【2017年5月乗車記と乗り歩き/宮崎ご当地車両713系乗れず!宮崎の日豊本線普通は速い!】九州浪漫鉄道物語㉜
2017年5月乗車記と乗り歩き。日豊本線南宮崎駅は車庫と併設する駅だ。そこにはキハ40・47や817系に加えて、宮崎ご当地車両713系も止まっていたが、昼間は運転される事が無く乗れず。宮崎県内の日豊本線の普通列車は速い!単線区間でもかなりスピードが出る!特急にも追い抜かれないダイヤだった
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【日付】2017年5月6日
【備考】時刻、料金、ダイヤ、描写等は全て当時のもの。現在とは異なる事もある
もくじ
★2017年乗車記と乗り歩き。駅と車庫が併設の南宮崎駅。目の前に713系が止まっているのに乗れず!
日南線志布志からは1940D(志布志11:34→南宮崎14:10)で戻る。
青島、子供の国と言った宮崎市郊外に入ってからの乗車が多く、駅によっては20人を超える所も。
なのに、次の列車は2時間後。「せめて1時間に1本程度はあっても良いのではないか」と強く思うしかなかった。

↑田吉ではグレーの車体の787系と交換。宮崎空港行きの6531M普通で、南宮崎の車庫(宮崎総合鉄道事業部=鹿ミサ)から出庫し、宮崎空港まで普通で送り込み。折り返し大分行き特急の「にちりん18号」になる。これが話題の「ワンマン特急にちりん」である。
送り込みの6531Mもワンマン運行で、列車監視する車掌は当然いない。
「こんなに長い特急(とは言っても4両しかない)が、運転士しかいないとは・・・」
と言うのが率直な感想。


↑南宮崎駅構内に入ると国鉄型の”ど派手”な713系が入庫中。座席は特急用車両の”おさがり”を使っているのか?リクライニング出来そうな形状になっているように見えた。詳細は確認していないので、本当にそうなのか?わからない。





↑南宮崎駅は車庫を併設。九州ではよくあるパターンで、宮崎地区の車両は南宮崎に集結。電車は713系、817系、時間帯によっては特急型の783系、787系、気動車はキハ40・47と多種多彩だ。
ところで、このあとの予定は日豊本線で小倉へ北上する事にしていた。
特急乗車は南宮崎か宮崎からとしていたが、特急券はまだ購入していない。きっぷを用意出来ずに予定だけ決まっている乗車記も私としては珍しく存在する。「行き当たりばったり」ではないのだ😅時間もあったので、当分の間どのように行動するか?迷いがあった。時刻表を眺めると「宗太郎越え」区間を通る数少ない普通列車にも乗ろうと思えば乗れた。
宮崎地区の普通列車と言えば713系😆
713系は2両×4編成しかない。「713系運用」とスマホで検索してみると、少ないながらも運用情報が出て来た。しかし、古い。3年も前のやつだ。最近は817系(鹿シカ)が宮崎地区でも増えており、ほとんどの普通はこれだと言う。元々713系だった運用が突発的に817系に代わる事も珍しくないらしい。



↑車庫とは反対側の留置線にも713系😆クハ712-3+クモハ713-3の組み合わせであった。
この時点で、713系は2編成が非営業。残りの2編成は南宮崎に居ないので、営業中かどこかで寝ているかだ。確率的には極めて厳しい😩
例の車両運用サイトでは、「737Mは713系」とあったので、待ってみる。

↑やってきた737M(南宮崎14:28発の宮崎空港行き)は817系の鹿カコVK009編成だった。713系と言う事を前提に乗ろうとしていた、折り返しの736M(南宮崎14:44発の延岡行き)も残念ながら817系である事を示す😫

↑737Mと交換したのが、大分行きの「にちりん18号」。”今話題のワンマン特急”だ😅ドアの開閉はもちろん運転士の仕事で、ホームに立って安全確認後にドアを閉める。普通列車のワンマンとは異なり4両もあるため、ホーム等にあるミラーや専用のテレビ画面だけでドアの開閉をやると、死角が多いため安全上の理由で787系に限ってはホームに立っているのか?
それでもさすがに特急。「にちりん18号」にはまとまった数のお客が乗り、見た限り窓側の座席はほとんど埋まった。当分の間は検札要員の係員(JR九州は「車掌」とは称していない)を乗せているが、そう遠くないうちにこの係員は消える事になる。そうなれば、列車内における乗務員は運転士だけとなる。
やはり、地元が危惧するように日豊線は海沿いを通るため、巨大地震が発生し津波が襲来する事がわかった時に、適切な避難誘導が出来るのか?その他通常時であっても車内の安全が確保出来るのか?と言われると大いに疑問だ。防犯カメラを車内には増設しているが、それだけでは不安だ。
悪い事を言えば、キセルし放題で、「ぐるっと九州きっぷ」のように別途特急券が必要なきっぷしか所持していない場合、少なくても車内では特急券は買えない事になる。「にちりん」停車駅でも無人駅はあるので、どこで買うんだ?と言う話になる。ネット予約や他駅購入ではとてもでないが、キセル抑止は出来ない。
★普通列車でも速い!😆

【列車番号】736M(日豊本線ワンマン普通延岡行き)
【時刻】南宮崎14:44→東都農15:34
【車両】817系0番台VK009編成
713系には乗れそうではなかったので、817系0番台のVK009編成に乗る。
宮崎地区のダイヤはシンプルで、特急と普通が1本ずつで、宮崎市内発延岡方面行きの場合、普通列車が延岡まで先着する事が多い。途中での追い抜きはないが、日豊本線は単線のため交換待ちはそれなりにある。
736Mのお客は多い。宮崎空港~宮崎までは航空旅客が集中すると言う事は想定していたが、宮崎での下車は意外にも少なかった。私は立って乗車したが、宮崎発車後も着席出来ず。
ワンマン運行であったが、意外に?都市型ワンマンではなかった。通常通り運賃は車内収受である。
宮崎神宮では側線があって、787系のBO109編成が留置中。日向住吉で739Mの宮崎行きと交換し、これが713系。結果から言ってしまえば、713系には乗る事が出来なかった。
佐土原では全てのドアが開く。有人駅ならば全てのドアが開くが、無人駅は前車両のドアしか開かない、典型的なワンマン列車の形態であった。
周囲のお客のきっぷが目に入った。日向市までだった。長い。”通し”がほとんどだ。長距離利用が多いのが宮崎地区の特徴だ。特急がない時間帯は普通が先着なので、普通にお客が流れても当然で、ある意味では利用効率の良いダイヤ体系だ。
日向新富は航空自衛隊の新田原基地の近く。高鍋(有人駅)、川南付近からは海岸線沿いに。松林も目にするようになった。直線的な線形で、線路の作りも立派。最高速度は110km/h。
宮崎地区は特急、普通でも同じ速度で走行し、違いは停車駅や車内のグレード程度。地方の普通、しかもワンマン列車でこんなにも”ガンガン飛ばす”のは久しぶりに乗ったような気がした。
33回目に続く(5月9日公開、下記リンクをクリック)
【2017年5月乗車記と乗り歩き/東都農で宮崎リニア実験線跡地を見る/日向市は駅が美術館】九州浪漫鉄道物語㉝
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