【2017年3月乗車記/小倉→折尾813系の快速4243M/高架化された折尾駅を見る】九州浪漫鉄道物語 ②

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2017年3月乗車記。小倉駅で撮影後、鹿児島本線の4243M快速荒尾行きの813系に乗る。折尾駅で下車すると鹿児島本線ホームは高架構造に対して、福北ゆたか線・若松線(筑豊本線)はまだ地上ホームだった。少しだけJR九州の列車に乗ったが私鉄的な雰囲気が強い鉄道でとてもJRとは思えない!その理由は?

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【2017年3月乗車記/JR九州の基礎知識/山陽線下関→門司→小倉】九州浪漫鉄道物語 ①

【乗車日】2017年3月21日

★小倉駅で撮影

山陽線の下関発の列車はほとんどが小倉まで足を伸ばす。一部は日豊線にも直通するが、昼間は下関~小倉を何回も同じ車両が往復する運用だ。

↑小倉駅のホームに立つと、門司港寄りのホームの高さは低くなっている。これは客車時代の名残で、一部は今の電車に合わせた高さにかさ上げされているが、使用頻度が低いホーム端はそのままだ。

↑811系(PM103編成)が入線。
基本的に鹿児島線の普通列車で使う事が多く、一部で快速運用があるらしく、長崎線で佐賀方面に顔を出す事もある。
個性の強いJR九州の列車の中では、際立って目立たない存在だ。
2017年に入り811系はリニューアル改造を開始。今後全般検査に合わせてリニューアルをするようで全部終了までには約8年かかる見込みだ。
811系はJR東海の311系、JR西日本の221系と同世代の車両で、車内もこれらに準じるが、リニューアルではロングシート化、「スマートドア」と称する半自動ドアボタンを新設。車内の雰囲気としては、筑肥線の305系や若松線のBEC819系に似ている。
お客のほとんどは短距離なので、転クロを維持する必要はなくロングシートに変更すると言う判断は妥当でも、811系の本来の姿を消してしまうと言うのは、ファンとしては残念だ。

↑885系(SM11編成)がやってきた。
博多行きの「ソニック24号」(小倉12:05発)で、わずか2分の停車時間で方向転換。博多方面に対しては快速や普通も多数あるのにかかわらず、特急料金を払ってでも特急に乗るのは、それだけ急いでいるのか、快適性を追求するお客が多いのか?
885系は長崎線の「かもめ」でも使用されているが、所属車庫は南福岡と同じで、「ソニック」と共通運用になっている。かつては「かもめ」用編成と「ソニック」用編成が存在したが、今は存在しない。

他にも色々と小倉駅で撮影していたが、意外に声をかけられる事が多いのも九州の特徴と言うか、そういう人間性と言うか、九州の鉄道利用を実態を示していると言うのか。
声をかけられた内容は、「博多まで行きたいがどれに乗れば良いか?」と言う基本的な質問。
時刻表を開いて、特急乗車の有無を聞いた上で、どののりばを何分に発車するどこ行きに乗って、博多には何分に着くと案内した。このような経験は九州に来るたびに遭遇しており、本州では滅多にない。
逆に言えば、九州では鉄道利用は日常的なものではないとも実感した。

★JRではなく、私鉄の印象。理想的な優先座席の設置場所

【列車番号】4243M(快速荒尾行き)
【時刻】小倉12:11→折尾12:33
【車両】813系0番台のRM006編成、クハ813-6

↑小倉からは4243M。JR西日本の223系のように種別と行先のサボが分離されている。一部区間が快速運転の場合はその旨を示すほどのきめ細やかさだ。

↑車内は転クロだ。3ドアの中央部分付近の座席は優先座席。
本州では車端部に優先座席を設ける事が多いので、モーター音や車輪音で音や揺れが目立つ部分に設置するよりは、静かに安心して乗れる中央部分に設置するのは当然の配慮と言える。他にこの部分に設置しているのは、青い森鉄道やIGRいわて銀河鉄道くらいしかない。なお、JR九州では「優先席」と称する。

かなりの空席を残して小倉を発車。日豊線と分岐する西小倉にはすぐに着く。多少のお客を集める。この先、戸畑、スペースワールド、黒崎、折尾と北九州市内の主要駅に停車。人の入れ替わりが激しく、同じ人が長く乗らない傾向だ。
戸畑の横にある赤い大きな橋が見えてきた。「若戸大橋」と言うそうであるが、これから約2時間後、意外な所から至近距離で見る事になる。

閉園が決まった大型遊園地の「スペースワールド」。キレイに整備された街となっており、大型商業施設も目立つ。駅としては高架の2面4線で、上り線ではキハ67-11の「キスマイ長崎」のラッピング車両が停車中。恐らく回送で小倉にある車両整備工場に入場するのだろうか?

車内のLED表示機には単に「荒尾行き」。種別表示はない。鹿児島線の快速はやや複雑な停車パターンなので、種別表示がないと誤乗が多いのではないか?
本来の停車パターンでは停車しない駅に対する「特別停車」も存在するし(4243Mの場合スペースワールド駅がそれに該当)、「準快速」と称する変わった種別もある。
「準快速」は小倉~福間は各駅停車で、福間以西は快速に準じた停車駅になる。JR東海で言う「区間快速」に該当する列車である。

JR九州は「私鉄的印象」が強く感じた。いろんな会社の鉄道に乗ったが、とてもJRとは感じない。私鉄同然の乗車記になった。
同じ路線でも有料特急から、特急券不要の快速があって、快速でも停車駅が多いパターンもあるし、もちろん普通列車もある。
キメ細やかなダイヤパターンを用意してしており、特急も自由席ならば安い金額で乗る事が出来るのもJRでは珍しい。
だが、「青春18きっぷ」利用の私には特急の恩恵は恵まれず、快速を使うしかない。「青春18きっぷ」はJRのきっぷであるが、印象としては「私鉄」なので、JR九州が本当にJRグループなのか?と思うほど。「青春18きっぷ」が有効な乗車券なのか?と変な不安も。

★鹿児島線だけが高架化された折尾駅

※ホームの番線表示、ホーム構造等は2017年3月当時。現在(2019年12月)は福北ゆたか線・若松線(筑豊本線)ホームは構造が異なる

JR九州 折尾駅(鹿児島線高架のりば)

↑白く高架化されたホームが印象的なのが折尾。
高架化の対象は鹿児島線のみのようで、2面3線。
鹿児島線の3番のりばは博多方面行きのみ、島式の4・5番のりばは門司港方面行きで、4番のりばが副本線、5番のりばが本線。編成写真を狙ったが、4番のりばに入る列車は少なく、ほとんどが5番のりば。何分も待っていられないので諦める事に。
折尾駅にある31kmポストは門司港起点の距離。例外はあるが九州の鉄道は門司港を基準に考えるので、わかりやすい。

↑787系BM6編成(6両、DXグリーン車連結)の博多行き特急「きらめき11号」を見送る。この後は10分程度列車が来ないので、そのまま待たずに若松線(筑豊本線)ホームへ。

↑3番のりばの博多寄りに進むと、若松線・福北ゆたか線ホーム行きの連絡階段。
発車案内表は白。JR九州標準はその色が青なので、いかに折尾と言う駅が「白」に統一されたのかがわかる。
この「白」と言うのは撮影泣かせで、カメラの露出調整を暗くしても予想以上に明るく写ってしまうので、折尾駅の高架ホームの撮影はかなり苦労した。

↑架設と言う表現したい階段を降りる。

↑若松線・福北ゆたか線ホームは、昔のまま。地上に設置された形で、専用改札口もあった。
将来的にはここも高架化されるのであろうが、駅構内の作りは複雑で、撮影している1番のりば(若松方面行き)から隣の2番のりば(直方・新飯塚方面行き)に行こうものならば、”迷路”とも言える通路を通らないと行く事が出来ない不思議な構造になっていた。

3回目に続く。下記リンクをクリック

【2017年3月乗車記/若松線(筑豊本線)折尾→藤ノ木でBEC819系DENCHAに乗る/スマートサポートステーション】九州浪漫鉄道物語 ③

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KH8000

普段当たり前のように乗っている鉄道、バス、クルマは、意外と深い所まで知らない人が多いのではなかろうか? 例えば「何で大雨が降ると電車が止まってしまうのか?JRは簡単に止まるのに、私鉄が止まらない!その差は何か?」と素朴に感じるみなさんが知りたい”今話題のネタ”を、テレビ・新聞・SNSよりも詳しく、わかりやすく、深くしゃべり倒す!

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