【2017年5月乗車記と日本三大車窓/大畑ループ線、真幸スイッチバック見どころ満載!肥薩線人吉→吉松1253D】九州浪漫鉄道物語⑳

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2017年5月乗車記と日本三大車窓。肥薩線人吉駅から吉松駅まではキハ40の1両でお客が激減する区間。この区間は大畑駅のスイッチバックとループ線、矢岳~真幸間の絶景区間「日本三大車窓」、真幸駅のスイッチバックと見どころが満載!

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★人吉を境に客数が大幅に減少!ループ線、スイッチバック、日本三大車窓・・・と見どころ満載の人吉→吉松

【乗車日】2017年5月4日
【列車番号】1253D

【時刻】人吉17:09→吉松18:09
【車両】キハ40-8126

【備考】時刻・利用実態等は全て2017年当時

肥薩線の最大の見どころは人吉→吉松と言って良い。
利用者数で見てしまえば、人吉を境に大きくお客を減らす。八代~人吉が478人/日に対して、人吉~吉松は108人/日と1/4に減少。区間別に見れば、人吉~吉松はJR九州で最も利用者が少ない。
「かわせみやませみ」が満席だったので、人吉乗換の1253Dにもお客が集中するか・・・と思ったが、実際にはそんな事はなくて、客数を数えてみると18人しかいなかった。

↑少ない利用者数なので、単行でも十分。キハ40-8126であったが、所属は熊クマ(熊本支社熊本車両センター)。
乗った時には鹿シカ(鹿児島支社鹿児島車両センター)だと思っていたが、ブログを書くために調査してみると違っていた。
肥薩線の営業形態は、八代~吉松は熊本支社で、吉松~隼人(~鹿児島中央)は鹿児島支社となる。
人吉~吉松は5往復/日しかなくて、概ね3時間/本である。乗車する場合は時間帯が限定されるほか、八代~人吉、人吉~隼人(または都城)への乗継パターンも決まってくる。

1253Dの車内に入ると、地元のお客よりは同業者(鉄道ファン)や旅行者が主体である。
ボックス席は全て埋まっていたが、”占領”状態。ロングシートに着席する。

人吉を発車すると、今まで球磨川に忠実に沿って遠くまでよく見えた景色がまるでウソのように、険しい山を登りだす。高い木で覆われており、周囲の様子がどうなっているのかもわからない。
GoogleMapsで見てみると、人吉からしばらくは、くま川鉄道と並走。この辺までが人吉の中心部で、前述の高い木が立ちはだかるエリアへ。この辺からが九州道と並走しているはずだが、何も見えない。
次の大畑(おこば)までは、E3九州道のすぐ近くを通り、大畑駅はそこの裏にある関係だ。その先は山を隔てた位置関係になる。
キハ40は非力なので、登り坂が極めて弱い。運転士は確かに力行投入継続していたが、どんどん速度低下。

「ひょっとしたら、登りきれないのでは?」

と不安に感じた所もあったが、低速ながらもなんとか登りきって、大畑。

↑大畑駅のホーム。周囲は完全に山に囲まれて、曇りがちな天気だった影響もあってか、夜ではないかと思うほど暗い。
乗降ゼロで運転士がドアを閉めると、ブレーキハンドルを持って車内を移動。ATSの警告音が鳴って、少しすると起動開始。今まで来た線路を後退して、本線とは異なる線路に入り、停車。運転士がブレーキハンドルを持って元の運転席に戻ってきて発車。スイッチバックだ。

↑左に円を描く形で大きく曲がった。写真右側は大畑駅で、大畑駅のホームの先は行き止まりである。
大畑駅は日本で唯一スイッチバック+ループ線の両方を備えた駅である。
ループ線なので、この先は標高を稼ぐことになる。

↑大畑~矢岳
この区間で、車窓が遠くまでハッキリと見えるのは下の写真だけで、ほとんどは上の写真のように木や山に隠れているため、「絶景」とも言えるものは見えない。
標高の稼ぎ方は緩やかで、段々と登って行く感じだ。

↑とんでもない木造駅舎が見えてきたのが、矢岳駅。趣があり過ぎる駅舎で、このような駅が肥薩線には多いのも特徴。本音は下車して見たかったが、限られた列車本数を考えればそれはとても現実的ではなかった。
ホームのヨコは広い広場になっており、「人吉市SL展示館」と言う大きな小屋があった。この中にはD51-170が保存されているらしいが、この中は定期的に見せてもらえるのだろうか?
矢岳発は17:47と遅い時間帯だったので、閉まっていておかしくない。

↑矢岳~真幸
「日本三大車窓」が見えてきた。1253Dは特に停車する事はなく、そのまま通過。その旨を示す看板はあるが、駅や信号場となっているわけではない。非常に雄大な景色で、時間をかけてのんびりと見ていたいのが本音であったが、「いさぶろう」「しんぺい」ではサービス停車があるらしい。
地図を見ると、宮崎県道408号線沿いで一応近くまでは来る事が出来るが、その旨を示す看板付近(線路沿い)まで直接接続出来る道路はない。日本三大車窓の付近は熊本県でも鹿児島県でもなく、宮崎県であるが、肥薩線で唯一宮崎県にあるのが次の真幸(まさき)だ。


↑真幸駅のホームに入る前に、下に線路が見えてきた。ここもスイッチバック駅で、大畑同様に先にホームに入って客扱いをした後スイッチバックを行う。

↑駅名表付近には鐘。これは「真に幸せになる」と言う意味がある「幸福の鐘」と称するものだ。やはり真幸駅も趣がある駅舎で、じっくりと見てみたいと思ったが、現実には出来ない。午前中の早い時間帯に訪問しないと難しいと言えるだろう。
真幸→吉松は”心臓破りの急坂”で、25‰もある連続下り勾配を進む。そのおかげで?一気に速度向上したが、下り坂ほど慎重なノッチさばきが要求される。滑り落ちるような感覚がして、怖かった。これが登りとなる人吉行きの場合は、吉松行きとは全く違う進み方とか速度になると思うと、運転が難しい区間である。


21回目に続く(4月3日公開)

【2017年5月乗車記/鉄道の町吉松駅/趣のある駅舎が多い肥薩線吉松→隼人4237D/日豊本線隼人→鹿児島中央6963M竜ヶ水駅に営業停車しない理由は?】九州浪漫鉄道物語㉑

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KH8000

普段当たり前のように乗っている鉄道、バス、クルマは、意外と深い所まで知らない人が多いのではなかろうか? 例えば「何で大雨が降ると電車が止まってしまうのか?JRは簡単に止まるのに、私鉄が止まらない!その差は何か?」と素朴に感じるみなさんが知りたい”今話題のネタ”を、テレビ・新聞・SNSよりも詳しく、わかりやすく、深くしゃべり倒す!

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