【和歌山線乗り方変化!関空特急はるか全列車9両!利用実態にあったダイヤへ】2020年3月JR西日本ダイヤ改正を詳しく解説

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JR西日本は2020年3月14日(土)にダイヤ改正を実施する。主な内容は和歌山線で交通系ICカード利用開始に伴いワンマン列車の乗り方が変わる事、関空特急はるかを全列車9両化、近畿圏における快速列車の再編、北陸・山陰地区で普通列車の見直し、山陽新幹線のぞみ1時間最大6本化など利用実態に合ったダイヤを組む。詳しく説明する。

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2020年春ダイヤ改正について(JR西日本ホームページ・概要)

2020年春ダイヤ改正について(JR西日本全体)

2020年春ダイヤ改正について(JR西日本ホームページ・和歌山)

2020年春ダイヤ改正について(JR西日本ホームページ・山陰)

2020年春ダイヤ改正について(JR西日本ホームページ・福岡・山陽新幹線)

↑詳しくはこちらを参照されたい

★解説項目

例年JR各社のダイヤ改正については、文字数を大幅に増やして詳しく解説してきた。しかし、細かく書いた所でそんなにアクセス数が増えるわけでもなく、”よそ”(競合する他のブログ、SNS、Youtube等)でも私と同じくらい詳しく解説しているため、あまり意味がない事と判断した。今回からは私の視点で特に注目する点に的を絞って詳しく解説する。そのため内容に偏りがある点はご了承いただきたい。また大きな項目数としては最大5点までにして、冒頭で目次形式として紹介し、以後解説する。

①和歌山線等に227系1000番台登場!ICOCA車載器搭載と運用開始で乗り方が変わる?

②関空特急はるか全列車9両化、近畿圏快速列車の再編?

③山陽新幹線は最大毎時6本のぞみ!

について解説する。JR西日本は細かい内容が多いため、全て説明すると非常に長くなる。ここでは特に注目するものに限定して書く。詳細は上記リンクページで確かめていただきたい。

①和歌山線等に227系1000番台登場!ICOCA車載器搭載と運用開始で乗り方が変わる?

↑和歌山線、桜井線(万葉まほろば線)では、2019年に227系1000番台と言う新型車両が導入。老朽化していた105系等を置き換えた。両線ではICOCA等の交通系ICカードが使えない駅が存在する。本来ならば専用改札機を駅に設置するものであるが、利用者数が少ない駅等では初期費用や維持費との費用対効果が合わないため、交通系ICカードの導入そのものを見送るケースが多い。それを解決したのが「車載器」!路線バスと同じように列車のドア入口・出口付近に交通系ICカードを読み取る機械(車載器)を設置。路線バスに乗るのと同じ感覚で交通系ICカードを使って、列車に乗る事が出来るのだ。この方が駅に専用改札機を設置するよりも安上がりなのだ。2019年3月のダイヤ改正で鳥取県境港線で開始され、2020年3月14日からは和歌山線(和歌山~五条)と紀勢本線(きのくに線・和歌山~紀伊田辺の全駅)でもICOCA等の交通系ICカードが使えるようになる!

車載器搭載の227系1000番台(上記写真の車両)で運行する場合、乗車する駅で入口ドア付近にある青い車載器にICOCA等交通系ICカードをタッチ。下車する駅では逆に出口付近にある黄色の車載器にICOCA等の交通系ICカードをタッチすれば、必要な運賃が差し引かれる。下車駅が有人駅の場合、駅にある改札機をタッチする事になる。車内の運賃箱ではICOCA等の交通系ICカードをチャージ(入金)する事も可能だ。

↑基本的な説明であるが、和歌山線では駅や列車(2両か4両か、ワンマンか)によってもタッチするルールが細かく異なるのが特徴。全て書くと長くなるので、詳しくは上記和歌山分のリンクを参照されたい。

なお日中2両でワンマン運行する場合、無人駅で開くドアは一番前の車両の一番前のドアだけで、JR北海道のワンマン列車のようにこのドアだけで乗り降りする。きのくに線ではこのようなルールはなくて、駅にある改札機にタッチする。

②関空特急はるか全列車9両化、近畿圏快速列車の再編し、北陸・山陰地区では利用の少ない列車を見直す

↑JR北海道の新千歳空港、JR東日本の成田空港もそうだが、空港利用者が増えているため、JR西日本も関西空港発着の列車の増強を図る。関西空港には特急はるか・関空快速の2つあるが、2020年3月14日のダイヤ改正では前者を増強!基本的に「はるか」は281系6両が基本であったが、これを全列車9両に増強!これにより1日あたり7000席増やす事が出来ると言う。また”増結車両”と言う位置付けで271系と言う新型車両が登場。これは281系を置き換える目的ではなくて、「はるか」の輸送力を増やすためだ。なお関空快速については増発・増結等の計画は出ていない。

★快速列車の再編?

↑奈良線、嵯峨野線(山陰本線京都~園部)、JR宝塚線(福知山線大阪・尼崎~篠山口)でも快速列車が運行しているが、各線の利用実態に合わせて再編する。

奈良線では「みやこ路快速」の利用者が増えているため、土曜休日に限り全列車を6両に!

嵯峨野線では土曜休日の一部列車を8両に輸送力を増強!

一方でJR宝塚線の「丹波路快速」は宝塚~新三田間で平日11~15時台(土曜休日は12~15時台)「区間快速」に格下げした上で、同区間は各駅停車する。理由は同区間の利用者がこの時間帯は少ないため。

和歌山線(王寺~高田)ではJR難波から直通する221系の快速が平日は10~17時台、土曜休日は11~17時台に設定されているが、これを廃止。王寺駅で大和路快速と和歌山線列車(227系で運行)と接続する方式に改める。

↑路線ごとの利用実態に合わせて、細かくダイヤを変えている傾向がうかがえる。国鉄からJR各社がダイヤを引き継ぎ、何十年もほぼそのままの体制が続いたが、2010年代になってJR西日本は各線ごとの利用状況に応じたダイヤに変えている。私鉄ではこんなのは当たり前で、これがダイヤ改正で行うべき姿なのだ。決して大きなダイヤ変更はないものの、接続改善、特定列車の所要時間変更(単線区間における列車交換駅変更等による)を行って、地味に少しずつ利用実態に合わせたダイヤに作り変えているのが印象。2020年3月14日のダイヤ改正では、JR西日本全体でこれが強く目立っている。

★北陸・中国地方でも利用実態に応じて普通列車を見直す

↑北陸地区では、高山本線(高山~猪谷)、越美北線(九頭竜線)、小浜線の一部列車の時刻変更等を行う。減便こそは実施しない見込みだが、一部列車は両数の見直しを実施すると予告している。これも路線・列車ごとに細かく利用状況を精査して、需要に合致した本数・両数にしている傾向がうかがえる。

山陰地区では、山陰本線(出雲市~浜田・益田)、因美線、境線(平日のみ)利用者が少ない事を理由に減便する。ただでさえ本数が少ない路線・区間だったりするので、余計に使いづらくなる印象を受ける。これも利用実態を反映しているので、仕方がないと言えばそれまでだが、救済策として快速を普通列車に格下げして減便した分を新たに停車させる事をやっている。

③山陽新幹線は最大毎時6本のぞみ!東京~博多間の平均所要時間が4時間台に!

↑山陽新幹線は「のぞみ」を1時間最大で6本運行!

東海道新幹線の「のぞみ」1時間最大12本がどうしても目立ってしまうが、山陽新幹線は「さくら」「みずほ」も同格の列車として入ってくるため、「のぞみ」だけを増発するにはダイヤ上限界があるのだ。しかも、「こだま」は700系、500系と言った速度の遅いタイプの車両も混在するため、車両が完全統一された東海道新幹線と比べるといろいろと制約が多い。

山陽新幹線も臨時と言う形で「のぞみ」を1本増発!東京~博多間の所要時間が平均4時間台(平均4時間59分)に!

これは東海道新幹線における速度向上が大きい所もあったりする。その他九州直通の「みずほ」を1往復増発、福山と新山口にも「みずほ」が新規停車する。

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KH8000

普段当たり前のように乗っている鉄道、バス、クルマは、意外と深い所まで知らない人が多いのではなかろうか? 例えば「何で大雨が降ると電車が止まってしまうのか?JRは簡単に止まるのに、私鉄が止まらない!その差は何か?」と素朴に感じるみなさんが知りたい”今話題のネタ”を、テレビ・新聞・SNSよりも詳しく、わかりやすく、深くしゃべり倒す!

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