【35年ぶりの新駅!門出駅開業!】大井川鐡道「門出駅」と「合格駅」(旧五和駅)を現地調査②
大井川鐡道本線の「門出駅」が2020年11月12日(木)早朝に開業した。35年ぶりの新駅!その直後の様子を現地調査した。ホームは列車交換不可の構造で同日に開業した観光施設「TOURIST INFORMATIONおおいなび」と「KADODE OOIGAWA」に直結!新東名島田金谷ICすぐ近くと便利な場所。門出駅の目印はSLが”看板”!?

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【2020年11月乗車記と乗り鉄/門出駅開業一番列車に乗る!】大井川鐡道「門出駅」と「合格駅」(旧五和駅)を現地調査①
【日付】①2020年10月24日(土)、②2020年11月12日(木)
【場所】大井川鐡道本線の門出駅
もくじ
★大井川鐡道本線の新駅「門出駅」を現地調査
【まずは門出駅開業前の様子】


↑日付さかのぼって10月24日(土)。まだこの日は門出駅は開業していない。開業日(11月12日)と比較するため、事前にも現地調査をしたのだ😆
国道473号を島田金谷ICに向けて歩いていると大きく姿が変わっていた。つい1年前までは特に「これといったものがない」場所であったが、工期1年で「KADODE OOIGAWA」を完成させた😆単に建物や施設を作るだけではなく、同時に国道のちょっとした改良や周辺の区画整備も進む。「街づくりそのもの」と私には見えた😆
開業ギリギリまで残工事が残っていたようで、10月24日の時点では歩道も歩ける場所が制限。つまり歩いてはいけない立入禁止場所がそれなりにあったのだ😵それでも車道ギリギリの危険な場所を歩くこともなく、門出駅に到着する事が出来た。この日は開業していないため公道から簡単に様子を伺うだけとする😅

↑門出駅の”看板”となるのがSL(蒸気機関車)のC11-312である。現在は引退し展示されている。展示場所としてKADODE OOIGAWA(門出駅)が選ばれたのである😆しかし、「手を触れないように」とのトラロープや表示が目立つ😫これについては開業後も変わらなかった😫理由はよくわからないが、悪戯防止目的であったり、COVID-19の感染防止対策の一環なのであろうか🤔いわゆる「SL公園」のように誰でも自由に機関車の中に入る事は出来ないようで、運転席に直結する階段や梯子もなかった😫

↑なおかつては「部品取り」として静かに大代川側線に眠っていたが、2020年2月にKADODE OOIGAWAに搬入されて、取られた部品の一部を再び付け替えるなどして保存に至っている😆

↑開業前のホーム。ここに至るまでに小さな踏切(第一種踏切・警報機と遮断器あり)を渡ったが、真新しい装い😲警報機や遮断器は新品で道路もキレイに舗装😆線路に目をやるとバラストも一部だが新しく敷いた形跡があって、マクラギがコンクリート(PC)化されている😆大井川鐡道本線のマクラギは木製が原則でPC化されたそれを見たのは意外にも初めて😆このような工事(作業や費用面で)は新駅開業の時でないとタイミング的に出来ないのかもしれない🤔
「門出駅にSLは止まらない」と聞いていたが、その事が納得出来る構造😅ホームの長さが短いのだ😅パッと見でもせいぜい2両分しかなく「短い!」と言うのが第一印象😅SL列車に乗りたい場合は、今まで通り新金谷駅まで来た上で乗る事になる😅
大井川鐡道本線のSLは最大で客車7両を連結するが、旧型客車主体のため電気的に管理されたドアで開閉するわけでもないので、ドアカットそのものが非常に容易🙄なぜならば「ドアは手で開けるタイプ(手動式)」なのでホームにかかっていない車両のドアは自ら開けなくても良いのだ😅ホームにかかった前2両分だけを開ければ済むの話なのだ。つまりドアカットも何もないのだ🤣このような運用は川根温泉笹間渡駅で既に行っている😲
10月24日時点ではホームは殺風景そのもの😫特にこれと言った飾りもないし、駅名標すら設置されていない😫すると踏切が鳴った🙄

↑「普通」と掲げた元南海21001系(21003・21004)がスピードを落とすことなく通過する😆これも開業前だから見る事が出来た光景だ😆
【門出駅開業の日の様子と詳しい現地調査】

↑話を開業当日(11月12日)に戻そう。一番列車を見送った後門出駅のホームの端まで歩く😆真新しいホームで「黄色い点字ブロック」もある😲大井川鐡道本線・井川線の駅でそれがある事は珍しく、あったとしても「細い黄色い線」だけである😅少なくても令和の時代に最低限求められる駅設備があると言って良い😆
ホームの奥に見えるのは新東名。ちょうど上り本線(東京方面行き)から島田金谷ICの料金所に連絡する道である。新東名のこの部分は年に数回クルマで通るものの、新東名から直接門出駅のホームを見えそうで見えない😫

↑金谷方のホームの端まで歩くと住宅地が迫る。この部分も多少だがマクラギがPC化されている😆

↑長いように見えるが門出駅のホームに入る事が出来る両数は2両分。ホーム上の床には「乗車口」と書いていない。かなりスッキリとした印象🥳左側の建物はKADODE OOIGAWAの一部をなす「TOURIST INFORMATIONおおいなび」である😆正確に言うと門出駅は「おおいなび」と直結🥳

↑門出駅の縦型の駅名標は縁起が良いデザイン😆


↑駅名標(横型)は「引き出物のデザイン」😆これはセンスが良い😆大井川鐡道本線標準のデザインだと「なんだかなぁ😩」となってしまう。縁起が良い「門出駅」なんだからこのようにならないと🥳表と裏で微妙にデザインが異なるが、それは周辺地図の有無だった😅「おおいなび」側の下半分は「無地」となっていたが、何らかのスポンサーが登場すればここに宣伝が挿入される事であろう🙄

↑時刻表と運賃表は非常にシンプル😲「おおいなび」の建物外側に設置されている😆
なお、門出駅は終日無人駅のためきっぷの販売は行っていない😫運賃の精算は車内か有人駅(金谷、新金谷、家山、千頭)で行う事になる😅当然TOICA等の交通系ICカードも使えない😫

↑門出駅には「緑の郵便ポスト」🙄しかも懐かしいデザイン😆静岡県内でこの形のポストを見かける事はほとんどない😆「郵便ポストマニア」にとってはヨダレ🤤ものに違いない!

↑「早朝・夜間門出駅通用口」🤔「おおいなび」や「KADODE OOIGAWA」は列車の運行時間中ずっと営業しているわけではないため、営業時間外は写真の通用口を通る事になる。逆に言えば営業時間中は直接これら施設に行き来する事が出来るのだ😆

↑通用口から外へ道なりに進むと「おおいなび」の正面玄関で”看板”となるC11-312が出迎えてくれるのだ😆

↑「おおいなび」の玄関付近には花が飾ってある。名前を見ると建設に携わった関係者や地元の人が多い。

↑”看板”のSLも10月24日に現地調査した時と大きくは変わらなかったが、トラロープは外されている😆だが「立入禁止」となっており近づくことは出来ない😫パイプ椅子が整然と並んでいたが、これは11月12日の開業当日に式典を行うためであった😆

↑国道を跨ぐ歩道を登る。「令和2年10月完成」となっており出来立てほやほやだ😆「おおいなび」~「KADODE OOIGAWA」は国道を挟んだ反対側の関係だが、歩いて移動する場合には国道をオーバーパスするこの歩道橋を使えば良い😆クルマと対面交差する横断歩道がない分交通事故のリスクも低い😆


↑開業準備中のKADODE OOIGAWA🥳11月12日9時に営業を開始🥳多くの花束や関係者による準備が進む😆この日は建物の中に入る事が出来なかった😫美味しい食べ物😋も多いという事なので、建物の中は後日現地調査する事にしたい😅
国道473号を見ると「至って普通の平日」が始まっていた😆ダンプカーをはじめ大型トラックがひっきりなしに通る😵島田金谷ICの近くなので大型車が多いのは仕方ない事か。門出駅付近には数人の同業者を見た限りであったが、時間が経過するとともにさらに増えていったと思う。門出駅の開業も大きなポイントだが、それよりもメインになるのは駅よりも「KADODE OOIGAWA」であったり「おおいなび」なのだ😆
門出駅はこれくらいにして、五和駅から合格駅に改称された隣の合格駅に向かう😆
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3回目に続く(12月7日公開、下記リンクをクリック)
【五和駅から合格駅に改称】大井川鐡道「門出駅」と「合格駅」(旧五和駅)を現地調査③
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