【素朴な疑問を解決!年齢制限がある?自動改札は使えない?】青春18きっぷ使い方の極み⑤

広告
広告
広告

青春18きっぷの使い方について素朴な疑問を解決!若い人しか使えないきっぷなのか?なぜ「青春18きっぷ」と言うネーミング(商品名)なのか?「赤い青春18きっぷ」とは?なぜ自動改札機に青春18きっぷが使えないのか?このブログを読めば青春18きっぷの事がいろいろわかる!

広告
広告

前回までの内容はこちらをクリック

【基本的な使い方を詳しく解説】青春18きっぷ使い方の極み①

【応用編/利用中にトラブルがあったら?】青春18きっぷ使い方の極み②

【新幹線や特急でワープするのはアリ?】青春18きっぷ使い方の極み③

【1日に最長何キロ乗れるか?】青春18きっぷ使い方の極み④

★青春18きっぷの素朴な疑問を解決!

【なぜ「青春18きっぷ」と言ネーミング(商品名)なのか?】

よく誤解されるのが

「若い人でないと使えないんでしょ?」

青春18きっぷは、老若男女誰でも使う事が出来る。年齢制限なし

そもそもなぜ「青春18きっぷ」と言うネーミングになったのか?これは1982年当時、国鉄で旅客局長を勤めていた須田寛氏(鉄道友の会会長、JR東海初代社長で今は同社相談役)の発案による。青少年・学生をイメージした「青春」と、その象徴的な年齢である「末広がりの8」にも通じる「18」を組み合わせたものだ。この説明は須田氏の著作で多数登場するあまりにも有名過ぎる話だ。

逆にJRのきっぷで年齢制限があるきっぷの場合は、宣伝の時点で大きく

「○○まで(から)有効」

と書かれており、購入可能場所も有人の「みどりの窓口」に限定。年齢を証明する公的証明書(運転免許証、保険証等)を提示しないと販売してもらえない。指定席自動券売機で販売する事はありえないのだ。


青春18きっぷの登場の経緯は、国鉄末期に増収策として利用が減少する春休み、夏休み、冬休み期間に普通列車の乗車率向上を目的にした。その際の利用者層(ペルソナ)設定を「時間に余裕があるが、お金はない若者」とした。

つまり、時間をかけて普通・快速列車だけでゆっくりとした旅を提供し、国鉄全線乗車出来るようになった。その後、巷では「安く乗れるきっぷ」として浸透し、今や「アクティブシニア」と称する高齢者等も青春18きっぷで旅行するように拡大した。JR発足後も引き継がれ、「周遊きっぷ」は販売不振で販売終了してしまったが、青春18きっぷは販売好調で今も販売している。

【年間にどれだけ売れているか】


「青春18きっぷの売り上げはJR各社でどのように分配されているか」(青春18きっぷ研究所)

↑詳しくはこちらを参照。

1年間に全国で販売された青春18きっぷは、約70万枚。金額にして約80億円だ!

青春18きっぷはJR6社で使えるので、これを各社ごと分配するのであるが、細かな分配方法については一般には公表されていない。青春18きっぷは国鉄時代から存在したきっぷのため、1987年(昭和62年)の分割民営化時に決められたはずだ。

この仕組みが存続していれば、三島会社(JR北海道、JR四国、JR九州)、輸送量(客数)が多いJR東日本は有利、JR西日本は中立、JR東海は青春18きっぷ期間中に臨時列車が少ない事から不利であるとしている。他にも、アンケートを基にどれくらいの利用者がいるか導いて分配しているのではないか?と言う説、各社に均等に分配、距離に応じて分配等々ある。

「駅員に言わせれば、儲からないきっぷ。”青春タダ乗りきっぷ”と言わんばかりで、改札時の態度が悪い」

と長年思っていたが、実際にはそうではないのだ。1つの商品で80億円も売るのは、なかなかない。憶測だが青春18きっぷと似たような性格のきっぷである「北海道&東日本パス」でさえも、青春18きっぷと同じ額(同じ枚数)売れているとは思えない。今やJR各社は自社管内の乗り放題きっぷ(例えば「北海道フリーパス」「週末パス」「ぐるっと九州きっぷ」など)に特化しており、これらと比較しても青春18きっぷの売上額は上位なのではないか?

【赤い青春18きっぷ】

その名の通り、青春18きっぷの紙自体が赤い紙だった。

「常備券」とか「ナマ券」とか「幻の青春18きっぷ」とも言われている。

私も1回だけ使った事があるが、JR東海管内では以前から販売がなく、JR西日本管内までわざわざ買いに行った。マルス端末では発行できないため、事前に駅に用意された分しか在庫がない。赤い紙に書いてある部分は、マルスで発行されるタイプと全く同じで、裏面は白くなっていて使い方等が書いてあった。JR西日本、JR四国の一部駅で販売していたが、2016年冬季を持って販売終了。今は販売していない。

【なぜ自動改札機不可なのか?】

↑日本最北の自動改札機設置駅旭川。

青春18きっぷは、自動改札機設置駅でも有人改札を通らないといけない。

そもそもきっぷの大きさからして、自動改札機に投入する事が出来ない。新幹線のきっぷと同じ大きさにすれば良いのではないか?と言う指摘は昔からある。私もそう思っている。その場合は、1枚に一気に5回分まとめるのではなくて、1枚ずつバラにして販売して、利用当日に自動改札機に投入すると、新幹線自動改札機と同じく「日付・入場時刻」が自動的に印字される仕組みならば、自動改札機対応も可能である。

しかし、自動改札機と一言で言っても「簡易型」と称するタイプも数多くあって、それはICカード+紙のきっぷ対応、紙のきっぷだけ対応、ICカードだけ対応に分かれる。簡易型では日付や入場時刻を印字する機能を付ける事は、構造的に困難なのではないか?

ややこしいのが、JR西日本管内では簡易型自動改札機に紙のきっぷを投入して良いのは入場時(乗車時)だけで、出場時(下車時)は投入不可能な構造になっている事もある。紙のきっぷは駅員に渡すか、回収箱に入れることになる。一方でJR東海のそれは、出場時でも投入可能だ。

↑また、JR全体的に無人駅が多く、JR東日本のSuica導入区間ではそれ用の簡易型改札機はあるが、紙のきっぷに対応した改札機は存在しない(青梅線や伊東線等)事も少なくない。写真は青梅線の鳩ノ巣駅であるが、この駅も無人でSuicaには対応しているが紙のきっぷに対応した改札機は未設置。この駅から乗車の場合、18きっぷの乗車日証明は車内か着駅となる。

この場合や無人駅からの乗車ならば、今まで通り改札印を駅員や乗務員に押してもらえればいいのであるが 会社によって自動改札機の仕組みが異なるので、JRとしては「自動改札機使用不可にした方が管理が楽」なのではないか?今後も、自動改札機が使える事は期待出来ない。

★まとめ

「青春18きっぷ使い方の極み」として5回にわたって書いてきた。基本から応用までの使い方、使い方の実態等を書いてきた。

青春18きっぷを使いこなせるようになれば、まさに「旅のプロ」「乗り鉄のプロ」であって、単にA地点とB地点の往復するだけの利用ではもったいない。

普段行く事が出来ない場所に、是非青春18きっぷで行ってみてはいかがだろうか?

新幹線、特急、クルマからは見る事が出来ない日本の風景、日本の生活が「18きっぷ」で乗った車窓や車内から見えてくるはずだ。これが面白いのだ。

広告
広告
広告

KH8000

普段当たり前のように乗っている鉄道、バス、クルマは、意外と深い所まで知らない人が多いのではなかろうか? 例えば「何で大雨が降ると電車が止まってしまうのか?JRは簡単に止まるのに、私鉄が止まらない!その差は何か?」と素朴に感じるみなさんが知りたい”今話題のネタ”を、テレビ・新聞・SNSよりも詳しく、わかりやすく、深くしゃべり倒す!

おすすめ

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA


日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。