【2017年5月乗車記と乗り歩き/東都農で宮崎リニア実験線跡地を見る/日向市は駅が美術館】九州浪漫鉄道物語㉝

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2017年5月乗車記と乗り歩き。日豊本線の東都農駅で下車。並走するように新幹線を思わせる線路が?これはかつてあった宮崎リニア実験線だ。今は?この日は結局713系の乗る事が出来ず、817系の普通列車でさらに進む。日向市駅は「駅が美術館」とも言える一度は行ってみたい駅だ!

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【日付】2017年5月6日

【備考】時刻、料金、ダイヤ、描写等は全て当時のもの。現在とは異なる事もある

もくじ

★2017年5月乗車記と乗り歩き。宮崎リニア実験線の今は?

713系・・・と思っていたのに、やってきたのは817系だった736M。終着の延岡まで”通す”つもりは全くなく、途中駅で下車するつもりだった。
どの駅で下車しようか?考えたいたら、宮崎にはその昔リニア新幹線の実験線があった事を思い出した。最寄となるのは東都農(ひがしつの)と言う事がわかったので、下車した時の乗車記と乗り歩きである。

↑東都農で下車したのは私を含めて3人だけ。

↑相対式のホームで直線的な線形。736Mが着いたのは写真右側の1番のりばであるが、配線上は1線スルーになっており、特急等の通過列車もこの線路を使う。こ線橋を渡った反対側の2番のりばは交換列車がある時だけ使うようだ。東都農駅周辺は写真にあるとおり、田んぼだけ。水田には植えたばかりの稲が美しく光っていた。まさに5月らしい風景だ。

↑お客が列車を待つ事が出来る待合室は写真右側のようなものだけ。駅と言うよりはバス停に近い待合室で、駅舎は存在しない。

↑宮崎空港行きの「にちりん13号」(787系BM編成の6両で、DXグリーン車連結)が高速で通過して行った。単線であっても速度を落とす気配は全くなかった。

↑東都農駅のこ線橋から見えたのは、新幹線を思わせる高架式の線路。実はここが元々の宮崎リニア実験線であった。
「あった」と過去形で書いたのは、今はリニア新幹線は通っていない。ご存じのとおり山梨県にリニア実験線は移しており、現在はJR東海が主体になって2027年の実用化に向けた試験や実験が行われている。
あくまでも宮崎リニア実験線は国鉄が作ったものである。

↑東都農駅から5分ほど歩くと宮崎リニア実験線の近くまで行く事が出来る。近くから見てみると無数のソーラーパネル(太陽光発電施設)が設置。発電状況を管理する装置も近くにはあって、現に発電中である事も確認出来た。
2011年から発電開始した「都農第2発電所」と称しており、元々宮崎リニア実験線の土地や施設を管理していた鉄道総研が無償で貸し与えている。管理者は「国際航業」と言う会社で、1メガワット(一般住宅300軒分の電力に相当)発電可能としている。

↑宮崎リニア実験線の先は海。足場が悪くドロドロの道を歩いて日向灘の海岸線が見られた。乗り歩きをするとネットやガイドマップなどに書いていない発見が出来るのだ🤩

★一度は行ってみたい!「駅が美術館」と言える日向市駅🤩

↑一旦東都農→都農へ移動し、都農からは738M(16:32発)に乗車。これも817系で結果的に713系に乗れる事はなかった。
この時は、713系に乗れなかったのが悔しくて仕方なかった。
「どうすればのれるのか?ダイヤをしりたい」(原文のまま)とメモに記したとおり、713系に乗るならばどの列車を狙えば良いのか?わかるみなさんから教えてほしい。

県都宮崎から離れると少しずつお客は減少し、やはり遠距離利用の”通し”は少なくないが、それでも着席出来るレベルであった。
美々津(みみつ)では右側通行で3番のりばに進入。16:40~16:43まで止まり、「にちりん15号」(宮崎空港行き)と交換。単線でありながらも特急との交換・待避は短時間であった。
この辺の日豊線の駅はどこも港が近くにある。有人駅もあるがほとんどは業務委託か簡易委託だ。

↑16:55に着いた日向市駅で下車。高架式の1面2線ホームであるが、写真のようにとにかくすごいデザイン🤩
開放的な雰囲気で、駅の柱等の構造物は基本的に「木」を使っている事が特徴。この「木」は地元産の「杉」であり、地元側から強い要望があったと言う。いろんな建築家、専門家が約10年かけて考えたと言うから、日向市と言う街のランドマークにしようと言う「気」(木ではない)がしっかりと伝わってくる。

↑一旦改札口の外へ。駅前も本当にキレイに整備されていて、歩くだけで気持ち良い気分だ。駅周辺も「木」がしっかりと植えられており、駅舎だけではなく、周辺環境も駅に合わせている点が評価できる。
駅舎の外側の通路にかかる屋根もホームと同じように、「木」で覆うような形。やはり開放的な雰囲気で、歩きやすい。

↑地元の高校生が作った日向市駅を「木」で表現した芸術作品😆
まさに駅全体が美術館で、乗車券や入場券以外に「駅と言う美術館」を見学するための料金を取っても良いのではないか?!と思うほどで、こんなにも芸術性の高い駅は他にないと思う。

↑改札内の様子。改札口から階段までの距離がやや長いが、まさに「癒しの空間」。ずっと居たい気分。木のニオイがあちらこちらからしてくるので、自然に戻った感じすらした。
とんかく印象に残る駅で、もっとゆっくりと過ごしたかったのが本音だった。

34回目に続く(5月12公開、下記リンクをクリック)

【2017年5月乗車記/787系に乗る!どんな車内と列車?にちりん22号日向市→大分】九州浪漫鉄道物語㉞

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ご覧くださいまして、ありがとうございます。 当ブログは鉄道・バス・ヒコーキ・船について、読者の皆様が”乗りたくなる”公共交通機関の魅力をお伝えします。 実際に私が乗った時・撮った時の感想などについて「乗車記」「撮影記」として、各地の秘境駅や注目の鉄道駅に直接訪問し現地で知り得た事を「現地調査」として、”他所よりも詳しく”、鉄道系YouTuberに負けぬほどの勢い・情報量・知識・感動体験を当ブログでお伝えします。 私はJR全路線全区間乗車(JR完乗)済みで、鉄道友の会の正会員(一応某支部の幹部・撮影会などの行事についても詳しくお伝えします)です。当ブログのフォロー(ブックマーク)は誰からも大歓迎です。

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