【2019年7月乗車記と乗り歩き/大湊線乗車記と車窓/223D野辺地→下北】行ったぜ、東北。㉕
2019年7月乗車記と乗り歩き。青い森鉄道の野辺地駅から大湊線に乗る。他のJR線と接続していないため「飛び地」だ。駅間が長いため直線的な線形でスピードも出るが、車窓からは原生林しか見えない?!駅・街・車窓が北海道に見えてしまう!まるで違う別世界が待っていた!
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【2019年7月乗車記と乗り歩き/キハ48形くまげら編成リゾートしらかみ5号東能代→岩館/五能線秋田県内は序章的な車窓】行ったぜ、東北。⑱
【2019年7月乗車記と乗り歩き/キハ48形くまげら編成リゾートしらかみ5号岩館→深浦/白神山地も見える五能線車窓が良い場所】行ったぜ、東北。⑲
【2019年7月乗車記と乗り歩き/キハ48形くまげら編成リゾートしらかみ5号深浦→千畳敷/五能線で最も車窓が良い区間】行ったぜ、東北。⑳
【2019年7月乗車記と乗り歩き/キハ48形くまげら編成リゾートしらかみ5号千畳敷→鰺ヶ沢/千畳敷海岸を立ち寄り観光】行ったぜ、東北。㉑
【2019年7月乗車記と乗り歩き/キハ48形くまげら編成リゾートしらかみ5号鰺ヶ沢→川部/津軽平野も車窓が良い五能線】行ったぜ、東北。㉒
【2019年7月乗車記と乗り歩き/キハ48形くまげら編成リゾートしらかみ5号川部→弘前→青森/スイッチバック2回!/青森駅でイルミネーションと共演】行ったぜ、東北。㉓
【2019年7月乗車記と乗り歩き/青い○○の代表格は青い森鉄道?】行ったぜ、東北。㉔
【日付】2019年7月15日(月)
【列車番号】223D(大湊行き)
【時刻】野辺地8:04→下北9:01
【車両】キハ100-202+キハ100-203
もくじ
★2019年7月乗車記と乗り歩き。他のJR線と接続しない「飛び地路線」大湊線。毎回天候不良☔の日に乗る?😫

↑2019年7月乗車記と乗り歩き。青い森鉄道564M(青森6:53→野辺地7:40)に乗って野辺地で下車する。野辺地駅はJR東日本の大湊線との乗り換え駅だ。野辺地駅は元々東北本線の駅であったが、東北新幹線開業で並行在来線とみなされ、青い森鉄道と言う私鉄に変わった。JR線の立場で見ると他のJR線と接続する路線がないため、大湊線は「飛び地」になってしまった😫
並行在来線問題から生まれた現象で、他に石川県の津幡駅からの七尾線、新潟県の糸魚川駅からの大糸線もこれに該当する。「青春18きっぷ」等の一部JR企画商品では、例外的に並行在来線にも乗る事が出来たりする😆


↑青い森鉄道のホームから改札口には跨線橋を渡らないと着く事が出来ない。改札口近くのホームに止まっているのは、大湊線のキハ100系2両。これは青い森鉄道の車両ではない😅
JR東日本の車両で、車庫は八戸にある。野辺地~八戸は青い森鉄道の路線でありながらも、JR東日本の車両も乗り入れる。本来ならば青い森鉄道の運転士が運転するはずであるが、他社車両である事、電車と気動車では必要な免許や技術も異なるため、JR東日本の車両の場合は必ずJR東日本の運転士が乗務する事になっている。野辺地~青森でも一部JR東日本の車両(これも気動車)で運行される事もあるが、これも同じルールだ。

↑跨線橋からキハ100系を見る。複数の線路が野辺地駅にはあるが、大湊線への進行方向は右側だ。
それにしても天気が悪い☔かつて大湊線は2回乗ろうとした計画があった。しかし2回とも天候不良で大湊線が運休。乗る事が出来なかった😫
大湊線は強風により運休する事が多く、その場合バス代行になる。この日の天候は雨16度、風速は2メートルであった。野辺地はこの日終日こんな天気であったが、大湊は曇りで60キロ離れただけでこんなに天気が違うとは!😲

↑キハ100系200番台は大湊線専用(+青い森鉄道)で、他線のキハ100系と大きく変わらない車内レイアウトだが、部分的に大湊線の宣伝や説明がなされている。JR東日本では地方路線を中心にこのような事をしている事が少なからずある。乗車記と乗り歩きをしていて、「地域性」が感じられる所でもある😆
JR大湊線をご利用くださいまして、ありがとうございます。この列車は普通列車大湊行きです
「JR大湊線」を強調する。あくまでも野辺地駅は青い森鉄道との共同使用駅と言う大義名分がありながらも、実質的には青い森鉄道の管轄。誤乗防止もあるんだろうけど、「青い森鉄道」の列車でない事を繰り返し訴える。
青森方面からの乗り換え客は少なかったが、八戸発の567M(野辺地8:00着)からの乗り換え客が多く、空席が一気に埋まった。大湊線は青森直通・八戸直通の両方の列車が存在するが、本数的には後者のウエートが高い。利用動向を見ると後者の本数を増やすのは必然で、車両運用や青い森鉄道の都合もあるのだろうけど、一部の野辺地発着の存在が利用促進と言う観点から見れば「全部直通にした方がいいのでは?」とも思った。
★2019年乗車記と乗り歩き。本州とは思えない!北海道と思うような車窓と街の風景!大湊線

↑2019年乗車記と乗り歩き。野辺地を発車。左は青森方面の青い森鉄道の立派な複線。今乗っているのは、右に別れる大湊線のいかにも”田舎に向かう”感じ満載の単線😆

↑北野辺地駅
駅名標がオリジナルデザインになっている。大湊線ではこれが標準的である。北野辺地駅周辺は住宅地だ。「JTB小さな時刻表」を見ると、野辺地~北野辺地の営業キロは2,8キロとそんなに長くない🙄
しかしこの先は駅間距離が極端に長くなって、北野辺地~有戸が6,8キロ、有戸~吹越(ふっこし)が13,4キロ、吹越~陸奥横浜が7,1キロと長い😵GoogleMapsを見ていても、直線的な線形で大湊線の周辺は木で覆われている。長い鉄道林なのか?元々からある原生林なのか?わからない。直線的な線形のため結構スピードが出る。それでも大湊線の最高速度は85キロに制限されている。

↑北野辺地~有戸
木に覆われた所が多いため、車窓写真が撮影できる場所は線形が良い割には少ない。車窓のほとんどは木しか見えないつまらないものだ。状況によっては眠くなる😪




↑有戸~吹越
陸奥湾がわずかながら見える。決して長く海が見える車窓とは言えない。風が強く吹く地域のため、風力発電所が多数見える。街の風景そのものが北海道に近いように見える。下手すれば「待ちの作りそのものが北海道」に見えてきて仕方ない。本州なのに北海道に居るような錯覚に陥る😆
下北半島に入っているので、確かに北海道は近い。北海道・アイヌの文化が少しは入ってきてもおかしくないが、それでも下北半島自体が大きいので津軽海峡に出るまでがまだまだ遠い。大湊線を使って北海道を目指す場合、下北や大湊で下車してバスに乗り換えて大間まで約1時間30分、大間からフェリーで函館まで約3時間もかかる。

↑ボックス席に座る。他も空席が目立つ。2両で20人程度であった。


↑陸奥横浜駅
大湊線で唯一列車交換が可能な駅。八戸行きの3226D快速しもきた(キハ100-21等)と交換する。趣のある駅舎だ。保線用の車両も止めてある。陸奥横浜駅を発車しても原生林が続く車窓で、速度も80キロを維持する。

↑陸奥横浜~有畑

↑有畑~近川
やはり北海道らしい車窓や街の風景が続く。基本的には原生林に囲まれた状態で、駅に着いたとしても決して周囲が広々とした車窓になるわけではない。ホームから見る駅前も北海道でよくありがちな光景😆
- 本当に大湊線は本州なのか?北海道の間違えでは?
- 実はJR東日本ではなく、JR北海道の路線では?
と何回も思ってしまうほどだ。青い森鉄道は言うまでなく、本州の姿であるが、野辺地から1本違う路線に入ると、まるで世界が違う!😆
26回目に続く(下記リンクをクリック、11月18日公開)
【2019年7月乗車記と乗り歩き/本州最北端の駅が2つある?下北駅と大湊駅】行ったぜ、東北。㉖
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