【2019年7月乗車記と車窓と乗り歩き/大館駅の忠犬ハチ公のふるさと/小坂精練小坂線の廃線跡/花輪線キハ110系1934D大館→鹿角花輪】行ったぜ、東北。㉙

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2019年7月乗車記と車窓と乗り歩き。大館駅は忠犬ハチ公のふるさとであちらこちらに銅像がある。そんな中で2009年に営業終了した小坂精練小坂線の廃線跡を見た後は、花輪線1934D盛岡行きに乗る。キハ110系の2両。車窓は良い路線で、十和田南駅での方向転換もあってなかなか面白い!今回は秋田県内の花輪線大館~鹿角花輪間を見る

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【2019年7月乗車記と乗り歩き/キハ48形くまげら編成リゾートしらかみ5号岩館→深浦/白神山地も見える五能線車窓が良い場所】行ったぜ、東北。⑲

【2019年7月乗車記と乗り歩き/キハ48形くまげら編成リゾートしらかみ5号深浦→千畳敷/五能線で最も車窓が良い区間】行ったぜ、東北。⑳

【2019年7月乗車記と乗り歩き/キハ48形くまげら編成リゾートしらかみ5号千畳敷→鰺ヶ沢/千畳敷海岸を立ち寄り観光】行ったぜ、東北。㉑

【2019年7月乗車記と乗り歩き/キハ48形くまげら編成リゾートしらかみ5号鰺ヶ沢→川部/津軽平野も車窓が良い五能線】行ったぜ、東北。㉒

【2019年7月乗車記と乗り歩き/キハ48形くまげら編成リゾートしらかみ5号川部→弘前→青森/スイッチバック2回!/青森駅でイルミネーションと共演】行ったぜ、東北。㉓

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【2019年7月乗車記と車窓と乗り歩き/701系スペシャル!奥羽本線658M青森~弘前と1660М弘前~大館】行ったぜ、東北。㉘

【日付】2019年7月15日(月)

【場所】大館駅の小坂鉄道跡地を見る

もくじ

★2019年7月乗車記と乗り歩き。忠犬ハチ公と小坂精練小坂線の廃線跡

↑2019年7月乗車記と乗り歩き。大館駅のホームには「ハチ公神社」なるものがある。忠犬ハチ公のふるさとが大館で、銅像があちらこちらにある😆大館駅に来たのは10年ぶりであったが、その当時と基本的には変わっていないものの、改札内に忠犬ハチ公があったり、改札も自動化されていたり(2018年4月から)と意外と変わっている点が多い😲

↑自動改札機が設置されたものの、交通系ICカードは非対応😫駅もひっそりとしているが、みどりの窓口設置駅だ。10年前に来た時には列車別改札であったが、自動改札機が導入されてからは事実上常時改札業務を行っている😅少し時間があったので、大館駅周辺を歩いてみる😆

↑駅舎そのものは大きく変わっていない。

↑大館駅を出てすぐに踏切と線路。これは廃線跡だ😲2009年まで貨物営業していた小坂精練小坂線だ。終点の小坂駅周辺は廃線跡を活用した「小坂鉄道レールパーク」が有名だ😆駅舎やホーム、機関庫が登録有形文化財になっている。隠れた?観光名所で鉄道ファンを中心に人気の施設だ。大館駅近くの小坂精練小坂線跡地は線路だけが残り、一部は区画整理で少しずつ消え始めていた😨

★2019年7月乗車記と乗り歩き。10年ぶりに乗った花輪線

【列車番号】1934D(盛岡行き)

【時刻】大館16:20→盛岡19:25

【車両】キハ111-116+キハ112-116

↑2019年7月乗車記と乗り歩き。大館からは盛岡行きの花輪線に乗る😆同線に乗るのも10年ぶりで車両は変わりない😆

元々はキハ52が活躍する路線であったが、2008年までに今のキハ110に置き換わった。花輪線ではワンマン運転は行っていないため、車掌が必ず乗務する😲花輪線は1~4時間に1本程度で、大館~盛岡間を通しで運行する列車は1日5往復に過ぎない😩

花輪線はE4東北自動車道と並走しておりマイカーや高速バスに完全に客を奪われている😫大館~盛岡間の都市間移動では花輪線よりもマイカーや高速バスに主役の座を譲ってしまった形だ。1934Dも決してお客が多く乗ることはなくて、2両で25人程度にとどまる😩

車内を見れば空席がかなり目立つ状況だ。大館~鹿角花輪(かづのはなわ)間の2017年度の輸送密度は579人。ローカル線ではよくありがち数字だが秋田県内の花輪線は比較的人の動きがみられるのが特徴。典型的な地域輸送が実態だ。

★2019年7月乗車記と乗り歩き。花輪線の車窓を見ながら利用者が少ないことを気にする

↑大館~東大館、東北道と完全に並走する形だ。

東大館は大館の郊外で10人ほど乗ってきた。結論から言うとこの先終点の盛岡までこれだけまとまって乗る駅はなかった😫

↑東大館~扇田

↑扇田~大滝温泉

大滝温泉は列車交換が可能な構造でホームの長さも長いローカル線らしからぬ駅。温泉自体は駅から離れているという。沿線人口は少ないがパラパラと建物が続く。十二所は住宅密集地であるものの2~3人が乗り替わる程度で留まる。北海道でみられる現象だが、比較的人口が多い地域にある駅でも鉄道を使う人は少ない。交通はマイカーか高速バスで花輪線があることは知っていても、使う価値がない存在になっているように見えた。

↑土深井~末広

↑十和田南には16:57~17:03まで止まり、進行方向を逆転させる🥳花輪線の乗車記と乗り歩きを述べるうえでは、重要なポイントになる駅だ。特に勾配があるわけでもない。花輪線は前述した小坂精練小坂線の小坂駅への路線計画があった名残である😲十和田湖が一見すると近いように思えるが実際には遠い。2003年まではJRバス東北のバスで十和田湖まで行くことができたが、今やそのバスが廃止されて十和田南駅からバスでは行くことができない😫

↑十和田南で方向転換。車内は空席だらけになる。十和田南駅も数人が乗る程度。

↑柴平~鹿角花輪(赤いアンテナはNHKの送信所)

↑鹿角花輪では大館行きの1931Dと交換のため17:13~17:20まで止まる。大きな街で7~8人が入れ替わる。それでも2両もあると車内はガラガラで空席が目立つ状況😩

秋田県内の花輪線はまだまだ続くが、実質的には鹿角花輪が同県内では最後の大きな駅。この先はやはり県境となるためそもそもの人の流れが少ない区間だ。時刻表を見ると秋田県内だけ運行の花輪線列車も1日3往復設定されており、岩手県内の花輪線は単純に本数だけで見てしまえば利用者が少ないような気がする🙄

鹿角花輪~荒屋新町間の県境区間の輸送密度は2017年度1日当たりたったの89人。1日100人以下の区間は全国的見ると他にもあるが、そんなに利用者が少ないという実感がこの時まではなかった🤔

30回目に続く(下記リンクをクリック)

【2019年7月乗車記と車窓と乗り歩き/輸送密度85人しか乗らない区間の実態とは?花輪線キハ110系1934D鹿角花輪→盛岡】行ったぜ、東北。㉚

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ご覧くださいまして、ありがとうございます。 当ブログは鉄道・バス・ヒコーキ・船について、読者の皆様が”乗りたくなる”公共交通機関の魅力をお伝えします。 実際に私が乗った時・撮った時の感想などについて「乗車記」「撮影記」として、各地の秘境駅や注目の鉄道駅に直接訪問し現地で知り得た事を「現地調査」として、”他所よりも詳しく”、鉄道系YouTuberに負けぬほどの勢い・情報量・知識・感動体験を当ブログでお伝えします。 私はJR全路線全区間乗車(JR完乗)済みで、鉄道友の会の正会員(一応某支部の幹部・撮影会などの行事についても詳しくお伝えします)です。当ブログのフォロー(ブックマーク)は誰からも大歓迎です。

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