鉄道資料(パンフレット・時刻表等)どのようにどこまで保存するべきか?
鉄道資料(パンフレット・時刻表等)はどのように?どこまで?どこで?どのように?保存するべきか?いろんな意味で「記録」として残す際には、資料の保存は欠かせないが廃棄処分は許されるのか?その場合何を基準に残す・残さないを決めているのか?
もくじ
★大量にもらう鉄道資料(パンフレット・時刻表等)


↑鉄道資料(パンフレット・時刻表等)をもらう事は多い。私の経験上、ほぼ全て無料で手に入れる事が出来る。もらった時にはパンフレット・時刻表等の内容を見る(読む)が、しばらくすると開かないどころか、触る事すらしない。帰宅してパンフレット・時刻表等を整理・収納する際に見る(読む)程度。毎月1~2回程度は各地に出掛けて、そのたびに鉄道資料(パンフレット・時刻表等)をもらう。「鉄道の友の会」の例会(1か月1回程度各支部単位の集まり)の際にも、各地でもらってきたパンフレットを持参する人が少なからずいて、それを”見せびらかす”ために1枚程度ならまだしも、10枚単位で「お土産」と称して持参して、「是非持って帰ってくれ」と言われる始末。私は立場的に最も下なので社交辞令的にもらって行くが、帰宅すると置く場所がなく困る。結局はそのまま廃棄処分になる事が現状だ。
「鉄道博物館」のような常設の施設、期間を区切った鉄道関連のイベントに行くと、「懐かしいパンフレット・時刻表」が展示されている事が多い。当然その当時にパンフレット・時刻表等をもらって、それを自宅や倉庫等で長期間保存。イベント等のタイミングで”庫出し”して世間一般に広く見せるか、博物館等の施設に寄贈する。鉄道趣味にはいろんな派閥があって、その中にパンフレット・時刻表等を収集する事を主目的とする「収集鉄」と称する分野もあるほどだ。無料でもらえるパンフレット・時刻表から、非売品の資料、有料で手に入るもの(記念ICカード、きっぷ、書籍、DVD、模型)などなど範囲が非常に広い。私は収集する事は一切興味がなく「ゴミになるので有料のグッズは実用的なもの(カレンダー、文房具等)を除き買わない」事にしている。
★残すか?捨てるか?
このどちらかを選択する事になる。捨てることは簡単。ゴミの日に廃棄処分すれば良い。捨てるのがもったいないと思ったら、「収集鉄」や博物館等に寄贈する、グッズを販売する店に売ってしまう事だって出来る。
問題は残す場合。「どこに置くのか?」が最大の問題になってくる。「鉄道資料(パンフレット・時刻表等)専用の倉庫・物置」があるならば、そこにどんどん収納しておき、工夫次第では”ミニ博物館”にする事だって出来る。鉄道資料(パンフレット・時刻表等)が増えてきたら、倉庫・物置等の建物を増やせば良いのだ。しかし、これは倉庫・物置を設置できる土地があるか?と言う問題に直面する。1戸建て住宅に住んでいても、敷地面積の関係で倉庫・物置を設置出来ない、これ以上増やせない事は珍しくない。
「貸倉庫」の活用もあるが、保存するべき資料(パンフレット・時刻表等)が多いとなると、何か所も借りないといけない。しかも1つの倉庫に収納出来る量は決まっているので、複数の貸倉庫に分散させた結果、「資料Aは○○倉庫にあるが、資料Bは××倉庫に置いたっけ?」・・・と適切に管理できなくなる可能性がある。貸倉庫は有料で、毎月一定の額を支払う必要がある。カネを出してまででも鉄道資料(パンフレット・時刻表等)を保存しないといけないのものか?とも思ってしまう。この辺は価値観・考え方の問題である。
★鉄道資料(パンフレット・時刻表等)の保存方法は現物保存だけではなかったりする
つまり電子的な方法でも保存出来ると言う事を言いたい。例えば紙媒体のパンフレット・時刻表等をスキャンして、電子データ(PDFファイル、動画、写真等)にしてしまう。それをパソコンの中に保存する方法だ。パソコンの保存先は必ずしもハードディスク内でなくても良くて、外部のクラウド、CD-R、USBメモリー等に保存しても良くて、同じ資料の保存場所を複数設定する事で、何らかの理由で資料が消去されたとしても、別の場所に同じ資料が保存されているので、完全に資料が消失してしまうリスクも防げる。紙媒体で必要になった場合には、その都度印刷すれば良い。だが、この方法で保存している人は意外と少ないと思う。
★まとめ~鉄道資料(パンフレット・時刻表等)残す・残さないは自分で決めれば良い
結局はそういう事になる。「残さないといけない」と言う義務はない。不要と思ったら捨てるか、誰かにあげれば良い。私が気になるのが、どこまで鉄道資料(パンフレット・時刻表等)をみなさんが残しているのか?どのように・どこまで保存しているのか?知りたいのだ。
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