【JR東日本を完乗するポイントとは?】JR完乗を目指せ!⑬

広告
広告
広告

JR乗りつぶし・完乗をする際に最も難しいのがJR東日本だ。路線の距離が長いことに加えて、多種多様な路線・列車・車両がある事もさらに乗りつぶし・完乗のレベルを難しくさせている。JR東日本をいかに簡単に楽しく乗りつぶし・完乗のレベル出来る方法はないか?ポイントを説明する。

広告
広告

前回までの続きは下記をクリック 

【2019年8月乗車記/関西本線名古屋→久宝寺/新線が開業したおおさか東線】JR完乗を目指せ!①

【2019年11月乗車記/朝と夜にしか運行しない和田岬線を乗りつぶす】JR完乗を目指せ!②

【2019年12月乗車記/行く用事がないと乗ることがない関西空港線】JR完乗を目指せ!③

【2019年8月乗車記/瀬戸大橋線~高徳線を普通列車で乗り直し?/まさかのキハ40・キハ47が登場!】JR完乗を目指せ!④

【2019年8月乗車記と車窓/”四国の4大本線”徳島線433D徳島→穴吹】JR完乗を目指せ!⑤

【2019年8月乗車記と車窓/”四国の4大本線”徳島線433D穴吹→佃】JR完乗を目指せ!⑥

【2019年12月乗車記/JR四国で完乗が難しい?牟岐線徳島→中田/国鉄最短路線小松島線の廃線跡を歩く】JR完乗を目指せ!⑦

【2019年12月乗車記/海は見えず四国の奥地へ向かう?牟岐線4551D南小松島→海部】JR完乗を目指せ!⑧

【2019年12月乗車記/DMVが牟岐線を走る??海部駅で接続する阿佐海岸鉄道とは?】JR完乗を目指せ!⑨

【2019年12月乗車記/鳴門線キハ47タラコ色950DでJR四国全路線全区間乗車達成!】JR完乗を目指せ!⑩

【2019年9月乗車記/函館本線”8の字”をどうやって攻略?砂原線(大沼~渡島砂原~森)にまさかの乗り直し!】JR完乗を目指せ!⑪

【釧網本線でJR北海道全路線全区間乗車達成!】JR完乗を目指せ!⑫

★JR東日本の完乗(全路線全区間乗車)はとにかく難しい!完乗するポイントは?

↑JR東日本は世界最大の民間鉄道会社・・・という事は意外と知られていない。少なくても日本国内にある鉄道会社では、路線数、路線距離、車両の両数、駅数、社員数、年間売り上げ等々全てトップである。写真にあるように各路線・地域ごとに特化した車両が多い事も特徴で、乗るべき路線が多い事もわかるだろう。JR東日本の営業キロは2020年3月現在7,290キロもある。第2位のJR西日本が4,887キロなので、数字だけでも距離の長さが十分わかるだろう。当然距離が長ければ長いほど完乗(全路線全区間乗車)は難しく・大変になる。JR完乗(全路線全区間乗車)を目指すには、「JR東日本をいかに多く乗るか?」が最大のポイントになってくる。

【地域別に特徴がある】

関東(東京、神奈川、静岡、千葉、埼玉、茨城、栃木、群馬)

甲信越(山梨、長野、新潟)

東北(青森、秋田、岩手、宮城、山形、福島)

新幹線(東北、上越、北陸、山形、秋田)

私はこの4つのエリアに分けて重点的に乗りつぶしに励んだ方が良いだろうと考える。つまり、ある時は関東中心に、ある時は甲信越中心に、ある時は東北中心に「短期集中」でまとめて乗る路線数を増やしてゆく。このやり方は北海道、四国、九州でも変わらぬやり方であるが、これがJR東日本の完乗でも有効的に使えるのだ。各エリアについて簡単に特徴を説明する。

【関東】

路線数がとにかく多い!どの路線も利用者が多いため本数も多い。運賃も比較的安く設定されているため、乗り方を工夫すれば定価運賃でも想像以上に安く乗れる事がある。この事を「大回り乗車」と言う。烏山線と久留里線を除けば全線全区間でSuica(交通系ICカード)が使えるので、紙のきっぷを買わずに気軽に乗れる点もメリット。乗りつぶしは容易である。

注意しないといけないのが、路線網が複雑で細かい事。例えば武蔵野線は東京駅→西船橋駅、海浜幕張駅→西船橋駅に向かうルートが異なるため、それぞれ乗らないといけない事。鶴見線のように短距離の路線が複雑に入り組んでいる事、湘南新宿ラインや相鉄・JR直通線のように特定の列車しか通らない路線(経路)がある事、東海道線(JT)に乗れば正確な路線名的には京浜東北線(JK)に乗る必要がない等である。

「むさしの号」や新宿発着の「湘南ライナー」のように一部貨物線を通る列車があるが、これについてはJR東日本の路線ではないため、乗りつぶし対象に入らない。貨物線=JR貨物の路線で、例外的に旅客列車が通っているだけなのである。JR貨物は第一種鉄道事業者(つまり自社で維持管理と運行をしている鉄道路線の事。旅客鉄道会社線や私鉄線のほとんどがそれに該当する)の区間が極端に短いこと、JR貨物単独で旅客営業を実施していないので、「JR貨物線乗りつぶし・完乗」と言う概念はそもそもないのだ。ただ人によっては「旅客列車が通っている以上JR貨物の路線であっても、便宜上はJR東日本の乗車するべき対象路線に含まれる」と考える事もある。それについては各個人の判断なので、私がとやかく言うべき話ではないが、一般的に「乗りつぶし・完乗」においてJR貨物の路線は含まれない。

【甲信越】

甲信越は中央東線、篠ノ井線、上越線、信越本線、羽越本線の乗車が主体になってくる。首都圏ほど列車本数が多いわけではないが、上越線の水上~越後湯沢と羽越本線の村上以北を除けば1時間に1本程度は運行されている。プラス支線となる小海線、飯山線、大糸線、越後線、弥彦線、白新線、磐越西線も入ってくる程度。路線数で見れば少ないように見えるが、1路線当たりの距離がどこも長いので、乗りつぶし・完乗するには時間がかかるのも特徴だ。

長野県内では小海線、飯山線、大糸線に乗る際に私鉄にも乗らないといけなくなる点も特徴。必ずしも全ての乗り方(経路)ではないが、小海線は小諸で接続するしなの鉄道線、飯山線は長野・豊野で接続する北しなの線、大糸線は糸魚川で接続するえちごトキめき鉄道日本海ひすいラインだ。厳密に言うと糸魚川で接続する大糸線はJR西日本の管轄であるが、長野県と新潟県の県境近くの長野県小谷村にある南小谷駅でJR東日本との会社境界となる。大糸線を乗りつぶす場合は、松本~糸魚川間の全区間まとめて乗ってしまう方が良い。2020年3月現在、本数は少ないが比較的接続は良好なダイヤとなっている。

【東北】

東北の特徴は、東北本線、奥羽本線から分岐する路線が多い事。元々東北本線は上野~青森間を示したが、現在は上野~盛岡間のみで、盛岡~青森間はIGRいわて銀河鉄道、青い森鉄道と言う私鉄になっているため、厳密に言うとJR東日本の乗りつぶし・完乗対象からは外れる。しかし、花輪線や八戸線、大湊線のようにIGR・青い森から分岐する路線があるので、これら私鉄もセットで乗っておくと良い。太平洋側に行くと三陸鉄道と言う私鉄が登場するが、これも前後の移動のためにセットで乗っておくと良いだろう。三陸鉄道が絡むJR線としては八戸線、山田線、釜石線、大船渡線である。

東北本線、仙山線、仙石線は1時間に1本程度運行されているが、それ以外の路線は「数時間に1本」と言う路線も多い。「本数の少なさ」が東北地区の乗りつぶし・完乗の難しさ。私の経験からして乗り換え駅での接続さえ上手く出来れば、1日に一気に4路線程度は乗りつぶし・完乗が出来てしまう!と言う不思議な特徴を持つのも東北。途中駅で下車する事は乗り換え駅を除けば難しくなるが、乗り方次第によっては短期間に多くの路線を乗りつぶし・完乗する事が可能だったりする事は知っておきたい。

なお東日本大震災で被災した大船渡線(気仙沼~盛)と気仙沼線(気仙沼~柳津)はBRTと称する路線バスで運行されているが、乗り物が鉄道ではなくてバスであっても事実上JR東日本の鉄道路線扱いとして、乗りつぶし・完乗の対象になっていた。しかし、2020年4月1日付でJR東日本の鉄道路線としては廃止された。同日以降もBRTそのものの運行は継続されており、JR東日本の路線ではあるが、「自動車路線」(バス路線)と言う立場になっている。「乗りつぶし・完乗」はあくまでも鉄道を対象にしているため、JR東日本が運営しているからと言って同日の段階で未乗車の場合、必ずしも大船渡線・気仙沼線BRTに乗らないといけない・・・と言うわけでもなくなった。但し大船渡線の一ノ関~気仙沼、気仙沼線の前谷地~柳津はJR東日本の鉄道路線のままなので、この区間が未乗車の場合は当然のことながら、乗りつぶし・完乗の対象になる。実際の乗車の際には接続する各線(三陸鉄道や釜石線等)にも乗った方が、効率良く乗りつぶし・完乗が出来るため、やはりセットで大船渡線・気仙沼線BRTに乗ると良いだろう。今の所(2020年4月現在)大船渡線・気仙沼線BRTは「青春18きっぷ」や「三連休東日本・函館パス」等の各種企画乗車券でも乗る事は可能だ。

【新幹線】

↑JR東日本の新幹線は「路線網が細かい」こと。JR北海道は北海道新幹線のみ、JR東海は東海道新幹線のみ、JR西日本は山陽新幹線と北陸新幹線、JR九州は2022年までは九州新幹線鹿児島ルートのみだ。他社の新幹線路線は1つか2つしかない。ところがJR東日本はかなり細かくある。

東北新幹線(東京~新青森)

上越新幹線(大宮~新潟、越後湯沢~ガーラ湯沢)

北陸新幹線(高崎~上越妙高)

山形新幹線(福島~新庄)

秋田新幹線(盛岡~大曲~秋田)

新幹線として営業する区間が6つもあるのだ。厳密に言うと上越新幹線の越後湯沢~ガーラ湯沢間は上越線の支線扱い、山形新幹線は奥羽本線、秋田新幹線の盛岡~大曲間は田沢湖線、秋田新幹線の大曲~秋田間は奥羽本線と在来線区間も含まれる。乗りつぶし・完乗の名目上の定義としては、山形新幹線と秋田新幹線の区間においては、新幹線列車(E3系やE6系)と在来線列車(701系等)にそれぞれ分けて乗る必要はない。つまり新幹線列車or在来線列車のいずれかに乗る事が出来れば、奥羽本線の新幹線が通る区間に限っては、乗りつぶし・完乗を達成したと言って良い。

↑一方で上越新幹線の越後湯沢~ガーラ湯沢間は、法律上は上越線の支線でありながら、実質的には新幹線列車しか走っていない。列車そのものは1年中走っているが、旅客営業を行うのは「ガーラ湯沢スキー場」が営業する概ね12月~5月にかけて。それ以外の時期は回送列車しか走らないため、乗る事が出来ない。そのため越後湯沢~ガーラ湯沢間に関しては、「12月~5月の期間限定路線」となってしまう。たったの1,8キロ、乗車時間5分程度の短い路線であるが、期間限定でしか乗る事が出来ないため、日本の新幹線の中で最も乗りつぶし・完乗が難しいと言って良い!

東北新幹線、上越新幹線、北陸新幹線はいずれも1時間に1本程度の本数はあるため、比較的乗りつぶし・完乗は容易。JR東日本が発売する各種割引きっぷ(例えば「えきねっとトクだ値」等)で定価よりも安く乗れると言うのも特徴。意外と東海道・山陽・九州方面では割引きっぷが少ないので、経済的な負担も少なく済む。

東北新幹線は新青森で北海道新幹線、北陸新幹線は上越妙高から先はJR西日本となるが、それぞれやはりセットで乗っておくと良い。特に後者は会社が異なっても列車そのものは東京~金沢間で一体的に運行しているので、セットで非常に乗りやすい路線であったりもする。

多種多様な列車が多いのもJR東日本の特徴で、近年は車両形式そのものは統一が図れらているが、運行区間や停車駅の数によっても変わってくる。東北新幹線は最速タイプの「はやぶさ」、主要駅に停車する「はやて」「やまびこ」、東京~那須塩原・郡山までの「なすの」がある。上越新幹線は東京~新潟間の「とき」と東京~高崎・越後湯沢・ガーラ湯沢間の「たにかわ」の2本立てであるが、E4系(2階建て車両)を使う場合は必ず「Max」の冠が着く。なお東北新幹線では原則としてE4系は運行されない。北陸新幹線はJR東日本管内のみで言うと、東京~金沢間最速が「かがやき」、主要駅停車の「はくたか」、東京~長野間基本的に各駅停車する「あさま」がある。多種多様な列車に乗り比べるのも面白いのが、JR東日本の新幹線の特徴である。

★まとめ

JR東日本は在来線、新幹線とも路線網も列車も車両も多種多様で、乗っておきたい所が非常に多い。その分乗りつぶし・完乗のレベルを難しくさせているのであるが、乗っておきたいと思う路線や列車が多いのも特徴。JR全線完乗をするには、JR東日本の完乗がポイントになると言って良い。とは言っても全ての路線についてブログで説明すると非常に長くなるため、次回からは今まで未乗車だったJR東日本の路線について述べてゆく。

下記リンクをクリック(4月23日公開)

【関東で最も乗りつぶしが難しい?鹿島線】JR完乗を目指せ!⑭

広告
広告
広告

KH8000

普段当たり前のように乗っている鉄道、バス、クルマは、意外と深い所まで知らない人が多いのではなかろうか? 例えば「何で大雨が降ると電車が止まってしまうのか?JRは簡単に止まるのに、私鉄が止まらない!その差は何か?」と素朴に感じるみなさんが知りたい”今話題のネタ”を、テレビ・新聞・SNSよりも詳しく、わかりやすく、深くしゃべり倒す!

あわせて読みたい

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA


日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)