【1日に最長何キロ乗れるか?】青春18きっぷ使い方の極み④

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青春18きっぷの使い方として、JR全線快速・普通列車に限り1日乗り放題!どこにでも行ける!どんな目的で使っているのか?ではどこまで遠く行けば、定価で乗車券を買うよりもお得になるか?ダイヤ上1日で乗車可能な最長距離は何キロ?みなさんは青春18きっぷだけで1日最長何キロ乗った事があるだろうか?

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【基本的な使い方を詳しく解説】青春18きっぷ使い方の極み①

【応用編/利用中にトラブルがあったら?】青春18きっぷ使い方の極み②

【新幹線や特急でワープするのはアリ?】青春18きっぷ使い方の極み③

★「乗り鉄」ならば誰でもやる?!青春18きっぷで1日にどこまで遠くまで行くか?

「青春18きっぷ」はJR在来線全線が1日乗り放題になるきっぷである。乗車回数、下車回数に制限はなくて、”やろうと思えば”1日で在来線だけで東京→青森、東京→福岡も可能である。それは青春18きっぷだからこそ認められている使い方なのだ。

金額に直せば、1日あたり2,410円(2019年10月以降)。それ以上の金額以上の距離乗車すればするほど、お得になるのだ。

例えば、東京(山手線内)→大阪(市内)の定価の運賃は8,910円である。青春18きっぷではどこまで乗っても2,410円なので、定価との差額は6,500円となる。つまり、6,500円も安く移動出来るのだ。まさに”魔法のきっぷ”だ。

【1日分のモトを取るためには?】

逆に言うと、2,400円以下の乗車であれば青春18きっぷ利用では損。

では、どうやって運賃を調べるのか?と言うと「時刻表」。

今はスマホアプリ等で検索して調べるのが一般的だと思うが、私としては書店で販売している「ぶ厚い時刻表」または「情報量が多い時刻表」がオススメだ。

大きく分けると「JR時刻表」と「JTB時刻表(または「JTB小さな時刻表」)」とあって、前者がJR公式時刻表で駅のみどりの窓口等にも常備。それに対して後者は国鉄時代の公式時刻表だった。基本的な内容はほとんど同じであるが、レイアウト等は異なる。

しかし、「ぶ厚い時刻表」を携帯する事は適さない。重いし荷物になる。私は「ぶ厚い時刻表」とほぼ「情報量が多い時刻表」がオススメだ。前者は「JRコンパス時刻表」、後者は「JTB小さな時刻表」と称する。基本的には、時刻の調査、距離の調査、値段の調査はこれら時刻表を使う事になる。

本州のJR幹線運賃表を参考にすると下記の通りになる。

片道では・・・140キロ以上

往復では・・・片道70キロ以上

JR北海道、JR四国、JR九州の幹線運賃表を参考にすると下記に通りになる。

片道では・・・120キロ以上

往復では・・・60キロ以上

・・・地域や路線によっては多少前後するが、概ね120~150キロ程度の距離がモトが取れるか、取れないかの目安である。これ以下の乗車であれば、青春18きっぷでは損で、普通乗車券(紙のきっぷ、Suica等のICカード)で乗車した方がお得だ。

【そもそもどんな目的で青春18きっぷを使うのか?】

あくまでも、青春18きっぷは鉄道ファン向けの「乗りつぶしきっぷ」ではないのだ。

JR全線乗車達成(JR完乗)するためには欠かす事の出来ないきっぷであるのも事実だが、それは少数と言って良い!

「乗りものニュース」が2019年11月にアンケートした結果、「定価だと交通費が高くなるので、交通費を節約」が多数を占めた。もちろん旅行目的も多く、定価の乗車券では乗車する駅、経路、下車する駅を細かく指定しないといけないが、青春18きっぷではそれが不要で、「自由な旅行をしたいために愛用している」と言う答えも多かった。一般的に青春18きっぷ利用が多い理由は・・・

◆帰省

◆旅行・観光

◆通いごと

◆買い物

◆通勤・通学

通勤・通学で使う人は少ないと思うが、このどこかに該当するだろう。みなさんはどうだろうか?

【実際の利用実態は?】

青春18きっぷでは購入すると必ずアンケートがついている。そこには乗車経路の記入が求められるが、販売しているJR各社も1人1人の利用実態が正確に把握できていないらしい。自動改札機が通れるのであれば、アンケートを取らなくてもある程度は把握出来るが、有人改札を通るためいちいち利用実態をJR側で記録出来ていない。だがそれでも、アンケートの提出数はそれなりにあるので、ある程度の「傾向」とか「客層」はわかっているはずだ。

これは距離による算出になるが平均して300~500キロの間くらいとなるのではないか?

私の経験によるが、300~500キロ程度が「ちょうど良い距離」。

単に1日中列車乗っているわけではなくて、途中の駅で下車して用事を済ませるわけだから、移動にも時間がかかり、今のJRのダイヤ構成からも考えると、300~500キロ程度で落ち着くと私は見る。

【1日あたりの最長乗車距離は何キロ?】

「1日に1キロでも多く乗る事を至上命題にする」と言うのは、乗り鉄と称する鉄道ファンだけ。

”耐久レース”とも称するものであるが、単に青春18きっぷだけで乗り換えを繰り返し進むと、1日に最大何キロ乗車する事が出来るのか?

それをやる人の特徴はだいたい下記のどれかに当てはまる

◆新幹線・特急への課金に否定的な考え(私もそれに該当する)

◆1円でも安く旅行・乗り鉄等を行うため(経済的な理由のため)

◆JR全線乗りつぶし(完乗・全路線全区間乗車)を目標としているため

◆新幹線・特急は混雑するので、比較的空いている普通・快速列車でのんびり移動したい

↑他にもあると思うが、だいたいこれに当てはまるだろう。青春18きっぷだけ使って、距離を稼ぐ(長距離乗る)場合ポイントになるのが

どこの駅をスタートにするか?

↑で大きく変わってくる。と言うのも・・・

例えば、列車本数が多い東京や名古屋や大阪等ではどこへ向かうにしても、均等に距離が稼げるのに対して、列車本数が少ない場所発ではどうしても進む方向によって極端に距離が短い・長いと言うバラツキが生じやすい。特に北海道では列車本数の関係でどうしても距離を増やす事が出来ない。

10年くらい前(2009年頃)までだったら、「ムーンライト○○」と称する夜行快速が多数運行していたので、これさえ乗れれば乗車距離をドカーン!と延ばす事が出来たが、今や”天下のムーンライトながら”さえも年間50日程度(最混雑日中心)しか運転しないので、東海道線を使った場合でも一気に乗車距離が狭くなった印象だ。

「ムーンライト」シリーズを使わずに、単に朝の初発から夜の終発(必ずしもそれでなくても良いが)の範囲内で乗車した場合の「最長乗車距離」はみなさん何キロであろうか?

これは、みなさんと競ってみたいと思う。下記に最長乗車した日の経路等を記入するが、昔の話なので具体的な時刻までは詳しく覚えていない。わかる範囲で書く。

最長乗車距離964,2キロ。
経路は東海道→山陽→播但→山陰→舞鶴→小浜→北陸→東海道の各線経由。値段・・・定価で12,310円、青春18きっぷで2,300円(当時)。差額(お得額)は10,010円。

静岡5:00頃

浜松6:05頃着(76,9キロ)/6:06頃発(米原行きの特別快速だと思った)

米原8:45頃着(188,8キロ)/8:50頃発(姫路行きの新快速)

姫路11:20頃着(198,4キロ)/12:00過ぎ発(寺前行き)

寺前13:00頃着/13:00頃発(和田山行き)※播但線については、具体的な時刻を失念

和田山14:00頃着(65,7キロ。換算キロでは72,3キロ)/14:00頃発(福知山行き。この駅も具体的な時刻を失念。ホームでのんびりと撮影していた記憶があるので、乗り換え時間は余裕があった)

福知山14:40頃着/15:00過ぎ発(東舞鶴行き。特急を撮影して183系を見て”ボロい”と感想)

東舞鶴15:40頃着(38,7キロ。換算キロでは41,3キロ)/15:40頃発(敦賀行き。すぐに乗り換えて発車)

敦賀17:40頃着(84,3キロ。換算キロでは92,7キロ)/18:00頃発(米原経由播州赤穂行きの新快速)

米原18:50頃着(45,9キロ)/19:05頃発(浜松行きの新快速)

浜松21:50頃着(188,8キロ)/22:00頃発(静岡行き)

静岡23:10頃着(76,9キロ)

・・・ナント1日に964キロも乗車した事があったのだ。現在の時刻(2019年3月改正)ではこの経路でも一応可能であるが、最終到達駅は木曜・金曜・土曜に限り24:02着の用宗まで可能。それ以外の曜日は23:42着の島田まで可能。そのため現在の時刻では静岡まで到達不可能である。

最近だと2019年の夏の青春18きっぷで、徳島→徳島線→佃→土讃線→多度津→予讃線→宇多津→津島ノ宮→高松→瀬戸大橋線→岡山→山陽本線・東海道本線→静岡・・・の経路で1日に約800キロ乗った。

これはアメブロ(Monolog24)からの移行記事であるが、ここに付いたコメントでは「青春18きっぷ」だけで1日に1,460キロも乗車した”猛者”が居た。

だが、上記条件では「ムーンライトシリーズ」(夜行列車)を使わない事にしている。この”猛者”はそれを使っていたので、参考記録に過ぎないが、この分を除外した距離でも1,100キロ近くは乗っている計算になる。

乗車区間は新津(新潟県)→九産大前(福岡県)。経路としては信越→上越→高崎→東北→東海道→山陽→鹿児島の各線だろう。私は「これ、本当に可能なのか?」と正直疑問であった。「ムーンライトえちご」に乗車し、翌朝5時ごろに東京都内に着いて、そこから”最短乗り換え”を繰り返すと、ダイヤ上は九産大前まで行く事は可能である。

だが、このような乗り方をする”猛者”は、乗り鉄であっても皆無に等しい言っておく。

↑大きく距離を伸ばす事が出来る要因なのが、「新快速」の存在。

東海道線豊橋~米原~大阪~神戸、山陽線神戸~姫路では、速達性の高い列車が4本/時程度運行されている事だ。

逆にJR東日本管内では、快速列車はあっても速度が極端に速いわけではないし、東海道・宇都宮・高崎・中央・常磐線のいわゆる「中電」は都心から離れた郊外は各駅停車が基本。中央・常磐線では特急待避もあるため、どうしても距離が伸びず時間がかかる傾向だ。

【1日に理論上どこまで乗車出来るか?】

ざっくり言うと、東京都内からの場合、東海道方面では小倉、米子、松山まで到達可能。東北方面では青森(上越・羽越線経由)まで到達可能。

東海道方面についてはムーンライトながらを使用すると話は別で、新八代(鹿児島本線)まで可能だ。東京都内から九州までならば1,000キロ超えるが、それ以外の地域が目的地だと超える事が出来ない。

また、東北方面へ進んだ場合青春18きっぷだけでは、当日中に北海道に到達する事が出来ない。どんなに頑張っても青森が限界だ。

↑一部私鉄となるため、東北本線~IGR~青い森鉄道と言う経路は”課金”が発生するため、”無課金”にするのであれば、必然的に奥羽本線経由となる。「青春18きっぷだけで北海道へ」と考えるのであれば、仙台・八戸・青森からフェリーを活用すると良いだろう。青森から函館へ進み、翌日は函館本線か室蘭本線でさらに北上。だが、道南の同線普通(函館~長万部~ニセコ~小樽or長万部~東室蘭~苫小牧)は極端に本数が少ないので、かなりレベルが高い乗り鉄になる。

【弱点はないか?】

①時刻表と”にらめっこ”

・・・場当たり的に乗車すると、距離を増やす事は出来ない。日帰りで乗車する場合、乗り方によっては接続列車が存在しない等の理由で、帰宅できなくなる可能性がある。

「目的地がどこなのか?」

それを念頭に入れておく必要があるため、それによって距離数の増減幅があると言って良い。例えば、北海道でやろうとした場合、そもそも列車本数が少ないのでどうしても距離が伸びない。北海道ならば400キロが良い所だ。時刻調査で役に立つのが、やはり前述の”ぶ厚い時刻表”である。「繰り返し何回も見返して、いろんな乗車経路を考えて、納得する答えを出す」・・・こういう地道な作業をしないといけない。

②時間の都合で途中下車する事が難しく、最短接続となる事が多い

・・・「1日に1キロでも多く乗る」事を至上命題とする場合、途中駅で改札口の外に出て観光や用事をする事は不可能と言って良い。

出来たとしても、乗り換え駅で次列車との接続時間が長い場合に限られる。

その場合の注意点は、「食事をどこで確保するか」である。何も食事しなくても良い、若しくは事前に食事確保しているのであれば、それで良いのであるが、そうでないとどこかで食事確保が必要となる。大きく分けると、改札内にあるコンビニや売店で購入するか、駅そば等の飲食店で済ませるか。後者の場合は基本的に時間が必要で、私の経験上少なくても20分はあった方が良い。

トイレについては、一部を除き(JR東海の211系=写真、山手線、京浜東北線、学研都市線、四国各線等はトイレ未設置)トイレがあるので車内で済ます事が基本となる。

乗り換え駅では、最短接続になる。例えば、ホームの反対側に乗り換え列車が停車していて、これに乗り移る事になるが、発車時刻まで数分しかなく、乗り換え駅でのんびりしている事は出来ない。

東海道線の熱海だと、反対側に列車が止まっているが、今まで乗っていたのが15両に対して、これから乗るのが3両になるため、乗り換えた方で大混雑と言うのは、よくある話だ。

「階段乗り換え」も少なくない。乗り換え列車は別のホームにあるため、階段、エレベーター等を使って別のホームに移動するが、乗り換え駅の構造はもちろん、どこのホームから発車するか?も事前に把握しておく必要がある。慣れている人ならば、最短接続を繰り返しやってもそんなに大変な事ではないが、慣れていない人がそれをやると極めて大変。段々青春18きっぷで旅行するのが嫌になる事もあると言う。

★まとめ

青春18きっぷだけで、なるべく遠くに行こうと思っただけで、それは「旅のプロ」「乗り鉄のプロ」と言える。恐らく普段から”ぶ厚い時刻表”を愛用しているのだろう。そうでないと乗車計画する作る事が出来ない。「乗り換えアプリで」と言う人も少なくないが、経路が複雑になるため、アプリを使う事は適さない。

本当の鉄道ファンであれば、「青春18きっぷで、とにかく長く乗る」この事を至上命題とする人も多いはずだ。むしろ、少ない距離を乗ると言うのは、「余った1回を消費する」ような事に限られるのではないか?

みなさんは、1日最長どのくらいの距離乗車した事があるのか?どんな目的で使っているのか?コメントお待ちしている。

5回目に続く(下記リンクをクリック)



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KH8000

普段当たり前のように乗っている鉄道、バス、クルマは、意外と深い所まで知らない人が多いのではなかろうか? 例えば「何で大雨が降ると電車が止まってしまうのか?JRは簡単に止まるのに、私鉄が止まらない!その差は何か?」と素朴に感じるみなさんが知りたい”今話題のネタ”を、テレビ・新聞・SNSよりも詳しく、わかりやすく、深くしゃべり倒す!

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