【2020年1月乗車記/上越国境越えと信越本線で北陸を目指す!】青春18きっぷで北陸に行く事がオススメ出来ない理由②

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2020年1月乗車記。首都圏から北陸へ青春18きっぷで行く場合いくつか経路がある。今回は最も定番なルートである上越線「上越国境」越えと信越本線で北陸を目指す!上越線は雪国!車内からは歓声が聴こえたがそれは雪がない所から来た18キッパーが多い証拠。上越線と信越本線長岡~柏崎~直江津間はとにかく本数が少ない!

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前回までの続きは下記をクリック

【北陸ではなぜ青春18きっぷが使えないのか?別途第三セクター鉄道線の運賃が必要】青春18きっぷで北陸に行く事がオススメ出来ない理由①

もくじ

★2020年1月乗車記。青春18きっぷだけで首都圏から北陸への移動は大変?😫

前回(上記リンクをクリック)は北陸で青春18きっぷは会社線・私鉄線が多いため使えない!という事を説明した😫

今回からはケーススタディー。2020年1月乗車記である。実際に青春18きっぷを使いながら北陸新幹線と並行する在来線では「課金」「別途運賃が必要」だらけを体感!首都圏から青春18きっぷで北陸を目指すとすると・・・🙄

①高崎線~上越線~信越本線~えちごトキめき鉄道日本海ひすいライン~あいの風とやま鉄道~IRいしかわ鉄道

②高崎線~上越線~北越急行ほくほく線~信越本線~えちごトキめき鉄道日本海ひすいライン~あいの風とやま鉄道~IRいしかわ鉄道

③中央東線~篠ノ井線~しなの鉄道北しなの線~えちごトキめき鉄道妙高はねうまライン~えちごトキめき鉄道日本海ひすいライン~あいの風とやま鉄道~IRいしかわ鉄道

④中央東線~篠ノ井線~大糸線~えちごトキめき鉄道日本海ひすいライン~あいの風とやま鉄道~IRいしかわ鉄道

最もオーソドックスなルートが①か②で、課金が最少額で済むのが④であるが大糸線の本数が少ない。列車本数が多いのは③であるが課金は高額(金沢までだと約5,000円必要)になる。今回は新潟でキハ47系、GV-E400系にも乗りたかったので、必然的に①となった。その時のブログは下記リンクをクリック。

【2020年1月乗車記/運用は?磐越西線236Ⅾ新津→馬下】引退直前!新潟のキハ47に乗る

【2020年1月乗車記/磐越西線2239D馬下→新津】新型車両!電気式気動車GV-E400系に乗る

【上越線の「上越国境」を越えて北陸を目指すが列車の本数が少ない😫】

【乗車日】2020年1月2日(木)

【列車番号】727М(上越線水上行き)

【時刻】高崎8:24→水上9:30

【車両】高崎の211系3000番台(モハ210-3029)

【備考】両毛線で発生した人身事故の影響で高崎を22分遅れで発車

↑2020年1月乗車記。高崎で時間があったので簡単に撮影する🤩

首都圏から北陸を目指す場合、新幹線でも在来線でも高崎は通過点となる。在来線ではかなりの確率で乗り換えとなる。その先の水上では必ず乗り換えとなる。高崎~水上間の上越線は1時間に1本程度あって、211系3000番台オールロングシート車に乗るハメになる。高崎まではE233系グリーン車だったので、”天国と地獄”のような世界が待ち構える😫

ところが、何分待っても727Мが来ない!😫この日早朝に両毛線で人身事故があったためこの影響を受ける。車両運用は「上越線のみ」「両毛線のみ」とはなっていない😲両毛線428М(高崎8:05着)の折り返し列車が727Мになる運用で、これが遅れた分だけ直接関係ない上越線のダイヤも乱す。結局22分遅れで高崎を発車😒

東海道線系統とは異なり「18キッパー」だらけとはなっていない。むしろ青春18きっぷで新潟・北陸を目指す同業者(乗り鉄、鉄道ファン)もそれなりに居るが、東海道ほどのボリュームはなく、明らかに

ワシは18キッパーじゃあー!😏

と言う雰囲気を漂わす者は意外と727Мでは見かけない😅車内にはアジア系の外国人が多く、荷物も少ないので正月早々から通勤か・・・と思ったら意外にも”通し”で水上から長岡行き(後術)に乗り換えた😲

上越線は沼田から先は登りとなる。静岡県の一部地域でしか使わない「雪見遠足」と称した目的で、上越線経由を選択したのも今回。上越線の水上~長岡間はとにかく雪が多い!⛄

「雪を見るための遠足」すなわち「雪見遠足」が今回の目的であったが、結論から言えば記録的な暖冬で例年沼田以北は雪がタップリ積もっているはずが、今回は雪が全くない!上牧(かみもく)まで来てようやく薄っすらと雪が見えてきた⛄

【列車番号】1731М(上越線長岡行き)

【時刻】水上9:45→越後湯沢10:17

【車両】E129系2両のA11編成+同A28編成

【備考】水上で接続する727М遅れのため、水上を8分遅れで発車

↑水上では「民族大移動」!😩青春18きっぷで新潟・北陸を目指す場合必ず乗り換えだ。狭いホームは乗り換え客でいっぱい!待っていたのはE129系の4両。階段に近い前側の車両は立ち客で混雑しているが、そこから離れた後ろ側の車両は空席も多数ある😆

↑乗ったのが「クモハE128-128」と言う形式名と車番が重複した”面白い車両”!明らかに車内は同業者(鉄道ファン)だらけだったが、この番号を撮影している同業者は意外と少ない😆トイレ近くにある業務用のコンセント(主に車庫で掃除の際に使用する掃除機の電源)でスマホを充電する「電気泥棒」のおっさんにイラっとする😒😡

充電バッテリー持ってこいや!😒

という話である。コンビニだと3,000円程度で販売されており、事前に自宅等で充電バッテリーに蓄電させておく必要があるが、新幹線や高速バス車内のように公共の充電場所がない場合は、充電バッテリーからスマホ等に充電する😌

私のようにradikoでガンガンラジオを聴いて、それをTwitterに投稿したり、乗っている時の模様をTwitterに記録と称してつぶやいたり、写真をこれでもか!と言うくらい撮ると、やはりスマホの充電量が減少するので、多いと1日に3~4回充電する。

充電バッテリーの容量にもよるが3,500~5,000ミリアンペアーのスペックを有していれば1日なんとか持つ。プラススマホ・パソコン・タブレットをもう1台充電となれば、5,000ミリアンペア以上のスペックの充電バッテリーを用意するか、2台以上の充電バッテリーすると良いだろう。いずれにせよ、車両にある業務用のコンセントを使用する事は違法で、立派な犯罪(窃盗罪)である😒

↑土合を発車。10キロを超える清水トンネルの真っただ中だ。次の土樽までは距離と時間が長いため、車掌が現れて検札。半分程度が青春18きっぷであるが、普通の乗車券や車掌から精算するお客も少なくない😅

青春18きっぷで「関所」「大変」なのが上越線の水上~越後湯沢間。いわゆる「上越国境」であるが、本数がとにかく少ない!1日に5~7往復しかなく、冬場は臨時列車が毎日3往復設定されている。本数的に見れば上記③の方が有利であるが、逆に「課金」が高くなるので敬遠されがち😟

同じ新潟県の上越線でも越後湯沢~長岡間は1時間に1本程度あるので、高崎~越後湯沢間のみ上越新幹線でワープする利用もそれなりに見られる。課金額はプラス3,600円程度(自由席の場合)かかる🤑

首都圏から北陸に青春18きっぷで向かう場合、上越国境の時刻に合わせて乗る必要がある

お~!(歓声)🤩

パチ!パチ!(スマホ写真のシャッター音)🤩

と言う声が車内のあちらこちらから聞こえてきた。清水トンネルを抜けて新潟県内に入ると一転して大雪!🤩⛄この日の気象庁の観測データだが、湯沢(越後湯沢)の積雪は8センチ、天気は雪、気温は0度。明らかに雪国でない地域からのお客が多くを占めていることが分かった。逆に言えば地元利用者はほとんどない事を示す😅

↑越後中里~岩原スキー場前の「岩原の大カーブ」も夏とは違う姿を見せる😆越後湯沢駅で下車すると、あちらこちらから消雪用の水が噴き出している。決して雪が強く降る天気ではないが、ホームや歩道は水浸し。この時期は「濡れても良い靴」「足に染みない靴」を履いてきた方が良いと改めて思った次第😅

雪国に行くとどんな靴を履いてくるべきか?本当に迷う🤔とにかく「雪だらけ」なので「雪見遠足」としては十分成立している。しかし、これが北陸各県を含めて今回見られた「最大の雪」で、この先新潟県加越、北陸三県では一切雪を見る事がなかった😫

★2020年1月乗車記。信越本線長岡~柏崎~直江津間も意外と本数が少ない!

【列車番号】1348М(信越本線直江津行き)

【時刻】長岡19:28→柏崎20:10

【車両】E129系4両B9編成

【備考】信越本線3482М快速(新潟17:56→長岡18:57)と同じ車両

↑2020年1月乗車記。ところ変わって長岡駅。信越本線で北陸を目指すが、この日は途中の柏崎で宿泊する事にした🥱上越線で北上した後、六日町から青春18きっぷでは「課金」が必要になる北越急行ほくほく線か、青春18きっぷでは「課金」が不要な信越本線経由(宮内か長岡で乗り換え)のいずれかを選択することになる🙄

前者は課金が必要だがショートカットする経路のため”時短効果”はバツグン!😆後者は前者の逆である。信越本線と言えば、北陸本線並みの特急街道・・・と思っていたが、北陸新幹線開業後はそれに接続する「しらゆき」と言う特急があるだけで、普通列車はE129系が主体😅

快速もE129系による運用で、特急車両を使った「快速くびき野」は消えてしまい、車両的に見れば特急はE653系、普通列車(快速も含む)はE129系に事実上集約された格好🤩

信越本線も本数も多い!と思いきや、上越国境に負けぬほど本数が少ない!事に気づかされる😱1348Мの前後は柏崎行きを挟み、直江津まで行ける普通列車は極端に少ない。長岡から直江津まで行きたいとなれば、夕方から夜間は1時間に1本程度列車があるが、昼間は最大3時間も列車がない事も😱

ほとんどはE129系2両によるワンマン列車だ。かつては115系3両による列車が多かったが、この時から車内はガラガラだったので、2両ワンマンになっても仕方がない状況😞1348Мのように4両もある列車は少数派だ。4両はワンマン対応出来ないため車掌が乗る。特にマイク放送する事もなく(基本的な内容は自動放送で対応)、列車監視とドアの開閉が主な仕事となる。

1348Мは2両で十分程度の客数しか乗らない。1両に20人もいれば良い方で、列車全体では単純計算で80人前後しかいないだろう😫宮内でまとまって下車したが、それ以降はパラパラと下車が続く。一部駅で乗車もあったが、人数にすれば合計でも5人以下のありさま😱

↑柏崎駅の時刻表を見ると、空きスペースが多く、入っている数字や文字のほとんどは「ワンマン」が目立つ寂しいものだった😞信越本線がこんなにも本数が少ない!事自体ある意味ショックであったが、実際の客数の少なさを知ってしまうと、こうなっても仕方ないと納得するしかなかった😞

20時過ぎの柏崎駅。留置線には営業を終えた115系が何編成も止まる。ほとんどは翌朝の越後線向けの車両で、信越本線向けではなかったので、乗る事は出来なかった。JR東日本で消滅寸前の115系に乗りたいならば、越後線のそれも本数が少ない吉田~柏崎間が「最後の楽園」と化していた!🤩だがその姿も2022年3月までの命だった。

3回目に続く(2月18日公開、下記リンクをクリック)

【2020年1月乗車記/信越本線柏崎→直江津1322Мえちごトキめき鉄道ET127系に乗る】青春18きっぷで北陸に行く事がオススメ出来ない理由③

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KH8000

ご覧くださいまして、ありがとうございます。 当ブログは鉄道・バス・ヒコーキ・船について、読者の皆様が”乗りたくなる”公共交通機関の魅力をお伝えします。 実際に私が乗った時・撮った時の感想などについて「乗車記」「撮影記」として、各地の秘境駅や注目の鉄道駅に直接訪問し現地で知り得た事を「現地調査」として、”他所よりも詳しく”、鉄道系YouTuberに負けぬほどの勢い・情報量・知識・感動体験を当ブログでお伝えします。 私はJR全路線全区間乗車(JR完乗)済みで、鉄道友の会の正会員(一応某支部の幹部・撮影会などの行事についても詳しくお伝えします)です。当ブログのフォロー(ブックマーク)は誰からも大歓迎です。

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