【具体的に何分終電が早くなる?社会に与える影響は?】2021年3月ダイヤ改正でJR東日本終電繰り上げへ
2021年3月ダイヤ改正でJR東日本終電繰り上げへ。具体的に何分終電が早くなるのか?東京駅着の最終の新幹線に乗ると一部たどり着けない駅が出る!私鉄各社との終電接続はしっかりと出来るのか?社会に与える影響も大きい!

もくじ
★2021年3月ダイヤ改正でJR東日本の終電繰り上げは具体的に何分早くなるのか?🤔
【カギを握るのはJR東海?】JR東日本が東京周辺で2021年3月ダイヤ改正で30分終電繰り上げる理由は?具体的な終電時刻は何時になるのか?(2020年9月7日当ブログ)
↑こちらの記事も参照されたい
「ダイヤ改正における終電時刻繰り上げ時刻の概要」(JR東日本ホームページ、10月21日現在)
↑2020年10月21日にJR東日本が公表した終電時刻繰り上げ(終電時刻が早くなる)について、具体的に何分早くなるか知らせている。
あくまでも同日現在の話で、今後接続する私鉄各社との調整やその他諸々の都合により、細かい時刻が前後する可能性が高い。あくまでも目安として何分早くなるか?である。
主な路線で概ね何分終電時刻が早くなるのか?と言うと🤔
- 山手線15~20分程度
- 京浜東北線15~24分程度
- 東海道線7~15分程度
- 横須賀線15~18分程度
- 中央線各駅停車7~25分程度
- 中央線快速15~30分程度
- 青梅線22~37分程度
- 武蔵野線4~26分程度
- 総武線各駅停車16~23分程度
- 京葉線11~30分程度
- 宇都宮線24分程度
- 高崎線21~37分程度
- 埼京線13~19分程度
- 常磐線中電18~23分程度
- 常磐線各駅停車15分程度
※同じ路線でも、行き先、上り・下りにより終電時刻が早くなる時分は異なる
※上記に記載がない路線(南武線や横浜線など)も対象
※JR東日本の他地区(東北・信越地区)も終電時刻が早くなる対象と言う話も一部では出ているが、今回は公表していない(これは不正確な情報)
※東海道線小田原~熱海、相模線、鶴見線、総武本線千葉以東などの一部路線では、終電時刻繰り上げを実施しない(ほぼ現行通り)
※京浜東北線や中央・総武各駅停車など一部路線では初電(朝の初発・始発)の繰り下げ(遅くなる)。概ね3~17分程度の見込み
思ったよりも終電繰り上げ時分が「短い」と言う印象。マスコミは終電繰り上げるという事実の報道だけで大騒ぎだが、私が思うには「そうでもない」と言うのが正直な感想。過去事例だが、地方線区では終電の1本を間引いた結果、1本前の列車が1~3時間前でその分、終電(最終)が早くなったという事もあった😲それに比べれば「マシ」かと😌
少なくても東京駅着の最終の新幹線よりも早く終電を発車させる事は出来ない。そのため東京駅周辺では終電の発車時刻が24時00分前後であるが、それでも一部駅では最終の新幹線に乗ったらたどり着けない駅も存在する😫
★東京駅着の最終の新幹線ではたどり着けない駅がある😩

↑金沢からの最終の東京行きは21時00分発「かがやき518号」。東京着は23時32分。これに乗った場合、現行ダイヤではたどり着けるはずだった東海道線の鴨宮と小田原、横須賀線の北鎌倉~逗子までの各駅には、終電繰り上げのせいでたどり着けなくなる😩
他にも東北・上越新幹線や東海道新幹線の最終でも、たどり着けない駅がいくつか存在する😫
なお、これは新幹線の時刻に変更が生じない場合の話で、変更が生じればたどり着けない駅が変わってくる。これについては、正式にダイヤが公表されるまではわからない😫
そうなると、タイムリミットとなる新幹線の乗車列車自体が変更になる😫東海道新幹線ならば本数も多いので、終電が繰り上がった分(概ね10~30分程度)で済むと思われるが、東北・上越・北陸新幹線だと本数が少なく、1本あたりの運転間隔も長いため、1~2時間程度は出先での滞在時間が短くなるだろう😫
★JR東日本の終電繰り上げで社会に与える影響😫

↑当然だが、私鉄各線との接続が問題になってくる。各社によって差はあるものの、私がニュース等で聴いた話では、東急や東武も終電繰り上げを実施したいとしているが、京急は終電繰り上げを実施しない、東京メトロや都営地下鉄や京成は決まっていない・答えられないとバラバラである😵
例えばJR線は終電繰り上げのせいで終電が発車したが、私鉄側はまだ運転している時間で、JR線と私鉄線で乗り継ぎが出来ないというのは問題だ。JR東日本にはJR東日本の私鉄には私鉄各社の事情があるため、一部では終電間際で接続が取れないダイヤパターンも少なからず発生するのではないか?🤔国交省は「そのことはあってはならん😤」と怒っているが、お客にとって不都合が生じる事は避けられないだろう。
終電繰り上げと言うのは、あくまでもJR東日本の社内事情がそもそもの発端。JR西日本、JR九州、JR北海道も実施に踏み切ると言われているが(2020年10月現在)、線路のメンテナンスを行う人員が少なくなっており、満足な量を作業できない、COVID-19の影響で深夜帯の利用が減っているため需要に合わせるといった事が目的だ。JR北海道やJR西日本岡山支社管内では、昼間に列車を運休にさせて線路のメンテナンスを行っており、今後もそうする方針。それは元々の利用が少ないため出来る事であるが、これが首都圏の鉄道路線では昼間でも利用が多いので、昼間に運休にさせて線路のメンテナンスをするという事は、出来ない事もないが、あまり現実的ではない。
鉄道は社会そのものを変えると言われている。終電が早くなれば・・・
- 残業時間が短くなる(働き方改革につながる)
- お客が減る業界とお客が増える業界が鮮明となる(特に居酒屋などの飲食店)
- 我々の生活スタイルが変わる(”夜行性”の人が減る)
などである。東日本旅客鉄道と言う1社が社会を作り、新しい言葉まで作ってしまうと以前ブログで述べたことがあるが、列車の時刻が変われば、人の動きも変わるし、営みの方法(仕事や娯楽のこと)も全てが変わってしまう。これが地方都市ならば、公共交通機関は使わないことが多く、クルマ移動なので大したことがないのかもしれないが、都会では列車の時刻が変わる影響が大きい。COVID-19の影響で生活様式が今までと大きく変わる中で、終電繰り上げと言うのは、良いタイミングなのではないか。
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