【2020年11月乗車記/鉄道友の会主催例会・レギュラーシート(普通車)車内を細かく見る】「近鉄特急ひのとり80000系8両営業開始前の乗車・撮影会」⑥

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2020年11月乗車記と乗り鉄。鉄道友の会主催例会「近鉄特急ひのとり80000系8両営業開始前の乗車・撮影会」に参加。青山町駅から「ひのとり8両」貸切列車(試乗会)に乗る!今回はレギュラーシート(普通車)に乗って細かく見る。座席の特徴は?乗り心地は?車内は揺れないのか?背もたれも倒したい放題?!

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【2020年11月乗車記と乗り鉄/まずは名鉄特急パノラマSuper”後面展望”で名古屋へ送り込み】鉄道友の会主催例会「近鉄特急ひのとり80000系8両営業開始前の乗車・撮影会」①

【近鉄名古屋駅で道に迷う/名古屋~伊勢中川間は自由行動に】鉄道友の会主催例会「近鉄特急ひのとり80000系8両営業開始前の乗車・撮影会」②

【2020年11月乗車記と乗り鉄/近鉄特急伊勢志摩ライナー7015列車・名古屋→伊勢中川DXカーに乗る】鉄道友の会主催例会「近鉄特急ひのとり80000系8両営業開始前の乗車・撮影会」③

【2020年11月乗車記と乗り鉄/東青山駅で「ひのとり」同士がすれ違う!大阪線の急行で伊勢中川→青山町】鉄道友の会主催例会「近鉄特急ひのとり80000系8両営業開始前の乗車・撮影会」④

【青山町車庫でひのとり8両撮影会に参加!80000系となった理由は?】「近鉄特急ひのとり80000系8両営業開始前の乗車・撮影会」⑤

【日付】2020年11月14日(土)

【列車番号】不明(鉄道友の会貸切列車「ひのとり8両」名古屋行き)

【時刻】青山町(D53)15:00→名古屋(E01)16:32

【車両】近鉄80000系ひのとり8両のHV51編成の2号車レギュラーシート80551(電動車)

【備考】①今回はレギュラーシートの事について書く②途中駅での運転停車あり(詳しくは本文で)

もくじ

★2020年11月乗車記と乗り鉄。いよいよ近鉄80000系「ひのとり8両」営業運転前の車両に乗る!😆

↑2020年11月乗車記と乗り鉄。高安検車区青山町車庫で近鉄80000系「ひのとり8両」の撮影会が終了😌大阪からのグループは青山町駅から近鉄大阪線の急行などで大阪上本町まで各自帰宅する事になる😅一方で名古屋からのグループはこれから「ひのとり8両」に乗る事になる😆

【近鉄特急で「自由席」を体験する!😆その理由は?🤔】

撮影会をメインにするのか?orひのとり8両に乗る事をメインにするのか?

それは人によって違うだろう🤔私は後者をメインにしていた😆「ひのとり8両」の貸切列車は青山町駅15時00分発で、名古屋が16時32分着と1時間30分もある!😆これが大阪から来たグループはやや短かったようだ。参加人数については大阪からのグループが119人、名古屋からのグループが53人だったので、車内で乗車・撮影するには結果的に名古屋からのグループの方が有利となった😆

休憩後14時40分に改めて青山町駅に集合する。ここで注目してほしい事は?🤔

↑参加票には「名3-17」となっていた点。他にも「名2」や「名4」や「名5」もあるとの事だが、この数は「ひのとり8両」の貸切列車に乗車する際の号車番号を示す😲但し実際には違っていたようだ。なぜならば4号車は着席用座席としては提供されず、撮影用車両だった🥳詳細は後術する。

つまり「名3」なので3号車・・・のはずだったが、人数調整の関係で「名3-15~17の人は2号車へ」となった😅こうなったのものCOVID-19(新型コロナウイルス感染症)の対策で、近鉄から鉄道友の会の先導者に対しては「車内では”密”にならない事」を条件にしていたという。各車両の人数のバランスを取る事になったため、結果的に一部の人が別車両になったのであった😅

「ひのとり8両」に乗る際に多少の変更点があって、車内のトイレは4・6号車のみ使う事が可能になった😌但し営業運転開始前の車両のため、飲食は禁止😅言うまでもなく車内を汚してはならないための処置である😅鉄道友の会の乗車・撮影会の例会ではいろいろと制約があるが、これは全て先方(近鉄)からのお願いなので従うしかない😅逆に言えば一般の試乗会・撮影会では体験できない事が体験出来てしまうのだ😆

各車両ごとに先導者がいるため、その人の指示に従う。各車両概ね15人前後の乗車となった。座席の番号は特に指定せず「自由席」となった🤣近鉄特急で「自由席」なんて余程の事がない限りあり得ないことだ🤣但し”密”にならない事は条件で、窓側と通路側の両側に人が座らない形として、「1人1列」と言う座り方が基本となった😲これは名古屋からのグループの参加人数が少ないために実現したことで、参加人数が多い大阪からのグループはなかなか難しい事だったと思う🤔

「会員乗車券」を自動改札機に投入する😆今度は「かえり」で「青山町→名古屋」の乗車券だけである🙄これから乗る近鉄特急ひのとり8両は本来ならば「特急券」が必要であるが、今回はこれが渡される事もなければ、発行される事もなかった。団体扱いなので自動改札機を通るのに必要な乗車券だけあれば、良かったのだ😆

【青山町駅から「ひのとり8両」に乗る😆】

↑地下通路を通り名古屋・伊勢方面に向かう1・2番のりばへ。土曜日の昼間でありながらも、かなり静かだ😅1日の乗車人数が900人台なので、決して人が多い駅ではないのだ😅時々特急が轟音を立てて通過する。大阪方面へ向かう急行の一部が始発・終着駅になっているため、車両の出入りもそれなりにある😆

↑青山町駅の発車案内表示器は今でもパタパタ式(ソラリー式)😆令和になっても昭和を代表する発車案内表示器は近鉄では今でもそれなりに見られる😆それでも新型(LED式、液晶式)に少しずつ変わってきており、見納めもそう遠くないのかもしれない😞

15時00分発の名古屋行き「ひのとり8両」は「貸切」と称していた🙄JRならば「団体」などと称する事になるだろう🙄

↑定期列車では止まる事がない青山町駅のホームに止まる「ひのとり8両」😆

↑サボ(行き先・列車名幕)はフルカラー式😆「HINOTORI」「試乗会」を交互に表示する😆単に「団体」とか「貸切」となっていない点が良い😆

「ひのとり」は2021年の鉄道友の会の「ブルーリボン賞」「ローレル賞」の有力候補とされるが(結果的にはブルーリボン賞を受賞🥳)、同じくその候補とされるJR東海のN700Supremeのサボと比べれば、感動するようなものがない😩「他社でもあるような電光表示板」と言うようにしか見えなかった😩営業列車では列車名(例:「ひのとり15列車」)も出すようであるが、JR東日本のようにガチャガチャ細かく表示するような事もない😅表示内容そのものはかなりあっさり・・・と言うかシンプルなものである😆これは近鉄に限った話ではなく、JR西日本、京阪、南海、阪急、阪神も似たり寄ったりの表示内容である😅フルカラー式のサボでガチャガチャ出さないというのは”関西流”なのであろうか🤔

↑”お約束”として「ひのとり8両」の先頭車両まで行って撮影。他にも撮影希望の同業者(鉄道友の会の参加者)が多数いたので、1枚撮っただけで終わりとする😅それでも発車まであと8分もある😆

↑1号車のプレミアムシート😆しかしこの車両には乗る事が出来ない😫ドアカット出来る機能はないらしく、1号車のドアも空いたままだ。

【「ひのとり8両」の座席は背もたれを後ろに倒しても後ろの人を気にしなくて良い?!🤔】

↑まずはレギュラーシート(普通車)座席からじっくりと見る😆見た限りは一般的なアーバンライナーとそんなに変わらないようにも見える🤔

↑リクライニングした(背もたれを倒した)状況😆座席がちょっと広くなった感じ🙄座面も前の方向へスライドする🙄何気にJR東日本の「座面スライド」(E257系や新幹線のE2系に搭載)に似ているようにも見えるが🤔

↑背もたれの奥には後ろ座席のテーブル、フック(荷物がある時に使う)、網ポケット、ドリンクフォルダーなどもある。テーブルと背もたれの間にはなぜかスペースがある?🤔

↑テーブルと前座席の背もたれの間にスペースがある。「荷物を置かないでください」と言う案内も出ている🤔

実はこれが「ひのとり」最大のポイント!😲前座席との背もたれの間にスペースを作っておき、そこに前座席の背もたれを収納する。テーブルの位置そのものは動かないため、前座席の背もたれを倒す際に後ろのお客に「背もたれを倒しても良いですか?」と聞かなくて済む😆ストレスなく背もたれを倒す事が出来る「究極の座席」を「ひのとり」に導入してしまったのだ!😆この背もたれを収納するスペースの事を「バックシェル」と称する😲バックシェルがあるおかげで座席の背もたれを最大限倒したとしても後ろのお客の迷惑にもならないのだ😆

【「ひのとり8両」のテーブルは1座席に2つもある!😆】

↑テーブルは座席正面から出したり、閉まったりすることが出来る。新幹線のように所定の場所に上手くはめ込んで、上部にあるロックをかけると言った微妙に面倒な作業が必要だったりするが、「ひのとり」はそういう細かい点も配慮😆ロックを解除すると🤔

↑ゆっくりとテーブルが出て来た😆しかも”分厚い”😆そして頑丈だ😆座席のスペースの関係か?決して大きいとは言えないというのが欠点であろう😩

↑肘掛けにもテーブルを収納😆これは近鉄特急伝統のもので、「ひのとり」にも受け継がれた😆こちらは決して大きくないが、正面にあるテーブルと併用すれば、実質的には「大きなテーブル1つ分」となる😆なお、電源コンセント(プラグ式)は肘掛けの縦側にある😆これはこの日の午前中に乗った伊勢志摩ライナー(ISL)のDXカーと同じだ。

【「ひのとり8両」レギュラーシート(普通車)の座り心地は?🤔】

↑座席を正面から見る。肩幅(横方向)がやや狭いようにも見えるが、実際に座ってみるとそうでもなかった😅しかし「ホールド感がある座席」とは言い難く、これは改良の余地があるのかと😫基本となるのはやはりアーバンライナーなのだろうと思った🙄せめてビスタカー(現在のリニューアル車で搭載しているタイプ)並みの座席は欲しかった😫

ISLのDXカーと同じく背もたれを倒さず(ノンリクライニング)座席を使ったが、さすがにこの状態で座るのはしんどかった😫比較対象がレギュラーシートとDXカーなので座り心地は違って当然なのであるが、DXカー以上に背筋を伸ばして座らないといけないのであった😫あくまでも「ひのとり」は背もたれを倒して(リクライニングして)使う座席と言う前提で作られているようにも見えた🙄

ひのとりの座席は横方向よりも縦方向が大きな注目点だ。カタログスペック上のシートピッチは1,160ミリである😲JR在来線のそれが980ミリ前後、新幹線が1,040ミリ前後(JRの場合いずれも普通車)なので、同じ普通車でもひのとりのレギュラーシート座席のそれが”広すぎる”という事がわかるだろう🙄 

実際に足を延ばしてみると、前の座席に足が届かない😆

とんでもなく広い座席であった🤣なお1,160ミリと言うシートピッチはJRで言うグリーン車相当の大きさだ😆ここで強調しておきたいのは「シートピッチは」と言う点😆座席についてはグリーン車にはほど遠く、「普通車座席のグレードアップ版」と表現するのが適切だろう😏

つまり、横方向はそんなに広くないが、縦方向はかなり広いので、背もたれを倒す事によって座り心地を良くしていると言う作りだった。近鉄公式には言わないのであろうが、JR東日本の「座面スライド」そのものと感じた🙄但し背もたれを倒す際には、ボタン2つ操作する事はなく、1つの操作で背もたれと連動して座面も動く仕組みであった😆

【試乗会なので「HINOTORI」としか表示しない車内表示器😅】

↑「ひのとり」には液晶画面の車内表示器がある🤩しかも横方向に対して2枚も!🤩通常の営業列車では、左側に日本語の駅名、右側に外国語の駅名(英語、中国語、韓国語)で表示するようだ。車内設備や宣伝等の表示際には2枚すべてを使って表示するようだ🤔

「アーバンライナー」(プラスとネクスト)「しまかぜ」でもこのような車内表示器は搭載されているが、こちらは1枚の画面である😅「アーバンライナー」と比べれば明らかに視認性は向上😆これは液晶画面そのものが見えやすくなっているためである😆

今回は「試乗会」のため、営業列車のように停車駅名や現在位置を出すという事はなかった😩単に「HINOTORI」とあるだけ😅逆に言えば「HINOTORI」と言う表示は通常の営業列車では見る事が出来ないので、貴重な機会になった😆

【「ひのとり8両」4号車は撮影用車両に🤩】

↑4号車の80851に😆この車両は簡易運転台がある車両だが見るのを忘れていた😫2号車に乗っていた参加者が全員が通された車両だ。4号車は「撮影用車両」として誰も座っていない😆レギュラーシート(普通車)全体を人を入れない形で撮影出来るのだ😆

↑「ひのとり8両」の宣伝材料写真(いわゆる「宣材写真」)を撮影する事が出来た😆

「鉄道ジャーナル」等の雑誌でも誰も座っていない車内写真がよく掲載されているが、これは今回のような試乗会で撮影用車両として撮影出来た車両か、偶然誰もお客が乗っていない営業列車で撮影した写真だ😅

「ひのとり8両」の宣材写真が撮影出来たのも試乗会ならではで、名阪特急として活躍する「ひのとり」の一般営業列車でこのような写真を撮影するのは難しいだろう😫

【「ひのとり8両」には喫煙室がある】

↑「ひのとり」には喫煙室がある😲今や日本の鉄道車両で喫煙室があるのは、近鉄特急の各車両、新幹線のN700系くらいである😫中にはJR西日本683系4000番台サンダーバードのように、登場時は喫煙室を搭載していたが後になって使用停止にして、別用途の部屋に改めたケースもある😩

近鉄特急では「列車内でタバコが吸える」と言うのは標準である🙄但し健康増進法などの諸法律や世間一般的な情勢からして、座席ではタバコが吸えないようになった。「タバコは喫煙室で」と改められた😆近鉄の考えとしては「タバコを吸う人にも近鉄特急を選んでもらう」と言うある種の営業戦略的な側面が強い😆列車内でタバコが吸えないならばクルマで移動する・・・と言う客層をしっかりと近鉄特急に取り込むためだ😏

但し「ひのとり」の運行区間全てで喫煙室が利用出来る(タバコが吸える)かと言うとそうではない😫大阪地下線(大阪難波~鶴橋間)や名古屋地下線(名古屋~米野間)では法律の定めにより喫煙室が利用出来ない😫つまり、大阪難波駅・名古屋駅発車時点では喫煙室は施錠🔓されている😫地下線区間を出たら、遠隔操作で車掌が施錠を解除し、「喫煙室が利用出来ます」と言う放送でお客に知らされる😆

【「ひのとり8両」は電動車でもスーッと動く静かな乗り心地😆】

↑青山町~伊賀上津(いがこうづD52)

2号車は電動車であったが、走り出しのモーター音はかなり静かであった😆スペック的には違うと思うが、東海道新幹線のN700Supremeに近い所もあった😆本線を走行中も大きく揺れる事もなく、モーター音がうるさくもなく、静過ぎるわけでもない😆この”ちょうどよさ”が車内のグレードの高さと相まって「ひのとり8両」は良い車両だと感じた😆

↑15時20分に伊勢中川駅のデルタ線を通過😆名古屋線の連絡線は名阪特急しか通らない線路だ😆試乗会であってももちろんここは通る😆この連絡線は単線となっており、大きくカーブする線形。そのため速度を落とす(50キロほど)。定期列車だと伊勢中川から発車しようとする名古屋行き特急が後ろから追いかけて来ることもあるが、今回は臨時列車であるためさすがにそれはなかった。

青山町から止まることなく名古屋線に入る。試乗会という名の臨時列車なので、スジ的にどうなっているのか🤔気になったが、結果的に言えば途中駅での長い時間の停車時間が設定される事もなかった。とは言っても、大阪線と名古屋線の乗務員は定期列車だと津(E39)交代しているので、「ひのとり8両」試乗会列車でもそうなのだろう🤔と思ったら、案の定そうだった😅津には15時31分からの2分間運転停車。ドアは開かないので乗り降りは出来ない。

津を発車。動き出しがN700Supuremeに近いものがやはりあった😆本当に揺れないし静か🤫車両の性能が良い事もあるのだろうが、もう1つポイントなのが保線。保線レベルもかなり高くしないとどんなに良い車両でも乗り心地が悪化するので、特急が高速走行しても乗り心地が保てるように頑丈に整備しているのであろう🥳

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7回目に続く(12月23日公開、下記リンクをクリック)

【2020年11月乗車記と乗り鉄/プレミアムシートは最高級の乗り心地を実現!】「近鉄特急ひのとり80000系8両営業開始前の乗車・撮影会」⑦

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ご覧くださいまして、ありがとうございます。 当ブログは鉄道・バス・ヒコーキ・船について、読者の皆様が”乗りたくなる”公共交通機関の魅力をお伝えします。 実際に私が乗った時・撮った時の感想などについて「乗車記」「撮影記」として、各地の秘境駅や注目の鉄道駅に直接訪問し現地で知り得た事を「現地調査」として、”他所よりも詳しく”、鉄道系YouTuberに負けぬほどの勢い・情報量・知識・感動体験を当ブログでお伝えします。 私はJR全路線全区間乗車(JR完乗)済みで、鉄道友の会の正会員(一応某支部の幹部・撮影会などの行事についても詳しくお伝えします)です。当ブログのフォロー(ブックマーク)は誰からも大歓迎です。

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