【2020年3月乗車記と乗り歩き/ホームのスペースが広い場所と狭い場所がある?きっぷうりばの営業は7~19時のみ】御厨駅開業初日②
2020年3月乗車記と乗り歩き。東海道線御厨駅を徹底解剖!まずは上り(袋井・静岡方面)ホームを見る。階段付近からの6両分のスペースは広く確保!先端部の4両分は極端に狭くなる?改札口は自動改札機が3通路ある。きっぷを買おうとするとシャッターが閉まっている?有人窓口の営業時間は7~19時のみ。それ以外の時間帯は自動券売機も閉鎖
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【2020年3月乗車記/磐田→御厨開業一番列車5726Мに乗る!】御厨駅開業初日①
【日付】2020年3月14日(土)
【場所】この日開業した東海道線御厨駅(CA30)
もくじ
★2020年3月乗車記と乗り歩き。上りホームの乗車位置1~6は幅を広く確保!乗車位置7~10はかなりスペースが狭くなる!

↑2020年3月乗車記と乗り歩き。御厨駅のホームを徹底解剖!ホームは2面2線の相対式。10両まで入線する事が出来る。

↑出来立てホヤホヤの御厨駅😆足元の黒いコンクリートが真新しく見える😆上り静岡方面が1番のりば、下り浜松方面が2番のりば。前回も述べたが御厨駅近くにはヤマハ発動機等の工場やJリーグジュビロ磐田の本拠地ヤマハスタジアムがあるため、特定の日・時間帯には混雑する事が予想できる。新設の駅だと既存線路上に”後付け感”が半端ないので、新駅の割には窮屈な作りになっている事が少なくない😫
御厨駅はホームの幅を広く確保!
ほとんどの列車は6両以下なので、その部分のホームの幅は5メートルもある。ハード面で混雑緩和対策をしている。愛野駅(CA28)や弁天島駅(CA37)ほど極端なものではないが、”後付け感”がある御厨駅と同じ構造をしている西焼津駅(CA21)や六合駅(CA23)と比べれば、ホームの幅は広い!😆

↑時刻表。これはJR東海標準のスタイル。東海道線島田(CA24)以西や興津(CA13)以東では列車本数が減るため、平日用と土日祝日用が1枚の大きな紙に半分ずつ記載している。一方で列車本数が増える興津~島田間では半分の大きさにすると入りきらなくなるため、平日用と土日祝日用でそれぞれ1枚の大きな紙に分けて記載している。
これを見るだけで同じ東海道線であっても、まるで別路線と感じてしまう。肝心な列車ダイヤは、普通列車が全て停車し、ホームライナーは通過。1時間に昼間は3~4本程度、朝や夜は同3~5本程度ある。

↑袋井・静岡方に進む。改札口と通じる階段は上りの場合最後部車両付近、エレベーターは後ろから数えて2両目付近ある。この写真は階段から前に4両分進んだ場所で、それなりの距離を歩く。という事は、御厨駅から上り列車に乗る場合、後ろより車両から乗ると混むので、前より車両から乗った方が空く事になる。隣の磐田駅とは逆の現象だ。



↑ひし形に数字。これは停止位置目標を示す。例えば「4」であれば4両の列車が、「5」であれば5両の列車が、「6」であれば6両の列車のそれぞれ最前部(運転士の居る場所)に止まらないといけない。クルマで言うならば「止まれ」の標識がある交差点にある停止線に相当すると考えて良い。特殊なのが「373 6」で、これは373系の6両に限り停止位置が異なる事を示す。
東海道線静岡地区の各駅では、駅ごとに細かく停止位置目標の場所が異なり、同じ駅であっても上りと下り必ずしも同じ両数分の停止位置目標が存在するとは限らない事。御厨駅の場合、上りは6両までは細かく停止位置目標が設定されているが、下りについては「4」(4両以下の列車の停止位置)と「0」(5両以上の全ての列車の停止位置)しか存在しない。
つまり下りにおける6両の列車は、「6」と言う停止位置目標が存在しないため、「0」に合わせて止まればいい。これが7両や8両や10両であっても「0」の位置が停止位置になる。「0」の場所はホームの最も端になるため、行き過ぎた場合は前側車両の一部がホームからはみ出すため、停止位置を修正する必要がある(このことをオーバーランとか停止位置不良と言う)。
上り線の「6」の部分までホームの幅は広い。これが373系用の「6」の位置に来ると急にホームの幅が狭くなる😫この部分の幅が具体的にどれだけあるか?測っていないのでわからないが、恐らく5メートルの半分以下だと思う😫4人が縦に並んで列車を待つのは窮屈な感じだ😫
エコパが最寄の愛野駅程大混雑が発生するとは考えにくいが、ジュビロの試合がある日を中心に御厨駅も混雑するだろうから、駅側は「なるべくホームの前側に進んでくれ」と案内をすると思うが、それでも上りホーム全体にお客を誘導すると先端部の4両分(乗車位置番号で言うと7~10の所)は狭いので、むしろ危険なのかな?とも。お客を階段から遠い場所に誘導したとしても残りの6両分(乗車位置番号1~6の所)が限界なのかな?と思った次第。




↑乗車位置番号8付近から、6:11発730М静岡行き(313系2500番台T2編成+211系5000番台LL18編成)が発車。同業者(鉄道ファン、撮り鉄)や地元の人たちがカメラを向ける。一部の同業者は袋井・静岡方のホームの端で撮影している人も。この写真を見ると先端部の4両分(乗車位置番号7~10)のスペースが狭い事がわかるだろう。私はフェンスにもたれ掛かりながらiPhoneを向けた🤩
★有人駅ではあるが営業時間は7~19時のみ!それ以外の時間帯は自動券売機も稼働せずきっぷが買えない!😫

↑上りホームに通じる階段と点字ブロック。御厨駅には階段とエレベーターによって、線路やホームの上にある改札口・自由通路と行き来する事が出来る。エスカレーターは設置されていない。階段を登っていて思ったのが・・・
安倍川駅にソックリだな😅
安倍川駅(CA18)にはエスカレーターが設置されているが、基本的な駅の構造は御厨駅に似ている😅

↑上りホームに通じるエレベーター

↑改札内にあるトイレ。改札口を通ると正面にあるのでわかりやすい。

↑改札内のトイレ横にある窓からホームを見る。結構ハッキリと列車を見る事が出来るので、ビュースポットだ🤩改札内の設備と言えば他にあるのは、飲み物の自動販売機だけで、待合室やベルマート(売店)があるわけではない😫JR東日本だったらそう言う事もやるんだろうけど、JR東海はそういう余計な事は一切やらないのも駅作りに色濃く反映されている。


↑改札口。自動改札機が3台(3通路)ある。シャッターの閉まっている1台(1通路)分は簡易型で(他の改札機も全て簡易型?)「休日乗り放題きっぷ」や「青春18きっぷ」等の自動改札機が使えないきっぷで利用する場合は、ここを通れば良い。

↑Kitaca(交通系ICカード)をタッチする。全ての改札機がICカードと紙のきっぷに対応している。利用者が少ないと判断したのか?ICカード専用改札機は導入を見送られている。今の所は改札機が3通路しかないが、改札口の間口自体は広く確保されており、改札機がない部分は柵になっている。利用者が増えれば柵を撤去して新たに改札機を付けるかもしれない含みも残している🤔

↑御厨駅は有人駅で、JR全線きっぷうりば(みどりの窓口)もあるが、6:25の段階ではやっていない!😱シャッターが閉まっている!それどころか近距離乗車券用の券売機も姿を見せていない!😫
御厨駅のきっぷうりばの営業時間は7~19時のみで、その時間帯のみ駅員が居る。
それ以外の時間帯はみどりの窓口も営業しなければ、自動券売機も営業しない😱これはJR東海特有のやり方で、無人駅には基本的に自動券売機は設置せず、一部時間帯しか有人にならない駅では、有人の時間帯のみ自動券売機が稼働する。
そのため無人の時間帯(19~7時)は紙のきっぷの購入が出来なくなるため、車内で車掌から精算するか、着駅で精算となる。交通系ICカードの場合は、チャージ(入金)することは無人の時間帯出来ないが、改札機は稼働しているのでタッチして乗り降りする事は可能だ。御厨駅は磐田駅が管轄下に置く駅で、実際の営業はJR東海の子会社である東海交通事業が受託する業務委託駅だ。

↑自動券売機営業開始後に、御厨→磐田間の乗車券を買う。運賃表のデザイン・券売機の機種そのものは他の駅と全く変わらない。新幹線用の券売機は設置されていない。

↑磐田駅までの190円区間の乗車券を買う。「0080」となっていたので、80枚目に販売したきっぷである。私は番号が「0001」(一番最初に販売したきっぷ)が欲しいとは思っていない。別に何番でも良いと思っているので、とりあえず「御厨」と書いた紙のきっぷで乗ってみたかったのだ。特に収集する癖もないので、普通に御厨駅で自動改札機に投入し、下車駅の磐田駅でそれに投入するとしっかり回収された。
3回目は御厨駅の周辺を見てみよう(3月25日公開、下記リンクをクリック)
【2020年3月乗車記/駅舎を見る!新幹線が自由通路の真下を通る!東海道線静岡地区のダイヤが全体的に変わった】御厨駅開業初日③
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