【2020年3月乗車記と乗り歩き/イベントが中止になってもスゴいサプライズが待っていた!】静岡鉄道A3000形大絶賛増備中!全ての列車がA3000形だけになった日
2020年3月乗車記と乗り歩き。静岡鉄道A3000形大絶賛増備中!遂に全ての列車がA3000形だけになった日が来てしまった!つまり1000形は1本も走っていないのだ。それが本当か?と思い確かめてみたら、A3001号車から番号順に次々とA3000形が登場すると言うスゴいサプライズが待っていた!
静岡鉄道(静鉄)は2020年3月7日(土)から、新型車両A3000形A3007・A3008号車が登場!同日に1000形の1001・1006号車が引退。引退後からの全ての列車がA3000形になった。
2020年3月7日の段階で1000形よりもA3000形の方が多くなった!
当初はA3007・A3008号車の営業開始初列車に対して新静岡駅で式典を実施する事になっていたが、COVID-19(新型コロナウイルス)の影響で中止になった。
なお、1001号車と1006号車の引退の日の様子については、下記のリンクからご覧になりたい。
【新清水発新静岡行き1001号車最終列車に乗る】静岡鉄道1000形1001号車引退の日
【引退してしまった1001・1006号車を寂しげに見つめる現役の1000形】静岡鉄道1000形1006号車引退の日
もくじ
★2020年3月乗車記と乗り歩き/本当に全ての列車がA3000形になったのか?
【日時】2020年3月7日(土)10:36~11:22にかけて
【場所】音羽町駅
ところで私の中では下記のような疑問があった
全ての列車がA3000形になるとは言っているけど、実は1本くらい”どさくさに紛れて”1000形があるのではないか?
と”ひねくれた”事。静鉄が公式には当然ウソを言うとは思えないが、1000形が営業列車として1本も運行せず、代わりとなる新型のA3000形と称する車両だけしか運行しない事が、信じられなかった。ならば現場で確認する事にした。その前に・・・


↑営業開始初列車のA3007号車新清水行き。鉄道ファンにとっては営業開始初列車のA3007・A3008号車、引退する1001・1006号車のどちらを選択して乗るのか?難しい所。やろうと思えば1駅ずつの乗車で柚木まで進む事も可能であるが、それではつまらないし、あまりにも無茶な事なのでやらない。

↑直後にはA3008号車も営業開始初列車が登場!日吉町駅からじっくりと見ていると、色が変わった以外既存のA3000形と大きく変わらない。設計変更するような事もないのであろう。

↑1006号車の最終列車で隣の音羽町へ。柚木まで乗らなかったのは下記のとおりである。かなり簡素な乗車記であった。

↑音羽町駅に到着。新静岡方は絶好の「トレインウォッチングポイント」だ。春日町や柚木でもそれなりに良好な構図が得られるが、基本的に両駅とも改札外(歩道等)である事、午前の光線からして不利だと判断したためである。この先は新清水行きの列車が入線する時のみ撮影した。その間はずっと待っているだけになる😫

↑10:36、A3001号車

↑10:42、A3002号車

↑10:49、A3003号車

↑10:56、A3004号車

↑11:02、A3005号車

↑11:09、A3006号車

↑11:16、A3007号車

↑11:22、A3008号車
上から順番に見るとお分かりだと思うが・・・
キレイにA3001号車から番号順に車両が登場している!😆
イベントが中止になったが、番号順にA3000形を運用させるとはスゴいサプライズだ!
これは意図的にやったのか?それとも偶然そうなったのか?真偽は不明だ。本来は番号順に車両が登場することはほとんどなくて、ランダムに運行される。今後もこのような機会があるかもしれないが、そう多くない。
【結論】
本当に全てA3000形だった!
★新登場!A3008号車に乗る!



↑決してA3008号車の車内は既存のA3000形と大きく変わらない。これは前述のとおりである。登場して間もないため、A3008号車が納車されるときの写真が車内を埋めている。やはりこれも「新車だ」という事が一般利用者にはどこまで浸透しているのであろうか?その事は当然静鉄もわかっている事であり、「今乗っている車両が最近登場した新車」という事をお客に訴求させるために、あえてこのような写真で埋め尽くしているのではないか?と私は推測する。やはり乗車記と乗り歩きとしては簡素なもので、音羽町~長沼までの乗車だけであった。今後も何度も乗れる機会はあるので、今後を楽しみにしたい。
★今後登場するA3000形は?
静鉄は毎年1~2編成程度A3000形を登場させている。次回は2021年の春ごろになるだろう。2020年登場のA3007・A3008号車の登場により、当初予定していた7色全てが揃った!

↑2020年1月26日、雨の中で行われた7色勢揃いのシーン。最初で最後のレインボーカラー勢揃いで遂に「ShizuokaRainbowTrains」は完成したと言える。今後は無色の編成が4本納車される事になっている。イメージとしては

↑A3006号車のような色合いになる見込みで、側面を中心に宣伝が挿入できるようになっている。これは広告主の都合もあるので、常時宣伝が入っているわけではない。宣伝がない時はグレーの車体になるだろう。A3006号車については2両で1つの宣伝となっているが、これが将来的には1両で1つの宣伝を展開する事も考えられる。1編成2両で見てしまえば1編成中2つの全く異なる宣伝が展開される可能性もあるだろう。さらに細分化して1両で2つの宣伝(1編成では4つ)が展開される可能性も否定は出来ない。これに関してはその時代の流行、世相等が色濃く反映された形になるだろう。
レインボーカラーと言う”大義名分”がなくなってしまったため、今後は「平凡なA3000形」だけが納車となる。そうなるとわざわざ納車時に「新型車両展示会」と称して一般向けに公開したり、営業開始初列車で出発式を執り行うと言う、大掛かりなイベントも実施されなくなるのかもしれない。JRのように納車されて試運転終了後に、一般列車に紛れて寂しく運転開始も否定は出来ないが、静鉄の”イベント好き”を見ているとそうなる可能性は少ないともいえる。「平凡なA3000形」が新規に登場したとしても、それはそれで「新型車両展示会」や出発式は今まで通り行う事を期待したいし、1編成毎に新車が登場した事を一般客を含めて広くアピールしないと、静鉄電車に乗りたいと言う機会を発掘できないだろう。
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