【2020年7月乗車記と乗り鉄/起伏タップリある車窓の変化が楽しめる!由利高原鉄道鳥海山ろく線15D羽後本荘→矢島】行ったぜ、東北。㉞
2020年7月乗車記と乗り歩きと乗り鉄。羽越本線の羽後本荘駅からは第三セクター鉄道の由利高原鉄道鳥海山ろく線に乗る!改札口を出ることなく直接乗り換えが可能であるが工事中のため歩く距離が長い。乗ったのはYR3000形と言う新しいタイプの気動車。鳥海山ろく線は起伏タップリある車窓の変化が楽しめる!かなり面白い路線だ
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【日付】2020年7月23日(木・海の日)
【列車番号】15D(由利高原鉄道鳥海山ろく線、矢島行き)
【時刻】羽後本荘15:45→矢島16:24
【車両】由利高原鉄道鳥海山ろく線のYR3000形・YR-3001
【運賃】610円
もくじ
★2020年7月乗車記と乗り鉄。羽後本荘駅から由利高原鉄道鳥海山ろく線に乗る😆

↑羽越本線の特急いなほ5号で羽後本荘に到着。特急いなほは羽後本荘を発車すると終着の秋田まで途中駅には止まらない😲

↑特急いなほ5号は1番線からの発車。羽後本荘駅は島式ホーム2面4線を有する立派な駅😆もう1つの島式ホームには701系N14編成😆15:38発の2547М秋田行きであった。この乗り継ぎパターンは2014年11月にやった事がある😆羽後本荘駅に降り立つのは二度目であったが、かなり駅の作りが変わっているような?🤔
羽後本荘駅は駅舎を建て替える工事を実施しており、2019年6月から仮駅舎で営業している。2021年春には屋上駅舎に生まれ変わる事になっている。ホームには資材や工事用重機が何食わぬ顔で置いてある😏
羽越本線の秋田行き列車の停止位置は改札口からかなり遠い場所にあり、ホームとホームを連絡する跨線橋まで約200メートル歩かないといけない😫ホームは一部の通路がかなり狭くなっており、黄色い点字ブロックを踏みながら歩く個所もある😫特急いなほ5号は約3分遅れて到着したので、ゆっくりする事が出来なかった😫
【由利高原鉄道鳥海山ろく線に初めて乗る!😆】

↑JRの701系とは別に見た事ない車両が止まっている🤔1両だけポツリと🙄ブロックデザインで「おばこ」と書いてある🙄
羽後本荘駅では羽越本線と私鉄の由利高原鉄道鳥海山ろく線と接続する😆今回はこの路線に乗る😆時刻は15:37。次の矢島行き15Dの発車時刻は15:45発。本来は一度JRの改札口を出て、駅窓口で由利高原鉄道の乗車券を買う必要がある。「三連休東日本・函館パス」には由利高原鉄道の運賃は含まれていないため、別途運賃が必要なのだ🤑
しかし、駅舎が見当たらない😨跨線橋を渡って海側に進めば駅舎があるはずなのだが、ホームから見る限り駅舎と思われる建物がない😨本来は跨線橋を降りたスグ先にあったはずなのであろうが、駅を作り直しているので仮駅舎はかなり遠い場所にあったのだ😫距離が離れているので、往復してきっぷを買ってとなると、15Dには間に合いそうでない😫
ワンマン列車だし、整理券をもらって矢島で車内精算すれば良いか😅
と思って、「おばこ」と書いた車両の近くに🥳

↑既に車内はほとんどの座席が埋まっている😲15~20人程度が乗っている😲それでも各ボックスに1~2人程度しか座っていないので、適当な空席を見つけて座らせてもらう事にした。車両名は「YR-3001」と称するらしい。「日本車輌製造2012」とあったので、日車製と言う事がすぐにわかる。
由利高原鉄道の車両は全て気動車であるが、親会社のJR東海向けを除き気動車を製造しているのは珍しいような気がする🙄車体の顔・形のデザインも独特なもので、なんとなくJR北海道のキハ150系に似ているような?🤔
車内はテーブル付きのボックス席を搭載🤩出入りする際に窮屈に感じたが、着席するとテーブルがあるおかげで乗車記と乗り歩きの記録を記すためのメモがやりやすいし、グループ利用ならば菓子でも広げてワイワイしゃべりながら乗るという楽しみ方もあろう😆
車内を見る限り、同業者(乗り鉄、鉄道ファン)が多め😅JRのきっぷ(三連休東日本・函館パスや青春18きっぷ等)をパスケースからぶら下げている人も多い。その中には

↑由利高原鉄道の1日乗車券を持っている人も多かった😆由利高原鉄道鳥海山ろく線に1日乗り放題となる切符で、ハガキと同じ大きさだ。本来は土日祝日のみの設定で1,100円としていたが、COVID-19(新型コロナウイルス感染症)で利用が落ち込んでいる公共交通機関を支援するため、秋田県の補助金を活用し、定価の半額(つまり550円)で大売出し中だった😆枚数限定で売れ切れ次第定価に戻すのであろう。平日については元々設定がなかったが、補助金を活用する形で850円で発売している。
私もこの事は由利高原鉄道に乗る前から知っていたが、前述のとおり「買いに行っている暇がなかった」ので、15Dは定価で乗る事になったのだ🤑この1日乗車券は基本的に車内では発売していない。有人駅(羽後本荘、前郷、矢島)と「まごころ列車」と言われる観光列車の車内で買うしかないのだ。15Dは一般列車のため車内での発売しない😫
★2020年7月乗車記と乗り鉄。起伏タップリある車窓の変化が楽しめる由利高原鉄道鳥海山ろく線😆

↑2020年7月乗車記と乗り歩き。由利高原鉄道鳥海山ろく線15D矢島行きは15:45に羽後本荘駅を発車。少しの間は羽越本線と並走する。元々は国鉄矢島線として開業した路線😲
いわゆる「赤字83線区」に認定されて一時は鉄道が消える運命に立たされたが、1985年に第三セクター鉄道として再出発。全線非電化単線の路線で、最新型車両は今乗っているYR3000形だ。羽越本線と分岐してスグに現れるのが薬師堂駅(写真)。田舎にある趣のある駅で、ブロックデザインの自販機?(写真手前)もカラフルで特徴的😆

薬師堂~子吉
子吉駅は駅前に簡易郵便局。辺りは田んぼで風が抜けやすいため、風除けネットが長い距離にわたって設置。

子吉~鮎川
小高い所を通るようになる鳥海山ろく線。長野県の篠ノ井線姨捨駅付近のような車窓にも見えてきた😆姨捨ほどのダイナミックさはないので、ザックリと車窓を見ているようでは感動しないだろう😒じっくりと楽しみながら車窓を楽しんでいると、微妙な変化も見逃さない😆
これが乗車記と乗り歩きと乗り鉄としての楽しみでもあり、描写したいポイントである。「車窓鉄」と言う乗り鉄派閥の”分派”としてあるニッチな分野でもあるが、鳥海山ろく線は起伏がタップリある車窓の変化が楽しめる路線だ😆
鮎川駅では地元の人が列車を出迎える。やはり鳥海山ろく線も地元では大切な交通手段であり、象徴で、愛されている鉄道と言う事が伝わってくる😆近くには国登録の文化財があるとの事だが、具体的な名称や特徴を確認する事が出来ず不明のまま😫
田園の中を進む。「AKITA」と窓の上に表記され、犬のマークも😆どうやら秋田犬のようだ🙄黒沢駅は「ザ・田舎の駅」😆こういうのんびりとした雰囲気が好きである😆



↑鳥海山ろく線で唯一列車交換できるのが前郷駅。16:06発の18D羽後本荘行きと交換する。兄弟車のYR-3002であった😆運転上重要な駅でもあるため駅員も配置されている。降りるお客もそれなりに居た。


↑西滝沢駅


↑西滝沢~吉沢
なんとも起伏が激しい路線だ😆再び登り始める。決して山岳路線ではない。線形的な問題で、盛土の上に線路が設けられているため。


↑盛土の上にある吉沢駅。砂利道の農道と並走する格好で、自然が豊かだ😆
駅舎の窓にはマスク着用を呼び掛ける案内🙄JR各社では車内や駅頭で口頭や文字レベルでマスク着用を呼び掛ける表示はあるものの、イラストや写真では意外と少ない。由利高原鉄道鳥海山ろく線の場合は、一般的な女性のイラストにマスク着用であったが、キャラクターがいる鉄道会社ではそのキャラクターがマスク着用をしているので、インパクトが強いし笑えたりする🤣

↑青森県の津軽鉄道では、イヌのキャラクター「つてっちー」が😆

↑静岡県の大井川鐡道ではきかんしゃトーマスが🤣
マスク着用をしている😆意外なところでは静岡駅の有人きっぷ売り場のホワイトボードにJR東海のTOICAヒヨコ🐤もマスクしていた😆

↑川辺駅は三角屋根が特徴の駅舎😆これも「田舎の駅」😆「ストーリー性がある駅」とも思ってしまう。単なる中間駅ではなく、1つ1つの駅に個性が強いのが特徴なのも由利高原鉄道鳥海山ろく線だ😆全国的見れば決して目立つものではないのかもしれないが、実際に由利高原鉄道鳥海山ろく線に乗って乗車記と乗り歩きを書いてみると、「駅と車窓のレベルの高さ」に気付かされた😆



↑ほとんどの同業者が由利高原鉄道鳥海山ろく線全線の乗車だった😆私は定価で乗車したため羽後本荘からの運賃610円を車内で支払う🤑YR-3001は折り返しの16:45発20D羽後本荘行きとなる。同業者の多くは20Dに乗ってそのまま羽後本荘にとんぼ返りする人が多かったが、せっかく矢島駅まで来たので、1時間後の列車にして矢島駅周辺を簡単に散策する😆
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35回目に続く(9月17日公開、下記リンクをクリック)
【2020年7月乗車記と乗り歩き/壮大な田舎の車窓!由利高原鉄道鳥海山ろく線22D矢島→羽後本荘/東北の静鉄電車?羽越本線701系】行ったぜ、東北。㉟
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