【2020年3月乗車記と乗り歩き/スマホ電車BEC819系になった香椎線!意外に完乗が難しい理由とは?】JR完乗を目指せ!㉝

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2020年3月乗車記と乗り歩き。非電化の香椎線ではスマホ電車BEC819系になった!しかもバッテリー(電池)容量がアップしている!25キロほどの路線なので乗りつぶし・完乗は簡単そうに思うかもしれないが意外と難しい!その理由は?この日は全区間一気に乗らずに香椎~宇美間のみを乗りつぶす。乗り換え路線が他にあるためお客の入れ替わりが激しかった

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【乗車日】2020年3月21日(土)

【列車番号】5783C(香椎線・宇美行き)

【時刻】香椎(JD06)19:16→宇美(JD16)19:44

【列車番号】5780C(香椎線・香椎行き)

【時刻】宇美20:00→香椎20:31

【車両】BEC819系のZG303編成、宇美方のクモハBEC819-303

★2020年3月乗車記と乗り歩き。スマホ電車のBEC819系になった香椎線!しかし意外に乗りつぶし・完乗が難しい😫その理由は?

↑2020年3月乗車記と乗り歩き。久留米(JB17)からは鹿児島本線の4246M門司港行き快速(813系の9両)で博多へ向かう。残念ながらイカ釣り漁船(821系)ではなかった😫この間に「JTB小さな時刻表」を開き、次の予定を考える。この日は黒崎まで行ければ良かった。そのまま4246Мでこの日は終わりにしても良かったが、翌日以降の事を考えると、香椎線に少しだけ乗っておいた方が有利であった。その理由は香椎線の特徴を説明する必要がある。

香椎線は博多から鹿児島本線で門司港方面へ4駅進んだ香椎駅からの路線である。あくまでも香椎線にとって香椎駅は途中駅に過ぎない。東京で言う武蔵野線、大阪で言うおおさか東線のように途中駅で他線との乗り換え駅が多い事も特徴。起点は海沿いの西戸崎(さいとざき)駅から鹿児島本線と合流する香椎駅を越えて内陸部に進み、長者原(ちょうじゃばる)駅で福北ゆたか線と接続し、さらに内陸部に進み宇美駅までの路線である。全線非電化である。2019年3月まではキハ47系の天下であったが、わずか1日だけのダイヤ改正でBEC819系と言う電車になってしまった😯

↑写真は若松線・福北ゆたか線のBEC819系でこちらは0番台と称する。「スマホ電車」と言われるように、架線区間で充電しておき、非電化区間では充電した電気だけで走る車両だ。こちらでは2016年に登場し、2017年には鉄道友の会から最優秀新型車両の称号「ブルーリボン賞」を受賞している。車両的には香椎線でも全く同じ車両なのであるが、こちらでは300番台と称する。

↑BEC819系300番台は0番台と見た限り大きな変化はない。違いは電池の容量。0番台と比べてアップしているのだ。これは蓄電池技術の日進月歩によるもので、今後もBEC819系が登場すれば番台を変更してさらにアップしたそれを搭載するだろう。

その関係から容量が小さい0番台では香椎線で走る事が出来ないと言う。これは私の予想だが、しっかりと充電した状態で0番台が香椎線で走った場合、300番台と比べて電池残量の消費量が大きいため、輸送障害が起これば電池残量不足で架線区間まで戻れないリスクがあるからか?この辺の技術的な事は詳しくないので、これ以上述べない。

BEC819系では80%充電で非電化区間に入るようにしていると言う。若松線、香椎線でも非電化区間を1往復した時に消費する電池容量は15%。つまり残り65%の状態で折尾・香椎に戻ってくる事になる。100%フル充電で非電化区間に入らない理由は、「電池の寿命を長くするため」だと言う。これはスマホのバッテリーでも言われている事だが、フル充電を繰り返すとかえって劣化が進みやすい。JR九州の試算では100%フル充電で使いづけた場合、5年で新品のバッテリーに取り換えないといけなくなるが、これが80%充電で使い続けた場合、8年で新品のバッテリーに取り換える事になるため3年分寿命が増える。その分車両維持費用を安くする事が出来るのだ。

これも技術的事はわからないが、バッテリーを外した場合、架線区間だけの運用にすれば普通の電車として走る事は出来るのか?この場合非電化区間には入れない事を意味するが😫

ところで香椎線は乗りつぶし・完乗が難しい😫起点から終点までの距離はたったの25キロに過ぎない。乗車記と乗り歩きのブログ記事でも簡単に終わりそうな感じがするが、本数は少ないわけでもない。1時間当たり2~3本程度は運転している。一見すると香椎線の乗りつぶし・完乗は簡単そうに見えるが?🙄

「JTB小さな時刻表」を見てみると、香椎線の運行系統は香椎駅で分断されている。香椎駅では朝の一部の列車を除き必ず乗り換えが必要なのだ😩西戸崎発は香椎行き、宇美発も香椎行きとして運転する。香椎駅でさらにその先に向かう列車と乗り継ぐ事は可能であるが、基本的には5分程度で発車する事が多いが、時間帯によっては必ずしもすぐに列車があるとは限らない。

香椎線は駅間が短い事も特徴。概ね2キロも進めば次の駅だ。と言う事はゴー&ストップが多いため、その分時間がかかってしまうのだ。今回乗る香椎~宇美間は12キロに対して32分前後も時間がかかるのだ。しかも行き止まり式の路線であるため、戻ってこないといけない。すぐに折り返したとしても同区間は最低でも1時間半はかかる。プラス西戸崎まで行くならば1時間~1時間半程度は考えておかないといけない。香椎線全線乗りつぶし・完乗をするだけで、だいたい3時間程度はかかるのだ😫これが難しい理由である。その分乗車記と乗り歩きのブログ記事の中身も厚くなる😆

★キッチリとした”すみわけ”が出来ている

↑5783CはZG303編成。香椎線では2019年3月以降気動車は全廃しているので、乗る事が出来る車両はBEC819系のみである。「ワンマン宇美」と大きく書いてある。運賃やきっぷは駅で収受する方式で、駅には自動改札機が完備され、きっぷを買わずに乗った場合は精算機に必要な金額を投入し、精算券をもらい自動改札機に入れる形だ。どうしても駅員に対応してもらいたい場合は、各駅にインターフォンがあるのでこれを押して、別の場所に居る駅員と話して対応する事になる。この事をJR九州では「スマートサポートステーション」と称する。JR西日本で言う「改札口コールシステム」と同じで(他にもJR東日本、JR東海、名鉄等でも)ある。

BEC819系300番台は0番台に引き続きロングシート。0番台よりもレベルアップした座り心地で、こちらは「木の板の上に座っているゴツゴツした痛い座り心地😫」から「フカフカのクッションの上に座っている上質な形😆」に変化していた。そのうちドア付近の2席はマクラも付いた豪華仕様😆これはイカ釣り漁船こと821系でも言える事だ。

そんなウワサをしていると19:16発の鹿児島本線2171М荒木行き普通の後ろ3両はイカ釣り漁船(821系)であった🤩こちらに急いで乗り移ろうかとも思ったが、5783Cもすぐに発車してしまうためそんなことは出来ず静かに見送るしかなかった😫

JR東日本のE233系と全く同じドアチャイムを聴いてドアが閉まる。本来は「スマートドア」と称するボタン式の半自動ドア扱いなのであるが、COVID-19(新型コロナウイルス感染症)の影響で3月以降それで運用する車両も全てドアは自動で開いていた。

あくまでもBEC819系は電車。運転士の免許資格も「動力車操縦免許」を持っていないと動かす事は出来ず、今までのように「内燃車操縦免許」(気動車用の運転免許)だけでは香椎線を担当する事は出来なくなった。

福岡地区ではほとんどが電化されているので、気動車しか運転出来ない運転士の方がむしろ少数派だろう。架線から電力供給していたのが車内に搭載されたバッテリーに変わっただけなので、まさに電車そのものである。床にはQRコード。スマホでスキャンしても読み取る事が出来ない単なるデザイン用と言う事は翌朝イカ釣り漁船(821系)に乗って判明した😅

香椎神宮(JD07)、舞松原(JD08)と意外と乗車区間が短い。この2駅で大量にお客が下車する。土井(JD09)で5774C香椎行きと交換。BEC819系はカーテンレスのスモークガラスになっているが、夜だと外の様子がとにかく見えない😫

空いた状態で終着の宇美まで行くのかと思いきや、長者原(JD11)で大量のお客が入れ替わる。むしろ長者原到着前よりも混雑した状態で発車した。前述のように福北ゆたか線からの乗り換え客であった。香椎線自体はお客1人当たりの利用距離は長くないようだ。車内を見渡せば香椎発車時とは異なる顔ぶれに変わっていた。キッチリとした利用区間の”すみわけ”が出来ている。

これも前述したように武蔵野線やおおさか東線のような性格に近い。酒殿(さかど、JD12)でまとまって下車し、宇美の1つ手前の新原(しんばる、JD15)で19:37~19:42まで停車。5778C香椎行きと交換する。宇美駅は1面1線のホームなので、交換可能な新原駅で交換せざるを得なかった。

★BEC819系300番台の車内をじっくりと見る

↑宇美駅(JD16)に到着。折り返し5780Cで戻る事にしていたので、その間にBEC819系300番台の車内をじっくりと見学する。

↑クモハBEC819-303の車内。座席のクッションの柄が右と左で異なる事に気付く

↑連結部分には機械室を備える。これは蓄電池電車、ハイブリッド気動車の特徴である。機械室前の案内画面では今の走行状態について簡単なアニメーションで表示。専門的に言ってしまうと一般人には難しい技術のため、誰でもわかるように車内に搭載したバッテリーからどのように電気が供給されて、最終的に車両を動かす事が出来ているのか?教えてくれている。

↑毎度おなじみ「クロちゃん」こと「あそくろえもん」😆どうやら眠そうで欠伸をする😪一方で元気に体操する姿も😆

★宇美駅のスマートサポートステーション。紙のきっぷは自動改札機を使わなくて良い

↑宇美駅は無人駅。元々は有人駅だったようだ。紙のきっぷが買えるように自動券売機がある。自動改札機は見た目一般形のように見えるが・・・

↑紙のきっぷを投入出来る場所がない😱右側の説明によれば、自動改札機を通さずそのまま有人通路を通ってくれとの事。自動改札機はあくまでもSUGOCA等の交通系ICカードのみ対応しているのだ。フリーパス状態のため、JR西日本のようにいちいち改札口を通るだけでインターフォンを鳴らす必要もない。青春18きっぷも全く同じルールであった。

だが香椎線では今問題になっているのが不正乗車・キセルが多い事😫「西日本新聞」が報じていた。単純にきっぷを買わずに乗車する事がほとんどであるが、中にはSUGOCA等で支払うのに本来の乗車駅では改札機にタッチせず、下車駅で運賃が安くなる別の駅を駅員に告げて運賃を安くさせる悪質な手口が横行している。JR九州も抜本的な解決策がないとしており、臨時的に駅員を配置して抜き打ち的に改札する事が精一杯だという😩JR西日本がやっている「改札口コールシステム」のように物理的にきっぷを持っていないお客は通れないようにしないと大きな効果はなかろう😫

★香椎~西戸崎間は乗らずに、宇美から香椎に戻ってこの日は終わり

↑5780Cで香椎へ戻る。途中の酒殿駅では宇美行きの5787Cと交換する。人の流れが変わっているため、5783Cと比べればかなり落ち着いた車内。それでも多少の立ち客は出る。長者原駅で入れ替わる事には変わりなく、やはり”すみわけ”が出来ている。

香椎線は残り香椎~西戸崎間も残っているが、これについては翌日に回した。夜の時間帯は車窓を見る事も出来ないし、駅から遠くに歩く事も出来ない。単に往復して終わりなのだ。

34回目に続く(7月9日公開、下記リンクをクリック)

【2020年3月乗車記/香椎線の海側香椎~西戸崎間は砂丘の中を通る?】JR完乗を目指せ!㉞

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普段当たり前のように乗っている鉄道、バス、クルマは、意外と深い所まで知らない人が多いのではなかろうか? 例えば「何で大雨が降ると電車が止まってしまうのか?JRは簡単に止まるのに、私鉄が止まらない!その差は何か?」と素朴に感じるみなさんが知りたい”今話題のネタ”を、テレビ・新聞・SNSよりも詳しく、わかりやすく、深くしゃべり倒す!

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