【2020年9月乗車記と乗り鉄/ぷらっとこだまを使う!静岡→東京4,800円!】新幹線最安値で乗る方法①
2020年9月乗車記と乗り鉄と乗り歩き。東海道新幹線に最安値で乗る方法は?旅行会社のJR東海ツアーズが販売している「ぷらっとこだま」を利用すると静岡→東京4,800円!定価よりもどれだけ安いのか比較。しかし「ぷらっとこだま」は旅行商品で利用時にいろんな注意点や制約がある!実際に「こだま700号」に乗ると値段が安い以外は至って普段の新幹線だった

もくじ
★東海道新幹線において最安値で乗るには?🤔

↑新幹線という乗り物は値段が高い🤑

↑一方でヒコーキは新幹線よりも安く乗れる事がある🤩
例えば静岡~小倉間で運賃(片道)を比べると🤔
料金区分 | 新幹線 | ヒコーキ |
定価 | 20,310円 | 32,500円 |
割引時の最安値 | なし | 9,500円 |
※新幹線の値段は運賃+通常期指定席料金の合計。名古屋~小倉間は「のぞみ」を使う事として、「ひかり」「こだま」から乗り継いだ時の加算額(530円)も含む。自由席の場合は19,250円。
※新幹線では静岡~小倉間は割引料金なし(私調べた所では)
※ヒコーキはFDA(フジドリームエアラインズ)を富士山静岡空港~北九州空港利用時。静岡駅~富士山静岡空港(1,100円)、北九州空港~小倉駅(710円)のバス運賃は含んでいない
※ヒコーキの静岡~北九州線はCOVID-19の影響で2020年10月時点は運休中
・・・ヒコーキは「割引運賃」で乗ることが基本のため、新幹線と比べてしまうと高くなってしまう😫逆に新幹線は「定価運賃」で乗ることが基本のため、割引運賃が少ないのが弱点😫東海道新幹線が絡むと、割引運賃があっても「のぞみ」中心で「ひかり」「こだま」も使えるそれはかなり少なくなってしまう😫
それでは静岡~東京(東京山手線内、片道)ではどうだろうか?🤔
料金区分 | 新幹線 | 東海道線経由 | 東海道線+小田急線 | 高速バス |
定価 | 6,470円 | 3,410円 | 2,590円 | 2,990~3,000円 |
割引運賃 | ?? | なし | なし | 2,000円から |
※新幹線は運賃+通常期指定席料金の合計。自由席の場合は5,940円
※東海道線+小田急線は静岡~小田原1,690円+小田急線900円の合計。特急ロマンスカーは使わないものする
※高速バスは路線により定価運賃が若干異なる。割引運賃が多数あるため最安値の金額を記載
※東海道線と東海道線+小田急線経由の場合、金券ショップで買うと定価よりも若干安くなるが、これについては対象に含めない
↑こうやって見るとやはり新幹線は高い🤑探せば他の方法で新幹線に安く乗れる方法もあるのだろうが、最も正攻法な方法による最安値乗車は、上記表の内容しか思い浮かばない😫
上記表では新幹線の割引は「??」とした🤣
実はこれが東海道新幹線における最安値なのだ!🤩

↑画像の一番上にあるのが東海道新幹線最安値の秘密!🤩
↑詳しくはこちらを参照
東海道新幹線最安値で乗るには「ぷらっとこだま」しかないのだ!🤩
★「ぷらっとこだま」とは?🤔「きっぷ」ではなく「旅行商品」!?🤔
まずは「ぷらっとこだま」の料金(東京・品川発の普通車指定席のみ、通常期)は何円🤑かというと
静岡まで | 浜松まで | 名古屋まで | 新大阪まで | |
東京・品川発 | 4,800円 | 6,800円 | 8,500円 | 10,700円 |
※定価の乗車券+指定席特急券よりも1,600円~3,700円程度安い(金額幅は利用する駅間により異なる)
※逆区間(例えば静岡発品川・東京まで)でも同額
↑これを見れば「安さ」がおわかりだろう😆
金額だけで言えば魅力的😆なのであるが、商品名は「ぷらっとこだま」🙄その名の通り東海道新幹線の各駅に止まる「こだま号」のみ乗ることが可能😅
「ひかり号」については乗ることが出来ない😫
「のぞみ号」については、類似商品の「ぷらっとのぞみ」を買えば乗る事が可能だ😆但し「ぷらっとのぞみ」は東海道新幹線区間のみの販売(例えば山陽新幹線とまたがる東京~広島間などの区間は最初から販売していない)。
「ぷらっとこだま」は一般的なJR乗車券とは大きく性格が異なる😱その特徴やポイントは下記の通り🤔
- JR東海ツアーズ(旅行会社)のみで販売。JR東海(JR全線きっぷうりば=みどりの窓口、指定席自動券売機)では販売していない😫
- 一部利用出来ない「こだま号」がある(例えば普通車全席自由席の列車など)
- 販売出来る区間が決まっている(例えば東京・品川・新横浜↔静岡、浜松↔名古屋など)
- 販売出来ない区間が存在する(例えば、東京・品川・新横浜↔三島・新富士・掛川・豊橋・三河安城・岐阜羽島・米原、静岡↔浜松など)
- 乗り遅れた場合は無効😱(後続列車に乗ることが出来ない)
- 途中乗降出来ない(例えば静岡発東京行きの場合、途中の新横浜駅で降りる事は出来ない。その場合定価の運賃・料金が必要)
- 指定された列車と座席のみ有効(自由席に乗車することは出来ない)
- 予約変更することは出来ない(変更が必要な場合は一度取り消して再予約となる)
- 乗車日の前日から起算してさかのぼって10日前から取り消し料金が発生(例えば9月18日に乗車する場合、9月7日以降に予約を取り消すと取り消し料金が発生。乗車日が近いタイミングで取り消すほど高額となる)🤔
- JR東海が管理する東海道新幹線専用改札口を使う(在来線との乗り換え改札口は使えない)
- いわゆる特定都区市内の対象にはならない(例えば静岡駅発東京駅行きの場合、東京駅のみ下車する事が可能。定価の乗車券では「東京山手線内」となるため最終的な下車駅が新宿や渋谷などでも可能だが、「ぷらっとこだま」それが出来ない)
- 添乗員は同行しない(旅行中必要な手続きなどは全て自分で行う)🤔
- 「ぷらっとこだま」の場合、インターネット(JR東海ツアーズホームページから申し込む)、店頭(JR東海ツアーズの各店舗)では乗車前日まで、コールセンターの場合は店頭受け取りは乗車2日前まで、郵送受け取りの場合は6日前までに予約と購入を済ませる必要がある。なお、販売開始日は乗車1か月前からである
- 乗車直前までに「乗車票」を受け取る必要がある。東海道新幹線の「ぷらっとこだま」を使って乗車する駅の改札外にある「JR東海ツアーズ乗車票受取」というマークが入った指定席自動券売機で受け取り可能。その際に予約番号など2~3種類の情報が必要😰
- 「ぷらっとのぞみ」についてはインターネットのみで販売(乗車3日前まで)
↑こんなにも細かい特徴やルールがあるのだ😵
大きな特徴なのが9と12🤔「添乗員」という言葉が出て来た時点で「ぷらっとこだま」という商品が「旅行商品」であることがおわかりだろう😲これが「きっぷ」ならば「添乗員」という言葉は絶対に出てこない😲
さらに上記9の取り消し料金が発生するタイミングについて、「乗車日から起算してさかのぼって10日前から取り消し料金が発生」という文言からしても「旅行商品」という事がおわかりだろう😲これが「きっぷ」の場合は乗車券・特急券とも払い戻す(取り消し)のタイミングに関係なく、少なからずの手数料が発生する🤑乗車券については乗車直前に払い戻しても額は変わらないが、指定席特急券の場合は額面の3割が手数料になる🤑「ぷらっとこだま」の場合、乗車当日の発車前に取り消すと額面の5割が手数料として徴収される🤑
「きっぷ」と比べて、販売方法、利用方法、払い戻し方法について、明らかに不利な条件が多いのだ😫
今やJR東海ツアーズのホームページから「ぷらっとこだま」の予約と購入(クレジット決済)が可能であるが、手続きは「スマートEX」で新幹線の指定席の予約を取るよりも操作が複雑で、いくつかの項目に同意を求められる。しかも”くどく”何重にも項目が続くのだ😵これは「きっぷ」(スマートEX、えきねっと等)では存在しない事だ。私もインターネットで購入手続きをしていると・・・
これは「きっぷ」を買っているのではなく、「旅行商品」を買う事と同じだよな😅
と思った次第である😅
受け取り方法も何かと面倒で、静岡駅の新幹線の指定席自動券売機で操作してみたところ、予約番号まではわかったが、続いて出て来た確認番号なるものが届いたメールから把握する事が出来なかった😫一旦受け取りを諦め、改めてそれを調べた上で後日ようやく受け取り出来た次第であった😌
このような性格を持った商品であるため、「ぷらっとこだま」は「旅行商品」なのである!😲

↑これが「ぷらっとこだま」である😆
ご覧の通り、自動改札機に挿入可能なサイズだ😆
マニアックな視点?🙄なのだろうが、気になったのが「海契」というマーク🤔これはどういう意味なのか?よくわからない😫恐らく「JR東海契約乗車券(乗車票)」の略なんだろうか🤔
★2020年9月乗車記と乗り鉄。「ぷらっとこだま」を使って東海道新幹線に乗っても、普段乗る「こだま号」として大して変わらない😇
【日付】2020年9月18日(金)
【列車番号】700A(こだま700号、東京行き)
【時刻】静岡7時58分→東京9時21分
【車両】JR東海のN700系2000番台X26編成、11号車の普通車指定席786-2726、進行方向右側の5番A席
【ぷらっとこだまを使うとドリンク1本無料!😆】

↑ここからは2020年9月乗車記と乗り歩きである。7時15分の東海道新幹線静岡駅新幹線専用改札口。この日は金曜日でもあるに関わらず以前と比べれば新幹線利用が減ったような気がする🙄COVID-19で生活様式そのものが変わり、出張利用が大きく減った😰東海道新幹線の輸送実績を見ても、9月は前年(2019年)の半分程度の利用しかない😫その事を裏付けた感じだ😫

↑「ぷらっとこだま」の乗車票と別に付いていた横長の紙。ここには「ぷらっとこだま ご利用案内兼 ドリンク引換券」とある🙄「ぷらっとこだま」の簡単な利用案内に加えて、今回の旅行(乗車)で人数分のドリンクに引き換えることが出来るという😆
引き換え場所は、東海道新幹線の駅にある「ベルマート」「グランドキヨスク」である。いずれもJR東海の子会社である東海キヨスクが運営する店舗で、飲料コーナーにある商品(缶コーヒー、お茶、ジュース、ビール等の酒類(660㎖以下に限る))1人1個に限り無料で引き換える事が出来るのだ😆
しかし、新幹線専用改札口の奥(商業施設「アスティー」の入口付近)にある「グランドキヨスク」(通常のキヨスクよりも店舗面積が大きく、土産物の品ぞろえを強化した店)に入ってみると、「ぷらっとこだまのワンドリンク引換券が使えます」というような表示がない😰とりあえず缶コーヒー1つを取って、レジで引換券を提示すると、あっさり交換出来た😆引換券はレジの中へと消えていった😅なお、引換券の有効期限は「ぷらっとこだま」を買ってから1カ月間で、乗車する1か月前の同日(つまり8月18日)に購入していたので、乗車する日(9月18日)までだった😅
7時20分過ぎには新幹線専用改札口を通る。至って普通で、紙のきっぷで新幹線に乗るときと変わらない。時間があったので待合室に入る。かなりキレイだ😆ここにも「ベルマート」やコーヒーショップ(スターバックスコーヒー)も入居する事に驚く😲そもそも静岡駅の待合室を使ったこと自体が久しぶりであった😅それにしてもお客は仕事関係の利用がほとんどだ。出張も皆無ではないし、東京までならば定期券利用も一定数いる。一方で旅行客はかなり少ない😫金曜日だからか?
【乗り遅れが許されないぷらっとこだま😰】

↑新幹線の上りホームに入る。東京方は「こだま」でも指定席が主体のためお客は少ない。「こだま」は自由席を使うお客が多いため、新大阪方の方がお客は多い。


↑7時53分発の名古屋行きこだま701号を撮ったり


↑東京行き「のぞみ204号」(通過)を撮ったりして時間をつぶす😅
繰り返しになるが「ぷらっとこだま」は乗り遅れ無効😱乗り遅れないようにするためには、時間に余裕をもって新幹線駅に来る必要があるのだ😰
【ぷらっとこだまで乗っても至って普段の新幹線😅】


↑7時57分「こだま700号」が到着😆静岡駅で後続の「のぞみ」に抜かれることはなく、わずか1分停車して7時58分には発車してしまう😲
車両は毎度定番のN700系のスモールa😅N700Supremeは・・・来るわけもなく😩

↑ワンドリンク引換券で交換した缶コーヒーと「ぷらっとこだま」を座席のテーブルに置き写真で記録を残す😆優雅な時間を過ごす事が出来た😆


↑至って「普段の東海道新幹線」「普段のこだま」である😇
「ぷらっとこだま」という東海道新幹線で最安値で乗る事が出来る方法で乗った所で、値段以外の大きな変化はない。
「こだま700号」に乗っていて気になったのが、N700系2000番台X26編成の床下・台車から「ガタガタガタガタ・・・」と言う不快な音と乗り心地😩これは経年劣化によるものと思われ、「疲れた😩」とこの車両が言っているような😵特にトンネルやカーブを走行する時にこの現象が目立った。2022年度までにN700系2000番台は引退しN700Supremeに置き換わる予定だ。「寿命か😫」と思ってしまった次第だ。
「こだま700号」の車内では毎朝聴いている「おはようパーソナリティ道上洋三です」(平日6時30分~9時00分、大阪ABCラジオ)から「喜多・西森のゆかいな金曜日」(金曜日9時00分~12時00分、この番組は10月2日で終了し、10月9日からは「柴田・西森のぼちぼち金曜日」(金曜日15時00~17時55分)にリニューアル)を新幹線フリーWi-Fiを接続した上で聴く🤩
その間に鉄道友の会向けの原稿をスマホで作る😅広島RCCの「ごせん様さま」を生で聴くことはこの日しなかったが😫天才横山雄二アナが言うように「新幹線の車内で会社や自宅で行う仕事する奴は仕事が出来ない奴だ😏」という言葉が身に染みる😫私も基本的にはそのような考え方である。「ハレの日の新幹線」、「優雅に乗っている新幹線」普段自宅でやる事を新幹線車内に持ち込むのではなく、ぼんやりと車窓でも眺めていたい🤩と思ってしまう。
【東京駅は新幹線専用改札口から出場】


↑東京駅には定刻通り9時21分着😆折り返しは回送で、9時36分発の回1713A列車として東京第二運輸所へ向かうという😅(業務用の時刻表より)

↑せっかくの東京駅なので、「東海道新幹線 この鉄道は日本国民の叡知と努力により完成された」にしっかり挨拶する😌
「ぷらっとこだま」は在来線乗り換え改札口を使うことが出来ない😫東京駅と言えばここの存在が目立ってしまう🤩一方で東海道新幹線専用改札口は意外と”こじんまり”しており、知らぬ人とっては場所がわからず道に迷うかもしれない😵私が使った八重洲南口改札は3通路程度しかない😰”天下の東京駅”でも地方の駅と変わらぬほどの改札通路数しかない事に驚く😲「ぷらっとこだま」はしっかりと改札機の中に吸い込まれていった😱
★まとめ
「ぷらっとこだま」「ぷらっとのぞみ」は東海道新幹線で最安値で乗る事が出来る😆
しかし、「きっぷ」ではなく「旅行商品」になっていること、販売場所が鉄道会社(JR東海)ではなく旅行会社(JR東海ツアーズ)であることから、購入するまでのハードルの高さが大きいと私は実感した。その他諸々の利用上の制約・制限があるので、この辺をしっかりと理解しないとトラブルが起きてしまいがち。十分に注意が必要であるが、この辺をしっかり理解出来れば便利でお得に東海道新幹線に乗る事が出来る😆
それでは東北新幹線(JR東日本)では、最安値で乗る事が出来る商品はないだろうか?🙄これについては次回🤔
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次回に続く(11月6日公開、下記リンクをクリック)
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