【車窓が輝いて見える/5428D浦臼→北海道医療大学→2576M札幌】札沼線(北海道医療大学~新十津川)廃止まで残り半年の乗車記!最後の秋に乗る⑪

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2019年9月乗車記。浦臼駅からは5428D石狩当別行きに乗って「本来の札沼線」最後の車窓を楽しむ!今度乗るのは廃止直前(2020年5月6日)だ。感傷的になる。廃止になったら二度と見る事が出来ない札沼線の車窓は輝いて見える!廃止が近いながらも「廃止反対!」等の声が聞こえてこない理由もわかってきた

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JR北海道が札沼線(北海道医療大学~新十津川)を廃止する理由

【丘珠空港から新琴似駅へ/運賃改定のお願い】札沼線(北海道医療大学~新十津川)廃止まで残り半年!最後の秋に乗る①

【北海道医療大学駅から石狩金沢駅に/キハ40系2両の運用は?】札沼線(北海道医療大学~新十津川)廃止まで残り半年!最後の秋に乗る②

【キハ40系2両石狩金沢→札比内5429D黄金色に輝く車窓】札沼線(北海道医療大学~新十津川)廃止まで残り半年!最後の秋に乗る③

【札比内駅と秘境駅豊ヶ岡駅】札沼線(北海道医療大学~新十津川)廃止まで残り半年!最後の秋に乗る④

【5431D豊ヶ岡→浦臼/5432D浦臼→石狩当別/夕方の列車も鉄道ファンしか乗らない】札沼線(北海道医療大学~新十津川)廃止まで残り半年!最後の秋に乗る⑤

【札幌~石狩当別~石狩月形/Uシートから1日1本の新十津川行きに乗り継ぎ】札沼線(北海道医療大学~新十津川)廃止まで残り半年!最後の秋に乗る⑥

【1日1本!の車窓5425D石狩月形→浦臼→新十津川】札沼線(北海道医療大学~新十津川)廃止まで残り半年!最後の秋に乗る⑦

【1日1本しか来ない新十津川駅とは?滝川駅までの路線バスが意外に多い!】札沼線(北海道医療大学~新十津川)廃止まで残り半年の乗車記!最後の秋に乗る⑧

【1日1本の石狩当別行きで南下徳富駅へ】札沼線(北海道医療大学~新十津川)廃止まで残り半年の乗車記!最後の秋に乗る⑨

【静かな下徳富駅/路線バスで浦臼駅へ】札沼線(北海道医療大学~新十津川)廃止まで残り半年の乗車記!最後の秋に乗る⑩

https://twitter.com/TheKH8000Show/status/1175627630013321216?s=20
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★「1日1本」との格差が大きい浦臼発5428D石狩当別行き

【日時】2019年9月22日(日)

【列車番号】5428D(石狩当別行き)

【時刻】浦臼13:21→北海道医療大学14:19

【車両】キハ40-819+キハ40-401

↑花月市街から乗った北海道中央バスの浦臼駅行きは定刻通り13:13に着いた。札沼線の5428D石狩当別行きは13:21発なので接続時間はわずか8分しかない。バスが少しでも遅れると乗り遅れるリスクが出てくる。

↑「1日1本」の新十津川発着と同じ運用だ。南下徳富駅で下車した3時間後には同じ車両に再び乗車する事になった。「1日1本」の5426D(新十津川10:00発)のようにたくさんお客が居ても良かったが・・・

↑車内は空席だらけ。これが「本来の札沼線」なのであろう。先頭のキハ40-819に3人、後ろのキハ40-401に5人しか乗っていない。「1日1本」の先発5426D(それでも3時間前だが)は座席が全て埋まり立客も10人単位で出ていたのとは、まるで対照的。やはり「1日1本」の効果が強すぎるのだ!

★「本来の札沼線」最後の車窓

恐らく次に札沼線に来るのは、廃止直前の2020年5月5日や5月6日(一応行く予定)で、明らかに「本来の札沼線」とは言えぬ。札沼線の非電化区間(北海道医療大学~新十津川)は利用者の減少によって廃止されるもので、廃止直前はどの駅も、どの列車も人だらけ!であろう。そうなる前の「本来の札沼線」の車窓を最後に楽しむ事にした。

↑晩生内駅

↑晩生内~札比内

↑車内は空いたまま

↑札比内駅。ホームから見るものと列車の車窓から見るものでは同じものでも違うように感じる。ある意味贅沢な感じだ。

↑札比内~豊ヶ岡

↑豊ヶ岡駅。やはり周囲は森で秘境感が出ている。

↑豊ヶ岡~石狩月形。秘境から再び黄金色の収穫直前の米が実る田んぼへ変化する所が面白い

↑石狩月形駅。13:47~13:50の3分停車。反対列車は存在しない。石狩月形駅では日常的に行われるタブレットの交換作業。全国的に見れば絶滅寸前の古典的な閉塞方式で、札沼線廃止と同時に、また一つタブレットの交換作業が見納めになろうとしている。

★札沼線(北海道医療大学~新十津川)廃止直前の車内・車両・車窓の全てが輝いて見える

9月も後半であるが、北海道では田んぼの米や農作物の収穫期。平年は10月終わりになれば初雪の便りも届く。本州よりも1か月も季節が早い事を実感させる。札沼線の車窓から「実りある秋」を見る事が出来るのは明らかにこれが最後。廃止直前になれば、同業者(鉄道ファン、乗り鉄、撮り鉄)でなくても「もう1回乗っておかねば!」と人が殺到する。私もその1人であるが、結局鉄道を残す・残さないと言うのは、「いかに多くの人が乗るか」で決められてしまう。輸送密度が200人以下であれば、路線バスでさえも維持困難な状況に陥る。札沼線のような路線は北海道に限らず、全国探せば山のようにあって、「○○線」と検索窓に入力すれば、付随する言葉で「○○線廃止」と言う「廃止」が自動的に入ってきてしまうのが、裏付けなんだと思う。

↑石狩月形~知来乙。一部は黄金色の稲が刈り取られて収穫が終わっていた。収穫前の車窓は輝いて見えたが、収穫後の車窓は暗く見える。当然と言えば当然だが、この変化も面白い

↑知来乙駅。こんなものも撮れてしまう。客数が少ないからこそ出来る撮り方だ。

↑知来乙~月ヶ岡。「秋の終わり」とも言える車窓で、これから厳しく長い冬に向けての準備が始まったようにも思う。この間のわずかながらのブレイクタイムだ。

↑月ヶ岡駅でも、ボックス席と駅名標をセットで撮影する。窓にキレイに駅名標が入る撮り方は、結構贅沢で豪華だ

↑月ヶ岡~中小屋

↑中小屋駅。3駅連続でボックス席と駅名標を一緒にする。石狩月形で6人ほど乗ったが、それ以外の駅では乗り降りが皆無。停車してはドアが開く淡々とした作業が繰り返される。これが「本来の札沼線」なのだ。もし5428Dが単行ならば、もう少し混雑している印象がしたかもしれないが、「1日1本」の新十津川発着と同一運用のため、それだけ2両で他は単行にするのが、実務的に難しい。

↑中小屋~本中小屋

↑本中小屋駅

↑本中小屋~石狩金沢

↑石狩金沢駅

↑石狩金沢~北海道医療大学

「本来の札沼線」最後の秋の車窓。車両・車窓全てが輝いて見えた。札沼線が廃止になれば二度と見る事が出来ない車両・車窓と言った姿だ。実質的には「本来の札沼線」に乗るのはこれが最後なので、何か感傷的になった。11月になって初雪の便りが札沼線でも聞こえてきた。雪解けになった5月には廃止されてしまう。雪がある時の札沼線の車窓もそれはそれで面白いが、秋の札沼線はなかなかいい車窓だ。

★札沼線から学園都市線へ。北海道医療大学駅からの札幌行きは”まるで違う世界”

【列車番号】2576M(札幌行き)

【時刻】北海道医療大学14:41→札幌15:26

【車両】731系のG113編成+G120編成

↑5428Dは残り1区間を残しながら、北海道医療大学で下車する。始発の2576Mに着席するためだ。この先は電化区間。1回目でも述べたが「学園都市線」と言う愛称がピッタリなのが電化区間ではないかと思う。意外に北海道医療大学で乗り換えるお客は私しかいない。石狩当別駅では階段利用の乗り換えに対して、北海道医療大学駅は段差がないし移動する距離も短くて済む。

↑札沼線は2020年5月7日以降はこの駅が終着となる。1駅で利用状況、車窓、車両、何もかもが変わってしまうのは、非常に珍しい。北海道医療大学駅の線路とホームは2つあるが、両方とも電化されているので、この先新十津川駅までが廃止されても、引き続きすべて継続使用するだろう。これで「本来の札沼線」最後の乗車は終わった。

↑改札口に近い後ろの車両は座席がほぼ全て埋まるが、そこから遠い先頭車両は”貸切”であった。多くは転換クロスシートの721系だが、一部はオールロングシートの731系(写真)や733系が入る事もある。北海道では乗車人数を増やす事を目的とした列車が走っているケースは、札幌周辺しかないので非電化区間の北海道医療大学~新十津川間とは”まるで違う世界”だ。

★札沼線(北海道医療大学~新十津川)廃止区間を3日間に分けて乗車した事のまとめ

これも1回目で述べたが、「札沼線」は「札幌」と「石狩沼田」を結ぶ路線として開業した。1972年に新十津川~石狩沼田間が廃止されて、2020年には北海道医療大学~新十津川間も廃止される。既に「札沼線」と言う正式名が”名が体を得ていない”のだ。北海道医療大学~新十津川間の廃止を契機に正式名を愛称名である「学園都市線」にしてしまえば良い!と幾度となく思った。

利用者が極端に少ない路線は積極的に廃止しないと、JR北海道と言う会社が維持出来なくなる。北海道にはこのような路線が他にもたくさんあるが、「利用が少ないならば廃止は仕方ない」と言う雰囲気に段々と道内の世論になっているようにも感じる。鉄道に対する愛着や想いが強ければ、「廃止反対!」の運動、乗り切れないほどお客が殺到する「廃線バブル」が起るものだが、札沼線では新十津川駅や浦臼駅の周辺を除き、それは感じられなかった。

「とっくの昔から札沼線は使っていないので、廃止が決まっても惜別する事なく、見向きもせずに、移動はクルマのみの生活で十分」

と言うのが現状だった。やはりこのような路線を増やさないようにするには、とにかく乗る。それを乗車記にまとめて、魅力を発信する事が大切だと痛感した。

段々と札幌市中心部が近づく中で、変わり者の列車が登場する。キハ40の単行。石狩当別発浦臼行きの5431Dとして営業に就くために苗穂車両所(札ナホ)からの回送車だった。

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KH8000

普段当たり前のように乗っている鉄道、バス、クルマは、意外と深い所まで知らない人が多いのではなかろうか? 例えば「何で大雨が降ると電車が止まってしまうのか?JRは簡単に止まるのに、私鉄が止まらない!その差は何か?」と素朴に感じるみなさんが知りたい”今話題のネタ”を、テレビ・新聞・SNSよりも詳しく、わかりやすく、深くしゃべり倒す!

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