を「現地調査」として、”他所よりも詳しく”、鉄道系YouTuberに負けぬほどの勢い・情報量・知識・感動体験を当ブログでお伝えします。 私はJR全路線全区間乗車(JR完乗)済みで、鉄道友の会の正会員(一応某支部の幹部・撮影会などの行事についても詳しくお伝えします)です。当ブログのフォロー(ブックマーク)は誰からも大歓迎です。

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