【2019年9月乗車記/4927D深川→留萌】留萌本線は本当に廃止されるのか?⑩

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2019年9月乗車記。平日の4927D(深川13:24→留萌14:21)に乗る。キハ54-502による運行。乗っていて気付いたのが「人の流れが少ない」事であった。北海道にいると気付かないが本州等で言う都府県境に相当する地域の境目を通るのが留萌本線。日常的な利用が少ないので廃止されるのか?とも思ったが

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【乗車日】2019年9月17日(火)

【列車番号】4927D(留萌行き)

【時刻】深川13:24→留萌14:21

【車両】キハ54-502

★人の流れが少ない区間を走る留萌本線

2018年9月の日曜日全く同じ列車に乗ったら、お客は私を含めてたったの3人しかいなかった。それが留萌本線の現状なのでもあるが、この日は平日。さすがに3人なんてあり得るわけがないと思いながら、滝川から乗った「ライラック15号」で深川(A24)に着く。

↑深川駅では「ライラック15号」が着いた反対側のホームから留萌本線は発車する。札沼線新十津川駅でも見かけた同業者(鉄道ファン、乗り鉄)が2~3人いた。午前中は新十津川、午後は留萌本線と言う乗り方は可能だ。

↑13:13着の4928Dが留萌から到着。折り返し4927Dになる。乗ったお客は12人程度で、少ないながらもこれだけ乗っていて良かったと安堵する。キハ54-502は座席を回転する事が出来ない。一部座席は進行方向と逆側にセットされたまま乗る事になる。車両中央部はテーブルの付いたボックス席だ。車内には防犯カメラが設置。意外に存在感がない。じっくり見ていて発見した次第。

暑かったので窓を開ける。北海道のキハ54・キハ40には冷房非搭載だ。しかし発車すると冷たい風が入ってきて、少しずつ開いている大きさを小さくした結果、最後には完全に閉めてしまった。特に車内では写真を撮影する事なく、留萌本線の車窓を眺める。

北一已は田んぼの中。北一已~秩父別では直線になっており快走。道路を走るクルマの台数は少ない。留萌本線は深川~留萌の50キロほどの路線だが、深川と留萌ではまるで世界が異なる事に気付く。北海道にいると意外に実感しないが、深川は空知管内に対して、留萌は留萌管内。昔は「○○支庁」と言っていたが、これが本州・四国・九州における都府県に相当する。各地の鉄道に乗ればわかるが、都府県境付近は客数が減る事が多い。都府県を超える人の流れがそもそも少ないからだ。留萌本線は空知管内の深川市、秩父別町、沼田町の地域輸送と空知管内と留萌管内の境を越えて留萌市内の地域輸送、そして深川~留萌と言う都市間輸送も担う。かつては留萌から分岐して日本海沿いを進み、宗谷本線の幌延までの羽幌線があった。利用不振により国鉄時代に廃止されて、現在は沿岸バスが羽幌線の代わりになっている。

石狩沼田には13:40着。5人下車する。車両の一部は荷物置き場になっており、JR北海道の業務用物品の輸送も兼ねている。簡易委託の駅員が必要な物品を受け取った。次の真布はホームの長さが1両に満たない。後ろ側は踏切を塞ぐ形で真布駅に止まる。明らかに客が居ないため、形式的にドアを開けるが、すぐに閉まる。留萌本線では実にこのような駅が多い。

恵比島ではクルマで来た人が駅に何人かいたが、純粋な利用客ではない。恵比島も乗降ゼロですぐに発車する。次の峠下までは約7キロ登りが続く。2018年に並走する道路をクルマで走ったが、交通量がほとんどなくとにかく登り続けると言う印象だった。恵比島~峠下が都府県境に相当するのだ。峠下からが留萌市だ。

↑峠下駅は留萌本線で唯一列車交換が出来る駅。13:56発の深川行き4930D(キハ54-503)が交換したが、乗っていたのは数人。STVラジオ「洋二と明石の無口な二人」(平日12:00~12:15)で面白い地名が紹介。その中にあった「留萌市字サルコパチメンコ」が峠下駅が最寄り。山の中なので駅からはかなり遠い。地図を見ると峠下駅周辺は、変わった地名が多い事にも気づく。

幌糠には14:03着。留萌駅には14:21着なのでまだ18分もかかる。留萌市は広いのだ。4927Dの車内では完全に人の動きが止まった。留萌市中心部の留萌駅に行くのに留萌本線を使う人は、私が今回も以前も乗った時の様子からすると皆無に等しい。クルマがあればクルマを使う。バスが通っていても、余程の事がない限り使う事はない。これがJR北海道の維持困難線区の現実だ。逆に列車を使うのは、クルマを持たない人(学生や老人)、遠くから来た旅行・出張する人に限られる。本来使うべき地元の人が何も使っていない事自体、路線の存在意義を問われると言って良い。このような現実があるので、ガラガラの車内に乗っても何ら嬉しくない。

留萌駅には定刻通り到着。急いで改札口を出て駅そば店へ。留萌駅名物の「にしんそば」を食べるためであったが、店に行ってみたら「つゆ切れ」で食べる事が出来ず。駅そば店は留萌本線利用者以外に、地元の人も来る名店なのだ。

11回目に続く(12月26日公開)

【2019年9月乗車記/広い構内だった留萌駅/車窓は”黄金色の世界”】留萌本線は本当に全線廃止されるのか?⑪

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KH8000

普段当たり前のように乗っている鉄道、バス、クルマは、意外と深い所まで知らない人が多いのではなかろうか? 例えば「何で大雨が降ると電車が止まってしまうのか?JRは簡単に止まるのに、私鉄が止まらない!その差は何か?」と素朴に感じるみなさんが知りたい”今話題のネタ”を、テレビ・新聞・SNSよりも詳しく、わかりやすく、深くしゃべり倒す!

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