【2020年3月乗車記と乗り歩き/人を”おびき寄せる”】821系イカ釣り漁船・パチンコ屋に乗った

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2020年3月乗車記と乗り歩き。JR九州の新型車両821系、通称「イカ釣り漁船」「パチンコ屋」に乗った。主に鹿児島本線福岡地区で走っているが気になる運用は?821系は人を”おびき寄せる”工夫がたくさん!行き先幕(サボ)が大きい、ロングシートながらも乗りたくなる車両だ。車内はどうなっているのか?詳しく見てみる

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★通称「イカ釣り漁船」「パチンコ屋」821系

JR九州は2019年度から新型車両「821系」を導入している。現在(2020年4月、以下同様)の所は福岡県内の鹿児島本線(門司港~荒木)のみで運用されており、同社は「今後20年間の主力車両にしたい」としている。BEC819系は非電化区間で広がると思われるが、既存電化区間では415系を置き換える目的で821系が登場したと言って良い。現在415系は南福岡、大分、鹿児島の車庫に配属されており、老朽化も進んでいる事からこれら車庫にも821系が今後増える事であろう。2020年度中には3両×7編成になる予定だ。

ところで上記の動画を見ると、821系は眩しい!🤩キラキラしている!これは外から見た車内も同じ。鉄道ファンの間では通称

イカ釣り漁船

パチンコ屋

と呼ばれている。私も「821系」なんて言わずに「イカ釣り漁船」とか「イカ釣り」と既に連呼している今日この頃。この通称が付いたのは言うまでもなく、真っ暗な海でイカを釣る漁船は全体を明るくしてイカをおびき寄せる、またはパチンコ屋のようにネオンがハデに光っている・・・そのように見えてしまうのが821系なのだ。そのため当ブログでも「イカ釣り漁船」や「パチンコ屋」と言った通称はたくさん使わせてもらう。

★気になる821系イカ釣り漁船の気になる運用は?

↑鹿児島本線(福岡地区)における415系を置き換える目的なので、同線の415系運用の列車を中心に821系に変わるだろう。821系イカ釣り漁船・パチンコ屋は交流専用電車なので直流電化になる下関駅に入る事が出来ない。関門間で運用されている415系は大分車両センター(分オイ)の車両が多く使われており、鹿児島本線の博多・鳥栖方面まで入線する事もある。821系イカ釣り漁船・パチンコ屋が鹿児島本線(福岡地区)の次に導入するのは日豊本線(小倉~大分)ではないかと思う。現在の所は日豊本線では運用していない。現在に限れば鹿児島本線の門司港~荒木と言う比較的限られた区間のみだ。

とは言え、この区間はJR九州の中で最も本数が多いし、811系のように4両と言う編成両数ではなく、813系等のように3両なので駅の発車案内装置だけでは、両数からして3両、6両、7両(811系と併結)、9両のいずれかの列車となる。鹿児島本線(福岡地区)はこれら両数が主体なので、このように駅の発車案内装置が表示していても・・・

イカ釣り!来い!来い!🤩頼む!

パチンコ屋さん!来い!来い!🤑頼む!

あーーなんだ!コイツ(813系)か😫

という事が非常に多い。かなり落胆する。鹿児島本線(福岡地区)では813系の割合が多いのだ。意外と817系3000番台に乗れる事も少ない。必ずしも821系単独で運転されるわけではなく、813系等との併結列車もそれなりにある。情報が少ない中で現場で探すのは至難の業だ。ネット上で出回った情報としてその中で「821系だけの9両」と言う運用があって、これを狙った方が手っ取り早かった。

平日135М(普通)小倉6:57→南福岡8:39

土日祝日3385М(快速)門司港6:58→南福岡8:38

★2020年3月乗車記と乗り歩き。821系イカ釣り漁船・パチンコ屋の車内は人へ”おびき寄せる”ものがたくさん!

【列車番号】3385М(快速南福岡行き)

【時刻】小倉(JA28)7:17→香椎(JA04)8:18

【車両】821系イカ釣り漁船・パチンコ屋の9両、UM004編成+UM002編成+UM001編成

↑朝からキラキラ光る821系イカ釣り漁船・パチンコ屋。特に最後尾の赤いライトは他の車両よりも目立つ。ライトの場所が顔全体にあるためだ。

↑まずは人を”おびき寄せる”必要がある。側面は特に色のついていないステンレス車体で、車両の真ん中に大きく「KYUSHU RAILWAY COMPANY」とあるだけ。それだけでは人は寄ってこない。サボも今まで通りのサイズだと小さいし見えにくい。とても”おびき寄せる”事は出来ない。そこでJR九州は813系1100番台以降は路線バスタイプの大型のサボを採用している。これは821系イカ釣り漁船・パチンコ屋でも同じこと。ただ813系等との違いは路線バスのように最終的な行き先を示したうえで、途中主な駅を示すという事はやっていない。821系イカ釣り漁船・パチンコ屋では、フルカラー式LEDで「折尾・博多方面 快速 南福岡」と一般的な内容を示す事に留まっている。とは言っても、サボが大きいので側面だけで見ればかなりの”おびき寄せる”効果はある。

↑しっかりと車内に”おびき寄せる”ためにはドアに工夫が必要だ。ステンレス車体の「デザインがない」状態ではそもそもどこが車内への出入口なのか?わからない。ドアが開いてやっとわかる次第だ。821系イカ釣り漁船・パチンコ屋ではドアの横に白いライトが灯る。これが大きな特徴。昼であっても夜であっても「ドアはここ!」と確実にお客を”おびき寄せる”事に貢献している。昼間だと案外わかりにくいが、これが夜になるとドア横のライトはかなり目立つ。側面がこんなにもキラキラと光っている車両は初めて見た!特に夜は側面だけで821系イカ釣り漁船・パチンコ屋!とわかってしまう。こんなにもキラキラとしていれば、余計に「イカ釣り漁船」「パチンコ屋」と呼びたくなる🤣「ドア」に注目した乗車記や乗り歩きは初めてだ🤣

↑車内はロングシート。821系イカ釣り漁船・パチンコ屋では最初からクロスシートは採用されていない。運転席の周りや荷物棚については、817系3000番台やBEC819系をベースにしている事がわかる。

↑ドア近くの前後2席はマクラ付きだ。JR九州では車両の真ん中付近の座席が優先座席で、821系イカ釣り漁船・パチンコ屋ではカバーの柄を変えずに「優先席」と頭の部分に小さくあるだけだ。811系リニューアル車のようにドア付近の座席にはデザイン性がある巨大な仕切りがある。この仕切り板は透けていないため、座席側からドア周辺をクリアに見ることが出来ない。仕切り板によって軽いモザイクがかかるような見え方だ。

↑ロングシートとはいえ高級感がある座席だ。着席するとBEC819系300番台(香椎線)と全く同じ座り心地だ。821系イカ釣り漁船・パチンコ屋とは同じ時期に登場した車両なので、座席等の共通化できる部品はなるべく共通化したような感じがする。とは言ってもBEC819系300番台等の他車両とは異なるように見える車内なので、デザインは各形式毎に細かく変えているようにも見えた。815系とかE231系のように「木の板」に座っている感じはしない。意外にクッションに厚みがあるものの、下地となる素材は木なので「ベンチの上に豪華な座布団」を敷いた事により無理矢理座り心地を良くした感がぬぐえない。

↑821系イカ釣り漁船・パチンコ屋には、スマートドア(半自動ドア)ボタンを搭載。鹿児島本線では主に長時間停車する際に使う程度であろう。COVID-19(新型コロナウイルス)の影響で3月から使用停止している😵そのため長時間停車の駅でも全て自動でドアが開く。これは他にスマートドアで運用している香椎線や若松線も同様だ。車内のドアには「あそくろえもん」(クロちゃん、JR九州のキャラクター)も305系、BEC819系に続きいろんな表情をしている。これら車両と異なるのは縦方向に黄色いテープがある事。「指引き込み注意」とあり、ドアで遊んでいた「あそくろえもん」が開閉したドアに挟まれて痛そうな顔をしている😫

↑全てのドアの上には液晶式の車内案内表示器が搭載されている。JR九州ではこの事を「マルチサポートビジョン」(MSV)と称する。画面は1枚しかなく、駅名表示、車内の案内、啓発放送、JR九州からの宣伝が流れてくる。表示内容自体は自社で編集可能で、例えば821系イカ釣り漁船・パチンコ屋が本来入線しない路線に臨時的に入線する時に、その路線の駅名表示も可能だ。一方で市中企業の宣伝やニュース、天気予報が流れてくる事はない。もちろん4言語対応である。ドアは開閉の際に音が鳴るが、JR東日本のE233系と全く同じであった。一方で811系リニューアル車は817系と同じ「ポーン!」と短く鳴るだけだったので随分違う。

↑車内の床はQRコードだらけ!これはBEC819系でも同じ事であるが・・・

↑iPhoneで床にあるQRコードを読み取ると、見事に読むことが出来なかった😫QRコードはあくまでもデザインなのだ。この事はしっかりと乗車記・乗り歩きで記しておきたかった。

↑クモハ821-1は電動車にも関わらずかなり静かだ。起動開始時の時の揺れがなくて、スーッと動き出す。止まる時もスーッと止まって「東京か!」と思うようなドアチャイムが鳴る😆走行機器等のスペック面は詳しくないので、最近他社車両でも実績がある静粛性があるタイプのモーターを821系イカ釣り漁船・パチンコ屋でも採用している。「SiC」(炭化ケイ素)を用いたモーターで、それは半導体の塊だ。従来型はエネルギー損失(消費電力)が多いデメリットがあったが、それを導入した事により省エネはもちろん、モーターの容量を大きくすることが出来て、しかも小さくて軽いと言うメリットを持つ。

415系が電気を使い過ぎていたという事もあるのだが、消費電力はそれと比べて7割も削減出来る(つまり415系の消費電力の3割程度で821系イカ釣り漁船・パチンコ屋は走れる)のだ。少なくてもパチンコ屋のように”賑やかな車内”にはなっていない。あくまでもパチンコ屋と言うのは外観だけなのである。

↑福間(JA11)では後から来る博多行き特急ソニック4号(883系)に追い抜かれるため、8:01~8:05まで止まる。シャッタースピードが速いと正面サボの「南福岡」と言う文字が切れてしまう。相鉄の20000系ではシャッタースピードが速くてもサボが切れないように視認性の向上にも工夫をしているが、821系イカ釣り漁船・パチンコ屋では”看板”部分までの工夫は施していないようだ😫

↑アップして顔の部分のみを写す。これでもか!と言うくらい「CT Commuter Train」「821」と言う文字が散りばめられている。顔の真ん中には貫通路があり、車内は貫通している。JR東海のように異なる車両を連結していても先頭から最後尾まで車内の移動が可能である事を示す。これもシャッタースピードを落としていないので、サボの文字は切れたまま😩

↑シャッタースピードを落として”看板”になるサボを写すとようやく「南福岡」の文字がハッキリと写った😇”看板”は単に行き先だけ。種別の表示はしていない事が特徴。種別の表示は側面の”おびき寄せる”サボのみだ。鹿児島本線(福岡地区)では快速列車の停車駅のパターンが細かく異なるため、「〇〇~〇〇快速運転」「〇〇駅停車」と補足的に細かく表示している。E233系やN700系のように「次は〇〇」と次の停車駅は表示していない。

↑821系イカ釣り漁船・パチンコ屋の”看板”を切れる事なくハッキリと写した時と同じ遅いシャッタースピードで通過するソニック4号を撮影したので、883系の顔の部分がブレる😵

※参考文献=『鉄道ジャーナル2019年4月号』

★まとめ

↑香椎で下車。この先は香椎線に乗り換えるためだ。

821系イカ釣り漁船・パチンコ屋は外から目立つ電車🤩車内に近づけば近づくほど821系に乗りたくなる”おびき寄せる”効果もバツグン!特にサービス面(主に車内)に細かな工夫を凝らしているのが特徴で、これはミトーカデザインとかJR九州が培ったノウハウがD&S列車に限らず、一般列車でも活用出来ているというのは嬉しい所だ。普段乗る普通列車・ワンマン列車でも「電車に乗る事」そのものが楽しくなってきて仕方ないだろう。将来的には821系イカ釣り漁船・パチンコ屋を九州全域の電化路線で拡大し、九州各地満遍なく821系イカ釣り漁船・パチンコ屋に乗れる機会が増えるだろう。

821系イカ釣り漁船・パチンコ屋は2020年の鉄道友の会が主催するブルーリボン賞のノミネート車両に入っていた。私が投票したのは西武001系Laview、もう1つJR四国2700系と821系イカ釣り漁船・パチンコ屋が競った結果・・・残念ながら821系イカ釣り漁船・パチンコ屋は落選した😫

また2020年ブルーリボン賞の投票結果でも、候補車両16のうち821系イカ釣り漁船は15位、つまりビリから数えて2番目と不人気ぶりであった😫

YC1系にも乗った。この時の様子(レビュー)は下記リンクをクリック

【やさしくて力持ち・・・本当はやさしくない?】JR九州新型気動車YC1系イカ釣り漁船・パチンコ屋に乗った

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KH8000

普段当たり前のように乗っている鉄道、バス、クルマは、意外と深い所まで知らない人が多いのではなかろうか? 例えば「何で大雨が降ると電車が止まってしまうのか?JRは簡単に止まるのに、私鉄が止まらない!その差は何か?」と素朴に感じるみなさんが知りたい”今話題のネタ”を、テレビ・新聞・SNSよりも詳しく、わかりやすく、深くしゃべり倒す!

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