【2015年9月乗車記と乗り鉄/JR最強気動車特急キハ261系スーパーとかち8号に乗る!】JR北海道の乗り歩き⑳

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2015年9月乗車記と乗り歩きと乗り鉄。根室本線の帯広駅で下車する。非電化高架ホームですっきりとした印象がする。キハ283系特急スーパーおおぞらでは鳥が羽を広げて飛んで行く!新夕張駅まではキハ261系1000番台による特急スーパーとかち8号に乗る!ハイパワーエンジンを搭載し発車と同時にグイグイ一気にトップスピードまで加速するのが気持ち良い。私の中ではJR最強気動車特急だ

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前回までの続きは下記をクリック

【2015年9月乗車記/なぜ経営状態が悪いのか?/今はない「北海道全線フリーきっぷ」を使う】JR北海道の乗り歩き①

【2015年9月乗車記/789系特急スーパー白鳥のグリーン車で北海道に上陸!】JR北海道の乗り歩き②

【2015年9月乗車記/JR北海道の駅ナンバリング(駅番号)とは?/青函連絡船摩周丸を見る】JR北海道を乗り歩き③

【2015年9月乗車記/渡島大野駅(新函館北斗駅)を通らない藤城線経由のキハ183系特急北斗9号函館→森】JR北海道の乗り歩き④

【2015年9月乗車記/緊張感がない運転士/線路=海岸線!/車内販売で長万部の「かにめし」駅弁を食べる/キハ183系特急北斗9号森→東室蘭】JR北海道を乗り歩き⑤

【2015年9月乗車記と乗り歩き/室蘭本線室蘭支線へ!特急券なしで乗れる特急?!】JR北海道を乗り歩き⑥

【2015年9月乗車記/室蘭本線470D東室蘭→洞爺/3両連結しているのに1両は回送で乗れず】JR北海道の乗り歩き⑦

【2015年9月乗車記/日本一の秘境駅!小幌駅に行く!】JR北海道の乗り歩き⑧

【2015年9月乗車記/函館本線山線2933D長万部→小樽/今はなきキハ40の1両!】JR北海道の乗り歩き⑨

【2015年9月乗車記/小樽駅を見学/お金が貯まる銭函駅?!/731系と733系区間快速いしかりライナーに乗る!】JR北海道の乗り歩き⑩

【2015年9月乗車記/乗り心地が良い785系特急スーパーカムイ21号・札幌→岩見沢】JR北海道を乗り歩き⑪

【2015年9月乗車記/室蘭本線岩見沢→苫小牧の1470Dキハ40単行が乗れないほどの大混雑!】JR北海道の乗り歩き⑫

【2015年9月乗車記/急行はまなすを見る/千歳線の733系朝一番普通列車で札幌へ】JR北海道の乗り歩き⑬

【2015年9月乗車記/札沼線(学園都市線)とは?電化された札幌~石狩当別間を721系に乗る!】JR北海道の乗り歩き⑭

【2015年9月乗車記/鉄道ファンしか乗らない札沼線非電化区間キハ40の5425D石狩金沢→石狩月形】JR北海道の乗り歩き⑮

【2015年9月乗車記と車窓/1日3往復時代の札沼線の非電化区間5425D石狩月形→新十津川】JR北海道の乗り歩き⑯

【2015年9月乗車記/旭川駅をじっくりと見る】JR北海道の乗り歩き⑰

【2015年9月乗車記/ラベンダー色の富良野線!ラベンダー園も見る!キハ150系の723D旭川→中富良野】JR北海道の乗り歩き⑱

【2015年9月乗車記/二度と観られなくなってしまった車窓!根室本線富良野→新得間をキハ150系快速狩勝で乗る】JR北海道の乗り歩き⑲

もくじ

★2015年9月乗車記と乗り歩き。帯広駅は非電化高架ホームのスッキリした印象!別々の改札機がある?🙄

【乗車日】2015年9月28日(月)

【場所】帯広駅(K31)

【備考】描写内容、時刻、値段等は今(2020年)と異なる点がある

貨物駅と共同使用の西帯広付近からはロードサイド店や住宅が一気に増えてきた。帯広は北海道十勝地方の中心的な都市😆
建物の高さが段々高くなってくると、視線もそれにつられるかのように上昇してきた。線路は高架となった😯
広い有効長を有する帯広駅。単行の快速狩勝は階段付近に止まる。ホームの端からキハ150の存在がわからない😵

↑観光案内看板には、旧国鉄広尾線の愛国駅、幸福駅の事が書いてあった。当初ここへ行く予定であったが、途中で気が変わった。看板にもあるとおり、愛国へはバスで30分、幸福へはバスで50分で、”黄色いバス”(十勝バス)が愛と幸せを運ぶ🤩ここには2016年に行く事になる。

↑架線がなくスッキリとした印象を持つ高架駅🤩

↑釧路行きの特急「スーパーおおぞら3号」が着く🤩指定席を中心に多くのお客が下車し、そこに入れ替わるように帯広からの乗車がある。やはり北海道の特急は指定席のお客が多い。自由席よりも良い座席・快適な車内だからだ。指定席は満席状態が続いたが、自由席は空席が目立った😅

ドアが閉まり、何気なくLED表示機を見ていると”遊び心”が感じられた🤩
「スーパーおおぞら」のヘッドマークに描かれている鳥はタンチョウ。幕式とは違いイラストを動かす事も可能で、ドアが閉まってエンジン音が響きだすとゆっくりと羽を伸ばし歩きだし、加速すると大空へ羽ばたく😆

↑帯広駅の改札口は2ヶ所🙄1・2番のりばと3・4番のりばの改札口はそれぞれ別。写真は前者へ向かうものだが、後者へ向かうものは写真の反対側(写っていない)となる😯
概ね前者が釧路方面、後者が札幌方面のりばとなるが、例外もあるため乗車前にどのホームから発車するかしっかり確認したい😅

改札口をはさむように中央には広い通路。土産物店や飲食店があるスペースを歩いていると、「帯広名物豚丼」と書いた看板が目に入った。ちょうど昼時だったので、これをいただく😋

↑駅の周辺も歩いてみたが、きれいに整備された街であった🤩
再び駅に戻ると、ホットコーヒーを飲みたかったが缶は全て冷たいものしかない。JR北海道でも駅売店はコンビニ化が進んでおり、セブンーイレブンとなっていたため、ここでセブンカフェ(100円のコンビニコーヒー)を飲み、次の列車を待つ。

★2015年9月乗車記と乗り鉄。JR最強気動車特急!キハ261「スーパーとかち8号」🤩

【列車番号】38D(特急スーパーとかち8号札幌行き)

【時刻】帯広(K31)13:33→新夕張(K20)15:10

【車両】キハ261系1000番台のST1201編成+ST1104編成、自由席5号車のキハ261-1201

↑2015年9月乗車記と乗り歩きと乗り鉄。帯広からは札幌行きの「スーパーとかち8号」で新夕張に向かう😆
5両中4両が指定席(そのうち1両はグリーン車)で、自由席はたったの1両😫
帯広始発なので着席は可能であったが、自由席の両数が極端に少ない😩
やってきたのはキハ261系1000番台のST1201編成(2両)+ST1104編成(3両)。考え方は789系「スーパー白鳥」と同じで、違う編成を2本連結🙄
13:14着の「スーパーとかち3号」の折り返し運転のため、車内整備を行う。

↑キハ261も青い塗装をしているが、2015年度から順次塗装を白ベースの新しいものに変更する。2017年度中に完了した。今や(2020年)キハ261系で青い塗装となっているのは、宗谷本線用の基本番台だけだ😯

キハ261系のスペックとしては、振り子装置を搭載し出力460馬力の強力なディーゼルエンジンを2基搭載。カタログ上の最高速度は130km/h😆

しかし、JR北海道のさまざまな不祥事の発端となったのが2011年5月の石勝線脱線火災事故。それ以後も気動車特急から火を噴く事故が相次いでおり、2015年にはやはり石勝線でキハ261系「スーパーとかち」の走行機器から煙が出る事故が起きている😫
特急車両の酷使と最適な保守点検が出来ていない事が原因で、その対策として最高速度を110km/hに制限し、振り子装置も使用停止。一部のキハ261系(主に2016年以降の製造分)については振り子装置すら搭載していない😞なるべく車両に負担を与えないようにしており、これはキハ283系においても同様だ。

↑キハ261系の自由席車内は789系「スーパー白鳥」と全く同じ。違うのは座席のモケット色はカラフルではなく、同一色に統一🙄
座面の位置がやや低い所にあるものの、なかなか快適な座席だ🤩
一方で、他の普通車指定席は「uシート」仕様(マクラ付き・グレードアップ)の座席🤩

帯広発車の時点で10人弱が自由席に乗車。「1両で足りる?」と不安に思いつつ帯広を発車😨
ゆっくりと構内を抜けて本線に進入すると、力強い加速。後ろからグッと強く押される感じで、気動車とは思えぬほど短時間でトップスピードに。軽快に鋭く滑るような感じ。気持ち良いくらいに飛ばしてくれる🤩
キハ261系は今まで乗った気動車の中で最強だ😆私の中では「JR最強気動車」に躍り出た😆(これに乗る前はJR東海のキハ75が最強)
460馬力エンジン2基搭載のハイパワーが惜しむ事なく実力を発揮😆

JR北海道標準の自動放送が搭載されており、定番の内容に加えて、「野生動物出没区間を走行するため、やむを得ず急ブレーキを使用する事があります」とも断る😖
シカ等の野生動物と列車が触車する事故は全道で毎日起きていると言う。主に根室線や石勝線は山間部や牧草地等の出没しやすい所を通るため、そのリスクが他線よりも高い😫
「スーパーとかち8号」は帯広を出ると、芽室、十勝清水、新得、トマム、占冠(しむかっぷ)、新夕張、追分、南千歳、新札幌の順に止まる。列車名の通り十勝地方の主要な駅をしっかりと押さえている。

「車内の詳しいご案内はインフォメーションボードで」とも自動放送で流れていたが、何のことかさっぱりわからない。そもそもどこにあるのかもわからない😫
「スーパーとかち」には車内販売がない。これと言った”飾る”ものが乏しい😫
車内の情報案内装置はJR北海道からの宣伝等は出ていない。単に「次は十勝清水 Next TOKACHI-SHIMIZU」とスクロールされるだけ。駅名表記がアルファベット大文字になっているのは、そんなに見かけないと思った🙄
JR北海道では、車内でも駅でもそうする事が基本。これは関西の近鉄や南海でも同様だ。
一方でJR東日本は車内では小文字も使うが、駅では大文字表記。

芽室と十勝清水で数人ずつ乗車するが、全て指定席。自由席にお客は増えない😫
14:09に着いた新得では、10~15人が乗るがやはり指定席が主体。自由席にやっと3人乗っただけ😩
自動放送では新得到着前、「新得からは石勝線に入ります」と案内😲
厳密に言うと上落合信号場までの約20kmは根室線を走行するが、この間旅客が乗下車出来る駅は存在しない😲
この先、新夕張までは各駅停車のように見えるが、実際には数キロおきに信号場が何か所もある😲
「18キッパー」ならば誰でもわかる話だが、新得~新夕張は普通列車が1本もないため、相互発着・普通車自由席利用に限り乗車券のみ・特急券不要で乗車可能だ。
それにしても、1両しかない自由席は心細い。せめて2両は欲しい😆

14:31に着いたトマム。ニセコ・マキノのようにカタカナで表記する数少ない駅だ。トマムはリゾート地らしいが、雪がないためシーズンオフ?人の姿は駅・周辺ともない😩
この辺は山が深く、生活感がない😖
石勝線は追分の手前まで長い峠越えの道が連続する。高速走行を可能にするため線形がよくトンネルで峠越えする。
並走するようにあるのがE38道東自動車道。いわゆる「暫定二車線」の高速道路であるが、それで十分程度の交通量しかない😩
北海道らしく広大な牧場も見えて、馬が遊んでいた😆

14:47に着いた占冠。広い鉄道施設のある駅だ。交換列車も存在し、「赤いクマ」(DF200の貨物列車)。両数が長い。北海道でも有数の貨物列車が多く走行する線区で、釧路の手前の新富士(釧路貨物駅)まである😆
いつの間にか標高が高くなっていたようで、線形が良いようで実は登りだったりした。
オサワ信号場は非常に山が深く、秘境の雰囲気。もし旅客駅だったら「秘境駅」と定義されていたのは間違えない😆信号場としては珍しく駅名表もあった🤩

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21回目に続く(11月11日公開、下記リンクをクリック)

【2015年9月乗車記/新夕張駅を現地調査/石勝線夕張支線に乗る】JR北海道乗り歩き㉑

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KH8000

ご覧くださいまして、ありがとうございます。 当ブログは鉄道・バス・ヒコーキ・船について、読者の皆様が”乗りたくなる”公共交通機関の魅力をお伝えします。 実際に私が乗った時・撮った時の感想などについて「乗車記」「撮影記」として、各地の秘境駅や注目の鉄道駅に直接訪問し現地で知り得た事を「現地調査」として、”他所よりも詳しく”、鉄道系YouTuberに負けぬほどの勢い・情報量・知識・感動体験を当ブログでお伝えします。 私はJR全路線全区間乗車(JR完乗)済みで、鉄道友の会の正会員(一応某支部の幹部・撮影会などの行事についても詳しくお伝えします)です。当ブログのフォロー(ブックマーク)は誰からも大歓迎です。

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