【2020年3月乗車記と乗り歩き/駅舎を見る!新幹線が自由通路の真下を通る!東海道線静岡地区のダイヤが全体的に変わった】御厨駅開業初日③

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2020年3月乗車記と乗り歩き。御厨駅を徹底解剖!今度は駅舎編。メインとなるのは北口で工場やコンビニも近くにあるが路線バスは乗り入れていない。南口は近くに御厨駅開業と同時に開局する郵便局と激安駐車場だけ。御厨駅の自由通路から新幹線がよく見えると聞いたので見るとこれがスゴイ!御厨駅開業で東海道線静岡地区のダイヤも全体的に変わった

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【2020年3月乗車記/磐田→御厨開業一番列車5726Мに乗る!】御厨駅開業初日①

【2020年3月乗車記/ホームのスペースが広い場所と狭い場所がある?きっぷうりばの営業は7~19時のみ】御厨駅開業初日②

【日付】2020年3月14日(土)

【場所】この日開業した東海道線御厨駅(CA30)

もくじ

★2020年3月乗車記と乗り歩き。メインとなるのは北口

2020年3月乗車記と乗り歩き。御厨駅を徹底解剖!今度は駅舎編😆

御厨駅の北口に出る。メインとなるのはこちら側。クルマが数台止める事が出来る一時的な駐車場所(無料)にロータリーがあるだけ。そのまま道なりに進むと行き止まりになって交差道路が、御厨駅周辺でメインとなる道路。この付近にはヤマハ発動機の大きな工場や近くにはNTN(軸受メーカー)の工場もある。Jリーグジュビロ磐田の本拠地ヤマハスタジアムは、ヤマハ発動機の工場を回り込んだ先にある。各工場群やヤマハスタジアムまでは徒歩圏内だ。御厨駅にはベルマート等の売店がない。駅から少し離れた場所になるが、ファミリーマート(コンビニ)が御厨駅周辺で唯一食べ物や飲み物等の買い物が出来る店と言って良い。

↑御厨駅北口のロータリー。北口については近くに有料駐車場は見当たらなかった。正面にある縦型の大きなモニュメントはNTNが寄贈したものだと言う😲

↑御厨駅からメインとなる道路につながる連絡路。まだ出来たばかりの道路で周囲には白い柵の工事用スペースが残る。今後もこれも消えて新しい建物などが出来る事だろう。

街路灯には磐田市のゆるキャラ「しっぺい」が出迎える😆今や静岡県内でも有名な存在感あるキャラクターになった。私は勝手に「磐田市の番犬」と称している🤣それにしても怖い目つきだ😖治安維持や防犯のための「番犬」として守り神のような感じもしてしまう次第で、なんとも頼もしい存在であるが🤩

しっぺいオフィシャルサイト

↑四コマ漫画を読んでいると、実際にはかなりお茶目らしい。

↑御厨駅の入口にも「しっぺい」。ロータリーを左側から回り込み駅舎に入れる。開業初日の時点で遠鉄バス(路線バス)は乗り入れていない。これは南口も同様。ヤマハ発動機の前に磐田駅や遠鉄バス磐田営業所行きのバス停があるが、基本的に通勤時間帯中心で運行しているので、実質的には二次交通として機能していない。

↑駅舎に入るには多少の階段を登る。もちろんバリアフリー対応でスロープもある。駅には長い行列。紙のきっぷを求める人たちであった。

↑「まだ出来たばかり」の御厨駅で、更地になっている部分も目立つ。これは今後何らかの形で整備されるのだろう。

★まだ何もない南口。御厨駅開業と同時に郵便局が開局!

↑まだ何もないのが南口😞こちらは新しく出来た住宅地の入口で、人の流れとしては北口に比べて大幅に少ない。北口側には地元の人や鉄道ファンなどが多数いたが、南口は対象的に人の姿がほとんどない。

↑駅前は更地の状態😱北口にも一部そのような場所があったが、北口以上に目立つのが南口。

これが天下の東海道本線の駅前なのか!😱

と思ってしまうほど。ここには今後パークアンドライド駐車場を整備する計画があると言う。近くには民間の時間貸し駐車場があったが、24時間300円と激安!🤑

だがそれも訳ありで、舗装は一切されず完全な砂利道😟簡易的に駐車位置を示すラインだけがある簡素なものだった。静岡県内の東海道線の一部駅には激安駐車場が他にもあって、Twitterのリプライにあったのでは高塚駅(CA35)にも24時間300円の駐車場があると言う。私が知る限りでは安倍川駅(CA18)や六合駅(CA23)にもかつてその値段の駐車場があったが、前者については砂利道→舗装された際に500円に値上げされた。それでも十分安いが。

↑南口から少し進んだ場所にあったのがその名も「御厨郵便局」。入口には大きく貼り紙がされて「2020年3月16日開局」とあった。まさに御厨駅開業と同時に開局した郵便局だ。元々は別の場所に御厨郵便局はあったらしく、御厨駅開業と同時に移転してくるようだ(Twitterのリプライから)

駅が出来る=街が出来る事を示すが、開業と同時にデカく街が出来ていると言うケースはほとんどない。御厨駅開業と同時に開業した山手線の高輪ゲートウェイ駅も全く同じで、駅自体は開業したがまだまだ駅の一部や街そのものは作っている途中で、高輪ゲートウェイの開業は「仮オープン」と言って良い。「本オープン」は2024年を予定している。そのころには御厨駅も大きく姿を変えるだろう😆

★御厨駅のホーム以外の場所から列車を見る

↑2019年6月に撮影した写真。御厨駅から東側(袋井・静岡方)に進んだ場所からで、道路が線路の上を越えている。交通量の多い道路の割には道幅が狭く、歩行者用の通路も白線で示された少しのスペースしかない。道路から線路にモノが投げ込まれたり、転落を防止する目的で頑丈な柵が張り巡らされている。撮影の際には柵の網目にカメラを入れるしかない。

↑今回も同じような場所から撮影する。早朝にも関わらず交通量は多い。近所の人がここから撮影する姿も。この写真ではわかりにくいが、東海道線と並走する形で新幹線も通る

↑写真の奥に御厨駅の駅舎が見える。ここから駅までは北口の方が近く、南口だと回り込む道のため見た目以上に遠い。新幹線が通るため在来線以上に頑丈な柵で覆われている。

↑すると東京行きの「こだま814号」(N700Advance)が通過する。

↑場所を御厨駅の自由通路に移すと、ここの真下を新幹線が通り抜ける事がわかった。このことについては以前SBSラジオ「IPPO」(平日6:30~10:00)に出演した、旅の文筆家・蜂谷あす美さんが言っていた。蜂谷さん個人は御厨駅の注目ポイントは「駅舎の真下を通り抜ける新幹線」と断言するほど、スゴイ俯瞰(ふかん)から新幹線が見られる!と期待してしまった事を思い出す。同様の俯瞰からは愛野駅や東静岡駅でも体感する事が出来るが、果たして御厨駅はどうか?

↑自由通路の真下から新幹線の線路を見る。かなり間近だ。愛野駅や東静岡駅は自由通路の高さ自体が高いので、そこと新幹線との距離が離れたように見えるが、御厨駅はこれら2駅と比べれば低いので、大迫力の新幹線が見える!天気が良いと富士山が見えるとの事だが、開業初日は天気が悪く一切見えず。

↑博多行き「のぞみ3号」が御厨駅の自由通路の真下を通過する。この付近は250キロ以上の速度が出ているので新幹線が通過すると自由通路全体が揺れる。当然その事も設計段階から計算済みで、新幹線がただ通過するだけで駅舎が壊れるという事もないだろう。

★2020年3月乗車記と乗り歩き。御厨駅から乗車する!御厨駅開業で東海道線静岡地区のダイヤが全体的に変わる!

【列車番号】421М(浜松行き)

【時刻】御厨(CA30)7:59→磐田(CA31)8:03

↑ここからは御厨駅発の列車に乗る乗車記と乗り歩きである。211系の7:34発917М豊橋行き。朝7時を過ぎると多少だが客数が減ってきたような気がする。「定着」したと言ったら時期尚早ではあるが、COVID-19(新型コロナウイルス)の影響でイベントが中止されたため、客の集まりも良くないようだ。きっぷうりばは営業開始前行列が出来ていたが、7:30頃になるといくぶん落ち着く😆

↑7:38発の916М興津行きが発車する。この構図から見ると「まるで都市の駅」に見えてしまう😆前述の列車で磐田駅に戻る。先頭車両に乗るとやはり指導役の背広氏が乗務。御厨駅から乗ると車内から注目を浴びる事もない。まだ開業したばかりの駅であるが、特別な視線を感じる事もない。あたかも昔から御厨駅があったかのような当たり前のような感じがする。

一方で御厨駅が開業した事により、東海道線静岡地区にもダイヤが全体的に変わった。JR東海は大々的に告知しているわけではないが、駅が増えれば全体の所要時間も延びる😫これは当然の事であるが静岡~浜松間では普通列車の所要時間が平均1~2分延びた。

具体的な発車時刻について、御厨駅以西では前倒しする格好でダイヤ改正前よりも1~2分程度早く発車するようになっている。一方で御厨駅以東ではダイヤ改正前とほぼ同じ時刻で発車する駅が多いが、それでも細かく見れば1~2分前後ダイヤが変わっている。最近のJR東海在来線ダイヤ改正では現状維持が目立ったが、御厨駅開業により細かい点にはなるがダイヤに変化が生じているのは事実だ。

↑御厨駅開業とは直接的な関係はないと思われるが、平日朝の浜松→静岡のホームライナーが並行ダイヤになった😫元々は藤枝(CA22)で先発の普通列車を追い抜くダイヤになっていたが、ダイヤ改正後は先発の普通列車が静岡(CA17)まで逃げ切るダイヤに変わった😫その結果島田→静岡間の朝混雑時の運行間隔が変則的になってしまい、4分毎に列車が来たかと思いきや、ホームライナーをはさみ次の普通列車は15分後、その次は5分後・・・と混雑を誘発するダイヤになっているのは、なんとかならないか?と思う。

磐田駅で下車すると、指導役の背広氏も一緒に下車。どうやら御厨駅の前後のみの乗務のようだ。磐田駅は御厨駅ほど浮かれた感じはなくて、至って普通の朝。冷たい雨が降り出してきていて、御厨駅には決して1日中居る事もなく、8時の「ごきげんようじ」の開始とともに早々と撤収した。

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KH8000

ご覧くださいまして、ありがとうございます。 当ブログは鉄道・バス・ヒコーキ・船について、読者の皆様が”乗りたくなる”公共交通機関の魅力をお伝えします。 実際に私が乗った時・撮った時の感想などについて「乗車記」「撮影記」として、各地の秘境駅や注目の鉄道駅に直接訪問し現地で知り得た事を「現地調査」として、”他所よりも詳しく”、鉄道系YouTuberに負けぬほどの勢い・情報量・知識・感動体験を当ブログでお伝えします。 私はJR全路線全区間乗車(JR完乗)済みで、鉄道友の会の正会員(一応某支部の幹部・撮影会などの行事についても詳しくお伝えします)です。当ブログのフォロー(ブックマーク)は誰からも大歓迎です。

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