【2020年3月乗車記と乗り歩き/長崎駅の地上ホーム/長崎本線(旧線)浦上~西浦上1駅だけの乗りつぶし/風光明媚な車窓】JR完乗を目指せ!㊳
2020年3月乗車記と乗り歩き。不正記録が発覚した。長崎本線の旧線浦上~西浦上間が本当は乗車していないのに乗車した事になっていた。しっかりと乗車する事にした。2020年3月で役目を終えた長崎駅の地上ホームをじっくりと見学。車両は大村線直通の224D引退が近いキハ66系。1駅だけの乗りつぶしが終わり長崎本線の旧線を進むと風光明媚な車窓が待っていた
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【乗車日】2020年3月23日(月)
【列車番号】224D(長崎本線長与経由佐世保行き)
【時刻】長崎6:35→諫早7:35
【車両】キハ66系(キハ67-12+キハ66-12)
もくじ
★またもや不正記録が発覚😱

↑2017年、長崎に行った時に長崎本線の諫早~西浦上間に乗った。長崎本線の諫早~浦上間は、市布経由と言われる「新線」と長与経由と言われる「旧線」の2つのルートがある。当然両方とも全区間乗車しないと「完乗」したとは言えない😩
ここでまたもや不正記録が発覚した😱
写真の長崎の路面電車に乗るため、長崎本線の旧線は西浦上駅で下車した。路面電車で長崎駅に向かったため、結果的に西浦上~浦上の1駅間のみ未乗車となってしまった😩これが「正しい記録」なのであるが・・・
どうせ1駅しかないし、本当は乗っていないけど、「乗った事にしておこう」😆
と思って「乗りつぶしオンライン」の記録簿にも、長崎本線旧線の乗車記録は「諫早→浦上」で入力。これで記録上は長崎本線旧線も完乗済み😆としていたのだ。
しかし、実際には西浦上→浦上間は乗っていないので、これは正しい記録とは言えない😩やはり乗らないといけない。そのままにしておいて私の所に「文春砲」でも来たら、「本当は全部乗っていないのに、乗った事にして、JR完乗と言っていた!😒」とスクープされたら弁解の余地もない😵
「しっかりと乗ってもらう」と言う事にしたので、西浦上~浦上の1駅のみに乗るためにわざわざ長崎に来たのであった😅
★地上ホームの長崎駅
長崎駅は2020年3月28日から新しいホームに切り替わった。2022年には長崎新幹線が出来るため、新幹線と一体的になった新しい駅作り・街づくりであること、長崎駅周辺にあった踏切を解消する事が大きな目的である。ホームが新しくなってから長崎駅に行く事は、今後何回もあるだろうから、長い歴史を重ねてきた「長崎駅の地上ホーム」をじっくりと見る事にした。



↑改札口から離れた0~2番のりば。主に長崎本線旧線や大村線直通普通列車が使うホームだ。

↑駅名標。長崎駅の新しい高架式ホームは地上ホームから約350メートル離れた場所に作られた。

↑改札口前の発車案内表示器。特急と普通・快速で分かれている事が特徴


↑行き止まり式構造のホーム。なぜか旅情を感じてしまう😆高架化になって見る事が出来なくなった姿だ。昔は長崎駅のこのホームから東京までの列車があると思うとワクワクしてくる所もある。

↑地上ホーム時代の駅舎。商業ビルやホテルも隣接する。新しい駅舎は別の場所にあるはずで、移転後の元々からあった駅舎はどうなるのであろうか?



↑西洋建築、西洋文化を表現する長崎駅の改札口。自動改札機がズラリと並ぶ。「青春18きっぷ」は右端の1通路しかない有人通路を通る事になる。

↑長崎駅の高架開業までのカウントダウン。地上ホームではそれが終わるまでのカウントダウンも行われていたので、何気に忙しい😫古い長崎駅が消える事と新しい長崎駅が登場するというのは何とも複雑である。

↑左にシーサイドライナーのキハ66系、右にかもめの885系が並ぶ😆

↑博多行き特急「かもめ4号」が地上ホームに止まる。3月28日以降高架ホームに移ったものの、2022年度とされる長崎新幹線開業後、885系は長崎にやって来なくなる。意外と「885系と長崎駅高架ホーム」は貴重な記録になりそうだ。長崎~博多への都市間輸送は電車特急の「かもめ」で、浦上~諫早は電化された市布経由(新線)となる。一方で長与経由(旧線)は非電化のため電車は通る事が出来ない。

↑地上ホームと高架ホームの間には列車を一時的に置く事が出来る車庫がある。本来はこれが広かったが、この土地の一部を高架ホームに転用した形だ。ホームの横に大きな車庫があるというのは、九州ではよくある事で、国鉄時代から長きにわたり当たり前のような「駅の作り」であったが、時代が変わり段々とそれが珍しくなってくる事に気づかされる。

↑車庫の横にあるのが高架ホーム。さらに奥に出来るのが新幹線駅で、大きなクレーン車が登場して大絶賛建設中😆

↑段々と明るくなってきた行き止まり部分のホーム😆長崎駅は意外とホームの数が少なく、885系等の長編成が入る事が出来るホームは2~4番のりばのみ。0~1番のりばは欠き取り式ホームで主に大村線のキハ66系やYC1系と言った両数の短い車両専用だ。

↑3番のりばに817系の6:39発2840М肥前山口行きが入ってきた。この列車も市布経由だ。こんなにも大きな駅に2両だけの列車が入ってくるとは、存在感バツグンだ😆
★2020年3月乗車記と乗り歩き。わずか1駅だけの完乗を目指して長崎本線長与経由のキハ66系に乗る!😆

↑欠き取り式ホームの1番のりばにポツリと止まるキハ66系😆既に一部では引退が始めっており、YC1系(イカ釣り漁船)に置き換わるのは時間の問題だ😞


↑HUIS TEN BOSCHと書かれたキハ66系😆
見た目はキハ40系やキハ47系に似ている🙄簡単に説明するとキハ66系を基本に改良した形で登場したのがキハ40系列なのだ。




↑キハ66系のキハ67-12の車内。ここにも
ご乗車ありがとうございます!
と自己紹介している🤣
224Dはワンマン運転。長崎から大村線直通列車は市布経由(新線)と長与経由(旧線)の両方があるが、快速シーサイドライナー(区間快速シーサイドライナー)は市布経由、普通列車は長与経由と言う役割分担が出来ている。長与経由は非電化であるため、同じ非電化の大村線と直通する列車に組み込んでしまった方が合理的である。一方で市布経由は電化路線なので、長崎本線で肥前山口方面へ直通する列車を中心にダイヤを組んでいる。しかも快速シーサイドライナーは長崎~諫早でも快速運転(通過駅あり)を行う事もある。この区間は単線なので交換待ち等で実際にはそれなりに時間がかかる😅

↑キハ67-12には私以外に2人しか乗っていない😫後ろのキハ66-12には3人しか乗っていない😫合計5人だけで長崎を発車。朝のラッシュ時間帯にこんなにもガラガラの列車があるとは😟

↑浦上駅から通勤客がまとまって乗ってくる。市布経由の列車が止まらない途中駅までの利用かと思ったが、意外と少なくそのまま諫早までの”通し”がほとんどだった。それにしてもキハ66系のエンジン音が大きい😖「音」と言うのはそれだけで、会話やイヤホンから聴こえてくる音楽やラジオでさえもかき消してしまう😵ある意味「ハイパワーエンジン」搭載の車両なのだろうが、今の時代本来「うるさい」事が前提だった気動車や電車の電動車は「静か」でないと利用者から受け入れられない所があったり、騒音(車外、車内とも)と言う環境問題(これもいろんな意味で)の観点から「静かに走る」と言う事が電車・気動車とも求められるのであろう。私にとってはキハの「爆音」が良い「音」に聴こえる😆このような乗車記と乗り歩きを書けるのは、年々明らかに減っている事に気づかされる。



↑浦上~西浦上。市布経由の新線と分岐する。お互い単線で見た限り複線のように見えるのが面白い🤣
特に写真は撮影していないが、西浦上駅に到着。これで長崎本線の旧線並びに長崎本線全体の完乗達成!😆西浦上駅は単式のシンプルな構造の作りで、浦上駅に引き続き通勤客が多数乗ってきた。長崎駅発車時点で2両に5人しかいなかった車内が、いつの間にか満席になった😆
★長崎本線の旧線は風光明媚な車窓が待っている😆

↑通勤客で満席にした224Dは長与で6:53~7:06まで13分も止まる😇朝から13分も止まるとは何とものんびりした通勤だ😆東京や大阪で朝からこんなに長く列車が止まったら、「速く行け!」等の苦情の1つや2つ来るだろうが、長崎ではそんな事はなく、発車までスマホを見たり、新聞・本を読んだり、会社の書類等に目を通して時間を過ごすお客が多い。こんなの毎日の事なので、貴重な有効な時間なのかもしれない。駅名は「長与」である。私にはどうもこれが「鈴与」(静岡市清水区に本社を置く海運会社)に見える次第🤣





↑大草~東園


↑東園~喜々津
長崎本線(旧線)では新線では見る事が出来ない風光明媚な車窓が待っている😆新線経由よりは時間がかかるが、寄り道した分だけ感動的な車窓が待っており、たった1駅だけの乗りつぶし・完乗のために長崎本線(旧線)に乗ったが、全体通した乗車記・乗り歩きとしては、引退が近いキハ66系に乗れたこと、最後にはこのような素晴らしい車窓に出会えた🤩
39回目に続く(7月27日公開、下記リンクをクリック)
【2020年3月乗車記と乗り歩き/「肥前〇〇」スペシャル!/意外に普通列車で乗りつぶしが難しいがオススメの長崎本線諫早~肥前山口】JR完乗を目指せ!㊴
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