【香椎線→鹿児島線直通列車登場!821系とYC1系登場!長崎駅高架化】2020年3月JR九州ダイヤ改正を詳しく解説

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JR九州は2020年3月14日(土)にダイヤ改正を実施する。主な内容は香椎線→鹿児島本線に直通するBEC819系による列車が登場!鹿児島本線福岡地区には821系が増備されて、佐世保線にはYC1系と称する新型ハイブリット気動車が登場するが「YC」の由来とは?そして長崎本線長崎駅と浦上駅が高架化される。詳しく説明する。

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★解説項目

例年JR各社のダイヤ改正については、文字数を大幅に増やして詳しく解説してきた。しかし、細かく書いた所でそんなにアクセス数が増えるわけでもなく、”よそ”(競合する他のブログ、SNS、Youtube等)でも私と同じくらい詳しく解説しているため、あまり意味がない事と判断した。今回からは私の視点で特に注目する点に的を絞って詳しく解説する。そのため内容に偏りがある点はご了承いただきたい。また大きな項目数としては最大5点までにして、冒頭で目次形式として紹介し、以後解説する。

「新型車両を投入し、通勤・通学をより快適にします。ダイヤをよりわかりやすく利用しやすくします」(JR九州ホームページ)

↑詳しくは上記を参照されたい。JR九州は例年プレスリリースで「ダイヤ改正」とか「ダイヤ変更」などと称することをしない。同社のプレスリリース一覧を見ると、表題だけではダイヤ改正を知らせていることが分かりにくい印象を受ける。だが、2020年3月のダイヤ改正は比較的規模が大きな内容が含まれており、意外とこのことを解説するブログ・SNS等が他社よりも少ないと感じる。ポイントは下記の通り。

①香椎線→鹿児島本線直通列車が朝通勤時間帯限定で運転開始!

②「821系」(電車)追加投入と「YC1系」(ハイブリット気動車)が登場!

③九州でもパターンダイヤ化!とその他細かいこと

④長崎駅・浦上駅を高架化!

以上について解説する。

①香椎線→鹿児島本線直通列車が朝通勤時間帯限定で運転開始!

↑香椎線では2019年3月のダイヤ改正から全て電車による運転に変わった。とは言っても全線非電化でどうやって電車運転を実現しているのか?というと、「スマホ電車」ことBEC819系(写真)による。電化区間(または主要駅の充電設備、香椎線では香椎駅にある)で事前に充電しておき、充電した電力を使って非電化区間の香椎線でも走行できる。JR九州ではすでに若松線でも実施済みで、今後距離が短い非電化路線では車両も古くなって気動車置き換えはBEC819系になるかと思う。将来的には後藤寺線、原田線、三角線、山陽本線(門司~下関)も対象になってきそうな感じがする。

現行(2020年3月13日)までは香椎線は他線との直通は一切実施されなかったが、ダイヤ改正後(2020年3月14日)からは、朝ラッシュ時の1本(西戸崎7:46→香椎8:17→博多8:31、鹿児島本線内は快速)が登場!香椎駅での乗り換えが解消!

但し香椎線→鹿児島線への直通列車は、上記プレスリリースを見る限り上記1本だけで、夕方の時間帯など帰りの鹿児島線→香椎線への直通列車は設定されない見込み。この辺は利用状況を見ながら、朝ラッシュ時の直通を増やしたり、夕方などの帰りの直通列車を増やす検討をするだろう。だが、鹿児島本線は列車本数が多く、香椎線からの直通列車が増発可能な線路容量(スジ)に空きがあるか?疑問だ。今回の直通列車は鹿児島本線の立場で言えば、完全に増発である。例えば香椎~博多間だけ鹿児島本線小倉方面からの列車と連結して運転すれば、線路容量の問題は解決できるがそこまでして直通運転にこだわるのか?疑問といえば疑問だ。

②「821系」(電車)追加投入と「YC1系」(ハイブリット気動車)が登場!

JR九州の新型車両といえば、787系改造の「36ぷらす3」(「さんじゅうろくぷらすさん」と読む)が何かと話題になっているが、これはダイヤ改正とは直接関係ない。執筆段階(2020年1月12日)では「きっぷの販売方法、時刻、コース、値段、運転開始時期は検討中」としており、決まり次第公表されるだろう。あくまでも「36ぷらす3」は改造車で純粋な新車ではない。JR九州ではお得意の新たな「D&S列車」のニューリリースと考えてよく、「ななつ星in九州」のように値段が高く、乗る日数も連続しないといけない”ガッツリとした旅行”ではなくて、1日単位から乗ることができる”手軽な旅行”を目的としている。

「36ぷらす3」だけでこれだけの紙幅を割いたが、一般的な車両にも2020年3月14日(土)ダイヤ改正から既存車両の追加投入と新型車両が登場することになった。

1つめが電車の821系である。写真は上記プレスリリースを参照されたいが、こちらは「スマホ電車」ではなくて、817系の後継である。821系自体は2019年3月に登場した車両で3両×2本ある。福岡県内の鹿児島本線を中心に運用。さらに両数が増えるため821系で運転する列車も増える形だ。JR九州は821系で運転する列車の一例として、香椎駅8:14発の普通列車南福岡行きを挙げている。鹿児島本線福岡地区では811系のリニューアルが進められており、それにより座席構造がクロスシート→ロングシートに変わる。一気に進めるのではなく段階的に行われているため、非リニューアルのクロスシート車も一定数残存する。この辺は推測の域だが、821系を今後増やすとなると不要になる車両(813系や817系か?)が発生するので、これらを他地区(熊本、長崎、鹿児島、宮崎、大分)に移籍させる可能性はありそうだ。

↑大村線にはキハ66系が活躍していた。これを置き換える目的で2020年3月14日(土)から新型車両の「YC1系」が登場!ハイブリットエンジン搭載の気動車で、長距離利用と短距離利用の両方を考慮した車内構造となっており、一部がボックス席(4人掛けと2人掛けで中央にテーブルもある)でロングシートもある。もちろん「ミトーカデザイン」である。この車両形式「YC1系」とは何の略か?というと、これが笑えてくる。「YasashikuteChikaramochi」(優しくて力持ち)である。ナント!日本語表記をそのまま略してしまった!JR東日本の「E〇〇〇系」のEは社名を示すEastの頭文字、JR北海道の「H100形」はHokkaidoの頭文字である。この辺ならば納得できるが、まさか車両コンセプトである「優しくて力持ち」をそのまま付けてしまうか!YC1系は長崎県内の非電化区間での運用が中心で、長崎~諫早~早岐~佐世保間の予定である。だが、具体的に1日に何本YC1系で運用されるか?上記プレスリリースでは明らかにしていない。2019年12月末時点でもキハ66系は残存しているので、一気にすべてYC1系に置き換えるのか?それとも段階的に置き換えるのか?気になるところだ。

③九州でもパターンダイヤ化!とその他細かいこと

指宿枕崎線と宮崎空港線では昼間にパターンダイヤを導入する。完全に等間隔(30分毎など)ではないが、1時間に2本程度の列車が確保される。パターンダイヤはJR四国でも2020年3月ダイヤ改正で、高松地区で行われることになっており、今まで列車本数が少なかった地域でもようやく今になってパターンダイヤが導入されることになった。「遅いな」という実感があるが、単線区間という制約もあるのでそれを組むのはなかなか大変なものなんだと思う。

これは九州新幹線にも表れており、鹿児島中央駅における博多方面行列車を昼間に限り約30分毎にして、本数が増える熊本駅では同方面行き列車を20分毎にする。バラバラだったダイヤをなるべくわかりやすくする工夫というのは、スマホで手軽に検索して時刻表示、目的地までの経路が即座にわかるこのご時世でも求められていることがわかる。この「ダイヤをわかりやすくする工夫」というのは永遠に終わることない挑戦であろう。

④長崎駅・浦上駅を高架化!

↑長崎駅の地上ホームは2020年3月27日で見納めになる。長崎駅から浦上駅にかけて高架化されており、翌日の3月28日からは高架ホームに切り替わる。駅構造としては長崎駅が2面5線、浦上駅が1面2線となっており、この年末年始も最後の長崎駅地上ホームを写真などの記録に残す同業者(鉄道ファン)で賑わったという。長崎駅に隣接する形で車庫(長崎車両センター)があるが、これは早岐駅に移設するという。かなり遠い引っ越しになる。長崎駅の構造が5線なので一部欠き取り式ホームが設置されるかと思う。私としては最後の長崎駅地上ホームをじっくり見ておきたいが、そのようなチャンスがあるか微妙だ。

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KH8000

普段当たり前のように乗っている鉄道、バス、クルマは、意外と深い所まで知らない人が多いのではなかろうか? 例えば「何で大雨が降ると電車が止まってしまうのか?JRは簡単に止まるのに、私鉄が止まらない!その差は何か?」と素朴に感じるみなさんが知りたい”今話題のネタ”を、テレビ・新聞・SNSよりも詳しく、わかりやすく、深くしゃべり倒す!

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