【2019年8月乗車記と乗り歩き/えちごトキめき鉄道日本海ひすいラインになったトンネル駅(モグラ駅)筒石駅は空気がひんやり!】鉄道で行く避暑地を求めて⑪

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2019年8月乗車記と乗り歩き。えちごトキめき鉄道日本海ひすいラインの筒石駅はトンネル駅(モグラ駅)だ。ここも究極の避暑地!久しぶりに行ってみた。空気がひんやり!涼しい!でも足元は要注意?290段もある階段を登って改札口に行くとJR北陸本線時代とは異なる変化に気付いた!

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★2019年8月乗車記と乗り歩き。「青春18きっぷ」では行く事が出来なくなった、えちごトキめき鉄道日本海ひすいラインのトンネル駅(モグラ駅)である筒石駅

【乗車日】2019年8月19日(月)

【列車番号】1630D(えちごトキめき鉄道日本海ひすいライン泊行き)

【時刻】直江津7:12→筒石7:32

【車両】えちごトキめき鉄道ET122形のET122-8(イベント対応ボックス席)+ET122-5(一般的な車両の転換クロスシート)

【列車番号】1627D(えちごトキめき鉄道日本海ひすいライン直江津行き)

【時刻】筒石8:41→直江津9:02

【車両】えちごトキめき鉄道ET122形のET122-2

【運賃】直江津~筒石間は当時片道320円。2020年4月からは430円に値上げ

今回からは2019年8月に鉄道で行く避暑地をめぐる。その時の乗車記である。今回はトンネル駅(モグラ駅)を対象とした。やはり鉄道で行く避暑地と言ったら、トンネル駅(モグラ駅)になってしまいがちなのだ。特に新潟県と群馬県はその宝庫であるが、必ずしもJR線の駅にあるとは限らない。

直江津駅は建前上、JR東日本とえちごトキめき鉄道の共同使用駅になっているが、実質的には後者の管理下である。JRのきっぷである「青春18きっぷ」で直江津駅から乗る場合は、柏崎・長岡方面へ向かう信越本線の列車しか乗る事が出来ない。2015年3月13日までは信越本線の長野方面、北陸本線の糸魚川・富山方面もJR線であったため、「青春18きっぷ」を使う事は出来たし、私も何回もこの区間には乗った。しかし、北陸新幹線金沢開業に伴う並行在来線となって第三セクター鉄道と言うJR線とは異なる鉄道路線になったため、原則として使う事が出来なくなった。この区間はえちごトキめき鉄道と言う私鉄で、昔の信越本線長野方面は「妙高はねうまライン」、北陸本線富山方面は「日本海ひすいライン」と称する今流?の路線名になった。

かつての北陸本線にもトンネル駅(モグラ駅)はあった。それが筒石駅だ。えちごトキめき鉄道になっても存続している駅であるが、11,353メートル(11,3キロ)ある頚城(くびき)トンネルのほぼ中央にある駅だ。上越線の湯檜曽(ゆびそ)駅と土合(どあい)駅の大きな違いは、「上下線ともトンネル内にホームがある事」だ。元々はJR線であったため「青春18きっぷ」で行く事が出来たが、えちごトキめき鉄道になったためそれを使う事が出来ない。別途運賃が必要だ。今回の記事で乗車した当時は直江津~筒石間片道320円であったが、えちごトキめき鉄道の経営状況が良くない事を理由に2020年4月に運賃を大幅値上げした。単純に直江津~筒石間を往復するだけの事なので、直江津駅で往復乗車券を買う。

↑珍しい事に115系が直江津駅に止まっていた。2019年度のダイヤでは1往復だけの運転で、直江津7:17発の3371М快速直江津行きと新潟17:01発3374М快速新井行きだけであった。それ以外の列車は全てE129系だ。主に115系は越後線での活躍が多くなっているが、その姿が見られるのも残りわずかであろう。

↑朝の通勤通学輸送に対応するため、1630Dは2両であった。日本海ひすいラインは原則1両なのだ。

↑ET122-8はイベント対応のボックス席。後ろに連結していたET122-5は転換クロスシートでこちらが一般的な車両と言う立場だ。ET122-8は特にイベント運行がない限り、一般定期列車として運転されるが、これが来るか?どうか?はその時の運次第だ。ボックス席ではあるが、座席の間隔は広くなっているので、むしろ転換クロスシートのET122よりも乗り心地が良かったりする。座席数もボックス席の方が多いので、相席になっても良いのであれば着席出来るチャンスもアップする。

★空気がひんやり!ホーム全体が涼しい筒石駅

筒石駅を利用したのは私だけだった。直江津・糸魚川方面に通学利用が十数人程度あると聞いているが、この日は夏休み期間と言う事もあってか?見かける事はなかった。

筒石駅全体が涼しい!ホームは水浸し+霧に覆われている!

これが筒石駅の最大の特徴。トンネル駅の壁から山の中に含んでいる水が漏れているようだ。筒石駅はJR西日本時代から何度となく訪れているが、どの時期に行っても1年中涼しく感じるし、ホームが乾燥している事もない。

空気がひんやり🥶

しているのが筒石駅の平均的な印象だ。これもJR時代と大きく変わらぬ事だ。

だがえちごトキめき鉄道になってからやってくる列車は、気動車の1両がほとんどとなった。JR時代は3両が基本で一部6両もあったが、いずれも車内はガラガラ。1両に20人も乗っていれば良い方だった。えちごトキめき鉄道になってからは、梶屋敷~糸魚川間のデッドセクション(交直流電源切り替え地点)があるため、電車運転の場合交直流電車が必要だ。しかし、製造費用が高いし、2両以上からでないと作る事が出来ない。2両も必要ないほどの客数もなかったため、1両運転が可能で、しかもデッドセクションで電源の切り替えを必要としない気動車になった。そのため、筒石駅のホームは2両分しかお客は入る事が出来ない。中途半端に横書きの駅名標のど真ん中に「立入禁止」の柵が設置してあった。

↑ホームの奥には頑丈なドアで仕切ってある待合室。ここを通らないと改札口に行く事は出来ない。JR時代と全く変わりがない。北越急行の美佐島駅とは違って、自動的に頑丈なドアが施錠される事はない。列車が来ない時間帯であってもホームへの出入りは自由にできる。

↑糸魚川方面行きの待合室を過ぎると階段を登る。改札口までは280段もある。これが直江津方面行きは290段となる。だが上越線の土合駅のようにずーっと階段が続くかと言うと?

↑そうではなくて、多少階段を登り終えると比較的平坦な通路に出る。この通路は地上の暑い空気とトンネル内の冷たい空気が混じり合うため、霧が発生している。独特な雰囲気を醸し出しており、歩く音や話し声などの全ての音が遠くに響いてしまう。歩く音は他人が出しているものではなく自分が出しているものだった。1日の平均利用者数は20人としているが、それは鉄道を利用する人の事で、クルマで筒石駅に見学に来る人も少なくないので、人気(ひとけ)が完全にないというわけでもない。むしろ人気(ひとけ)がある方が怖い。

↑長い通路が終わると、一転して長ーい階段になる。見上げた先には地上の光が見えている。上越線の土合駅のように「出口がまだまだ遠い」と言う”絶望感”はなかったりする。「ゴールはもうすぐなんだ」と。階段の段差も土合駅と比べれば低いため登りやすい。”2段飛ばし”でもラクラク登れてしまう(これは個人差がある)。

しかし、この階段の中央付近に行くと、むわーっとした不快な空気。地上の暑い空気が入り込んでいたのだ。現実に戻されると思うと嫌になる。この先は改札口なので駅員に乗車券を渡すことになるのだが?

★無人駅になっていた😟

↑無人駅になっていた!😟「駅スタンプラリー」と書いた左側のポスターの所は元々有人のきっぷ売り場であったが、壁で塞いであった。JR時代は業務委託駅ながらも24時間駅員が常駐していた。当時は特急「はくたか」をはじめ、高速で通過する列車が多数あったため、安全を確保する目的があった。駅員は停車する列車が来るたびに長ーい階段を登り降りしてホームまで行って、お客を迎えていた。待合室で話をした事もあった。

しかし、えちごトキめき鉄道になってから最初の4年間は駅員が常駐していたものの、2019年3月以降は「利用者が少ない」事を理由に無人駅になった。安全の確保は防犯カメラを設置する事で対応している。ホームのあちらこちらに「SECOM」と書いたシールがあるし、通報ボタンもある。これはJR時代にはなかったものだ。駅できっぷを買う事は出来ない。着駅か車内で精算する事になる。

↑駅舎はJR時代と変わっていない。鉄道会社が変わったため看板だけは変わっている。トイレはこの写真の右側にあるが、エアコンが入っているわけでもないため、かなり蒸し暑い。たまに見学者のクルマが止まっている事があるが、この時は何も止まっていなかった。列車を使わずに単に駅の見学の場合も無人駅ながら有料で、140円の入場券が必要だ。紙の入場券は直江津駅、能生駅、糸魚川駅で販売との事だが、駅舎には140円を回収するための箱も設置してある。誰かがチェックしているわけでもないため、あくまでもお客の良心による信用方式だ。

★ホームは水浸しで滑りやすい!

↑外が暑かったので再びホームへ。筒石駅を発車する列車を見ることは今まで意外となかった。8:05発の直江津行き1627Dでは乗り降りしたお客はゼロ。列車は筒石駅到着前からトンネル内に轟音が響く。ゆっくりと減速して待合室との頑丈な仕切りドア付近に止まる。頚城トンネル内が湿っているため線路も滑りやすく、早いタイミングでブレーキを使用しているのだろう。

♬ピンポン!8:29発糸魚川方面の列車は定刻通り〇〇駅(駅名失念)を発車しております。しばらくお待ちください。♬ブーー!ブッツ!

一応は列車が来る事の放送が入る。入線時には踏切の警報音が鳴る。これはJR西日本金沢支社管内の特徴で、入線時の音楽は駅によって異なるが、似たような放送は妙高はねうまラインでも、上越線でも聴いたことがある。

↑直江津行きの待合室に入る。ここは待合室の床も水浸し。気温は19度、湿度は90%。トンネル内では気温の変化が基本的にないため、年中この状態なのであろう。

↑8:29発の1632D泊行きは1両。立ち客もたくさん出ていたが、筒石駅での乗降なし。

↑筒石駅は直江津行きホームも水浸し。その分ホームの中は涼しい!駅名標も露が付く。だが、ホームの床は水滴💧だらけのため非常に足元が悪い。少しでも早く歩くものであれば、滑って転んでしまう。決して幅の広いホームではないため、最悪の場合転んで線路に落ちる事もあり得る。待合室やホームでは、携帯電話・スマホの電波が通じないため、このような事故が起きたら改札口までの通路にある「SECOM」と書いた防犯ボタンを押した方が手っ取り早いだろう。また、ホームにはベンチがないため、立って過ごすしかない。

JR時代は特急「はくたか」をはじめ、列車が高速で通過していた。列車が通過する数分前からホームには強い風が吹きつける。段々と列車が近づくと立ってはいる事が難しいほどの強さになり、「台風並みの風の強さ」と表現した方がわかりやすいだろう。待合室の中で待っていても、頑丈なはずの仕切りドアが吹っ飛ぶのでは😖と思うほど。これが1時間平均2~3回繰り返されていた。えちごトキめき鉄道になってからは、通過列車は貨物列車しかないが、東海道・山陽系統に比べれば本数は少なく、私がいた1時間の間に通過する事はなかった。

↑帰りの列車(1627D)が来た。ワンマン列車のため、乗車出来るのは後ろ側のドアのみ。待合室の入口から離れた場所になるため、結局のところは水滴だらけのホームを15メートル程度は歩く事になる。

筒石駅から乗るお客は日常的に少なく、秘境駅から乗った(または降りた)時のように、既に乗っているお客から強烈な視線を浴びる事になる。これはある意味で優越感だったりする🤣

車内は座席が一通り埋まる程度で、空いている事も少ないだろうと思う1人掛けの転換クロスシートに座る事が出来た。車内はどう見ても地元の日常的な利用者だらけで、遠くからの旅行客どころか同業者(乗り鉄)も皆無。JR時代ならばそのようなお客も一定数いたが、えちごトキめき鉄道になってからは新幹線に移行してしまったのであろう。18キッパーも私鉄になった途端、急激に乗らなくなった印象だ。

12回目に続く(6月7日公開)

【2019年8月乗車記/宮内駅の落とし穴/18キッパー・乗り鉄ご用達上越線1732М/上越線のループ線とは?】鉄道で行く避暑地を求めて⑫

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KH8000

普段当たり前のように乗っている鉄道、バス、クルマは、意外と深い所まで知らない人が多いのではなかろうか? 例えば「何で大雨が降ると電車が止まってしまうのか?JRは簡単に止まるのに、私鉄が止まらない!その差は何か?」と素朴に感じるみなさんが知りたい”今話題のネタ”を、テレビ・新聞・SNSよりも詳しく、わかりやすく、深くしゃべり倒す!

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