【2017年5月乗車記と乗り歩き/N700系7000番台新幹線さくら544号に1駅だけ乗る!】九州浪漫鉄道物語㉓

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2017年5月乗車記と乗り歩き。鹿児島中央駅~川内駅までの1駅だけ九州新幹線さくらに乗る!JR九州のN700系8000番台を期待したが乗ったのはJR西日本のN700系7000番台。自由席は新幹線標準の2列-3列の座席だが指定席の2列-2列に負けぬほど快適性が高い!九州新幹線はトンネル区間が多く何も車窓が見えぬまま川内駅に着く

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【2017年3月乗車記/JR九州の基礎知識/山陽線下関→門司→小倉】九州浪漫鉄道物語 ①

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もくじ

★2017年5月乗車記と乗り歩き。鹿児島中央駅そのものが巨大な商業施設


【乗車日】2017年5月5日
【列車番号】544A(さくら544号新大阪行き)
【時刻】鹿児島中央8:05→川内8:17
【車両】JR西日本N700系7000番台(8両)S14編成、乗車したのは1号車自由席の781-7014
【備考】「ぐるっと九州きっぷ」の場合も特急券別途購入で新幹線乗車可能。金額や時刻は当時のもの


↑2017年5月乗車記と乗り歩き。東京駅からの新幹線の線路は、鹿児島中央駅まで延びている。営業列車では新大阪発着の「みずほ」「さくら」、博多発着の「つばめ」が鹿児島中央まで運行されている。
鹿児島地区では、鹿児島中央~川内(せんだい)が鹿児島線と並走する関係で、川内~八代は肥薩おれんじ鉄道と称する私鉄線に格下げされた。
鹿児島中央~川内は新幹線ではたったの12分で着いてしまうため、1駅だけでも利用者が多いのが特徴だ。この区間の鹿児島線では、ほとんどが普通列車で、50分もかかってしまう。

↑鹿児島中央駅の駅ビルは巨大で、同居する販売店も多彩。鉄道施設は案外シンプルで中央コンコース上に在来線・新幹線改札が並列に設置されており、みどりの窓口やきっぷ売り場もこの付近にある。
川内までの自由席特急券(850円)を自動券売機で購入して、改札機を通すがなぜか通過出来なかった。不正きっぷや誤ったきっぷではないので、当然使用可能で、駅員に見せて改札を通過する。この場合面倒なのが、下車駅でも改札機は使えないので、ここでも駅員に事情を説明しないといけない事だ。

★N700系の8両編成(九州直通用)に初めて乗る!

↑新幹線ホームは11~14番のりば。島式2面4線構造であるが、列車によって使用ホームが違うので、乗車前によく確認すると良いだろう。

↑東京からの線路はここで途切れている。北海道や北陸のように今後延伸する計画はない。ホームから車止めまで1両分あるか・ないか程度の距離しかなく、有効長そのものも8両ギリギリしかない。
停車中の新幹線の”顔”を写真等で撮影したい場合、柵の結構手前まで行かないと、被写体におさめる事が出来ない。一部が切れてしまう。
建設費削減のためにギリギリの規模でしか作っていない気がする。
整備新幹線でも、北陸のように「ゆったりとした作り」になっていない。

↑JR九州のR編成(N700系8000番台)を期待したが、止まっていたのはJR西日本のS編成(N700系7000番台)であった。編成数は後者の方が多く、確率論と言う数字の問題だが、6割方はこれになる。

↑1号車の781-7014の自由席。R・S編成の自由席は通常の新幹線と同じ3列-2列の座席で、普通車でも4~8号車(6号車一部グリーン車)は指定席で2列-2列となっているため、大きな差別化と言うか、付加価値を出している。
自由席でも窮屈なのか?と言うとそうではなく、かなりしっかりとした座席であった。ホールド感もあるが、座り心地は固め。これは「のぞみ」用(16両)のN700系でも言える事であるが、これと比較すればR・S編成の方が良いと私は感じた。
意外にもR・S編成の乗車は今回が初めてで、機会があれば指定席も試したいと思った。

★トンネル区間が多い!車窓が何も見えない九州新幹線鹿児島中央~川内

先発の「みずほ602号」(8:02発)にお客が流れたせいか、「さくら544号」にはそんなにお客が集まらなかった。1号車に関しては「回送」と表現するべき状況で、数える程度しかいなかった。
鹿児島中央駅を発車。ホームが切れて、ちょっとだけ鹿児島市内が見えるとすぐにトンネル。自動放送も入ってきた。続いて車掌が放送し、英語・中国語・韓国語で同様の内容が放送。4か国語対応になっている新幹線は九州だけで、他の新幹線でも全てそうするべきだと私は思う。

九州新幹線はとにかくトンネルが多い。2004年に開業した新八代~鹿児島中央に限って言えば、7割がトンネル・・・と言う知識は知っていたが、「明かり区間が皆無」と表現して良い車窓。トンネルだけ通って気付いたら川内到着であった。

↑川内駅の新幹線ホームはホームドアと車両の間の間隔が長いため、意外とお客が立ち入る事が出来る場所は狭い。ホームは相対式2面2線のシンプルな構造で、何か窮屈な感じがする。鹿児島中央~川内間の短距離利用と川内から熊本・博多方面への利用も多いので、どのホームも列車が発車する時にはお客が集まるが、発車してしまうと「ゴーストステーションか!」と思うくらいひっそりとしてしまう。九州新幹線の中では利用が比較的多い駅だが、東海道新幹線で言うならば「こだま」が止まらない駅とそんなに変わらないようにも見えた。

24回目に続く(下記リンクをクリック)

【2017年5月乗車記/肥薩おれんじ鉄道の車両で運行した川内→鹿児島中央を臨時快速オーシャンライナーさつま1号に乗る】九州浪漫鉄道物語㉔

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ご覧くださいまして、ありがとうございます。 当ブログは鉄道・バス・ヒコーキ・船について、読者の皆様が”乗りたくなる”公共交通機関の魅力をお伝えします。 実際に私が乗った時・撮った時の感想などについて「乗車記」「撮影記」として、各地の秘境駅や注目の鉄道駅に直接訪問し現地で知り得た事を「現地調査」として、”他所よりも詳しく”、鉄道系YouTuberに負けぬほどの勢い・情報量・知識・感動体験を当ブログでお伝えします。 私はJR全路線全区間乗車(JR完乗)済みで、鉄道友の会の正会員(一応某支部の幹部・撮影会などの行事についても詳しくお伝えします)です。当ブログのフォロー(ブックマーク)は誰からも大歓迎です。

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