【2019年12月乗車記/行く用事がないと乗ることがない関西空港線】JR完乗を目指せ!③

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2019年12月乗車記。空港に向かう路線は「行く用事がないと乗ることがない」。これは関西空港線も同じこと。特にヒコーキに乗ることもないのにただ単に「乗りつぶし」「完乗」と言う作業をするためだけに、関西空港線に乗った。日根野駅から関空快速で関西空港駅との間を往復。多国籍のお客が多く車掌が外国人客の対応に悪戦苦闘する姿が見られた

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前回までの続きは下記をクリック 

【2019年8月乗車記/関西本線名古屋→久宝寺/新線が開業したおおさか東線】JR完乗を目指せ!①

【2019年11月乗車記/朝と夜にしか運行しない和田岬線を乗りつぶす】JR完乗を目指せ!②

https://twitter.com/TheKH8000Show/status/1209077871177687041?s=20

★乗る用事がないと乗ることがない?!関西空港線

【乗車日】2019年12月23日(月)

【列車番号】4167М(関空快速関西空港行き)

【時刻】日根野(R45・S45)15:04→関西空港(S47)15:16

【車両】223系2500番台(4両、近ヒネ=吹田総合車両所日根野支所HE433編成)

JR線で「空港直結」の路線と言えば、JR北海道の新千歳空港駅、JR東日本の成田空港駅、JR九州の宮崎空港駅が出てくる。それ以外にも空港には直結していないが隣接している例として、JR北海道の石北本線西女満別駅やJR西日本の境線米子空港駅等もある。後者は単に”通り道”なので空港に用事がなくても、この駅を含む区間で乗ったことがある鉄道ファン(乗り鉄)諸氏も多いと思うが、逆に前者は空港そのものが目的地。例えば「快速エアポート」は「新千歳空港行き」として、「成田エクスプレス」は「成田空港行き」として運行する。そのため「空港に用事がないと乗ることがない」と言える。

空港に用事と言えばヒコーキに乗るか、遠くから来た知り合いを空港で出迎える、セントレア(中部国際空港)のように空港そのものが商業施設や観光地となっている場合を除き、個人的にはそもそも「用事がない」のだ。その点は関西空港(関空・KIXとも言う)も然り。今まで「関西空港行き関空快速」には乗ったことがあっても、それは大阪環状線だけ、阪和線(天王寺~日根野)だけでしかなく、関西空港線と言う日根野から先のりんくうタウンをはさみ関西空港までの間は未乗車。繰り返しになるが「関西空港には用事がない」ので、「乗りつぶし」「完乗」と言う”作業”を行うためだけでに、関西空港線に乗った。くどくなるが、「関西空港には用事がない」ので、改札口の外から出ない。これは「青春18きっぷ」と言う乗り放題きっぷを使っているからこそ出来ることで、ICOCA等の交通系ICカードで乗るとなると必ず改札を出ないといけなくなるので”出来ない技”だ。

↑和歌山から乗ってきた紀州路快速。日根野までは4両で運転。同駅で関西空港線・関西空港駅発の関空快速と連結する。昔のように連結作業を行う構内運転士や作業員は誰てもいない。駅側で居る要員と言えば案内放送をする駅員くらい。223系や225系には自動連結器が搭載されており、青と赤の旗を持った紀州路快速の車掌の誘導により関空快速との間で連結さえ出来てしまえば、車両の外側で余計な作業をする必要もない。そのため編成自体は貫通していないため、8両で運転する日根野から大阪にかけては紀州路快速~関空快速への車内通り抜けができない。

↑左側から関空快速がやってきて連結完了。日根野駅では15分に1回この作業が繰り返される。

↑大阪方面から4167М関空快速が到着。逆にこちらは和歌山行きの紀州路快速と切り離す。関空快速の方が前側にあるため、先に出発するのは関空快速だ。

↑日根野~りんくうタウン

南海本線と並走しているのが阪和線で、少しすするとそれをオーバークロスする。大きくカーブした高架線は泉佐野駅からりんくうタウン駅に至る南海空港線だ。

★南海仕様のりんくうタウン駅

↑りんくうタウン駅(S46)には15:09~15:11まで止まる。特に特急に抜かれるようなわけでもないようだし、この先関西空港まで単線と言うわけでもない。ホームの作りは2面4線であるが、内側の2線(関西空港行き2番のりば、大阪行き3番のりば)はJR西日本、外側の2線(関西空港行き1番のりば、なんば行き4番のりば)は南海が使う。細かな配線等はわからないが、例えば関西空港行きの関空快速が1番のりばに入ることはないらしい。この先関西空港までは複線でありながら、JR西日本と南海が線路を共用しており、状況によっては関空快速に乗っているのに南海の列車とすれ違う姿を見ることができるようだ。

それにしても駅の放送、看板等のサイン類は完全に「南海仕様」。少なくてもJR西日本の駅放送では・・・

”みなさま”、まもなく2番のりばに関西空港行きの電車が入ります

お待たせいたしました。2番のりばから関西空港行きが”ただいま”発車します

とは絶対に言わない。JR西日本の列車であっても案内放送は「南海仕様」に統一されているのだ。改札口まで降りていないので直接は確認していないが、改札業務はJR分を含めて南海に業務委託しているようだ。

★外国人客に悪戦苦闘する関空快速の車掌

↑りんくうタウン~関西空港

海の上を通る関空快速。JR線で海の上を通るのは瀬戸大橋線だけ。海の下を通るのであれば青函トンネル、関門トンネル、新関門トンネル、湿地帯であれば花咲線や釧網本線となる。関西空港は海上に人工的に作った島にあるのだ。これはセントレアや神戸空港と同様。

関空快速の車内はやはり外国人客が多い。国籍もさまざまだろう。欧米系もいればアジア系もたくさん乗っている。運転業務を行う以外にも車掌が乗務しており(旅客対応)、外国人客相手に悪戦苦闘する。とにかく言葉が通じないのだ。スマホ?のような業務用端末に英文を表示させることは出来るらしいが、音声は出てこないため車掌が口頭で伝えるしかない。外国語はカタカナ文字で言えたとしても、イントネーションや発声により相手側の外国人には全く伝わらない事も珍しくない。話の内容からしてどうやら外国人客が誤乗車したようで、大阪市内に戻りたいらしい。JR東海ではみどりの窓口に「ポケトーク」を設置して音声でも外国語がしっかりと伝わるようにしている。これを車掌に配布しているか不明であるが、”天下のJR西日本”ならば外国人客が多い関空快速や特急「はるか」の車掌にそれを配布することくらいはできるだろう。

★実はホームの先にも線路が続く?関西空港駅

↑関西空港駅もりんくうタウン駅と同じ構造。但しホームの配置は異なりJR西日本は島式2面2線の3・4番のりばを使う。一方で南海は同じ構造のホームの1・2番のりばを使う。外国語対応もバッチリで、京都には特急「はるか」で、大阪(梅田)には「関空快速」に乗るように英語、中国語、韓国語(ハングル)で表記。4167Мの関空快速は折り返し15:32発5180М関空快速天王寺行き(大阪環状線には入らない)となるため、車内清掃等が行われる。外国人客の多くは「はるか」に乗る傾向が強い。目的地は京都なのであろうか?ホームを歩いていると、特急券を販売する券売機や窓口は一切設置されていない。これがJR東日本ならば普通に設置してあるはずだが、改札口を通って特急券を買い忘れた客を救済する目的で、ホーム上にも特急券の券売機はあったほうが良いに決まっている。

↑3番のりばに京都からの「はるか33号」(15:20着)が入る。目的地は当然関西空港で大型のスーツケース等の荷物を持ったお客が大量に降りてくる。もちろん客層は多国籍だ。281系のHA605編成には「キティちゃん」が描かれている。なんかのキャンペーンでもやっていたのであろうか?

↑駅自体は南海と共用のため、JRの列車の横に南海の車両が止まる。「はるか」の横に止まっていたのは8300系の空港急行なんば行き。「はるか」はお客を全員降ろすとドアが閉まり回送。関西空港駅の先にも線路が続いており、駅の外に消えた。ここがどうなっているか?不明。そもそも一般人に見える所に列車が入るのか?疑問だ。JRも南海も特急車両は車内清掃に加えて座席転換もあるため、その作業はホームでは実施せず一旦引き上げた駅の外で行う。果たして駅の外に出るとどのようになっているのか?気になって仕方がなかった。

駅の放送は「JR西日本仕様」になっている。サイン類(案内看板)の一部は「南海仕様」になっているが基本的には自社仕様になっている。面白かったのが南海のホーム1・2番のりばの放送はJR西日本仕様となっており、阪和線(最近新しくなったらしい)、JR京都線等の路線と同じ声優(女声)。「新快速姫路行き」と言う声が、「空港急行なんば行き」「特急ラピートβ〇〇号なんば行き」と聴いた日には変な感じがしてしまう。あくまでもJR西日本と南海の共同使用駅だからこそ実現したことであるが、これに気付くのは一部の鉄道ファンだけと言っておく。

★リニューアルが始まった223系

【列車番号】5182М(関空快速天王寺行き)

【時刻】関西空港(S47)15:47→天王寺(R20)16:40

【車両】223系0番台(4両、HE404編成、リニューアル車、クモハ223-4)

【備考】大阪環状線には入らず、天王寺駅は阪和線地上ホーム着

↑225系並みにリニューアルされた223系0番台。登場から25年が経過し今後も継続使用するためにほかの車両と同一レベルのサービスを保つためのものだ。とても25年経過した車両には思えないほど状態が良いように見える。関西空港からは来た道を戻り、日根野駅で和歌山からの紀州路快速と連結。この先は混雑する阪和線を進む。本来ならば天王寺から大阪環状線に入って大阪経由で京橋までの運転となるが、先発の5180Мと5182Мだけはなぜか天王寺どまり。車両運用の都合かと思ったが、やはりそうで折り返しは天王寺始発の2159H快速和歌山行きであった。

★JR西日本の完乗率は99,8%!

残りJR西日本で未乗車の区間は

可部線(可部~あき亀山)

小野田線本山支線(雀田~長門本山)

宇部線(宇部~宇部新川)

だけとなった。いずれも距離が短い路線ばかりであるが、「JR西日本で最も乗ることが難しい」(と個人的には思っている)本山支線を残してしまった。和田岬線同様に「朝と夜だけ運行」の路線だが、朝7時台に2往復、夜18時台に1往復しかない。しかも行くだけで遠いし前後で宇部線か小野田線もセットで乗らないといけない事が難易度をアップさせている。これは後日行うことにしたい。次回以降は四国の完乗だ。

4回目に続く(2月11日公開)

【2019年8月乗車記/瀬戸大橋線~高徳線を普通列車で乗り直し?/まさかのキハ40・キハ47が登場!】JR完乗を目指せ!④

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KH8000

普段当たり前のように乗っている鉄道、バス、クルマは、意外と深い所まで知らない人が多いのではなかろうか? 例えば「何で大雨が降ると電車が止まってしまうのか?JRは簡単に止まるのに、私鉄が止まらない!その差は何か?」と素朴に感じるみなさんが知りたい”今話題のネタ”を、テレビ・新聞・SNSよりも詳しく、わかりやすく、深くしゃべり倒す!

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