【2017年3月乗車記/初めての石見川本駅のゴールデンタイム】三江線廃止までの”参考”になる記録⑩

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2017年3月乗車記/三江線424D石見川本行き。石見川本到着後はドアを閉めて約90分の昼休憩後に午後は江津行きの426Dになる。その間の90分川本町では三江線の利用者を飽きさせない工夫があった!この事を私は「石見川本駅のゴールデンタイム」と言っている。一体どんな事が?

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前回までの続きは下記をクリック

JR西日本が三江線を廃止した理由

【まずは尾関山駅へ】三江線廃止までの”参考”になる記録①

【2016年3月の乗車記と車窓422D三次→浜原/単行でもお客はたったの5人】三江線廃止までの”参考”になる記録②

【2016年3月の乗車記と車窓422D浜原→江津/わずかな人しか乗らない】三江線廃止までの”参考”になる記録③

【2017年3月再び尾関山駅へ】三江線廃止までの”参考”になる記録④

【2017年3月乗車記/432D尾関山→式敷/大混雑429D式敷→三次】三江線廃止までの”参考”になる記録⑤

【2017年3月乗車記/廃止決定後の422D三次→口羽は早朝でも空いていない!】三江線廃止までの”参考”になる記録⑥

【乗車記/初めて行った天空の駅宇都井駅】三江線廃止までの”参考”になる記録⑦

【2017年3月乗車記/普通列車も通過する長谷駅と三江線未来のために】三江線廃止までの”参考”になる記録⑧

【2017年3月乗車記/最混雑列車424D船佐→石見川本】三江線廃止までの”参考”になる記録⑨

【訪問日】2017年3月20日(月)

【場所】石見川本駅

【備考】時刻、描写等は全て当時のもの

★毎日12~14時は石見川本駅のゴールデンタイム!初めて参加すると?

424D(三次10:02発)は石見川本行きとして運行。だが実質的には江津行きで、石見川本から先は426Dという列車番号に変わる。
つまり、12:18~13:45が石見川本での停車時間であるが、この間車内に残るは出来ず、お客は全員下車しないとならない。車両はそのまま留置されて、エンジンも切られて、運転士は昼休憩となる。

↑424Dが着くと、反対ホームにはキハ120-310の石見神楽トレイン。サボは「回送」。行き先は不明であった。424Dと一緒に並んで停車する時間はわずかで、すぐに発車してしまった。本音は10分くらい止まっていてほしかったが・・・

↑江津方面を見る。424Dは駅舎前のホームに着き、こちらが江津方面行き。跨線橋を渡った反対側のホームが三次方面行きだ。

↑反対側のホームは江の川の堤防の目の前だ。

↑反対ホームから、キハ120-357+キハ120-317の編成写真を撮る。一応有人駅であるが、運賃の精算は車内で行う。私のようにキハ120やホームの写真等を撮影する同業者(鉄道ファン、乗り鉄、撮り鉄)はそれなりにいるが、私のように跨線橋を渡って反対ホームに出向いて撮影する人は他に居なかった。

↑石見神楽の演目にちなんだ愛称は「八幡」である。

↑改札口前にある駅名表。山陰地区では標準とも言えるデザインだ。国鉄時代からあったものか?

改札を出るときっぷの発売窓口。指定席券の発行が出来ないため、「みどりの窓口」とは称していないが、近距離の乗車券類であれば買う事は可能だ。
左側には広い待合室。飲料水の自動販売機にベンチが多数あるもので、三江線の主要駅としては規模が大きい事がわかる。
ホームで撮影している時から、そばのニオイがしてたまらなかった。
駅頭では地元の商工会が500円でそばを売っており、長い行列が出来ていた。

↑島根県川本町特産のカモ肉を使ったそばで、ちょうど良い汁の濃さでおいしくいただいた。

↑石見交通の路線バスが回送で石見川本駅を発車。
サボには「申し訳ありません 回送中です」と丁寧過ぎる詫びを入れていた。

↑424Dから下車したお客で多くの人が駅周辺には居た。
撮影はしていないが、写真の裏側には12~14時の間だけ開店する「三江線おもてなしサロン」と言う無料休憩所。

中には行ってみると、休憩所として自由に利用出来る事、川本町特産のエゴマ茶やコーヒーの提供(無料)、土産物の販売、三江線沿線の写真展、観光情報の提供も。せっかく来たので、エゴマを使ったお菓子を3種類購入し後で食べてみると、やはりおいしかった。また食べてみたいとも思った。

12~14時の120分限定と言うのがポイントで、424D~426Dに乗り換える時間が約90分もあるので、この時間帯を有効活用。
悪く言えば「時間つぶし」であるが、この間に川本町の魅力、三江線沿線各地の魅力を私のように遠くから来た人に伝える事が出来るのは、まさにビジネスチャンスだ。
三江線が廃止されれば、確実に遠方から来る人は減少する。
しかし、鉄道が消えても遠くから来てもらえる工夫をしっかりと行っており、無料休憩所における「おもてなし」は非常に良かった。
三江線廃止までに残り2回は必ず行くので、この無料休憩所でゆっくり過ごしてみたいとこの記事を作成していて思った。

この120分は、まさに石見川本駅のゴールデンタイム。
424D~426Dを三次から江津に向かって乗る場合、必ず石見川本駅で下車する事になるから、ぜひ活用するべきだろう。


↑川本町の中心部を歩いてみた。
山間の小さな町ではあるが、この昔ながらの雰囲気が個人的には好きだ。

↑三江線の線路へ行ってみる。徒歩限定になるが、写真のように線路をアンダーパスする事が出来て、線路の真下を通れるのはダイナミックだ。

↑線路を越すと江の川の堤防。石見川本駅周辺は遊歩道が整備されており、散歩をする地元の人や同業者が多かった。

↑そして、石見川本駅と言ったらこれ。江津方面は写真の奥(跨線橋方面)となる。保線用の車両も止まっていた。
13:13にはキハ120のエンジンが始動。運転士が発車の準備を行う。着席狙いですでに多くのお客が待っていたが、実際にドアが開いたのは13:30過ぎであった。
この間ずっとホームで待っているのはもったいない。
川本町と一体になった「おもてなし」は心が温まるものがあった。
街を歩いていると、「電車は1日たった5本」と書いたポスターにキハ120がトンネルの坂から下へ下がる立派な写真。
旅情を感じるポスターで、忘れられた姿を思い出せてくれた。それは川本町に鉄道があったと言う真実をしっかりと伝えてくれるもので、426Dが江津へ向けて発車する際には、駅員や川本町の人々が手を振って見送ってくれた。これが見られるのはもう300回ほどしかない。

11回目に続く。(下記リンクをクリック、12月5日公開)

【2017年3月乗車記/426D石見川本→川戸/川戸駅交換設備が消えた跡】三江線廃止までの”参考”になる記録⑪

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KH8000

普段当たり前のように乗っている鉄道、バス、クルマは、意外と深い所まで知らない人が多いのではなかろうか? 例えば「何で大雨が降ると電車が止まってしまうのか?JRは簡単に止まるのに、私鉄が止まらない!その差は何か?」と素朴に感じるみなさんが知りたい”今話題のネタ”を、テレビ・新聞・SNSよりも詳しく、わかりやすく、深くしゃべり倒す!

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