【1001・1006号車が引退】静岡鉄道A3000形2020年も大絶賛増備中!レインボーカラーが勢揃い!3月7日からA3007・A3008号車が運転開始!

広告
広告
広告

静岡鉄道はA3000形が2020年も大絶賛増備中!A3007・A3008号車が3月7日から運転開始!一方で古い1000形の1001・1006号車は同日に引退する。1月26日に長沼車庫でA3000形の7色レインボーカラーが勢揃い!遂にShizuokaRainbowTrainsが完成!その裏では収支改善ため運賃を値上げも

広告
広告

★静岡鉄道の「ShizuokaRainbowTrains」遂に完成!

静岡鉄道の新型車両A3000形は2020年も大絶賛増備中だ。1月21日(火)にJ-TREC(総合車両製作所)からA3007・A3008号車が甲種輸送による貨物列車で横浜→富士に運ばれた。1月23日(木)と1月25日(土)の未明に陸送で、静岡鉄道長沼車庫に納車された。

毎回恒例の”お約束”として、納車直後に一般向けに公開する事になっており、1月26日(日)午前10時~正午までの2時間限定で開催。ここまでは昨年も一昨年も開催している事だが、今年(2020年)は「最初で最後の姿」が見られるとあって、同業者(鉄道ファン、撮り鉄)が殺到して静岡県外からの遠征組みも一定数居たらしい。もちろん家族連れも多く来ており、A3000形の撮影会よりも「ガラポン抽選会」等のグッズ販売も人気が根強かった。「最初で最後の姿」とは?・・・

A3000形レインボーカラー7色が勢揃い!

した事だ。A3000形は編成毎に車体色が異なっており、7編成揃った段階でレインボーカラー(虹色)が完成する。必ずしもA3001号車から順番に7編成(号車)目までレインボーカラーにはならず・・・

↑A3006号車のみ「無色」(レインボーカラーではない)状態で登場。2019年3月に運転開始した時には「静岡鉄道創業100周年特別仕様デザイン」になっているがこれは1年限定。2020年4月以降は別の広告か「無色」の状態で営業する事になっている。

そのためレインボーカラーになっているのは、A3001~A3005、A3007~A3008号車までだ。

A3009~A3012編成の残り4本については「無色」で納車される見込みだ

前置きが長くなったが、レインボーカラー勢揃いのA3000形の「最初で最後の姿」を見せよう

↑長沼駅のホームからレインボーカラー7色が勢揃い!

左から順番に赤A3002、ピンクA3007(今回納車)、黄色A3004、黄緑A3008(今回納車)、緑A3003、青A3001、紺A3005の各号車(各編成)だ。

↑長沼車庫の中に入る。側面からレインボーカラー7色が勢揃いした所を見ると、まさに空に現れる「虹」そのものだ。細かい配慮として、7編成全て同じ場所に横一線に並べられているのではなく、赤A3002号車(編成)を基準に少しずつ前に残りの6編成が止められてある。A3000形のレインボーカラーの7編成が「虹」になった瞬間だ。

↑今回納車されたA3007号車。PrettyPink=プリティピンクと称して、駿河湾特産のサクラエビをイメージしている。

↑左側からA3007、A3004、A3008(今回納車)、A3004号車。A3008号車はFreshGreen=フレッシュグリーンと称する。静岡特産の山葵(ワサビ)をイメージさせる。

↑今回納車されたA3008号車の目の前には「7色のラインアップが完成」と書かれたプレートもあった。このプレートにあるA3000形は左からA3002、A3007、A3004、A3008、A3003、A3001、A3005となっているが、実際に長沼車庫でもこの順番で並んでいることに気付く。

↑右隅にあるA3005号車を中心に撮影する。この日は冷たい雨が降っていた。傘を差しながら撮影すると傘が邪魔になるので、雨に濡れながらの撮影となった。

レインボーカラー勢揃いは「最初で最後の姿」と言われている。

その理由は次の通りだ。A3000形は合計で12編成増備される。本数が少ない昼間でも静岡鉄道静岡清水線は6~7分毎に運転されており、6~7編成は必要だ。朝や夜になると本数が増えるので必要な編成数はさらに増える。

日常の運用から外してレインボーカラー7色分(7編成分)を今回のように展示するとなると、一部列車を運休させないといけなくなる。

現状では非営業のA3007・A3008編成があるため実現したのだ。1000形も年々編成数を減らしており、静岡鉄道全体ではA3000形も含めれば合計で15本(前者が7本、後者が8本、実際に営業しているのは13本)と車両数が多い状態。

15編成も置ける場所が静鉄にはよくあるよな!

と思う今日この頃だが、車両数が今は多いので運用にも余裕がある。本来は1000形しかなかった時代も含めて12編成が標準のため、7編成も集めて撮影会という事は列車本数を減らさない限り、今後不可能であろう。これが5編成程度集めての撮影会ならば今後も可能である。

★A3007・A3008号車の営業開始日は3月7日(土)!同日に1000形の最古参1001号車と1006号車が引退!

↑毎度恒例の納車された編成の運転開始日と引退する編成の公表。

3月7日(土)にA3007・A3008号車が営業運転開始!

同日に1000形の1001・1006号車が引退!

↑1000形の1001号車は1973年(昭和48年)から活躍した車両で、正真正銘の静岡鉄道では最古参車!実働は47年にも及んだ。だが47年前の車両思わせるほどの古さは一切感じず、やはり日頃の整備がしっかりなされている事が大きいんだと思う。それが静鉄バスのくずてつリストラインしずてつジャストラインでも言える「モノを長く大切に使う精神」は良いことだ。A3000形も今後40年程度は活躍するだろう。

↑1006号車は1976年(昭和51年)から活躍を続けてきた。やはりこれも古さを感じない。

↑引退が近づいた2月中旬からは「ありがとう1006号」(写真)「ありがとう1001号」のヘッドマークが付き、最後の活躍を見せる。撮影に行った当日は運転する事がなかったため乗る事が出来なかったが、引退までに時間が許せば乗りに行きたいと思っている。

★A3000形大絶賛増備中!の裏で運賃値上げ・・・「決して安い買い物」ではない

これは最近の静岡鉄道の話題。地方私鉄で新型車両を買う事が出来るので経営的には、それだけのカネがあるかと思いきや実際にはかなり厳しい状況だ。静岡鉄道の利用者は年々減少しており鉄道の収入も減少する中で、A3000形という新車は「決して安い買い物ではない」のが本音。静岡鉄道の年商は意外にもJR北海道(いずれも連結決算)と同じ規模あって、約1、700億円だ。そのうち鉄道で稼いでいるのは1割程度の約160億円程度だ。売り上げの半分(約700億円)はトヨタの自動車販売によるものだ。

JR東海道線の静岡~清水間と静岡鉄道の新静岡~新清水間の運賃を比較すると前者が安い。時間も前者が速い。そのため静岡~清水で移動する場合には、JRの利用者が多い。静岡鉄道はJRが止まらない駅で本当の意味での「地域輸送」で頼りにされた存在で

「50年以上自責事故ゼロ」

という素晴らしい実績は、残念ながら一般には広く知られていない。静岡鉄道は台風が襲来しても「なかなか止まらない鉄道」として知られており、止まるような事があれば静岡市の社会・経済活動は完全に機能不全になってしまう言っても過言ではない。

1000形の車齢は40年以上になるので、新車に置き換えないといけない。しかし18メートル車にしか対応できず、JR・大手私鉄の中古車には”出玉”が少ない。仮に中古車で初期費用を抑えた所でも、今後40年も50年も使えるわけではないので、結局20年もすれば「また新車を買わないといけない」という問題に直面する。それだったら最初から自社線に特化した車両を製造してしまった方が、初期費用は高いが長期的に考えれば安く済む。だがそれでも初期費用は莫大な金額になるので、お客にも費用負担を求めざるを得ない。

A3000形のレインボーカラーはインパクトがあるが、それでも製造費用は安くしているのが特徴で、外観こそは各編成毎に色が違うものの、車内については「全て同じ」である。例えばA3002号車の赤塗装が車内でも展開されているか?というと展開されていない。車内はJR東日本のE231系等と似たような柄の座席で、それはA3004号車だろうがA3006号車だろうが変わらない。「ヤフーニュースコメント」(ヤフコメ)では・・・

車体色が車両ごと違うならば、車内も車両ごと違うわないと本当の意味でレインボーカラーとは言えない

と言う厳しい意見もあった。車内も細部で細かく編成毎に独自のデザインを導入する事になると、製造費用が爆発的に高くなる。そこまでのカネは出せない。いや”天下のJR東海”でさえもそう言うカネは出せないだろう。個性的なD&S列車と称する観光列車が多数あるJR九州でも、列車名や種車となる車両は違っても、基本的な車内の作りは同じで各列車のテーマ・コンセプトに応じて細かい部分だけを変更しているに過ぎない。意外と種車からD&S列車への改造費用も高くなかったりする。むしろ中古車で対応しているのも費用の問題で、新造で登場するようなものならばJR九州の鉄道部門の黒字が吹っ飛ぶほどの費用になってもおかしくないのだ。

話の内容がそれたが、静岡鉄道はA3000形の購入費用の一部を回収する事、その他鉄道事業の収支改善のため・・・

2019年10月1日に消費税分に加えて運賃そのものを値上げ!各乗車区間で10~30円値上げして、平均値上げ率は約10%だ

同日実施した運賃改定でJR北海道も同じ目的で値上げしたが、その際の平均値上げ率は約19%だったので、静岡鉄道の運賃値上げは”かわいいもの”である。例えば千歳線の札幌~新札幌間が260円→340円になるような「高いな!」と感じるようなことではないのだ。主な区間の運賃は、新静岡~草薙が200円→220円に、新静岡~新清水が300円→330円になった形だ。私の感覚だが、値上げ額は10~30円程度と少額で「静鉄は安いまま」という印象に変わりはない。むしろ交通系ICカード利用なので10~30円程度の値上げであれば気にする人も案外少ないと聞く。

運賃を値上げした事により、収支改善を図り「決して安い買い物ではない」A3000形の購入費用の”タシ”にしたい方針だ。静岡鉄道ではさまざまなイベントが日頃から開催されており、集客も積極的に行っている。単なる「通勤電車」でないのが静岡鉄道。細かいところでどこか「遊び心」があって、外から見ているだけでも楽しく、運賃も比較的安く交通系ICカードで乗れてしまうので「JR以上に手軽に乗れる鉄道」だ。

広告
広告
広告

KH8000

普段当たり前のように乗っている鉄道、バス、クルマは、意外と深い所まで知らない人が多いのではなかろうか? 例えば「何で大雨が降ると電車が止まってしまうのか?JRは簡単に止まるのに、私鉄が止まらない!その差は何か?」と素朴に感じるみなさんが知りたい”今話題のネタ”を、テレビ・新聞・SNSよりも詳しく、わかりやすく、深くしゃべり倒す!

おすすめ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA


日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。