【2019年11月乗車記/朝と夜にしか運行しない和田岬線を乗りつぶす】JR完乗を目指せ!②

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2019年11月乗車記。「朝と夜だけしか運行しない」路線が神戸にある。山陽本線(JR神戸線)の支線「和田岬線」だ。たったの2,7キロを乗りつぶし・完乗するために兵庫駅に向かうと中間改札?!103系の6両で和田岬駅まで往復すると川崎重工業の工場にJR北海道の新型車両!運河に紅葉に高い建物と車窓の変化が豊かな路線だった

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【2019年8月乗車記/関西本線名古屋→久宝寺/新線が開業したおおさか東線】JR完乗を目指せ!①

https://twitter.com/TheKH8000Show/status/1198772376021819392?s=20

★「朝と夜だけ運行」の路線は「乗りつぶし」が大変!

完乗を難しくさせる要因のひとつが、「運行本数が少ない」事である。極端なものだとJR北海道札沼線の浦臼~新十津川間のように「1日1本」だけというところから、「1日に数本しか列車がない」という路線も少なくない。そんな中で運行本数が少ない路線の中で、昼間の運行が一切なく「朝と夜だけ運行」と言う特殊な路線がある。JRだと鶴見線や小野田線の一部区間、私鉄だと名鉄築港線等がそれに該当する。「朝と夜だけ運行」の路線もやはり「乗りつぶし」は大変で、ここの路線に乗るためだけに1日の予定を組まないといけない。今回乗ったJR西日本の山陽本線の支線にあたる「和田岬線」も「朝と夜だけ運行」の路線で、しかも土曜と祝日は極端に本数が減る。「乗りつぶし」の難易度としても高く、5段階評価(5が最も難しい)すると5と言って良いだろう。

【乗車日】2019年11月25日(月)

【列車番号と時刻】533М、兵庫9:10→和田岬9:13

【列車番号と時刻】534M、和田岬9:25→兵庫9:29

【車両】103系6両(網干総合車両所明石支所・近アカ・R1編成)

↑兵庫駅には発車時刻ギリギリに到着。533Мが「朝運行」の最終列車で、これに乗り遅れると17:16発の535Мまで8時間待ちとなる。和田岬駅まではJRの営業キロ上たったの2,7キロしかなく、歩いて行ったとしても1時間かからないはずだ。たったの2,7キロ乗らないと兵庫駅まで来た意味がなくなるため、急いで改札を通過する。

↑兵庫駅の正規の改札口はKitaca(交通系ICカード)で入場。JR神戸線ホームの3・4番のりば(姫路方面)に向かう階段の手前になぜか改札口。中間改札だ。これは和田岬線専用のもので、この改札口を通過=和田岬駅下車とみなされる。Kitacaからは150円(兵庫~和田岬間の運賃)が差し引かれた。駅員は配置していない。「青春18きっぷ」等自動改札機を通すことができないきっぷの場合、写真左側にある縦型の機械の中にある「台」にきっぷを置いて、インターホンを押すことにより別の場所にいる担当者がきっぷの内容を確認したうえで、自動改札機を遠隔操作して「青春18きっぷ」等自動改札機を通すことができないきっぷでも通れるように対応する。これは下記リンクの「改札機コールシステム」で、和田岬線のりばにもあるのだった。

【青春18きっぷ利用なのに自動改札機を通る?!】駅集中管理システム(改札口コールシステム)とは何か?使い方は?

↑和田岬線専用改札を通り抜けると先が長いホーム。改札から停車中の103系までは50メートル程度離れている。1面1線しかないもののしっかりとしたホームだ。「朝の運行」は533Мまで。和田岬線が「朝と夜だけ運行」の路線となっているのは、沿線にある工場への通勤輸送に特化しているため。出勤時間が終わる朝9時過ぎになれば1両に数人しか乗っていない。これがもう1時間早ければ立ち客で混雑しているだろう。

↑JR神戸線から左分岐する。線路自体は同線とつながっており、車両を回送する際に使う。

↑和田岬線の車窓はまさに「工場街」だ。すると和田岬線から分岐する形で工場に線路が伸びる。その先にはJR北海道の新型車両H100形が数両連結した状態で出発待ち。ここは川崎重工業の鉄道車両製造を行う工場なのだ。JR線を使って各社に納車する車両を運ぶ際には、工場内の線路を通って甲種輸送等の貨物列車で和田岬線の線路を通る。川重の工場付近では何らかの甲種輸送等があると撮り鉄が殺到するというある意味隠れた”お立ち台”だ。

↑運河を通って、紅葉する公園の横を通って、高い建物が集まる道幅の大きな道路と意外と車窓の変化が豊かだ。和田岬駅まではたったの3分で着く。

↑和田岬駅は1面1線の構造だが、やはりホームの作りはしっかりとしている。改札口は当然なくてそのまま駅の外に出ることができる。和田岬駅周辺は工場街と言うよりは住宅街で、工場へ出勤する際には駅からそれなりに歩かないといけないようだ。

↑和田岬駅のホームを出るとすぐ横にファミリーマート。そこの壁には和田岬駅の歴史を紹介するパネルがあって、店の正面には有料の自転車置き場。このような駅だと適当な空き地に無造作に自転車が置かれているケースが多いが、都市部ではそういうのが許されないため、有料化して自転車駐輪のマナーアップにも向上している。さすがに自転車なので駐輪料金は決して高くなく、ファミリーマートで買い物をするならば30分以内は無料、30分以上~12時間未満は110円+消費税であった。

道路を隔てて反対側には地下鉄の和田岬駅。三宮(三ノ宮)・神戸からはJR線を使うというよりは、地下鉄を使った方がはるかに便利で、和田岬線の利用者は工場通勤か「乗りつぶし」「完乗」を目指す鉄道ファンがメインだろう。

↑和田岬駅にはもちろん車止めがある。これが「終着駅」の証拠だ。「乗りつぶし」が難しい路線で乗ることができた時の達成感が高く、「遂にようやく来れたんだな」と思う。

↑9:25発の534М兵庫行きに乗るお客は「乗りつぶし」「完乗」した同業者(鉄道ファン、乗り鉄)と極一部の地元の人しかいなかった。兵庫駅に到着。やはり中間改札を通らないといけない。再びKitacaをタッチする。今度は「和田岬駅から乗車」とみなされてしっかりと和田岬線の運賃を支払う必要がある。

↑JR神戸線ホームに入ってやってくる列車を見る。新快速は停車しないため複々線の外側の線路を通過。そもそも外側の線路を通る列車が停車することがないため、長いロープが敷かれている。停車するのは快速・普通だけで久しぶりに207系に乗った。

3回目に続く(2月7日公開)

【2019年12月乗車記/行く用事がないと乗ることがない関西空港線】JR完乗を目指せ!③

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KH8000

普段当たり前のように乗っている鉄道、バス、クルマは、意外と深い所まで知らない人が多いのではなかろうか? 例えば「何で大雨が降ると電車が止まってしまうのか?JRは簡単に止まるのに、私鉄が止まらない!その差は何か?」と素朴に感じるみなさんが知りたい”今話題のネタ”を、テレビ・新聞・SNSよりも詳しく、わかりやすく、深くしゃべり倒す!

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